CHARLES ANASTAS インタビュー

CHARLES ANASTAS インタビュー

ロマンティシズムの中にデカダンスを感じさせるコレクションが話題のブランド、<CHARLES ANASTASE(シャルル アナスタス)>。BEAMSでは5月30日「インターナショナルギャラリー ビームス」にて秋冬コレクションの先行予約会を開催しました。当日はデザイナー シャルル自身もショップに立ち、お客様と直に接する貴重な1日となりました。BEAMSでは来店したシャルルにインタビューを行い、その独創的なファッション、デザインついて伺いました。

BEAMS(以下B):イラストレーターやデザイナーなど、様々な顔をお持ちですが洋服をデザインし始めるきっかけは何ですか?
シャルル:自分のアートワークを経済的に支えるために洋服のデザインを始めたのだけれど、もともとイラストでも洋服でも、一つのアートピースとして美しいものを創りだすことに興味があったから。

B:あなたにとって洋服やファッションとは?
シャルル:ファッションとは自分自身を現すもの。僕のコレクションを通じて、着る人たちも同じようにそれぞれの個性を表現出来たら嬉しい。

B:今回日本で見た女の子たちのファッションについて感想を聞かせて下さい。
シャルル:日本の女の子達は、以前より自分自身や文化、ファッションなどに自信をつけたように感じた。着こなしもさらに洗練され、大人っぽくなり、ヨーロッパの女の子達と変わらないように思う。みんなすごくフレンドリーだし、シックで素敵に僕の服を着てくれてすごく嬉しく思う。

B:最近のお気に入りや興味の有るものを教えてください。
シャルル:東急ハンズ!!!何回行っても飽きない。ポーリーポケットというおもちゃもお気に入りで、ハンドメイドのチャームブレスレットをそれで作っているんだ。

B:BEAMSでは以前にあなたと懇意にしているバレンタインをモデルに広告を撮影したことがあり、その際にあなたのウェアを私服で着ていてとても似合っていました。洋服をデザインする際に彼女のような実際の女性をイメージしているのでしょうか?ミューズはいますか?
シャルル:バレンタインは昔からの親しい友人で、僕のミューズでもあります。
彼女は知的で、自分の好みをよく知り、僕のブランドを完璧に表現できる存在です。

B:イラストを描き始めたのはいつからですか?現在の作風になったのはいつですか?
シャルル:子供の頃からイラストレーションのスタイルは同じです。全く変わっていないつもりです。

B:拠点をロンドンに移されたきっかけは?
シャルル:パリの生活にうんざりしたから!パリは大きなメゾンが余りに多く、バイヤーやジャーナリストも小さなブランドまで目が届かない。ロンドンコレクションは、パーソナルで比較的若く小さいブランドを好む土壌があるし、友人も多く住んでいるからロンドンに拠点を移しました。

B:パリからロンドンに移って生活は変わりましたか?またそれが作品に影響を与えることはありますか?
シャルル:正直、ロンドンの生活からインスピレーションを受けることはないんだ。ロンドンだけに限らず、一つの都市からインスピレーションを受けることはなく、どちらかと言うと、人々やその着こなしからインスピレーションを受ける。ただ、音楽や食はすごく刺激的だし、ロンドンにフランス的な僕の服が受け入れられることを嬉しく思う。

B:次の春夏シーズンのコレクションの特徴、テーマ、おすすめのピースなどはありますか?
シャルル:貴族的な洗練されたクラシックさを保ちつつも、今季秋冬のように可愛いだけでないミクスチャーを感じるコレクションになると思う。テーマカラーは、淡いパステルやシアーなアイスブルーなど春らしい色になる予定。

<CHARLES ANASTASE>2009-10秋冬コレクション
2009-2010年秋冬は、小説家のスーザン・ソンタグや映画監督のハーモニー・コリンなど、シャルル自身が敬愛する人物をモチーフに表現された、彼の青春時代へのオマージュがテーマ。コンパクトなシルエットのジャケットや鮮やかなカラー使いのドレス、スマイルマークのボタンがキュートなニットウエアなど、今シーズンも独創的でシックなアイテムが揃っています。
また、BEAMSのウィメンズ25周年を記念した別注アイテムも登場。人気の高いトレンチコートと、イラストが配されたカットソーワンピースがリリースされます。