INDIAN JEWELRY 豆知識②

中丸 久瑠美 2018.01.24

こんにちは!


ビームス ウィメン 渋谷の中丸です。


ビームス ウィメン 渋谷では只今INDIAN JEWELRY FAIRを開催しております。


毎年恒例となっているINDIAN JEWELRY FAIRですが、今回は今までお取り扱いしていなかったアーティストの作品をBEAMS BOYのバイヤーが買い付けて来ており、大変見応えのあるコレクションとなっております。


それでは、新しいアーティストの一部をご紹介させて頂きます。


【Andy Cadman(アンディ・キャドマン)】



1966年ニューメキシコ州生まれ。

ナバホ族のアーティストです。

力いっぱい押すスタンプやアンディオリジナルのサイドに使われるコンチョが特徴です。

日本でも有名ですが、気が向いたらジュエリーを作るというスタイルなので、出回っている量はそれほど多くないそうです。


【Harrison Jim(ハリソン・ジム)】


ナバホ族の母とアイリッシュの父を持つハリソンは、ナバホリザベーションで育ちました。ナバホの習慣の元で育ち、祖父の影響でジュエリー製作を始めました。

オールドスタイルだけでなく、キャストやインレンなど様々な技術を使いこなし、全て銀を溶かすことから製作を始めます。

正確なスタンプワークと類を見ないボリューム感が一目で彼の作品だと主張しています。


さて、ご紹介したお二人は共にナバホ族でいらっしゃいます。


これから本日の題目である、「豆知識」は、ナバホ族の悲しい過去「ロングウォーク」について書かせて頂きます。


「ロングウォーク」とは、1864年、ナバホ族インディアンがアメリカ政府の施策によって約500㎞の道のりを20日以上の徒歩の旅を強いられ、ニューメキシコ州南東部の強制収容所へ移住させられた出来事です。

その実行には暴力が使用され、従わない者には死が与えられ、長い旅は過酷で多くの犠牲者が出たのでした。

また、連れていかれたニューメキシコ州南東部の強制収容所は荒地で、インディアンが暮らすにはあまりに過酷な土地でした。

当時のアメリカ政府の発想としては、農耕など白人文化を教え、英語も教えればインディアンの生活も向上するのではという発想があったように思われますが、犠牲者を出すだけで全く成果はあがらず、2年で中止されました。

収容されていたナバホ族は再び「ロングウォーク」で故郷に向かいますが、すでにそこは破壊されつくされたり、白人や他部族の土地使用が行われていたりと、新たな問題が起こっていました。

今から考えるとインディアンの人権・文化などは全く考慮されていない白人のための政策であったのです。

その後、ナバホ族の切なる訴えにより、合衆国は強制収容の非を認め、地元の一部が居留地となり、やっと故郷に戻りました。しかし、故郷には既に、隣族のホピ族が定住していて、土地をめぐっての争いが起こりましたが、居住地を分け合い折り合いをつけ、現在に至っているのです。



ナバホ=インディアンジュエリーと連想しがちですが、インディアンジュエリー以外のナバホ族のことも知りたいと思い、ナバホ族の歴史の一部を調べて書かせて頂きました。

このような歴史があって、今も作り続けられているインディアンジュエリー。

ずっと大切に身に付けていきたいと思うのでした。


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【開催中】

AMERICAN INDIAN JEWELRY FAIR

2018年1月12日(金)~1月28日(日)

@beams_women_shibuya

@beams_men_shibuya