店内巡回です

こんにちは、MURAMATSUです。
今回は約2か月ぶりとなる
店内巡回ブログです。
早速ですがお付き合いください!


TSURUTAが作成した
ウインドーディスプレイが
お出迎えします。


12月に入りキャンペーンもスタートしました。
詳しくはコチラ
http://www.beams.co.jp/special/2017_xmas/
をチェックしてみて下さい。
さて、2階へ上がっていきましょう。

ん?踊り場、右側の壁に何か見えます!


何でしょう・・・あっ!
rockarchive社からの新入荷品を発見しました!
(わざとらしくてスミマセン・・・)


見上げてみると
その圧倒的な迫力に見入ってしまいます。
正面からもチェックしてみましょう。


階段を2階に上がりきって
正面からのアングルです。
よーく見ると、左側の壁に
額縁らしき部分が見えます・・・

ぐるっと回ってみましょう。


おっ、まだありました!!


さきほど見えていた3枚です。
まだまだ左側にチラッと見えるので・・・



ここまでバリエーションが揃うのは
何年ぶりでしょうか、
一体何枚飾ってあったのか
分からないくらいです。
(なんと全部で24枚!)

さてMURAMATSUは
今回2枚、気になった商品があります。

一枚はこの“OASIS”。
私が洋楽というジャンルのCDを
中学生の時に初めて購入し、
高校2年生の時に発売されたアルバム、
Heathen Chemistryの来日公演を観に行きました。
そんな学生時代の思い出が詰まった
アーティストのひとつです。

もうひとつ、悩んでいるのは・・・

“NIRVANA”です。
ミーハーな私はNIRVANAを知った中学生当時、
青いチェック柄のシャツをどうにか着たいと
父親のクローゼットから
拝借した記憶があります(笑)

いやぁ、いつもの通り
悩んでも悩んでも決まらないです。
他にもいくつか作品を
オーダーしてストックしていますので
スタッフへお声をかけて頂ければ
ご紹介させて頂きます。

もし良かったら、
MURAMATSUが悩むことをご一緒します(笑)

今回は巡回ブログと言いながらも
rockarchiveの作品のご紹介となりましたが、
あなたが気に入る作品を
ぜひ店頭で探してみてください。

MURAMATSU

Marie-Hélène de Taillac ~Special collections~

今年も残すところ半月となりました。

年の瀬は、ご自身にとって特別なジュエリーを求めに御来店下さるお客様が多くなってまいります。

Marie-Hélène de Taillac(マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック)の数々のアイテムの中からスペシャルアイテムのご紹介をさせて頂きます。


"Mosaic Of Gems Earriings"

Stone:Multi Color Sapphire


何色ものサファイアを円形状の枠に配した贅沢でゴージャスな美しいイヤリング。特別な一点をお探しのお客様に真っ先にお勧めさせていただきたいアイテムです。石の輝きやイヤリングのボリューム感もスペシャル。是非店頭でご覧頂きたいアイテムです。


"Diamond Shape Gem Drops Earriings"

Stone:Green Quartz×Aquamarine


11カラットの大ぶりなアクアマリンとグリーンクォーツとのコンビネーションが魅力的なイヤリング。Marie-Hélène de Taillac(マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック)のデザインの中ではめずらしいシャープな雰囲気のアイテム。耳元で揺れるアクアマリンの透き通った輝きと、存在感のある大きさが魅力です。


"Lucky Eye Earriings"

Stone:Tanzanite×Rainbow Moonstone


深みのある美しいブルーアイの石は貴重なタンザナイト。タンザナイトを配したことで、ユーモラスなデザインの”Lucky Eye Earriings"も一段と大人な印象に。印象的なブルーカラーは、耳元での存在感も十分です。コーディネートのアクセントとして大変お勧めです。


”Swivel Ring"

Stone:Green Quartz


台座が動く”Swivel Ring"の中でも、特にお勧めしたいスペシャルアイテム。透明度の高い淡いグリーンクォーツを大きなスクエアの台座に配したリングは、一つだけでも十分な存在感です。リングを指にのせた時、澄みきった神秘的な色石の台座に映るスキンカラーとのコントラストも魅力的です。


"Princess Ring"

Stone:Garnet


強い存在感を放つガーネットのプリンセスリング。17カラット程の大きなガーネットは、純血の様な深みのある色合い。その迫力に思わず見とれてしまう力強さを感じます。和装のお召し物やパーティーシーン等、特別な場にも身に付けて頂けるシックなデザインのスペシャルアイテムです。


"Pansy Ring"

Stone:Amethyst×Spinel


15カラット程のアメジストをベースに、愛くるしいピンクカラーのスピネルがセンターで輝く”Pansy Ring"。ふくよかで厚みのあるパンジーフラワーは全体的にボリューム感があり、存在感のある可愛らしいリング。シンプルに一つだけ身に付けても大変素敵です。

今回ご紹介させて頂いたのは、ほんの一部の商品です。

当店のフォトログにて、こちらでご紹介していない、Marie-Hélène de Taillac(マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック)ジュエリーを日々更新中でございます。

http://www.beams.co.jp/photolog/?label=0023

上記URLよりアクセス頂き、併せてご覧いただけますと幸いです。

商品のお問合せに関しましても、お気軽にお待ち申し上げております。

是非店頭でお手に取ってご覧ください。

Katagiri








個人的な男


いよいよ12月に入り
店内はバタバタと忙しくなってきました。
皆様はいかがお過ごしですか?
Tsurutaです。


ショップには秋冬物が出揃い、店頭は服だらけ。
今年の総括的一大スペクタクルになっています。


そうそう、私Tsurutaは主にブログを書いて
生計を立てているわけでは
ありません(笑)。
お客様のお買い物をお手伝いするのは勿論、
店内や店外ウインドウのディスプレイ
(要は飾り付け)を
手掛けたりもしています。

今回は今年の締めくくりとして
Tsuruta作成のディスプレイを見ながら
2017年を振り返ってみましょう。

え?なんで?

まぁ、そうおっしゃらずに…。


まずはこちら。




先日の近未来ブログ(?)でも登場した
QUATTROCCHI(クアトロッキ)の
B-3ジャケット。




イタリア製のムートン素材でありながら
衝撃のプライス、そしてバランス!



異常に高いコスパを誇るこのジャケット。
まさに2017年を代表するアイテムです。

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続いては店内ディスプレイから。



Maison Margielaのリバーシブルコートを中心に
Shabbyなアイテムでまとめたスタイリング。
BASSCOUTUR NIUKUのスウェットやデニム、
Maison Flaneurのバルキーなベストをインに。



Shabby(みすぼらしい)なだけでは貧相なので
miiのスカーフでSnappy(洒落た感じ)な
要素をプラス。
あえて雑な巻き方もSnappyです。



足元はCOTTWEILER×REEBOKでハイテックに。

その隣に並ぶのはこんな人。


一見するとナードなアメリカンスタイルですが
過剰なレイヤードが俗に言う「90年代調」です。



Maison Flaneurのジャカードニットブルゾンと
BASSCOUTUR NIUKUのリメイクGジャンをレイヤー。



ボトムは注目素材のコーデュロイ。
名門パンツメーカーINCOTEXからも
勿論リリースされています。
この場合、長めの丈がスニーカーにマッチ
とにかく
この冬、コーデュロイはハズせません。



ジャカードニット、ファー、ポプリンのシャツ、
ジップ×2、デニム、ボトムのコーデュロイ…。
素材感のレイヤーが楽しいスタイリングです。
粗野なものとラグジュアリーなものが
混在しているのもポイント。

ジャンクな90's調の嵐はこの冬がピーク?


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はい、そしてコーデュロイといえばこちらの彼。



人気のスーツ「CONTEMPORARY 2B」から
ワイン色のコーデュロイがリリース。
この素材をどうしても使いたかったので
腰ポケットを「パッチ&フラップ」に変えて
新スタイルで提案しました。

たまには商品企画もやります、Tsuruta。



企画段階ではコピー用紙をハサミで切って
ポケットやフラップのサイズを指定するという
アナログな思い出も1年近く前の話…。



起毛素材のオンパレード。
イングリッシュなカントリー素材に混じって
赤いハラコのベルトが効いています。
実はこのベルト、Tsurutaが企画しました。
英国伝統のチェック柄、ツイードなど
ある意味「おじさんクサイ」素材が
一大トレンドの今年。
これくらいキッチュなものが
コーディネートにさらりと混じっていた方が
気分なんですよね…。
個人的には。




足元はALDENのタッセルスリッポン。
シューズの色はライトブラウンが気分です。

ピンクのソックスもファンシーでいい感じ。




コーデュロイ、タッタ―ソール、カシミア…。
いかにもカントリージェントルマンなアイテムを
いかにして「ふざけて」着るか、というのが
このディスプレイのポイントです(笑)。


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コーデュロイ流れでもう一体。



MARNIのベストにAndrea Pompilioの側章パンツ。
どちらもコーデュロイ素材使いが目を惹きます。



ルーズなシルエットも今年の気分。
ファンシーな色・素材使いも今年の気分。




足元はCOTTWEILER×REEBOK。
レトロな太畝コーデュロイと好相性。
ハイファイmeetsローファイ。

レトロなスポーツスタイルも今年の流行です。


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ここでお店の外へ移ります。



当店のエントランスです。
ウインドウディスプレイにご注目。



フランスの政府要人も信頼を寄せる
1930年創業の老舗シャツメーカー
THUILLIER(テュイリエ)のシャツ。
フレンチカフスが久々に新鮮です。

本来はオーダーシャツ屋なので
既製品を販売するのはBEAMSが初めて。




同じくフランスから。
Artumes&Coのチロリアンジャケット。
パリにあるハンティング専門店の製品です。
こちらもBEAMSが初めての卸し先。
このジャケットはTsurutaも自分で購入しました。
かなりのお気に入り。




SOLOVIEREのシューズは華奢な作りに
ファー&キルトという意外性が楽しい一足。
なんとなくチロリアン的なムードを感じて
ジャケットの横に飾り付けてみました。




ドレスアップ感覚をいつも大切に。


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と、ここまで見てきましたがいかがでしょうか?
「いや、いかがも何もないよっ!」とか
「自分が好きなモノを並べただけ!」とか
そんな声が聞こえてきそうな気もします(笑)。

そうなんです。

Tsurutaが言いたいのは
「自分が好きなモノは飾り付けたくなる」
ということなんです。まぁ、当たり前ですが。
当店には飾り付けを担当するスタッフが
僕の他に数名いますが、彼らもきっと同じはず。
ということは、ショップを覗いてみると
スタッフのお勧め商品がちょっと分かるかも…。

2017年秋冬も
お気に入りのアイテムや思い入れのある商品は
自分で買って着てみて、飾り付けて、
ブログに書いてみて、人にお勧めしてみて。

丁度良いのがなければ企画して作ってみて…。

そんな感じで過ごしていたらあっという間に
今年も残すところあと一か月…。


来年も同じことがやれたら幸せだな、
と思う毎日です。

つい忘れてしまいがちなこの「幸福感」。

しかし、これこそがファッションの源なのです。





Tsuruta

ラブレター

今回のブログは、私の大好きなブランドである
<COATE(コート)>についてお話ししたいと思います。

初めての出会いは、2016年の春夏コレクション。
<International Gallery BEAMS>での取り扱いが
新たに始まったシーズンでした。
オートクチュールでの経験を持つ日本人デザイナーによる
立体裁断ならではのシルエットが美しい服達に
わくわくしたのを覚えています。

自分の気持ちに気付いたのは、一年くらい前。
バイヤーに同行して伺った
2017年春夏コレクションの展示会でのことです。
デザイナーである福屋さんとお会いして、
真っ直ぐな思いが込めれた一着一着を手に取ると
恋をしたみたいに頬が熱くなるのを感じました。

出会った頃は、ブランド設立から僅か2シーズン目。
それから瞬く間にファンを増やして、
今では当レーベルを代表するブランドのひとつになっています。

先日福屋さんからお話を伺う機会があり、
「何よりも服を作ることに興味がある。」と仰りながら
一着一着に込めたこだわりを丁寧に説明して下さいました。
お話を聞き益々惚れ込んでしまった私の気持ちは募るばかり。
この魅力を少しでも多くの方へお伝え出来ればと、
ラブレターでも書くような気持ちで筆を取りました。



この冬トレンドのボア素材のコートは大きな襟がポイント。
襟元にはフックが付けられており、
かけ外しで襟のデザインが変わるようになっています。

ボタンは一切付けられていない仕様ですが、
<International Gallery BEAMS>では特別に
レザーのサッシュベルトを付けて頂きました。

ベルトの付け外しでもまた違った雰囲気になるので、
気分に合わせて色々と楽しめそうです。



同素材のコンパクトなブルゾンは、
何にでも合わせやすい着丈に合わせて作られました。
ぐっと膨らんだ袖のカーブと背面のボリュームが
さり気なくモードな印象です。


こちらのブラウスは縫製士の技術があってこその一着。
タックをたっぷりと取ってボリュームを持たせたスリーブを
もう一度肩元に入れ込むようにして縫うことで
大げさにならないエレガントさを表現しています。



付属の共布リボンは首元にもウエストにも巻ける長さ。
その日の気分に合わせて着こなしの幅を広げてくれます。



独特のシルエットが目を惹くジョガーパンツは、
今季のコレクションテーマである『Rock&Elegance』を
象徴するような一着です。
70sのロックシーンをイメージした挑戦的なシルエットも、
柔らかなファインウールのカットソー地で作ることで
女性らしいしなやかさが共存した仕上がりになっています。



ポリエステルタフタというスポーティーな素材で、
エレガントなドレスを仕立てた面白みを楽しんで欲しいという
思いが込められたこちらのドレス。
福屋さんが自ら選び抜いた素材で織り上げられた
オリジナルの生地を使用しています。
超極細のポリエステル糸で織られた生地は驚くほど滑らか。
優しい光沢が品のある華やかさを演出し、
これからの季節の特別な日にもお勧めの一着です。



こちらはドレスと同素材のライトコート。
ゴールドのスナップボタンをドットに見立て配することで
デザインのアクセントにしています。
ドットの留め外しでウエストやスリーブのシルエットを
変えることが出来るのも<COATE>らしい面白さです。



身幅や袖筒を絞ったり、袖にスリットを入れて
幾通りもの着方が楽しめるようになっています。

<COATE>では毎シーズン登場する2wayや3wayのアイテム。
ルールを作らず自由に着る服を提案したいという思いが、
幾通りもの着方が出来るアイテムによって表現されています。
驚くことに、その仕掛けは服作りの中で
偶然生まれることもあるのだそうです。


最後に、福屋さんが服作りの上で大切にしていることは、
「人との掛け合い」だと話して下さいました。
描かれたデザインを立体に起こしていく作業の中に、
「トワルチェック」と呼ばれる試作のような工程があります。
<COATE>ではその作業を福屋さんのアトリエに
パタンナーさんを招いて行うそうなのですが、
ああでもないこうでもないと言いあって一着を作り上げる。
そのライブ感が福屋さんにとって大切なのだそうです。

「人との掛け合いの中で、自分を超えていくことが出来る。」
そんな風に仰る福屋さんの服作りと向き合う揺るぎ無い姿勢が、
<COATE>だからこそ表現出来る世界観を
作り上げているのだなと思います。


身体を通した時に はっとさせられる。
特別な日の一着に選びたいと思う。
なんでもない日も、着ることで特別な日にできる。

これからもずっと大好きです。



Takeuchi

PARABOOT TRUNK SHOW

こんにちは、MURAMATSUです。
9/14よりBEAMS各店を巡回してきましたイベント、
PARABOOT TRUNK SHOWが本日、11/17より
当店で開催スタートです。

このイベントは普段、セレクトをしてご紹介しているモデル以外にも
色やサイズ、モデルをお試しいただけます。
まずは今、取扱いをしているモノを再確認してみましょう。


“MICHAEL”(ミカエル)は
MURAMATSUも愛用しているモデルでして
締め付け感がなく、一日中履いていても疲れません。



“CHAMBORD”(シャンボード)は指名買いが多いモデルの一つです。
アッパーはオイル含有率が高いリスレザーと呼ばれ、
ケアも手間がかからず急な天候の変化にも心強い革です。


“WILLIAM”(ウィリアム)は定番品から別注品まで
バリエーション豊富に取り揃えていますので、
様々な革の表情を比べてみてください。



“MICHAEL BRIDE”(ミカエル ブライド)は
廃番となっていましたが昨年秋冬シーズンに復刻、
ご好評頂いています。

さてここからは、
トランクショーの会場をチェックしてみましょう。

当店入口のウインドーディスプレイも
PARABOOTでお出迎えです。


ズラリと並んだSHOESは圧巻のバリエーションです。


ミンクのファーをあしらったREIMSとMICHAELは
この会期、11/26までの販売です。




テーブル下に並ぶモデル、
実は当店の為に新たにピックアップしたもので、全て1点モノです。




会期中にご購入頂きますと、
ノベルティとしてシューツリーと
クリーニングクリームをご用意しています。


そしてMURAMASTUのおススメは
“CLUSAZ”というトレッキングモデルのローカットです。
ボリューム感のあるシューズを履きたいけれど
ハイカットは本気すぎるなぁなんて思っている方へ
ピッタリの一足です。

ぜひ沢山のバリエーションをこの機会に
ご覧になって下さい。
良ければMURAMATSUも一緒に
悩みながらご案内させて頂きます(笑)

MURAMATSU

アンドロイドはファッションの夢を見るか?


2049年。
アメリカ西海岸。

大停電や食糧不足、電子記録の破壊、
労働力として製造された
レプリカント(人造人間)たちの反乱など
度重なる混乱を経て
近未来のロサンゼルスは
荒廃の一途を辿っていた…。

いきなり何の話だ、って?
今年一番の話題作
「ブレードランナー2049」です。
1982年公開のカルト映画
「ブレードランナー」の続編が、
35年の歳月を経て
映画ファンが待ちわびた作品として
先日より公開されました。

前作において監督リドリー・スコットが描いた
退廃的未来予想図(?)はその後に現実社会にも
大きな影響を与えた、と言われています。
個人的にも20年前に観た
「ブレードランナー」の世界から
かなりの衝撃を受けた記憶があります。
さらに時代を重ねるにしたがって
1980年代当時は遠い未来の寓話に過ぎなかった
複製技術や電子頭脳も
2017年時点ではいよいよ現実味のあるものとして
僕らの生きる世界を取り囲んでいます。


そんな話題作「ブレードランナー2049」。
先日、劇場へ観に行ってきました。

本作の主演は
「ラ・ラ・ラ ランド」での演技も話題になった
ライアン・ゴズリング。

ロサンゼルス市警に勤務するKは
反乱を起こす可能性のある旧式レプリカントを
解任(要は処刑)するという任務に就いており、
その職業の呼び名が「ブレードランナー」。

で、そのライアン・ゴズリング扮するKという男。
彼は襟元にボアが付いた
緑のレザーライダース(膝下丈!)に身を包み、
空飛ぶ自動車(プジョー製!)に乗って
レプリカント狩りに出かけていくのですが…。

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で、今日のお題は襟ボア付きのジャケット。

無理矢理感も多少ある気がしますが
まぁ、一旦最後までお付き合いください(笑)。

襟元にボア/ファー素材が付いたアウターは
昨年から引き続き注目アイテムです。


勿論、当店にも
様々なバリエーションが出揃っています。


CMMNSWDN(コモンスウェーデン)の
レザーライダースジャケット。


厚手のカウレザー素材に
取り外しできる襟ボアが付いています。



COACH(コーチ)のレザーライダース。


純白のボアが眩しい一着。



OUR REGACY(アワーレガシー)の
ファー付きデッキジャケット。


元々は蛍光イエローだったナイロン素材に
顔料を乗せて黒っぽく仕上げています。
サイバーパンクっぽい一品。

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劇中で目にする2049年のロサンゼルスは
新宿の歌舞伎町をさらに何倍も猥雑にしたような
「ごった煮」の世界として描かれています。

そこにうごめく人間(レプリカント含む)たちは
人種も職業も服装も実に多種多様。
貧富の格差もかなり大きい様子。

映画を観ていて思ったことがあります。

「2049年の世界も衣服に関しては
今とあまり変わっていないな」
ということ。

ま、SFなんですけど。


確かに合成食料と新型レプリカントの製造で
世界を牛耳っているウォレス社のスタッフたちは
所謂「近未来的」な衣服に身を包んでいます。
ピエール・カルダンやハーディ・エイミスが
1960年代に打ち出したような「近未来服」に。

しかし、大半の人間達はいまだに
「20世紀的な」衣服のまま。

ゴズリングのレザージャケットに関しては
なんなら1970年代調に見えたりします。

彼が恋人として一緒に暮らしているのは
ホログラフで実体化するAI(人工知能)の
女の子、ジョイ。
彼女の衣装のなかにも
ウエストサイドストーリーみたいな
1950年代風が出てきたりします。

レトロなものとハイパーなものとが
混在するカオス。

ブレードランナーの世界観のあちこちに
登場するこの「レトロ」感。

世界は破壊され
食べ物は人工食になり
樹木は枯れ果て
恋人がバーチャルになっても
プレスリーやシナトラを懐かしみながら
ウイスキーを飲む。


実にアメリカ的、とも言える視点ですが
日本人の僕にも分からなくはない。

ダウンロード全盛の音楽業界にあって
落ち目のCDを横目に見ながら
売上が伸ばしているというレコード。

スニーカーやナイロンといったスポーツウェアが
ストリートやハイファッション界で流行する一方
クラシックなディテールのスーツが復権する
という重衣料業界の傾向。

不思議と言えば不思議。
当然と言えば当然。


いや、というよりもむしろ
技術革新が進み無機質が有機質を
覆い隠してしまいそうになると
人間は必ず「懐かしさ」に回帰しようと
するのではないでしょうか?


よくよく考えてみると
スリーピースのスーツにハットをかぶり
ワイヤレスのイヤホンを使って
歩きながら電話をしたり
パッチワークジャケットに
フレアパンツを穿いた格好なのに
腕時計に話しかけながら
目的地までの経路を検索したり。

これって既に
プチ・ブレードランナー的ですよね??



TONSURE(トンシュア―)の
ファー付きジップブルゾン


テディベアの公式素材として知られる
「シュタイフ」社のフェイクファーが
スナップボタンで取り付けられています。



QUATROCCHI(クアトロッキ)の
シープスキンB-3ジャケット



ハードなフライトジャケットをモチーフにしつつ
イタリア製らしい洗練された仕上がり。


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少し前のニュースですが
あのGUCCI社のマルコ・ビッザーリCEOが
「今後一切のファーアイテムの製造を廃止する」
と発表して話題になりました。

また、クローン技術を利用して
(分子レベルまで同じ構造の)
牛の皮革を人工的に作るという
研究も進んでいるようです。

最近ではマイクロファイバー素材の
人工スエードで作った
衣服やバッグが人気です。
これはもう十分に未来の技術だと言えます。

しかしそれを更に大きく上回る
想像もつかないような未来が
いずれやって来るのかもしれません。

いや、やってきます。
それはもう確実に。

その頃には
ファッションの果たす役割が
どのように変わっているのでしょうか?
みんなどのような服を
着ているのでしょうか?


意外と1930年代ルックとか
ビクトリアンスタイルが
大流行していたりして。

で。

そんな服を人工知能搭載の自販機で買えたり。



みなさんはどう思いますか?



Tsuruta

The world traveler ーCATAMARCAー

世界のあらゆる土地からインスピレーションを受け、その土地の特別な素材や色を取り入れたコレクションを発表する<seya.>。先シーズンは”season#00:旅の準備”というテーマで、あらゆる旅にぴったりのベーシックなアイテムが揃うコレクションでした。


そしていよいよ今シーズン、<seya.>の世界観が存分に感じられる旅が始まりました。


今回のテーマは”season#01:CATAMARCA”。カタマルカという地名を聞いたことがありますか?


今回の旅の始まりのきっかけは、デザイナーの瀬谷さんがご友人の家でたまたま見かけたアルゼンチン・カタマルカという土地の写真。その写真は、砂のベールに覆われたような粗さの中に柔らかいトーンの山々と高原が広がり、男性的でもあり女性的でもあるというとても魅力的な世界でした。


ジープで荒々しい荒野を走り抜けると、周りは美しい絵画の様な世界が広がります。ダスティピンク、鉱質的なグレー、褪せたグリーン、深いブルー、ベージュ・・・。様々な色をグラデーションにして調和させていく空気はとても不思議で美しい。デザイナーの瀬谷さんは、こんなにたくさんの微妙な色が存在したのかと初めて見る光景に驚かずにはいられなかったと言います。


今回のコレクションでは、そんなカタマルカで見つけた繊細な色を表現したアイテムが揃っています。



こちらのコートの色は”Catamarca Green”と名付けられています。まさに<seya.>ならではの色合い。グリーン・グレー・ブルーの間の様な、言葉では表現できないほどの微妙な大地の色が再現されています。カジュアルな素材に見えますが、表地はシルク100%で非常になめらかで柔らかい肌触り。通常よりかなり重量感のあるシルクチノをサンドウォッシュ加工で砕くことで、しなやかな質感を表現したこだわりの素材です。



同じ素材を使用したラグランスリーブドレス。こちらは”Pink Beige"という名前が付いています。こちらも何とも言えない微妙な色合い。キャメルカラーにも近いわずかにピンクがかったベージュは山の斜面の色を表現しています。カタマルカではこの色からグレー・赤茶へと山々がグラデーションに連なっています。リラックスしたシルエットのドレスは旅先で活躍してくれること間違いありません。



ベルトでウエストマークすれば、また違った印象が楽しめます。1枚のドレスで着こなしに変化を付けることができるのは、これもまた旅の服としては大切なことですよね。そういったところにも、たくさんの場所へ旅に出かけるデザイナーのこだわりが詰まっています。



こちらも同じくシルク100%のトップとパンツです。色は”Kaki Beige"。この色は草木がなくなる標高が高い場所に広がる色。少し砂っぽいような、色褪せたベージュです。リラックス感があり、メンズライクなシルエットが<seya.>らしいアイテムです。



こちらはキャメル素材を使用したジャージードレス。袖口のリブやベルトなどカジュアル感を感じるディティールながら、”ドレス”という言葉がしっくりくる上品な佇まいです。キャメルはとても暖かく、着心地も抜群。マキシ丈のドレスですが、パンツとのレイヤードするのも<seya.>らしくてオススメです。




究極にシンプルだからこそ、素材には徹底的にこだわりたいニットは最高級のものを使用しています。実際に触れると納得のなめらかな肌触りは、1度着てしまったら他のニットでは物足りなくなってしまうかもしれません。色は”COCOA”と”Light Grey”の2色。特に”COCOA”はパープルとブラウンの間のような絶妙なカラーです。





今年トレンドのコーデュロイ素材も<seya.>の提案はとてもシンプル。時代の変化に流され過ぎない芯の強さを感じる服です。肩や縁にレザーを使っており着ていくほどに変化が生まれるこだわりに、きっと着る人は「ずっと着ていきたい」と思うのではないでしょうか。



同じ素材のスカートはレザーがラインのように使われ、アクセントになっています。スポーティーにコーディネートしてもおもしろいかもしれません。使用しているコーデュロイはタンブラー加工を施しているため、通常のコーデュロイよりもふっくらとして柔らかな質感。上品な肌触りとボリューム感を楽しんでいただきたいアイテムです。


私たちが見たことのない土地からインスピレーションを受けた<seya.>の服は、一見とてもシンプルに見えますが、色や素材へのこだわりを知ると驚きの連続です。私は瀬谷さんのデザインした服をいくつか着てきて、その不変的な美しさ・着心地の良さに魅了されてきました。しかし今回のコレクションを見て、更なる魅力に気付くことが出来ました。瀬谷さんのデザインする服には、私が出会ったことのないような色やディティール・素材という新しいエッセンスが加えられ、その新しい出会いに私は魅了されていたのです。

次のシーズンの<seya.>はどこの国のどんな景色を見せてくれるのだろうと、今から心を躍らさずにはいられません。


Matsumoto


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掲載アイテム

■65-19-0538 パッデッドコート ¥222,480-

■65-26-2706 ラグランドレス ¥143,640-

■65-11-0595 シルクスリットトップ ¥83,160-

■65-23-0448 シルクトラウザーズ ¥106,920-

■65-26-2707 キャメルドレス ¥113,400-

■65-15-0737 ポロカーディガン ¥109,080-

■65-16-0176 コーデュロイジャケット ¥131,760-

■65-27-1563 コーデュロイスカート ¥101,520-

路上

こんにちは、Tsurutaです。
今回のブログでは
以前からなんとなく思っていたことを
書いてみたいと思います。



いよいよ10月も終わり
秋も本番だと言うのに
「○○って何?」
「××ってソモソモどういうこと?」
という
小学生男子並みの素朴な疑問
(地球はどうして回っているの?的な)
グズグズと追及しながら
永遠に解けない謎の核心に迫りそうで
全く迫らない
Tsurutaブログの世界へようこそ、
って感じです(笑)。


で…。


いま流行の「ストリートファッション」って、何?


これが今日のテーマです。



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アフリカ出身の二人組デザインデュオ
NIUKU(ニウク)の別プロジェクト
BASSCOUTUR NIUKU(バスクチュール ニウク)。

古着のカレッジスウェットを大胆にアレンジした
当レーベルのためだけのスペシャルアイテムも
まだ記憶に新しいところ。
※詳しくはコチラ
http://www.beams.co.jp/news/619/

発売日の店内はこんな感じでした…。













9/29(金)の発売開始から
多くのお客様にお買い上げいただき
(中には開店前から並んで頂いたお客様も)
一点モノのピースが
次々と店頭から姿を消していきました。

・・・・・・・・・・・・・・

その発売を直後に控えた9月某日。
NIUKUのデザイナー二人が
ショップを訪ねてきてくれました。


サンプルを使いながら
2017年秋冬の新作について
熱心に説明中の彼はLENNY(左)。


次はフライトジャケットについて
熱いTALK中。


説明を終えて
デザイナーの二人をパチリ。
LENNYとKANDITA(右)。

二人とも初めての来日とのこと。
多忙なスケジュールの合間を縫って
訪ねてきてくれたこと感謝してます!

ところで
この商品説明を聴きながら
僕は隣に座っていたプレス・安武に
「ねぇねぇ、アレ見て。カッコよくない?」
「はい、僕もそう思って見てました」
とヒソヒソ話。
その目線の先には…。


KADIATAの足元!!!

スエードのワンスターを部分的に切り抜いて
エスパドリーユ風にアレンジしちゃってます。
紐の結び方もクラシックなエスパ風。

超絶クリエイティブです。
カッコイイな~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

本題に戻ります。

「ストリートファッション」って何?
と聞かれたら、今の僕はこう答えます。

「与えられるだけじゃツマンナイから
自分たちでやっちゃおうよ」という感覚。
すなわち「D.I.Y感覚」。

権威主義に対して
自らの知恵と工夫で反抗してみせる。
それがストリート感覚だと。
反抗する、とまではいかなくとも
世の中で「長い」と言われているものに
簡単に巻かれる前に
「ホントにそうなの?」と考えてみる。
他人の受け売りでなく
自分で考えてみる(Do it yourself)
ということです。

現在は世の中に多くのメディアがあるので
様々な情報が錯綜しています。
「最近ではストリートファッションが
ハイファッションの世界にも
大きく影響を与えており
ハイブランドがストリート風の
デザインを取り入れるなど…」
云々カンヌン。

「それってホントにそうなの?」
「ストリート風のデザインって何?」

元来、疑り深くてシニカルな性格の僕は
すぐにそう思ってしまいます。

「ココ・シャネルだってそうじゃないの?
今(当時)の時代を生きる女性にとって
本当に必要な服が無いから
ツイードとかジャージーとか
それまではファッションとは無縁だった
(主に男性が身に付けていた)粗末な素材で
新たな女性服の地平を切り開いたんでしょ」
「少なくともココ・シャネル(100年前)の時点で
とっくにストリートはハイファッションに
影響を与えていたんじゃない?」って。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


BASSCOUTUR NIUKUからは
別注のスウェットシャツに続き
コレクションラインが届いています。


どれも楽しいアイデアと
意表突くギミックに溢れています。



「Gジャンにジップを取り付けて
前身だけ(ジップを)開いて着たら
後身が長くなるよね。
まるで燕尾服を着ているように。」



「ジーンズの両脚を真ん中から切り開き
縫い代を表に出してもう一度縫い合わせる。
シルエットも変わるし
ジーンズというカジュアルなものが
センタープレスの入ったトラウザーズのように
フォーマルな印象になるんだ。」


などなど。









彼らのアイデアは単なる奇抜さのみを
下敷きにしているのでは
ありません。


過去に対するリスペクトと
それらを自分たちなりに解釈
(Do it yourself)することで
独自の視点が加わったデザインなのです。


スケーターにカリスマ的人気を誇る
「あのブランド」のロゴを
身に付ければ
ストリート風。
安全ピンや切りっぱなしを
モチーフに使えばパンク風。
重ね着すれば90年代風。
英国ものを着たらジェントルマン。
フランスものを着たらシック。


インスタントな鵜呑みファッションは
あくまで「~風」であって
スタイルではありません。
表層を上滑りしていく言葉たち。


「反抗者風」「ストリート風」が大量に
「与えられる」現代のパラドックス。

そして、再びやってくる談合。
「だよね~」という表層的な共感。
退屈。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


男性服のようなツイードジャケットに
パールの首飾りをジャラリと重ね付けした
ココ・シャネルの挑発的な横顔。
彼女が身に付けていたパールには
リアルとフェイクが混ざっていたと言います。

「どれが本物だかわかる?」

90年代、渋谷センター街にタムロしていた
チーマーたちが牽引した
ストリートファッション「渋カジ」。
ボロボロのフライトジャケットや
ヴィンテージのデニムに身を包み
「汚いカッコしてるけど
俺たちイイモノは分かるんだよ」と
アイデンティティを主張していた
彼らのマインドに最も近いのは
ココ・シャネルかもしれません。

流行は与えられるもの。
スタイルは掴み取るもの。

自らの手と心を使って。



Tsuruta

瞬き - hum -

ダイヤや彫金の技術によって瞬きを閉じ込めた<hum(ハム)>のアクセサリー。今回は人気の高い“lace series”よりご紹介いたします。

その名の通り、レースの表情を熟練された技術によって再現したアクセサリー達。

女性らしく可憐なデザインは、ニットとのコーディネートにも引けを取らないほど印象的です。

耳元を飾るピアスも華奢なラインとダイヤの輝きによって構成されています。また、表面に小さな凹凸を作ることで細やかな輝きが生まれます。このミルグレインと呼ばれる技巧はとても手間のかかる作業で、職人の温もりを感じるhumならではの行程です。


着用した時に映る陰影すらデザインの一部。。。また、どんな角度から見てもモチーフが美しく見えるセッティングに技術の高さを感じます。カジュアルなスタイルのアクセントから、ドレスアップのスタイルまで幅広くコーディネートしていただけます。


カットワークレースを思わせる大胆なモチーフもご用意しております。ギョーシェ彫りと呼ばれる線刻模様が一つ一つ手作業で施され、まるで上質な生地のように柔らかで独特な風合いが生まれます。


同シリーズではリングもご用意しております。印象的なアイテムながら、グリーンゴールドの優しい色味は肌馴染みが良く大人の女性にぴったりです。他のアイテムとも相性良く合わせていただけます。


昨年開催されたリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック。アスリートの方々の活躍と次回開催となる東京オリンピック・パラリンピックへの期待から、閉会式をご覧になった方も多いのではないでしょうか。ブラジルらしい鮮やかな色彩と軽快な音楽、自身の中にはないアクティブな感性に感銘を受けました。中でも心が踊ったのが、オリンピックの閉会式での「レース編みの女性たち」という演目でした。民族衣装をまとったコーラス隊とレースの衣装を大きく揺らして踊るダンサー達、そのリズムに乗って会場には光のレースが次第に編み上がっていきます。(こちらから動画をご覧いただけます。https://youtu.be/ssc5eLjLoMQ 1:13:00より該当のプログラムがスタートします)

現在もブラジル北東部では盛んにレースが生産されています。ポルトガルの植民地時代にヨーロッパのレース編みの技術が伝えられ、その技術が多くの女性たちの手によって発展し伝承されてきました。そしてそれが国を代表するものとなったのは、彼女たちの努力や技術力はもちろん、レースの持つ大きな魅力に我々が引き寄せられたからではないでしょうか。

話しが少し逸れてしまいましたが、レースには可憐でいてパワフルな力をくれる魅力があると私は思います。かつてレース編みの女性たちが誇りを授かったように、身につけることで力やエレガントさを分けてもらえるのではないでしょうか。そんなレースの表情を彫金によって再現したhumの細やかなアクセサリーを是非店頭でご覧ください。


また、11月1日(水)から「hum Vintage Collection」を開催いたします。通常お取り扱いのないアイテムに加え、貴重な懐中時計のヴィンテージチェーンや様々な年代・国のヴィンテージコインを使用したジュエリーをご覧いただけます。時を重ねたアイテムが放つ魅力を是非お楽しみ下さい。


Shimazu


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掲載アイテム

■65-42-0787 写真②左ネックレス ¥102,600(税込)

■65-42-0852 写真②右上ネックレス ¥75,600(税込)

■65-42-0851 写真②右下ネックレス ¥51,840(税込)

■65-42-0926 写真④左ピアス ¥172,800(税込)

■65-42-0925   写真④右ピアス   ¥200,880(税込)

■65-42-0855 写真⑥上ピアス ¥99,360(税込

■65-42-0854 写真⑥下ピアス   ¥69,120(税込)

■65-42-0939 写真⑦人差指リング ¥93,960(税込

■65-42-0853 写真⑦中指リング ¥129,600(税込)

■65-42-0789 写真⑦薬指リング   ¥115,560(税込)


村松解放宣言(Reprise)


こんにちは、Tsurutaです。

ここのところ、東京は雨続き。
気温もグッと下がり11月の様な寒さ。


一方、この男もなかなか上がりきれない様子。



スタッフ、Muramatsuです。


先日のブログ「村松解放宣言」を受け
http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/14697/
過去の悩みを振り切って
一気に秋冬モードへ突入、かと思いきや…。

今日も浮かない表情。
この日のMuramatsuはというと…。


昨年購入したレーベルオリジナルのスーツ
CONTEMPORARY 2Bを
スウェットパーカや
スニーカーに合わせて
コーディネート。



足元は黒スウェードで抑えめにしつつ
鮮やかなピンクをVゾーンに効かせています。
差し色もトレンドカラーをチョイスしていて
悪くはないのですが、本人は少し不満げな様子。

「もっと新しい自分を発見したい!」
「でも、どうしたら良いのか…」と
相変わらずのアーデモナイ、コーデモナイ。

ということで、先輩Tsuruta。
半ば強引にMuramatsuを
フィッティングルームに押し込み…。
(パワハラではありません)


とりあえず着てみて、と。
渡された服に着替えるMuramatsu。
なかば
薄ら笑い気味。


ということで今回は
「まぁまぁ劇的!ビフォー&アフター!」
の第二弾。
「Toshiyaがスーツに着替えたら」を
お送りします。

で、出来上がったのが…。


























ハイ、コチラ。別&人。


グレーフランネルのスーツはそのまま活かしつつ
周りを全トッカエ。



インナーにはCOOHEM(コーヘン)の
ファンシーツイード風ニットジレを挟み
ネイビーベルベットのボウタイでドレスアップ。
アップした分だけ
ボア付ブルゾン(Editions MR)や
マリンキャップでドレスダウンさせています。
いずれもコーデュロイ素材。
フランネルとの相性が悪いはずはありません。



足元はスニーカーから
Tejus(トカゲ)素材のローファーに変更。
ネイビーをチョイスしておフランスなムードに。
グレーフランネルという控えめな素材を
フレンチ風味に調理してみました。



T:「ど、どおですかねぇ、Muramatsuさん?」



M:「ま、いいんじゃないすか。
ヨクデキだと思いますよ。」


…及第点いただきました。
ホッ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、また別日のMuramatsu。

今シーズンの新作スーツを着ています。
2017年秋冬の注目素材コーデュロイを使った
コンテンポラリーなスーツです。



インナーにはVEILANCEのナイロンベストと
赤いギンガムチェックのシャツをレイヤード。

足元はスニーカー好きのMuramatsuらしく
Vansで合わせています。
コーデュロイスーツをスポーツMIXで
スタイリングしています。

これはこれ。

そんな感じもします。
が、とりあえずフィッティングルームに
連れて行きました。
(パワハラではありません)




















はい、こちら。
スーツとシャツはそのまま活かして
スポーツMIXの「スポーツ」部分を
少しだけボリュームダウンさせました。



インナーにはCMMNSWDNの
レトロなスウェットシャツをイン。
ベースボールキャップはチェック柄を
選ぶことでコーデュロイ素材と
馴染むようにしました。



足元はトカゲ素材のローファー。
コーデュロイ素材の「ほっこり感」に
毒っ気を加えるイメージで。
ブラウン系のコーディネートに
「赤」を差す感じは今年の代表的な
カラーリングです。

スポーティーな雰囲気は活かしつつ
大人っぽさが加わりました。




ビフォー。




アフター。

無意味なうすら笑いが消え去り
表情がキリッと引き締まりました。

洋服の力です。


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ということで
Muramatsuを劇的にアフター化してくれたのが
こちらのシューズたち。



イタリアが誇る超絶優良ファクトリーブランド
F.lli.Giacomettiのローファー。
※写真はサンプル品です。

Tejus(トカゲ)素材がエキゾチックな一品ですが
どことなく上品さを感じさせてくれるのは
まぎれもなく「ハイクオリティ」だから。

皆様ご存知のシューズブランドの
生産の一部を請け負っていたり
有名メゾンブランドの
コレクションラインのシューズを
作ったりしているだけあって
細部にも職人技が光ります。

写真のローファーをご覧ください。
この整った斑(ふ)の並び。
盛り上がった手縫いのモカ。
ファクトリーブランドならではの価格設定ですが
これと同等のクオリティの品を
メゾンブランドで買おうものなら
目玉が飛び出るようなプライス必至。

ということで告知です。
絶賛開催中のこのイベント。


これは見逃せません。
詳しくはコチラ→http://www.beams.co.jp/news/613/

時間帯によっては同ブランドの
国内エージェント(有)ウィリー代表の
秋山氏が店頭にてオーダーのお手伝いを
させていただきます。
長年に渡り靴業界で活躍される氏の商品知識は
まさに「ホンモノ」。


空き時間に靴について色々と御教授いただく
スタッフMuramatsu、渡邊。

業界の裏話から
フィッティングのコツ
素材や作りの特徴まで
横で話を聞いている僕らも
終始、勉強になりっぱなしです。


この日の東京は雨。
秋山氏の足元は象皮のブーツ。
水にも強いんです、エレファント。


・・・・・・・・・・・・・・・


Muramatsuが履いていたサンプル以外にも
パイソン、クロコダイル、象、ダチョウ…。
果てはサメまで。
希少なエキゾチックレザーを
多く取り揃えているこの機会に
自分だけの一足をオーダーしてみてください。
(希少素材には限りがあります)
皆様のご来店お待ちしております。


おそらくオーダー会場では
どのモデルにどの素材を乗せるか
悩みに悩んでいるMuramastuに会えるはずです(笑)。





Tsuruta

本日よりスタートです

こんにちは、MURAMATSUです。

今回は、本日10/20(金)から10/29(日)まで、
当店にて開催される
F.LLI GIACOMETTI(フラテッリ ジャコメッティ)の
オーダーフェアのお知らせです。

同ブランドは、イタリアの北部、ベネト地方に工場を構えています。
革靴の生産環境としては珍しく、革の裁断から縫製、完成まで
すべての工程を自社で行えるそうで、数多くのメゾンブランドの
シューズを手掛けるファクトリーブランドです。

このイベントでは、
ダブルモンクサンダル・グルカサンダル・ローファーの
3型をベースにカーフレザーをはじめ
希少素材であるトカゲやワニ、エレファントや
ダチョウ、サメ(!)などのエキゾチックレザーをお選び頂けます。

それでは各モデルのサンプルを
少しずつチェックしてみましょう。

こちらのダブルモンクサンダルは
側面がオープンになっているので、
足の幅が広い方にオススメのモデルです。
また、本体と中底を縫い付け
更に中底と本底を縫い付ける
ブレーク製法で作られており、
返りの良さと耐久性を兼ね備えています。

参考価格 ※¥87,400~(+TAX) 
※素材によって価格は異なります。








続いてのモデルは

今回の3型の中でも愛用スタッフが多い
グルカサンダルです。
サンダルにつま先が付いたデザインから
トゥークローズサンダルともよばれます。
素足のみでなく、アッパーのデザインを活かして
ソックスとレイヤードを楽しめます。
先ほどのダブルモンクサンダルと同じく
ブレーク製法です。

参考価格 ※¥87,400~(+TAX)
※素材によって価格は異なります。





最後のモデルは

同ブランドを設立した兄弟、
兄の名LUIGINOの名が付けられたローファーです。
マシンメイドでは困難な
立体的に盛り上がったモカ縫いや
柔らかな履き心地など
F.LLI GIACOMETTIの技術力を体感できる
ハンドソーンウェルテッド製法のモデルです。


参考価格 ※¥109,250~(+TAX)
※素材によって価格は異なります。





スニーカーばかり履いているMURAMATSUも
同ブランドのレザーシューズを所有していますが
履き馴染みが良く、一日中履いていても疲れません。
この機会に、長年欲しかったローファーを
オーダーしようか悩んでいます。
ぜひ店頭で一度お手に取ってみてください。


MURAMATSU





おもちゃ売り場でつかまえて


まだ僕が小さな子供だった頃、
よく読んでいた絵本で
今も心に残っている作品があります。


「くまのコールテンくん」という本です。
ちょっと調べてみたところ
ドン=フリーマンという作家による
1975年の作品のようです。


「コールテン」と言われても
平成生まれの若い方には
ピンとこないかもしれません。
「コールテン」とは「コール天」。
「Corded Velveteen=畝織りのビロード」。


つまり「コーデュロイ」の和名です。
昭和世代はこう呼んでいました(笑)。


デパートのおもちゃ売り場で売られている
熊のぬいぐるみコールテン君は
サロペットパンツを着ているのですが
今、見直してみるとそのサロペットパンツが
「コールテン」素材で出来ているようです。
挿し絵にも畝らしき素材感が見てとれます。


ということで(?)今回は
2017年秋冬最大の流行素材
コールテン、
もといコーデュロイの特集です(笑)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まずはスタッフスタイリングから。



当レーベル・ディレクターの服部。



パンツがコールテ…コーデュロイです。
これぐらい畝が太いものが多いのも
今年の特徴です。



もう一枚、服部。
デザイン性の高いPRLEのパンツにも
コーデュロイ素材が使われています。



別日の服部。セットアップもコーデュロイです。



バイヤーの関根。



Nicholas Daleyのような英国ブランドならば
もはや御家芸ともいえるコーデュロイ素材使い。



わたくしTsuruta。
太畝のコーデュロイは
素材感に変化が欲しい時にもうってつけ。



全身をブラウンでまとめても
凹凸感を演出してくれます。



レディースでもやはりトレンド素材の筆頭。
ウイメンズフロアのスタッフ島津。



Maison Flaneurの一着はインパクト大。


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続いて店内ディスプレイから。



注目ブランドCedric Charlierからは
ベビーピンクの発色が新鮮な
細畝コーデュロイパンツが。


J.W Andersonのクロシェ付きカーディガンで
レトロ調にまとめていますが
インナーに同ブランドのジャージを合わせて
スポーツテイストをミックスしています。



こちらはパンツでコーデュロイ使い。



The Lettersの親子コール素材
(太畝と細畝が交互になっている)が
ツイードのジャケットと普通に好相性。
Raf Simonsのビッグサイズジャケットと
Basscoutur Niukuのスウェットが
懐かしい素材感をアヴァンギャルドなバランスに
仕上げてくれます。


若きフレンチシックの達人
Editions MRからもコーデュロイのオンパレード。



ボア付ブルゾン、シャツ、パンツ。
中に挟んだネイビージャケット以外
すべてコーデュロイ、という荒技スタイリング。
色目をシックなダークトーンでまとめつつ
畝の大小を使い分けています。



パンツのみValentino。
こちらもコーデュロイ。
シューズのファー素材とも
相性抜群。



TACASiからはパッチワークのジャケットが。
複雑な切替えが素朴な素材感をアップデート。



合皮のパンツやハラコベルトで
素材感にも
コントラストをつけて。



・・・・・・・・・・・・・・


「くまのコールテンくん」が
1975年の作品であるように
コーデュロイ素材には何となく
70年代のイメージがついてきます。


この素材をうまく攻略するには
レトロ調が強くなりすぎないように
気を付けた方がよさそうです。


メンズスタイルにおいてはコーデュロイというと
英国カントリースタイルの
田舎っぽいアイテムが連想されがちです。
シェットランドウールやツイード
スエード靴と相性が良いのは当然と言えます。


オーセンティックに着こなしてしまうと
野暮ったくなり過ぎる…。
着る人の個性や趣味趣向によっては
そんなこともありえるでしょう。


そんな時は
「ナイロンなどのスポーツ素材」
「茶のスエードではなく表革の黒靴」
「エナメルなどのフォーマル素材」
「暗めのコーデユロイ(黒・紺など)を選ぶ」
などなど…ちょっと田舎から遠い要素と
合わせてみると良さそうです。


ともかく久々に流行している
「野暮ったい」素材、コーデュロイ。
これは楽しまなければ損、という位
今シーズンはコーデュロイが百花繚乱。

S.E.H KELLYやM's BRAQUEといった
素材フェチなブランドからは勿論の事
MARNIやAndrea Pomlilioなどの
デザイナーズブランドからも
多くリリースされています。


ワイン色のコーデュロイを使った
レーベルオリジナルのスーツまであります。
(これはまた別の機会にご紹介)


デパートのおもちゃ売り場で
買ってくれる人をずっと待っていた
くまのコールテンくん。
この秋はひっぱりだこの人気者になりそうです。




Tsuruta



知らないところへ -CLAUDIA LI-


先シーズンよりInternational Gallery BEAMSでの取扱いをスタートした<CLAUDIA LI(クラウディア リー)>。才能溢れる彼女は、美術やデザイン、ファッションを学んだ後、J.W.Andersonにて様々な創作過程に携わっていました。とりわけ立体裁断の評価が高く、その技術を活かした自身のブランドを、2015年秋冬コレクションよりスタートしました。軽快で流動性のある立体的なシルエットによって生まれる、モダンでいて着心地の良い服が大きな注目を集めています。


こちらのドレスは肩から袖に掛けて調整できるドローストリングがついており、ギャザーから生まれるドレープによって立体的なシルエットを見せます。重厚な風合いの生地ながら、着用した時の柔らかで軽い着心地の良さに驚きます。また、たっぷりとした裾の動きが女性らしくエレガントです。


伝統的なテキスタイルや裾にかけての女性らしいフレアーのラインは、クラシックかつヴィンテージライクな印象を受けます。しかし、クリアー×シルバーのボタンや誇張された長さのドローストリングなど、現代的なディテールやフレッシュな感覚をミックスすることで、ヴィンテージにはないモードな雰囲気を感じさせます。


シェイプされたウエストと女性らしいバストやヒップのラインがバージャケットを思わせるジャケット。女性的なボディに対してハウンドトゥースの男性的なテキスタイル、さらにラペルやショルダーなどオーバーなシルエットという現代的なムードを掛けあわせ、複数の要素をバランス良く融合させています。


グリーン×レッドのチェック柄はスカートをご用意。ノスタルジックな雰囲気に対して、凝ったディテールによりモードな印象が加えられます。計算された美しいウエストからの緩やかな流れが品良く、裾へのたっぷりとしたドレープが豊かな動きを生みだし、エレガントな印象を与えます。


<トライアングル>から着想を得た今シーズンのコレクション。それはラペル、スリーブ、カフス、レイヤリングのディテールなどに現れてきます。こちらのベストも前合わせに三角のシルエットが組み込まれ、新鮮な表情を見せます。また素材には、同ブランドでは初めてコーデュロイを使用しています。


爽やかなブルーのカラーは、どこかレトロな印象を受けます。目を惹く色味ながら、他のカラーとの相性が良く、ネイビーやブラックはもちろん、ブラウンとの組み合わせは今シーズンらしくお勧めです。ジャケットやコートとのコーディネートですと、レイヤードに複雑な線を加えてくれるのが面白いです。


同じくコーデュロイのアイテムは、こちらのパンツをご用意しております。膝のスナップボタンを開閉することで太さを調整できるギミックの効いたアイテムです。


左右で違う幅で着用すると印象的なコーディネートを楽しんでいただけます。


今シーズンらしいスリーブコンシャスなシャツは3型ご用意しております。スリーブのシルエットはもちろん、カラーやボタンなど細部へこだわりの宿ったアイテム達が揃います。スパイスの効いたディテールは、日々のコーディネートを楽しくしてくれるはずです。


「Take me away to a different place and time」

「私を知らない場所と時間へ連れて行って」と語りかける、今シーズンのCLAUDIA LIのテーマ。どこかノスタルジーなムードを現代的なエッセンスで仕上げた洋服達は、自身のワードローブに変化を加えながらも不思議とフィットします。日々に新たな輝きを静かに灯すことで、少しなんだか楽しかったり、少しだけ背筋がぴんっと伸びたり、少し知らない自分になれたりするのではないでしょうか。
歳を重ねると多くの経験と共に、心と身体が重たくなり「行動に移す勢いがなくなってきているのでは・・・」と不安になることがあります。時間がない、余裕がない、他に優先事項が、と言い訳が上手くなる自分。そんな時、いつだって新たな輝きとトキメキが私の背中を押してくれるのです。「私を知らないところへ」と囁く洋服達が、私を次のステージへ、未開の地へ導いてくれる気がする・・・

そんなアクティブな気持ちにしてくれるCLAUDIA LIの洋服達。触発された私は、とりあえず悩んでいたロンドン旅行に向けてコツコツ貯蓄を行いたいと存じます。


Shimazu


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掲載アイテム

■65-26-2708 ハンドトゥース ワンピース ¥216,000(税込)

■65-16-0184 ハンドトゥース ジャケット ¥237,600(税込)

■65-27-1566 チェック スカート ¥118,800(税込)

■65-06-0058 コーデュロイ ベスト ¥124,200(税込)

■65-23-0452   コーデュロイ パンツ   ¥106,920(税込)

■65-11-0600 シャツ(左) ¥93,960(税込)

■65-11-0601 シャツ(中央) ¥87,480(税込

■65-11-0591  シャツ(右)   ¥96,120(税込)

モノ/コト


20年近く前に
国境は越えても盛者必衰、と歌った
女性シンガーがいたっけ。


・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは、Tsurutaです。
いよいよ秋冬シーズンも佳境に入りました。

インターナショナルギャラリー ビームスの
2017-18秋冬シーズンを象徴する
スタイリングコンテンツが
オフィシャルサイト内にUPされています。


※リンクはコチラ
http://www.beams.co.jp/feature/171006-m/

ロケ地はニューヨーク。

1980年代までは
夜中にひとりで地下鉄に乗るなんて
とんでもない、というほどに治安が悪く
荒れていたこの街も
1990年代に
マフィアのトップを次々に摘発し
犯罪率を激減させた
ルドルフ・ジュリアーニ市長の政策のおかげで
すっかりクリーンになったそうです。
少なくとも10年近く前に
初めてこの街を訪れた僕の目には
そう映りました。

昔、ウディ・アレンの「マンハッタン」で観た
“あの”ニューヨークとも
ポール・オースターが「スモーク」で描いた
“あの”ブルックリンとも違う景色が
いまは広がってます。

これはおそらく
ニューヨークに限った事ではなく
世界の主要都市はこの20年くらいで
劇的に安全で暮らしやすくなり
それと同時に
大幅に均質化してきたはずです。

どこにいっても同じレベルの暮らしが出来る。
どこにいっても同じレベルの買い物が出来る。
どこにいっても同じレベルの食事が出来る。

12年前に行ったベルリンは暗く寂しく
20年前に行ったロンドンは食事がマズかった。
少なくとも現在よりは。



グローバリズムの名のもとに
世界中の都市や文化は
インターネットを通じて
信じられないほど身近になりました。

物事には必ず両面があり
僕らはグローバリズムと引き換えに
受け取ったものと失ったものがあります。

ことファッションに関しては
イギリスの靴メーカーが
アメリカ風のシューズを生産し
フランスのハイメゾンは
アメリカンストリートブランドの
ロゴを拝借する現在(いま)という時代。

あらかじめミックスされた時代。

この根底には
日本人の功罪があると
個人的にはそう思っています。

日本人はもともと
「洋服」という文化を持っていなかった。
つい最近までは和服文化でしたので。

で、持っていなかったので
勝手にアレンジすることに抵抗が無かった。
カリフォルニアロールに対して
日本の職人が
「あんなものは寿司じゃねぇ!」
と怒ったとしても
寿司文化のないアメリカ人は平気である様に。



日本のセレクトショップは
海外の文化や衣服を輸入販売するのと同時に
オリジナル企画の製品を生み出しました。
その時点では世界中のどこにも存在しない
日本的な洋服を。

欧米には
この「セレクトショップオリジナル的」な
服はほとんど存在しませんでした。
確かにBrooks Brothersは
アメリカ版イギリス服でしたし
Marcel Lassanceはフランス版アメリカ服でした。

しかし日本のセレクトショップのオリジナルは
(例えば)アメリカとイギリスの良い所を取って
日本的に(フィット感などを)アレンジし
ハイブランドとロウカルチャーの良い所を絡めて
(中間的な)心地よさを提案してきました。

日本人は単一民族で皆が中流階級だったので。

そして、それらの折衷手法が
欧米に逆輸入された結果として
現在のファッション界は
日本的な編集型デザインやショップが
大流行している、という感じです。

世界は日本化しました。




97年にスタートし
セレクトショップの最新形態として
当時のファッション界を席巻した
パリの編集型ショップ、コレットですが
コレットオープンの一年前(1996年)には
渋谷にBEAMS TIMEが既にオープンしています。

BEAMS TIMEは20年前当時としては前例のない
コンテンツ(カフェ、雑貨、インテリア、
デザイナーズブランド、スーツスタイル)
が組み込まれた編集型のショップで
日本人のEdit能力が世界を捉えた瞬間でした。

それから20年が経ち
コレットが年内いっぱいで閉店することを
発表した2017年。

巷に溢れる編集型ショップや
日本的アレンジ型ブランドの時代は
次のタームを迎えようとしているのでしょうか。



今シーズン
インターナショナルギャラリー ビームスでは
幾つかの新しいブランドを仕入れ始めました。

パリにあるハンティング(狩り)専門店の衣類。
フランスの政府要人も信頼を寄せる
1930年創業の老舗シャツメーカー。

いずれも、グローバルに
ファッションナイズドされていないという意味で
地場の味がしっかりと残っています。



唯一無二のクリエイションを持った
コレクションブランドのアイテムと
ガラパゴス島のイグアナのように
時代の外を歩いてきたシャツ屋からは
ある意味で同じ「強さ」を
感じる事が出来ます。



当店では以前からその二つ
(伝統と前衛)を
並列に取り扱ってきました。

過去100年間作り方が変わらないものと
過去100年間誰も作らなかったもの。

それらは「相反するもの」ではなく
「同じもの」です。
ありふれたものではない、という点で
「同じ強さ」を持っているのです。

オリジナリティという「強さ」を。

例えばHEINRICH DINKELACKERの靴と
RAF SIMONSのコレクションピースを
天秤の両極に乗せると
ちょうど釣り合うような感覚です。



世界は急速に
変わりつつあります。
国境を越えても越えなくても
いずれは時代に追いつかれ追い抜かれる。
盛者必衰の理を超えてなお
永遠なのはスタイルです。

モノから(編集する、国境を越える)コトへ
というひとつの時代が過ぎ去り
僕らは再びモノへと回帰します。
スタイルのあるモノへと。

服屋で食事をするのが当たり前の時代。
当店にレストランは併設されていません。

強さとスタイルを備えた洋服が並ぶのみです。




Tsuruta

本日9/29発売開始

こんにちは、MURAMATSUです。
今回は“BASSCOUTUR NIUKU”
(バスクチュール ニウク)のご紹介です。


約7か月前の2/17(土)、
NIUKUの拠点となるフランス・パリで解体、再構築された
アイコニックなトラックジャージの別注コレクションが発売、
多数のお問い合わせを頂き、見事に完売でした。



第2弾となる今回は、
「カレッジスウェットシャツ」を
解体、再構築したコレクション。
もちろん全てインターナショナルギャラリー ビームスのために
製作してもらい、それぞれが1点モノ。

本日、9/29(金)より当店にて発売スタートとなります。
それでは発売される商品をチラッとお見せします。




















前回のように瞬く間に無くなってしまうかもしれません、、、。
ぜひ店頭でご確認ください。

MURAMATSU




店内巡回

こんにちは、MURAMATSUです。
店舗には秋冬シーズン向けにオーダーしている
商品の約8割以上が入荷しています。
今回、そんな当店の様子をお伝えします。



インターナショナルギャラリー ビームスの入口です。
早速階段を上がり2階へ向かいます。



だんだんと店内が見えてきました。
上がってすぐにマネキンがお出迎えです。



さて階段を右手側にしながら
店内をぐるっと一周してみましょう。





スポーツテイストをコーディネートに
取り入れたい方は必見のコーナーです。
MURAMTSUのお気に入り“VEILANCE”をはじめ
当ブログでもご紹介した
“KAPPA KONTROLL”や“REEBOK KOTWILLER”、
そしてデザイナー交代後の初コレクションとなる
新生“MARNI”も要チェックです。



“COMME des GARCON”
のPALFUMやWALLETなども
不定期ですが入荷しています。
店内を進んでいきましょう。







“RIMOWA”コーナーです。
生産数・入荷数が少ないため

常に品薄状態のCLASSIC FLIGHTが
今でしたら豊富に揃っています。



RIMOWAコーナーの端から
更に奥へと進んでいきます。



SHABBY SNAPPYコーナーをチェックして、、、



店内の最奥部です。MURAMATSUが1年前に購入、
気に入って毎日のように着用していたスーツ
“CONTEMPORARY 2B”の新作や
フランスのハンティングウエア“ARTUMES&Co”
などドレスアップしたくなるようなウエアが充実しています。













ガラスのショーケースの前にある
白いボックスの上にあるものは、、、



“F.LLI.Giacometti”オーダーフェアーのご案内でした。
少し先の日程ですが
10/20(金)より10/29(日)までの期間、
ダブルモンクストラップサンダル、
グルカサンダル、ローファーの3型から
自身の気に入った素材を選んでオーダー頂けます。







さて店内巡回が終わりました。
先ほど上がってきた階段の頭上にもご注目。



Rockarchive社の作品が近いうちに入荷予定です。
気になる作品があればスタッフまでお知らせください。

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今回は久しぶりに店内の様子を
お伝えしました。
また近いうちにお見せできたらと考えていますが
ぜひご来店ください。

MURAMATSU


~New Arrivals~ Maison Michel ’17 Autumn&Winter Collection

1936年創業の老舗ハットメーカー、Maison Michel(メゾン ミシェル)。

パリのアトリエで伝統的な手法を用い、丁寧に作られたスペシャルな帽子の秋冬コレクションが入荷致しました。

まずは定番のハット、Virginie(ヴィルジニー)とThadee(タデー)。


Virginie(ヴィルジニー) 

今シーズンのVirginie(ヴィルジニー)は甘めなベビーピンクカラーが特徴。上品な色合いのベルベットリボンとのコントラストが高貴でロマンティックな印象。トップクラウンの高さやブリムの長さがバランス良くデザインされており、帽子を被った時、顔と帽子のバランスを気にされる方でも取り入れやすい、ロングセラーの帽子です。


Thadee(タデー)

Thadee(タデー)は、今シーズンのプレコレクションのテーマであるスポーツから着想を得たデザイン。秋らしい落ち着いたモノトーンカラーをベースに、ペイントが施されたブルーのグログランリボンがメンズライクな印象。グログランテープのペイントは、スポーツ競技場のトラックに引かれている「ライン」を表現しています。クラシカルなハットにスポーツの要素をミックスした新しいコレクションアイテムです。


Reese(リース)

フランス語でCanotier(キャノチエ)と言われるクラシカルな婦人帽を、現代的にアップデートした老舗帽子メゾンらしいデザインのReese(リース)。肌触りのよい艶のあるウールをベースに、やや平たいクラウンとロールブリムはクラフトマンシップを感じる一点です。カジュアルなお洋服とのコーディネートもお勧めです。


Hailey(ヘイリー)

コーデュロイ素材のベースボールキャップ、Hailey(ヘイリー)。一見ミニマルなデザインのキャップですが、こちらの帽子も前述のThadee(タデ―)と同様に今期のプレコレクションのテーマであるスポーツの要素の他、70'sのエッセンスを取り入れたアイテム。コーデュロイは70'sに親しまれた素材の一つ。デザイナーのPriscilla Royer (プリシラ・ロイヤー)が、帽子に取り入れたかった素材の一つです。ユニセックスでご愛用頂ける点も魅力です。


Billy(ビリー)

パリシックなベレー帽、Billy(ビリー)。フェイクファー素材のボリューム感が特徴のベーシックなアイテム。スタイルを引き立てるワンポイントとしてもお勧めです。


ベースとなる帽子の型に大きな変化はなくとも、シーズンテーマのエッセンスが帽子の一点一点に落とし込まれており、毎シーズンあらたな魅力を感じることができるのも、Maison Michel(メゾン ミシェル)の大きな魅力です。

今シーズンも特別な一点をお探しに店頭にお越し下さい。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。


Katagiri

村松解放宣言


日頃より当ブログをご愛読いただき
まことにありがとうございます。


このブログは私、Tsurutaと
もう一人のブロガーMuramatsuが
中心となって更新しています。

このMuramatsuという男。

彼のブログをお読みになったことのある方は
お分かりかと思いますが
に「悩める男」なのです。

あらゆることに
「あーでもない、こーでもない」と
悩み続ける男、Muramatsu。

ブログの中でも
「今シーズンは何を買おうか」
「どんなスタイルに挑戦してみたいか」など
「あーでもない、こーでもない」と
呟きながら文章にしています。

もし、まだの方は
是非、彼の過去ブログをご一読ください。



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で、そのMuramatsu。
この日も悩んでいました。


店頭には今シーズンのアイテムが
所狭しと並んでいます。
そろそろこの秋のスタイルを決定づけるような
「コレ!」というアイテムを購入
→自らのスタイリングで表現、
いきたいところですが…。


何を買おうか未だ思案中、といったご様子。


後輩の悩める姿に
ここはいっちょ、先輩Tsurutaが
ひと肌ぬぎまっせ!ということで
Muramatsuを半ば無理矢理
フィッティングルームに押し込み…。

(パワハラではありません)




とりあえずこんな感じで着てみて、と
Tsurutaチョイスのアイテム群を
いくつか試着してもらいました。



ハイ、ということで
本日はTsurutaスタイリングによる
「まぁまぁ劇的!ビフォー&アフター!」を
Featuring Toshiya Muramatsuでお送りします。
あ、彼、Toshiyaといいます。


ちなみにその日のMuramatsuの
自前服はこんな感じ。




OUR LEGACYのジャカードブルゾンに
TACASIのナイロンパンツを合わせ
オレンジやイエローといった
今年らしいカラーリングを表現しています。
インナーにプリントアイテムを合わせている点も
足元のVANSとマッチしていますね。


これはこれで、と言いたいトコロですが…。
Tsurutaはもっと上を目指します(笑)。

ということで出来上がったのが…。





















はい、こちら。別&人。
ヴィヴィッドなイエローのニットと
ルーズなイージーチェックパンツは
注目ブランドSUNNEIのもの。
アウターはARK AIR、
ハットはKIJIMA TAKAYUKIです。


全体的にはアーリー90'sのマッドチェスター的な
ズルズルにルーズなシルエット。




ハットやパンツにチェックを使う事で
ルーズな中にもトラッドマインドが見え隠れ。
32歳のMuramatsuが着ても
子供っぽくなり過ぎないように気を配りました。
なんとデキた先輩でしょうか(笑)。



足元はコチラ。
スニーカー好きのMuramatsuも気になる様子。



後ほどご紹介します。


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もう一体
プレゼンさせてもらいました。



はい、こちら。
E.Tautzのセットアップは
ドロップ気味のショルダーや
低いゴージ位置、長い着丈など
まさに今の気分をすべて具現化したような
完璧なバランスmeets上質感。
インナーは同ブランドのシャツを
あえてノータイ&第一釦まで留めて。



新入荷ホヤホヤ、
Master&CoのラメGベルトを垂らして…。



足元はやはりこのスニーカー。





Muramatsuも段々と「その気」になってきたのか
目つきがトロンとした感じで
モデル顔負けのアンニュイな表情。
ちなみにキャップはamiのものです。


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さぁ、いかがでしたでしょうか?
とりあえずこの日は試着のみ。
ただ、彼の中では今シーズンのヴィジョンが
だいぶクリアになってきたようで。


もはや顔つきが違います。ほら。




ビフォー。



アフター。

全然違いますよね?

洋服の持つ力ってやっぱり凄いですね。


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そして告知です。




先ほどのスタイリングでも登場した
こちらのスニーカー。
ロンドンを拠点に活動する
ブランドCOTTWEILER(コットワイラー)と
REEBOKのコラボレーションモデルです。
スポーツウェアに尖鋭性を持ち込み
独自のアバンギャルドな世界観を展開する
彼らにとってスニーカーというフォーマットは
まさに得意中の得意。
かなりカッコイイ仕上りになっています。








Muramatsuもビビっときたらしい
このスニーカーは
9/20(水)にリリース予定です。

その頃には
悩みを振り切って
秋冬の気分で一新した
ニューMuramatsuもリリース予定です。

どちらも是非、店頭にてご確認下さい(笑)。





Tsuruta

記憶

"nostalgia"


日本語に訳すと”過去を懐かしむ心”。
時間の流れと共に色褪せていく懐かしい記憶は、なんだかとても愛おしいものです。


インターナショナルギャラリー ビームスでは、9/9(土)から”nostalgia Vintage button jewelry by AKANE UTSUNOMIYA”を開催しております。



大小様々なボタンがイヤリングやピアスに生まれ変わり、新たな魅力が吹き込まれています。



中にはボタンには見えないような個性的なものも・・・!



子供の頃を思い出すような小さなテーブルやぬいぐるみはデザイナーの蓮井さんの私物です。後姿が愛らしいぬいぐるみは、ここ最近の展示会にいつも登場しているそうです。


今回特別に作っていただいたジュエリーに使われているボタンは、今シーズンのコレクションにも登場しています。


存在感のあるブルーのファーコートには、印象的なのゴールドのビッグボタン。


どこかノスタルジックな雰囲気のチェックスカートのウエストにはネイビーのボタン。


洋服に使われることで、ジュエリーとしてリメイクされたボタンとは異なる表情を見せてくれることに驚きます。


この特別な空間を楽しんでいただけるのは9/24(日)までです。またどのジュエリーも数に限りがございますので、早めのご来店がお勧めです。皆様のご来店をお待ちしております。


Matsumoto



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掲載アイテム

■65-15-0713 ラメタートルニット ¥41,040-

■65-27-1587 チェックハイウエストスカート ¥41,040-

■65-19-0599 ファーPコート ¥73,440-

シルエット解放宣言



待ちに待っていた9月の到来。


いよいよ
本格的にお洒落を楽しもうかな、
という季節がやってきました。

いや、最近の日本の気候を考えると
やっぱり夏は蒸し暑過ぎて
お洒落どころではないですよね、正直。

からの、秋。
テンションも自然と上がる、というものです。




レーベルページのトップ(↑)も一新。
秋冬モード全開でブログをお送りいたします。


今回は秋冬の傾向、
ということでまずはスタッフのスナップから
いってみまショー!(妙にハイテンション…)




トップバッターは勿論この人、
当レーベルディレクターの服部。
オレンジ×グリーン、という
独特のカラーリングで登場。
しかし「グリーン」「オレンジ」ともに
シッカリ今期のトレンドカラーだったりします。


常人ならばワイドなボトムを合わせたくなる
ASHLEY LOWEのショート&ワイドなトップスに
VALENTINOのスリムなパンツをコーディネート。


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続いて当レーベルバイヤーの関根。
こちらもトップスはASHLEY LOWE。
全体をサンドベージュでまとめ
足元に効かせているのは
やっぱり「グリーン」のSOLOVIERE。



首元にもさりげなく「グリーン」が。

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私、Tsuruta。
7×7のチェックパンツに
ブライトなイエロー×オレンジのニットを
コーディネート。



ニットは社外品(Fabrizio Del Carlo)ですが
TACASIのコーデュロイシャツや
PB0110のミニバッグ(ユニセックス)で
レトロなムードのスタイリング。


さぁ、ここまでで
何かお気づきになりましたでしょうか?


イエロー、オレンジ、グリーン…。
ヴィヴィッドカラー…。
それもそうなのですが…。


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もう少しいってみましょう。




EMILIANO RINARDIのカラーレスジャケットに
RAF SIMONSのボトムを合わせた服部。
このパンツは先ほど関根が穿いていたものと
同型の色違いです。



スリムなシルエットですが
膝から下が緩やかにフレアしたシューカット。



別の日のTsuruta。
ボトムは先程と同じ7×7ですが
Fanni Lemmermayerのカーディガンを
パンツインしたスタイリング。

もうお分かりですね?
これらのスタイリングの共通点。

「膝下がフレアしたシルエット」です。



思えば7~8年前に
UMIT BENANが登場したタイミングで
「股上が深く」「2プリーツの入った」
「ワタリが太くテーパードのきつい」
「ベルトレスパンツ」を穿くという、言わば
「誇張したクラシック感」的なものが
流行の先端に躍り出たことを
覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
その当時の足元はALDENのような
ボリューム靴でした。

一点突破的なTHOM BROWNEや
BAND OF OUTSIDERSのような
アメトラ再興の動きが
ワンクッション入っているとは言え
シルエット的にはまだまだ
「スキニー全盛」だったことを考えると
大きな変化です。

このあたりの流れは
7~8年遅れて
現在のピッティ周辺の
クラシック事情と
シンクロしている感じですね。

やがて、過剰クラシックな
プリーツ入りテーパードパンツに
慣れてきた人々の中から
裾まで太い「ワイドパンツ」が
注目されるようになります。

プリーツ入りテーパード→ワイド。
つまり
クラシック→リラックス
と変わっていった感じです。
当然、足元はスニーカーになっていきます。
それが、ここ3、4年の話です。

で。

最近なんだか新鮮だなと
個人的に感じるものが
この「フレアパンツ」。
無論、全力でフレアしたベル状のものではなく
よく見ると薄~く広がっている、くらいのもの。

レングスも「くるぶし丈」から
「少し長め」に気分が移りつつあります。

この変化を
「70'sスタイルのリバイバル」とか
「70'sがリバイバルした90'sのリバイバル」とか
「また流行の繰り返しかよ」とか
想いは色々あるでしょう。

ただ、人は飽きるんですね。
絶対的に。

飽き性という言葉には
ちょっとネガティブなムードがありますが
言うなれば「前向きに飽きる」、
つまり、明日も楽しく生きるために
気分転換をしているだけかもしれません。

ファッションの根源です。

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シルエットの変化ということになると
日本人は過敏になりがちです。
欧米人に対してコンプレックスがあるとされる
「体型」と密接に関係してくるので。

しかし、そこは2017年。
個人の時代を経た今、
1970年代のシルエットを再現する
必要なんかどこにもないのです。


RAF SIMONS2017秋冬コレクションより

VALENTINOではセミフレアしたパンツに
ジャストフィットのジャケットを合わせて、
RAF SIMONSはシューカットのパンツに
脱構築的ルーズなトップスを合わせて
提案していました。

どちらでもかまわないし
どちらでもなくてもかまわない。
そんな自由を手に入れた今、
前向きにチョイスしてみませんか?
フレアパンツ。



厚底靴や
ナローなレザーシューズなど
素直な70'sタッチで合わせてもよいのですが
意外にプレーンなアイテムとも合います。
服部とTsurutaがフレアパンツに
ALDENを合わせていたシンクロ感。

今回スタイリングに登場した
RAF SIMONS、VALENTINO、7×7以外に
TACASIやJ.W ANDERSONなどでも
フレアシルエットを提案してしています。

これは
「ワイドが古い」とか
「テーパードはダサい」とか
そういうことではなく
「選べる種類が増えた」という
僕らにとって望ましい変化なのです。
一辺倒ではつまらないし
息苦しい。

なぜって、
人の数だけ
好みや気分があるのですから!

いよいよ
本格的にお洒落を楽しもうかな、
という季節がやってきました。


Tsuruta