ティファニーで夕食も

Satoshi Tsuruta 2016.09.26



ホリー・ゴライトリー。

彼女は自由奔放なアメリカ女性の象徴であり
映画「ティファニーで朝食を」('61)で
オードリー・ヘップバーン演ずる彼女は
いまも多くの人に愛されています。


この映画作品には原作があります。
アンディ・ウォーホルらとの親交が深いことでも
知られている鬼才の作家トルーマン・カポーティによる
同名の小説
「ティファニーで朝食を」です。


そもそも
「ティファニーで朝食を」とは
一体どういうことなのか?
ティファニーはもちろん
ニューヨークの5番街に本店がある
有名宝飾ブランドのことです。

ただしティファニーは宝飾店であり
朝食を食べるような場所ではありません。

ティファニー製の銀食器を使って
朝食を食べる、ということでしょうか?
事実、ティファニーは
繊細な装飾が施された
カトラリーを作ってはいます…が。


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インターナショナルギャラリー ビームスに
個性的なアクセサリーが入荷してきました。



リング¥50,000(+税)
Coutellerie&Bijoux(カトラリー&ビジュー)は
まさに「個性的」なアクセサリーブランドです。


ヨーロッパにおいて金属食器は
食事をとるための道具として以外にも
家庭の中で重要な役割を果たしてきました。


将来、家長になるものが食事前に磨くといった
伝統的なしきたりや
「幸福のお守り」として
赤ちゃんにスプーンを送る習慣などがそれにあたります。


世界中に散らばるこれらの歴史ある食器類、
いわゆる「アンティークカトラリー」を
手作業によってアートジュエリーとして
生まれ変わらせるのが
Coutellerie&Bijouxのコンセプトです。



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リング 各¥50,000(+税)
原材料となるのはアンティークカトラリーですから
当然、1点1点異なる装飾が施されていますし
年代もバラバラのようです。




リング 各¥45,000(+税)
元々に施されている装飾をあくまで「活かす」
ことに
気を付けながら
金属芸術家がそれぞれのカトラリーに
対してデザインを決めていきます。




リング 各¥50,000(+税)
デザインから構築、仕上げまでの全工程を
一人の金属芸術家が一貫して行います。
世界中探してもひとつとして同じものが存在しない
完全なる「1点物」の完成です。


この「カトラリーアクセサリー」という
ジャンルのものは1960年代ごろに
ひとつのカルチャーとして
生まれました。


いわゆるDIY的なカルチャーとしての
カトラリーアクセサリーには
素朴で大味なものが多く存在しますが
Coutellerie&Bijouxの世界観はまるで別物。


バングル¥54,000(+税)




バングル¥54,000(+税)
そもそも材料として使う食器自体を
鋭い審美眼で厳選していると思われ
元々カトラリーに施されている
デザイン自体が
多彩かつ、魅力的です。


それらの完成されたデザインを
壊してしまわない様に
繊細な感性で丁寧に再構築された
アートジュエリーと呼ぶに
ふさわしいものばかり。

ユニセックスで
身に付けて頂けるアイテムです。


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話を戻して
ホリー・ゴライトリー。

実際にティファニーで朝食が出てくることは
ないのですが、自分が自分らしくあるための
比喩表現でしょうか。

「もしもある朝、目が覚めて
ティファニーで朝ごはんを食べられる位の
お金持ちになったとしても
私は私でありたい。自我を捨てたくはないの。」
といった感じ。

ホリーは富よりも
自分らしさを選ぶと言い切ります。

また
映画版とは異なり
カポーティの原作版では最終的に
愛よりも自由(自我?)を選ぶ
ホリー。

選ぶのは自分自身。

Coutellerie&Bijouxのアクセサリーは
それぞれが
個性豊かな一点もの。
是非、店頭にてお選びになってみてください。


どれにしようか悩んでいるうちに
気づいたら夕食の時間になっちゃった
なんてことがあるくらい
それぞれが魅力的なピースです。




Tsuruta