個人的な男

Satoshi Tsuruta 2017.12.04

いよいよ12月に入り
店内はバタバタと忙しくなってきました。
皆様はいかがお過ごしですか?
Tsurutaです。


ショップには秋冬物が出揃い、店頭は服だらけ。
今年の総括的一大スペクタクルになっています。


そうそう、私Tsurutaは主にブログを書いて
生計を立てているわけでは
ありません(笑)。
お客様のお買い物をお手伝いするのは勿論、
店内や店外ウインドウのディスプレイ
(要は飾り付け)を
手掛けたりもしています。

今回は今年の締めくくりとして
Tsuruta作成のディスプレイを見ながら
2017年を振り返ってみましょう。

え?なんで?

まぁ、そうおっしゃらずに…。


まずはこちら。




先日の近未来ブログ(?)でも登場した
QUATTROCCHI(クアトロッキ)の
B-3ジャケット。




イタリア製のムートン素材でありながら
衝撃のプライス、そしてバランス!



異常に高いコスパを誇るこのジャケット。
まさに2017年を代表するアイテムです。

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続いては店内ディスプレイから。



Maison Margielaのリバーシブルコートを中心に
Shabbyなアイテムでまとめたスタイリング。
BASSCOUTUR NIUKUのスウェットやデニム、
Maison Flaneurのバルキーなベストをインに。



Shabby(みすぼらしい)なだけでは貧相なので
miiのスカーフでSnappy(洒落た感じ)な
要素をプラス。
あえて雑な巻き方もSnappyです。



足元はCOTTWEILER×REEBOKでハイテックに。

その隣に並ぶのはこんな人。


一見するとナードなアメリカンスタイルですが
過剰なレイヤードが俗に言う「90年代調」です。



Maison Flaneurのジャカードニットブルゾンと
BASSCOUTUR NIUKUのリメイクGジャンをレイヤー。



ボトムは注目素材のコーデュロイ。
名門パンツメーカーINCOTEXからも
勿論リリースされています。
この場合、長めの丈がスニーカーにマッチ
とにかく
この冬、コーデュロイはハズせません。



ジャカードニット、ファー、ポプリンのシャツ、
ジップ×2、デニム、ボトムのコーデュロイ…。
素材感のレイヤーが楽しいスタイリングです。
粗野なものとラグジュアリーなものが
混在しているのもポイント。

ジャンクな90's調の嵐はこの冬がピーク?


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はい、そしてコーデュロイといえばこちらの彼。



人気のスーツ「CONTEMPORARY 2B」から
ワイン色のコーデュロイがリリース。
この素材をどうしても使いたかったので
腰ポケットを「パッチ&フラップ」に変えて
新スタイルで提案しました。

たまには商品企画もやります、Tsuruta。



企画段階ではコピー用紙をハサミで切って
ポケットやフラップのサイズを指定するという
アナログな思い出も1年近く前の話…。



起毛素材のオンパレード。
イングリッシュなカントリー素材に混じって
赤いハラコのベルトが効いています。
実はこのベルト、Tsurutaが企画しました。
英国伝統のチェック柄、ツイードなど
ある意味「おじさんクサイ」素材が
一大トレンドの今年。
これくらいキッチュなものが
コーディネートにさらりと混じっていた方が
気分なんですよね…。
個人的には。




足元はALDENのタッセルスリッポン。
シューズの色はライトブラウンが気分です。

ピンクのソックスもファンシーでいい感じ。




コーデュロイ、タッタ―ソール、カシミア…。
いかにもカントリージェントルマンなアイテムを
いかにして「ふざけて」着るか、というのが
このディスプレイのポイントです(笑)。


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コーデュロイ流れでもう一体。



MARNIのベストにAndrea Pompilioの側章パンツ。
どちらもコーデュロイ素材使いが目を惹きます。



ルーズなシルエットも今年の気分。
ファンシーな色・素材使いも今年の気分。




足元はCOTTWEILER×REEBOK。
レトロな太畝コーデュロイと好相性。
ハイファイmeetsローファイ。

レトロなスポーツスタイルも今年の流行です。


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ここでお店の外へ移ります。



当店のエントランスです。
ウインドウディスプレイにご注目。



フランスの政府要人も信頼を寄せる
1930年創業の老舗シャツメーカー
THUILLIER(テュイリエ)のシャツ。
フレンチカフスが久々に新鮮です。

本来はオーダーシャツ屋なので
既製品を販売するのはBEAMSが初めて。




同じくフランスから。
Artumes&Coのチロリアンジャケット。
パリにあるハンティング専門店の製品です。
こちらもBEAMSが初めての卸し先。
このジャケットはTsurutaも自分で購入しました。
かなりのお気に入り。




SOLOVIEREのシューズは華奢な作りに
ファー&キルトという意外性が楽しい一足。
なんとなくチロリアン的なムードを感じて
ジャケットの横に飾り付けてみました。




ドレスアップ感覚をいつも大切に。


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と、ここまで見てきましたがいかがでしょうか?
「いや、いかがも何もないよっ!」とか
「自分が好きなモノを並べただけ!」とか
そんな声が聞こえてきそうな気もします(笑)。

そうなんです。

Tsurutaが言いたいのは
「自分が好きなモノは飾り付けたくなる」
ということなんです。まぁ、当たり前ですが。
当店には飾り付けを担当するスタッフが
僕の他に数名いますが、彼らもきっと同じはず。
ということは、ショップを覗いてみると
スタッフのお勧め商品がちょっと分かるかも…。

2017年秋冬も
お気に入りのアイテムや思い入れのある商品は
自分で買って着てみて、飾り付けて、
ブログに書いてみて、人にお勧めしてみて。

丁度良いのがなければ企画して作ってみて…。

そんな感じで過ごしていたらあっという間に
今年も残すところあと一か月…。


来年も同じことがやれたら幸せだな、
と思う毎日です。

つい忘れてしまいがちなこの「幸福感」。

しかし、これこそがファッションの源なのです。





Tsuruta