YASUTAKE AT HOME vol.15

2017.02.26

こんにちは、安武です。



〜この連載は、僕がマイホーム”YASUTAKE AT HOME”を手に入れる過程を追ったものである〜



完成を翌月に控え、何となくの自宅の広さのイメージが出来てきた。

ということで、同時に考えなければならないのが”家具”や”家電”だ。



「好みが変わらないので、ほとんどは現状のものを使おう、リノベーションでお金を使っているし。」



と思っていたのだが、リノベーションが進むにつれ、



「今の家具、ちょっと雰囲気に合わなくね?新調したくね?」



という心境に。


元々、代々木上原の家は40平米のワンルーム。ダイニングテーブルを置くスペースが無く、ソファに腰掛けてローテーブルで食事をするスタイル。良く言えばカフェ飯スタイルなのだが、まぁ食べにくい。


なので新居は60平米になるので、ダイニングテーブル&チェアは新たに新調決定。



そして、リビング用にどうしても欲しい椅子があって、この機会しかない!と思い探していたのが、

POUL KJAERHORM(ポール・ケアホルム)のPK22だ。


空間を圧迫しない繊細なフォルムと、美しい直線的なライン。


1956年(60年以上前!)に生まれたとは思えないモダンな椅子です。

(1957年にはミラノトリエンナーレでグランプリも取っているんですよね。)


一脚ウン十万円もするので、(ジェネリックだと10万円くらいなのですが、オリジナルの方がやっぱり欲しくなりますよね)

どうにか安く手に入れようと、オークションサイトや取扱店をくまなくチェックするも、全然出てこない!

元々市場に出回ってないんでしょう。ウン十万円もするから。


ようやくメルカリで見つけたのは、ミディアムブラウンの表革タイプ。

(PK22のヴィンテージは2つあって、E.Kold Christensen製のものとFritz Hansen製のものがあって、1982年からFritz Hansen製になるのだけど、E.Kold Christensen製のものは、そりゃもう高いんですよね)

見つけたのはFritz Hansen製のもの。

2脚で1脚分くらいの価格で出ていたので妻に相談したら、



「なんかこの革の色がイヤだ。せっかく黒とかグレーのモノトーンを基調にしようとしてるのに、少し雰囲気が違くない?」



と言われ、さすがに高い買い物なので夫婦双方の納得がないと...と思い諦めた。

すると数日後に妻から、



「PK22の60周年記念モデルが出るみたいなんだけど、それがすごく良いの!絶対新居に合うよ!」



と興奮した面持ちで言ってきた。


調べると、2016年9月より1年間しか製造しない、グレージュヌバックレザー&ブラックマット加工スチールのPK22だ。

値段は普通のものより少し高くなるのかな?なんて思っていたら、通常のレザーのPK22とほぼ同じ価格。



もう決めたら一直線!

お金の工面は二の次(笑)でFritz Hansenのショールームへ直行しましたよ!



「まだ実物はないのですが、ちょうど今週レザーとスチールのサンプルが届いたんですよ!」



「たしかに良さそうだなぁ!

わぁー、ここにあるPK31(ソファタイプ)とかもいいな〜。これはおいくらですか?」



「こちらはウン百万ですね(笑)

でもこのPK22は本当にオススメですよ。僕もこの春、会社の研修で本社に行ったのですが.......」



そんな話を聞き、興奮する安武夫婦。



「8月末に引っ越しで、9月頭には欲しいのですが、間に合いますか?」



もう行く前から買うの決めてましたからね。

9月頭というのは、”BEAMS AT HOME 3”の撮影日の最終がこのあたりだったから。



「本当は受注生産なので、間に合うか確認しますね。おそらく倉庫から直送だと間に合うと思うので。

ちなみに僕が言うのも何ですが、きっと資産価値として上がりますよ。1年間しか生産しないので。

過去にもこういった限定生産モデルは沢山あったのですが、軒並み価格が上昇しています。資産として買われる方も少なくないんですよ。」



(60周年モデルの証明である刻印)


資産価値という言葉。マンションを購入する際にも十分に気をつけた言葉だ。

そしてこの時期、この言葉に弱かった。



「お支払いは....」



まあ、今考えてもこういったお金の感覚が麻痺(?)している時しか買えないですしね。

全然後悔はしていないですよ。



安武