今シーズンの注目

無藤 和彦 2016.09.18

無藤です。

今シーズン、ピッティ ウオモなどの、イタリアの展示会でも良く見かけるようになったアイテムの代表がスーツです。近年は、ジャケットスタイルが大きく注目されていたので、サプライヤー各社も、ジャケットの新しい打ち出しには力を入れていましたが、スーツについては、あまり変化のないシーズンが続きました。それが、16年1月のピッティ ウオモの展示会で、「サルトリア テイスト」といった、プライベートオーダーで用いられるディテール使いのスーツを着こなすというスタイルが、ファッションが好きな業界関係者を中心に、自然発生的に広がっていきました。そこから、「スーツを着る」スタイルが、広がっていき、同時にスーツのディテール、色・柄にも新しさが感じられるものが多く提案されるようになってきました。







ディテールでは、サルトリアテイストの雰囲気が感じられる、チェンジポケットやベルトループなしサイドアジャスタ―などが挙げられますが、柄のお勧めというと、なんといってもチェックスーツです。スーツスタイルが広まってきたのは、スーツをカジュアルに着こなすという新しい提案が出てきたため、スタイリングに幅が出たからなのです。たとえば、タートルネックにスーツを着こなすときに、無地スーツでコーディネートするより、柄物の方が、スポーティーな雰囲気やカントリーテイストといったコーディネートをわかりやすく作る事が出来ます。そんな柄物の中でも、チェックが一番新鮮味があり、生地サプライヤー・スーツサプライヤー各社も、力を入れて新しい提案を積極的に出してきています。







写真を見ていただけれは、ビームスF・ブリッラ両レーベルでも、たくさんのチェックスーツを取り揃えてるのがお分かり頂けると思います。スーツ用のチェック生地をチョイスする際に、最も気を付けているのが、上品でさりげないチェック柄を選ぶ事です。スーツをカジュアルに着るスタイリングが出てきたとはいっても、やはり、ほとんどは、ビジネスシーンでの着用になると思います。そんなビジネスシーンでは「さりげないおしゃれ感」が出るような柄物が、一番適していると考えています。









ブラウン系、ネイビー系、グレー系、それぞれに、色々な柄物をご用意しています。無地のスーツやストライプのスーツはクローゼットの中に溢れるくらいお持ちだというお客様には、是非、今シーズンは、チェックをお試しいただきたいと思います。ネクタイとのコーディネートのコツは、スーツのチェックの大きさとネクタイの柄の大きさが近付かない事です。チェック柄が大きければ、ネクタイの柄は小さ目をお選びに、チェックが小さければ、ネクタイは大きめの柄といった感じで、色のコーディネートは、無地スーツと変わりありません。ウインドペンが入ったチェックならば、ウインドペンの色をネクタイの色に使うというのが、相性が良くなるポイントです。

いかがでしょうか。是非、店頭でご覧になってみてください。きっと、気に入って頂ける一着が見つかると思います。