マリメッコ

片桐 2017.05.24

こんにちは。連日の新入荷が続き、店内は夏仕様になってきました。

今回は日本でもすっかりその名を知られるようになった、フィンランドのテキスタイルブランド、marimekko(マリメッコ)。このブランドが一般的なファッションの流れと異なる点は、デザインされた生地は作られてから一過性で終わることなく、長く活用されているということでしょうか。今回紹介するパターン(柄)やデザインは誕生してから四半世紀以上の時を経ていますが、色褪せることなく今でも魅力に溢れています。



1966年にテキスタイルデザイナーのAnnika Rimala(アニカ・リマラ)がデザインした、Pieni Keidasという柄です。「小さなオアシス」という意味を持つ、マリメッコらしいこの大きな柄を活かしたワンピースは裾のデザインがイレギュラーで華やかな雰囲気を醸し出しています。




当時の写真を見るとデザインはそのままですが、ボリューム感は少し抑えめになっていますね。




こちらはブラック&ホワイトのコントラストが効いたトップス。アニカ・リマラが1954年にデザインしたGalleria(ギャラリー)という名の柄です。フォルムのデザインはマリメッコで多くの功績を残したVuokko Nurmesniemi(ヴォッコ ヌルメスニエミ)が行っています。このトップスは幅広のボーダー柄を斜めに使い、中央で剥ぎ合わせる事で非常にインパクトのあるものになっています。上の写真のモノクロ部分にも、同じデザインのワンピースタイプを見ることが出来ます。




ろ身頃は前とは逆の角度で剥ぎ合わせており、裾のラインも中央が長い仕上がりになっています。Vuokkoは本当に生地の良さを最大限に活かす事が出来るデザイナーですね。

 


最後になります。このトップスはKirjo(キルヨ)という柄。1974年にPentti Rinta(ペンティ リンタ)がデザインしたもの。「色とりどり」という意味が示す通り楽しげな色使いです。画像のように短めのボトムスを合わせるとバランスが良く、すっきりとしたシルエットが作れます。


時代の空気を巧みに取り入れ、いつの時代にも新鮮さを感じさせるマリメッコ。是非店頭でご覧頂き、お試しになってください。



インターナショナルギャラリービームス2F・fennica(フェニカ)

Katagiri