YASUTAKE AT HOME vol.1

2016.09.01

こんにちは、安武です。



新連載始めます。

”YASUTAKE AT HOME”。



〜この連載は、僕がマイホーム”YASUTAKE AT HOME”を手に入れる過程を追ったものである〜



僕はプレス内でいつの間にかインテリア担当になった。

もちろん<fennica(フェニカ)>レーベルを担当しているってのもあるが、もともとインテリアが好きでさまざまな部屋を見るのが好きだからだ。


一昨年発売した「BEAMS AT HOME」。

これを担当したことにより、僕がプレス内におけるインテリア担当というものを決定付けた。

「BEAMS AT HOME」に関しては、発売前、いや取材・撮影前からスタッフの部屋を垣間見れるのがなんとも言えない楽しみだった。

作成にあたり、「大変だったでしょう?」と言われたが、僕は他のどんな仕事よりも楽しんでやっていた。



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僕は渋谷区に10年以上住んでいる。


高校卒業後、新宿の文化服装学院に通っていた。

上京して1年目は府中の寮に住んでいた。

京王線で1本なのだけれど、もっと学校へ通いやすい場所に住みたくなり、

親に懇願し、引っ越し代もバイトで稼いだお金で賄うことで了承を得た。


何よりも寮は自由が利かない。ベッドや家具は備え付け。模様替えも出来ないくらい大きなベッドが鎮座している。

そしてトイレと風呂が共同だった。


ようやく自分の城が持てた時は嬉しかったな〜



幡ヶ谷駅から徒歩6分の木造2階建て8畳ワンルーム。いわゆるアパート。

築は30年くらいだったかな?そんなに新しくなかった。

けれど、自分の城を持った19歳の僕は嬉しくて仕方なかった。


一人暮らしのインテリアの本を読みあさり、色々ウィンドーショッピングをしに行った。

その当時は男っぽいインダストリアルな空間に憧れていた。

学生で高い家具は買えないので、椅子とか拾ってきたな〜

何てことない赤い椅子が近くに捨てられていて、それを部屋のアクセントにしていた。

ちょっと「ナンバー44」みたいだな。なんて思いながら笑


BEAMSで働き始めた時も、ここに住んでいた。

ボーナスが出るたびに、ちょっとずつ家具を買い足したっけ。

古いトランクは、今はコンテナ代わりに使っているけれど、昔はテーブル代わりにしてた。

家の近くのインテリアショップで買った、針金をグルグル巻いた照明は、今でも寝室にある。<fennica>で買ったやちむんは、この時から買い始めた。

<JOHANNA GULLICHSEN(ヨハンナ グリクセン)>のクッションも幡ヶ谷の家の頃からあったな。



そしてしばらくして笹塚に少しだけ住んだ。

笹塚も渋谷区。京王線で1駅下ったところだ。

笹塚の家は、いわゆる転がり込んだ形なので、ここはいろんな意味で割愛。



笹塚から代々木上原へ。

代々木上原を選んだ理由は、銀座まで通いやすいから。

そして新宿、渋谷といった友人たちと遊ぶ行動範囲からも都合が良いからだ。

iphone_photo_(ちょうど携帯の写真を整理していたら、4年前の写真が出てきた。)


代々木上原の家は、ちょっと変わっていた。

駅から徒歩4分、25平米という一人暮らしには申し分ない広さ、3方角部屋、採光も十分。

なのに家賃が相場よりかなり安かった。

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理由は、民家の2階を改造した部屋だったから。

1階には老夫婦の大家さんが住んでいて、さらに老夫婦のお母さんがご健在だった。

入り口はもちろん別なのだけれど、割とよく大家さんと会っていた。

そしてもう一つは、風呂トイレは別なのだけれど、風呂はシャワー室だった。

これでは女性はなかなか住まないだろう。


僕はそんなことより、広くて収納もたっぷり、なおかつ家賃が安い所なども含めて気に入っていた。

大家さんが毎月みかんや季節の果物、正月にはおせち料理なんかもくれる所も良かった。

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代々木上原に越してから真っ先に買ったのは、<天童木工>のブルーノ・マットソン デザインの2シーターソファ。

日本の住宅向けに作っているので、コンパクトで目線が低い。部屋を圧迫しない。これは<fennica>でオーダーした。生地を選んでの受注生産だった。

本体とクッション部分が取り外し出来るから、定期的に干せるのも良い。

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<HEATH CERAMICS(ヒースセラミックス)>に在籍していた時のアダム・シルヴァーマンの作品も買った。ランプシェード×2。

これを付けるには天井が低かったので、オブジェとして飾った。


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vol.2へ続く。



安武