こんばんは大岡です。
久々に『靴』に焦点をあてました。
今後自分自身が選び、履いてきた『靴』について、当ブログで紹介して参ります。
沢山持ち合わせている中、1足目に選んだ靴は
こちら
『CROCKETT&JONES』
モデル名は『CHAIRMAN』です。
最初で最後の1足になるかも知れない…
『CROCKETT&JONES』の靴です。
現在はカタログに載っていませんので、
廃盤だと思います。
こちらの『靴』は約20年は履いてます。
ドレスシューズの中では、コンスタントに出番がある『CHAIRMAN』履き続けた結果、この様な状態になりました。
『雨にも負けず…』『カビにも負けず』と言った感じで愛用して参りました。
こちらの『靴』は以前ブログで取り上げた一足。新品では出せない、靴本来の美しい状態だと思います。
所有者の人柄が伝わって来るように感じます。
『CHAIRMAN』のトゥシェィプはセミ・スクウェア・トゥでした。
経年変化による、原型とは異なる見えかたになりました。
特に足幅は自分自身の体重を支えている箇所である為、足形の癖が出やすい箇所になります。
例え原型を留めていなくても、自分自身が快適に履ければいいと思います。
クリーナーは特に使用しておりませんのでひび割れが数ヶ所見られます。
使用年数と履きかたを考えれば、このくらいは、アッパーも傷んできます。
久々に磨き、新品では出せない、まだらな光かたをし、履きこんだ感じも全面に出て来ました。
こちらの『靴』もクリーナーを使用せず、クリームの重ね塗りを繰り返した状態です。
写真で見た『チャールズ皇太子愛用の靴』や『ジョージ・クレバリーの工房』で見た靴もこの様な状態の靴がありました。
私の靴も、クレバリーの工房で見た靴のように、クリームを重ねて塗り込む状態を繰り返してきた為、この様な状態になりました。
アッパーを綺麗な状態を望む方、割れなどを気にする方には、数回に一回はクリームで汚れを落としてから磨くことをお勧めします。
この様なクリーナーを使用せず、クリームの重ね塗りを繰り返す手法も『靴の履きかた・磨きかたの一つ』として捉えております。
着用時に右足ヒール・カップに革がめくれあがった事がありました。
革のめくれあがりを、自分で接着剤を使用し補修した靴です。
画像では分かりづらいかも知れません。
そのくらい、裂けた箇所が目立たなくなりました。
補修後…俄然愛着が湧いてきました。
こちらもステッチが裂けましたが内側から革をあて、ステッチを入れ直しました。
お客様も愛着が沸いていることでしょう。
オールソールは一度行いました。
まだ数年は履ける状態です。
気に入った物を長く使う。
私自身『安い靴を買うほど裕福ではない』ので、あと数年は大事に履いて参ります。
それではまた。