ビジネススタイルのちょっとした味付け

無藤 和彦 2017.04.27

こんにちは 無藤です。

先日、店舗を巡回しているときに、店頭のディスプレイの中で、「これはいいな」と思うものがありました。ディスプレイというのは、店内を華やかにすると同時に、新鮮味のあるコーディネートや新着商品を視覚的にお客さまにご紹介することが出来る重要なツールですが、すぐに、日々のビジネススタイルのヒントになりやすいものというのは、ディスプレイの持つ特性上なかなか作りづらいものです。
そんな数あるディスプレイの中で、「ビジネスマンのお客様たちが可能なちょっとした味付け」として、参考になるなというものがこれです。


ネイビージャケットグレーのウールパンツ、無地のドレスシャツを着てタイドアップというスタイルですが、それぞれが、今年らしいトレンド感のあるディーテールの物をチョイスしています。まずは、シャツですが、「ラウンドカラー」です。このディテールは、このところのメンズドレスにおけるトレンドの「アメリカンスタイル」というところから登場した襟です。ワイドカラーの襟先を少し丸くした感じで、取り入れやすいのではないでしょうか。また、最近、ビームス各店舗でのご好評をいただいている「クラブレジメンタルタイ」とコーディネートすれば、ジョン・F・ケネディ大統領のような「東海岸アメリカンスタイル」的なニュアンスも作れます。次に、前回のブログでも紹介させていただきました「ベルトループ無しサイドアジャスタ―パンツ」です。これは、「サルトリア・テイスト」という、仕立て服の雰囲気を出すためのディテールです。仕立て服というのは、すべてを採寸し、ピッタリのサイジングで作られた服です。そのため、ベルトをしなくてもウエストがピッタリで、多少のゆるみは、脇のアジャスターで調節出来るというディテールです。そのため、ご購入の際には、ウエストをピッタリになるように補正を加えると、より雰囲気が増すと思います。ウエストの補正をせずに、写真のように「サスペンダー」を使うのもまた、今年を象徴した小物遣いです。この写真のサスペンダーは柄物ですが、無地の物でしたら、無難にコーディネートできるのではないでしょうか。サスペンダーを使うようでしたら、ベルトループが付いたパンツに「ノーベルト・スタイル」というのも今年らしいコーディネートの1つです。

上の写真のように、ネイビージャケットにグレーパンツにキャンディストライプのクレリックシャツというのもさわやかな印象で涼しげだと思います。それと、丸の内仲通りを歩いていて、ピンと閃いたネクタイがあります。ここは場所柄、ほとんどのビジネスマンの方々が、カチッとした印象のスーツスタイルですが、久しぶりに「ドット・タイ」などは、いかがでしょうか。最近、あまり見かけなくなっていましたが、今、とても新鮮に感じられます。そして、なんといっても、とてもさわやかな印象が、女性受けすること間違いなしです。

先ほどの、ネイビージャケットにグレーパンツのVゾーンを作る上で、新鮮味があるネクタイだと思います。このドットタイは、イタリアなどの展示会では、特にトレンドとしては取り上げられていませんでしたが、アメリカンテイストが感じられる定番の柄です。これからのシーズン、明るめのドットタイを選ぶ事で、「涼しげでさわやかなビジネスマン」という雰囲気に見え、また、オフィス内を明るくするのにも、一役買ってくれるのではないでしょうか。