FUJI ROCK FESTIVAL'11

FUJI ROCK FESTIVAL'11

7月最後の3日間、新潟・苗場スキー場でFuji Rock Festival '11が開催されました。雨空が続きましたが晴れ間も多く、今年も大きな感動と歓声に包まれました。

今回印象的だったのは、出演者の多くがステージでのパフォーマンスの合間に発した、東日本大震災とそれ以降続いている様々な問題についての激励の言葉でした。特に印象深かったものをご紹介します。「私たちは放射能なんて怖くない。みんなが元気に暮らしているこの場所が、変わらず安全で素晴らしいということを世界に見せたくて、フジロックに来ました。」(Coldplay)「今回の震災で大変なことがたくさんあって、色々と価値観が変わったと思う。変えたいと思うことは、大声をあげて政府に伝えてください。最初は聞いてもらえなくても、政府に伝え続けてください。必ず何かが変わります。」(Asian Dub Foundation)

BEAMSにとって8年目の参加となった今回、例年作成しているオレンジ色のショルダーバッグに特別な意味を込めました。片面に日本の国旗をイメージし、つないだ手と水引きのモチーフで絆を表現しました。震災後、海外アーティストの来日中止が相次ぐ中、今回のFuji Rock Festival出演を決行するアーティストの気持ち。そしてその彼らのステージを待ちわびる数千人の気持ち。会場には、悲しみや不安を払拭する大きなエネルギーがみなぎっていました。

Fuji Rock Festivalを主催する「SMASH」が今回立ち上げた"Benefit for Nippon"というプロジェクトに、BEAMSのオリジナルコラボTシャツの売り上げの一部を寄付します。"Benefit for Nippon"に集まった寄付金は被災地への復興支援に役立てられます。

BEAMSと「TOWER RECORDS」が共にサポートしているクリーンエネルギー施策"New Power Gear"では今回も場内一部ステージやキャンプサイト、ボードウォークで使用された電気がバイオディーゼル燃料や太陽光発電でまかなわれました。また、今回初の試みとして、苗場近隣の森林のサステナビリティを考えたFuji Rockers Forestというプロジェクトがスタートしました。会期前に全国協力店舗などで配布されるフリーマガジンFestival Echoは、今年、会場所在地である湯沢地区の森の間伐材を資源として製紙された「フジロックペーパー」に印刷されました。

音楽と笑顔で伝わる気持ち、そしてそこから生まれるポジティブな強さを再確認した3日間でした。See you next year, Fuji Rock!

木下香奈(ビームス 社長室 広報部兼企画部)