IN THE CiTY Vol.15 Summer Issue “I'm a Cat Too”

小川 喜之 2016.09.19


IN THE CiTY Vol. 15 Summer Issue “ I’m a Cat Too ”

インザシティ第十五集・夏号「吾輩も猫だった」
16年7月13日発売

2015年は文豪・夏目漱石没後100年。彼のデビュー作『吾輩は猫である』も、朝日新聞朝刊で再び連載開始されるなど、ちょっとしたお祭り騒ぎとなっています。また、猫写真集など、いま日本は世を挙げての猫ブーム真っ盛り。と、そんなご時世の只中で、「猫と文学」について考えてみましたイシューです!もちろん表紙は大人気のエイドリアン・トミネ描き下ろし、ニューヨークの街角の「ちょっといい猫」をご覧ください!

「巻頭特集」本の中の猫と出会う Some Cats in Books
◎本誌編集長、堀口麻由美が厳選した「いい猫がいる」猫写真集をカラーでご紹介。
◎岩合光昭、荒木経惟ほか、巨匠の名作から最新作までお届けします!
◎また、武田花の写真集『猫光線』について、「写真を語らせたらこの人」大竹昭子による書き下ろしエッセイも!

短篇小説:テーマは「猫」の短篇三作、どれも書き下ろしです!

窪 美澄「猫と春」
~本誌初登場! 『ふがいない僕は空を見た』『晴天の迷いクジラ』などで大人気の作家が書いた、「僕」と彼女と猫の、小さな幸せと不安。平凡でやはり「ふがいない」愛の生活の真実とは?

片岡義男「年末年始の過ごしかた」
~なななんと! 片岡義男が小説の中で「猫」を描くのは、あの「スローなブギにしてくれ」(75年)以来の41年ぶり!(ご本人談)。さち乃が拾ってゴローが捨てた猫とは随分違う(かもしれない)、「猫がいるカタオカ・ワールド」をご堪能ください。あまりにも普通の日本語のようなタイトルも不気味だ!

川﨑大助「犬も食わない」
~ハードボイルドすぎる彼女、編集プロダクション勤務の黒木由加里が三たび登場! 相棒とともに「傭兵」みたいな汚れ仕事で東の海へ。猫がいる港町へ。そこで彼女たちが目にしたものとは? 読んでびっくり、出会い頭に複雑骨折系の「日本語で書かれた米文」最新作。

ロングエッセイ:「猫と文学」の関係を考察します

服部 円「猫に興味がない貴方へ」
~本誌初登場! 猫とクリエイターの関係を美写真つきで掘り下げる人気ウェブサイト「ilove.cat」の主催者が語る、現在の猫ブームの来歴。そして、「ちょっと見逃せない」猫本の名作の数々もご紹介!

仲俣暁生「夏目漱石『吾輩は猫である』を21世紀的に再訪する」
~漱石没後100年記念、猫小説の元祖にして「日本近代文学」の元祖でもある『吾輩』を徹底分析! じつは「とても変わった小説」だった『吾輩』が、日本に近代の幕開けを告げて、そして永遠のポストモダンともなったその構造とは?

大原ケイ「黒猫のもうひとつの顔 ~文学との深い関係の起源とは?~」
~SNS時代の昨今、BBD(ビッグ・ブラック・ドッグ)現象として、人気の点で割りを食っている黒猫の不遇の歴史を考察してみたならば、見えてきた「文学との深い関係」! ポーの「黒猫」からマーク・トウェイン、スコットランドの猫妖精からヘミングウェイまで……愛猫家の筆者ならではの考察が冴えわたる!

好評連載:
高木完「ロックとロールのあいだには、、、」
第八回:ロックには「スタイル」が必須だった時代、ミュージシャンがファッションをリードした!
~50年代のカントリーからYMOまで……音楽と洋服の関係を徹底追跡!~
ゲスト:高橋幸宏、かまやつひろし
日本ヒップホップ・シーン、カルチャー・シーンの風雲児・高木完が熱筆。「輸入文化としてのロックンロール」をストリート目線でひもとく、ロング・エッセイ第八回。サディスティック・ミカ・バンドからYMOまで、ファッション・リーダーとして音楽シーンを牽引した高橋幸宏。片や、50年代のカントリーから60年代のGS、そしてグラムまで、つねに時代の最先端で「かっこよく」遊んでいたかまやつひろし。ふたりの軌跡が交差する地点とは?? そしてついに解けた! 「グラム・ロックとテクノのミッシング・リンク」とは? 今回も当事者ならではの秘話満載。「音楽雑誌には絶対載らない」これぞストリート・カルチャーとしてのロック史だ!

川﨑大助「スタイルなのかカウンシル」特別編
デヴィッド・ボウイ追悼
「最初のひとつめのサファイア」(仮題) 全38ページ!
~1月に急逝した不世出のロックスター、デヴィッド・ボウイの芸術的核心に迫る一大論考。通常形態から超大増ページ(約10倍!)のボリュームでお届けします、「なぜ、だれもかれもがボウイから影響を受けたのか」大解剖。その答えは演劇のなかにあった! 「レッツ・ダンス」創作秘話から「ライフ・オン・マーズ」解題まで、これを読まずしてボウイは語れない!

そのほか、連載エッセイ陣も絶好調!
片岡義男「ドーナツを聴く」
青野賢一「転がるエロス」

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