村松解放宣言(Reprise)


こんにちは、Tsurutaです。

ここのところ、東京は雨続き。
気温もグッと下がり11月の様な寒さ。


一方、この男もなかなか上がりきれない様子。



スタッフ、Muramatsuです。


先日のブログ「村松解放宣言」を受け
http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/14697/
過去の悩みを振り切って
一気に秋冬モードへ突入、かと思いきや…。

今日も浮かない表情。
この日のMuramatsuはというと…。


昨年購入したレーベルオリジナルのスーツ
CONTEMPORARY 2Bを
スウェットパーカや
スニーカーに合わせて
コーディネート。



足元は黒スウェードで抑えめにしつつ
鮮やかなピンクをVゾーンに効かせています。
差し色もトレンドカラーをチョイスしていて
悪くはないのですが、本人は少し不満げな様子。

「もっと新しい自分を発見したい!」
「でも、どうしたら良いのか…」と
相変わらずのアーデモナイ、コーデモナイ。

ということで、先輩Tsuruta。
半ば強引にMuramatsuを
フィッティングルームに押し込み…。
(パワハラではありません)


とりあえず着てみて、と。
渡された服に着替えるMuramatsu。
なかば
薄ら笑い気味。


ということで今回は
「まぁまぁ劇的!ビフォー&アフター!」
の第二弾。
「Toshiyaがスーツに着替えたら」を
お送りします。

で、出来上がったのが…。


























ハイ、コチラ。別&人。


グレーフランネルのスーツはそのまま活かしつつ
周りを全トッカエ。



インナーにはCOOHEM(コーヘン)の
ファンシーツイード風ニットジレを挟み
ネイビーベルベットのボウタイでドレスアップ。
アップした分だけ
ボア付ブルゾン(Editions MR)や
マリンキャップでドレスダウンさせています。
いずれもコーデュロイ素材。
フランネルとの相性が悪いはずはありません。



足元はスニーカーから
Tejus(トカゲ)素材のローファーに変更。
ネイビーをチョイスしておフランスなムードに。
グレーフランネルという控えめな素材を
フレンチ風味に調理してみました。



T:「ど、どおですかねぇ、Muramatsuさん?」



M:「ま、いいんじゃないすか。
ヨクデキだと思いますよ。」


…及第点いただきました。
ホッ。


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そして、また別日のMuramatsu。

今シーズンの新作スーツを着ています。
2017年秋冬の注目素材コーデュロイを使った
コンテンポラリーなスーツです。



インナーにはVEILANCEのナイロンベストと
赤いギンガムチェックのシャツをレイヤード。

足元はスニーカー好きのMuramatsuらしく
Vansで合わせています。
コーデュロイスーツをスポーツMIXで
スタイリングしています。

これはこれ。

そんな感じもします。
が、とりあえずフィッティングルームに
連れて行きました。
(パワハラではありません)




















はい、こちら。
スーツとシャツはそのまま活かして
スポーツMIXの「スポーツ」部分を
少しだけボリュームダウンさせました。



インナーにはCMMNSWDNの
レトロなスウェットシャツをイン。
ベースボールキャップはチェック柄を
選ぶことでコーデュロイ素材と
馴染むようにしました。



足元はトカゲ素材のローファー。
コーデュロイ素材の「ほっこり感」に
毒っ気を加えるイメージで。
ブラウン系のコーディネートに
「赤」を差す感じは今年の代表的な
カラーリングです。

スポーティーな雰囲気は活かしつつ
大人っぽさが加わりました。




ビフォー。




アフター。

無意味なうすら笑いが消え去り
表情がキリッと引き締まりました。

洋服の力です。


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ということで
Muramatsuを劇的にアフター化してくれたのが
こちらのシューズたち。



イタリアが誇る超絶優良ファクトリーブランド
F.lli.Giacomettiのローファー。
※写真はサンプル品です。

Tejus(トカゲ)素材がエキゾチックな一品ですが
どことなく上品さを感じさせてくれるのは
まぎれもなく「ハイクオリティ」だから。

皆様ご存知のシューズブランドの
生産の一部を請け負っていたり
有名メゾンブランドの
コレクションラインのシューズを
作ったりしているだけあって
細部にも職人技が光ります。

写真のローファーをご覧ください。
この整った斑(ふ)の並び。
盛り上がった手縫いのモカ。
ファクトリーブランドならではの価格設定ですが
これと同等のクオリティの品を
メゾンブランドで買おうものなら
目玉が飛び出るようなプライス必至。

ということで告知です。
絶賛開催中のこのイベント。


これは見逃せません。
詳しくはコチラ→http://www.beams.co.jp/news/613/

時間帯によっては同ブランドの
国内エージェント(有)ウィリー代表の
秋山氏が店頭にてオーダーのお手伝いを
させていただきます。
長年に渡り靴業界で活躍される氏の商品知識は
まさに「ホンモノ」。


空き時間に靴について色々と御教授いただく
スタッフMuramatsu、渡邊。

業界の裏話から
フィッティングのコツ
素材や作りの特徴まで
横で話を聞いている僕らも
終始、勉強になりっぱなしです。


この日の東京は雨。
秋山氏の足元は象皮のブーツ。
水にも強いんです、エレファント。


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Muramatsuが履いていたサンプル以外にも
パイソン、クロコダイル、象、ダチョウ…。
果てはサメまで。
希少なエキゾチックレザーを
多く取り揃えているこの機会に
自分だけの一足をオーダーしてみてください。
(希少素材には限りがあります)
皆様のご来店お待ちしております。


おそらくオーダー会場では
どのモデルにどの素材を乗せるか
悩みに悩んでいるMuramastuに会えるはずです(笑)。





Tsuruta

本日よりスタートです

こんにちは、MURAMATSUです。

今回は、本日10/20(金)から10/29(日)まで、
当店にて開催される
F.LLI GIACOMETTI(フラテッリ ジャコメッティ)の
オーダーフェアのお知らせです。

同ブランドは、イタリアの北部、ベネト地方に工場を構えています。
革靴の生産環境としては珍しく、革の裁断から縫製、完成まで
すべての工程を自社で行えるそうで、数多くのメゾンブランドの
シューズを手掛けるファクトリーブランドです。

このイベントでは、
ダブルモンクサンダル・グルカサンダル・ローファーの
3型をベースにカーフレザーをはじめ
希少素材であるトカゲやワニ、エレファントや
ダチョウ、サメ(!)などのエキゾチックレザーをお選び頂けます。

それでは各モデルのサンプルを
少しずつチェックしてみましょう。

こちらのダブルモンクサンダルは
側面がオープンになっているので、
足の幅が広い方にオススメのモデルです。
また、本体と中底を縫い付け
更に中底と本底を縫い付ける
ブレーク製法で作られており、
返りの良さと耐久性を兼ね備えています。

参考価格 ※¥87,400~(+TAX) 
※素材によって価格は異なります。








続いてのモデルは

今回の3型の中でも愛用スタッフが多い
グルカサンダルです。
サンダルにつま先が付いたデザインから
トゥークローズサンダルともよばれます。
素足のみでなく、アッパーのデザインを活かして
ソックスとレイヤードを楽しめます。
先ほどのダブルモンクサンダルと同じく
ブレーク製法です。

参考価格 ※¥87,400~(+TAX)
※素材によって価格は異なります。





最後のモデルは

同ブランドを設立した兄弟、
兄の名LUIGINOの名が付けられたローファーです。
マシンメイドでは困難な
立体的に盛り上がったモカ縫いや
柔らかな履き心地など
F.LLI GIACOMETTIの技術力を体感できる
ハンドソーンウェルテッド製法のモデルです。


参考価格 ※¥109,250~(+TAX)
※素材によって価格は異なります。





スニーカーばかり履いているMURAMATSUも
同ブランドのレザーシューズを所有していますが
履き馴染みが良く、一日中履いていても疲れません。
この機会に、長年欲しかったローファーを
オーダーしようか悩んでいます。
ぜひ店頭で一度お手に取ってみてください。


MURAMATSU





おもちゃ売り場でつかまえて


まだ僕が小さな子供だった頃、
よく読んでいた絵本で
今も心に残っている作品があります。


「くまのコールテンくん」という本です。
ちょっと調べてみたところ
ドン=フリーマンという作家による
1975年の作品のようです。


「コールテン」と言われても
平成生まれの若い方には
ピンとこないかもしれません。
「コールテン」とは「コール天」。
「Corded Velveteen=畝織りのビロード」。


つまり「コーデュロイ」の和名です。
昭和世代はこう呼んでいました(笑)。


デパートのおもちゃ売り場で売られている
熊のぬいぐるみコールテン君は
サロペットパンツを着ているのですが
今、見直してみるとそのサロペットパンツが
「コールテン」素材で出来ているようです。
挿し絵にも畝らしき素材感が見てとれます。


ということで(?)今回は
2017年秋冬最大の流行素材
コールテン、
もといコーデュロイの特集です(笑)。


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まずはスタッフスタイリングから。



当レーベル・ディレクターの服部。



パンツがコールテ…コーデュロイです。
これぐらい畝が太いものが多いのも
今年の特徴です。



もう一枚、服部。
デザイン性の高いPRLEのパンツにも
コーデュロイ素材が使われています。



別日の服部。セットアップもコーデュロイです。



バイヤーの関根。



Nicholas Daleyのような英国ブランドならば
もはや御家芸ともいえるコーデュロイ素材使い。



わたくしTsuruta。
太畝のコーデュロイは
素材感に変化が欲しい時にもうってつけ。



全身をブラウンでまとめても
凹凸感を演出してくれます。



レディースでもやはりトレンド素材の筆頭。
ウイメンズフロアのスタッフ島津。



Maison Flaneurの一着はインパクト大。


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続いて店内ディスプレイから。



注目ブランドCedric Charlierからは
ベビーピンクの発色が新鮮な
細畝コーデュロイパンツが。


J.W Andersonのクロシェ付きカーディガンで
レトロ調にまとめていますが
インナーに同ブランドのジャージを合わせて
スポーツテイストをミックスしています。



こちらはパンツでコーデュロイ使い。



The Lettersの親子コール素材
(太畝と細畝が交互になっている)が
ツイードのジャケットと普通に好相性。
Raf Simonsのビッグサイズジャケットと
Basscoutur Niukuのスウェットが
懐かしい素材感をアヴァンギャルドなバランスに
仕上げてくれます。


若きフレンチシックの達人
Editions MRからもコーデュロイのオンパレード。



ボア付ブルゾン、シャツ、パンツ。
中に挟んだネイビージャケット以外
すべてコーデュロイ、という荒技スタイリング。
色目をシックなダークトーンでまとめつつ
畝の大小を使い分けています。



パンツのみValentino。
こちらもコーデュロイ。
シューズのファー素材とも
相性抜群。



TACASiからはパッチワークのジャケットが。
複雑な切替えが素朴な素材感をアップデート。



合皮のパンツやハラコベルトで
素材感にも
コントラストをつけて。



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「くまのコールテンくん」が
1975年の作品であるように
コーデュロイ素材には何となく
70年代のイメージがついてきます。


この素材をうまく攻略するには
レトロ調が強くなりすぎないように
気を付けた方がよさそうです。


メンズスタイルにおいてはコーデュロイというと
英国カントリースタイルの
田舎っぽいアイテムが連想されがちです。
シェットランドウールやツイード
スエード靴と相性が良いのは当然と言えます。


オーセンティックに着こなしてしまうと
野暮ったくなり過ぎる…。
着る人の個性や趣味趣向によっては
そんなこともありえるでしょう。


そんな時は
「ナイロンなどのスポーツ素材」
「茶のスエードではなく表革の黒靴」
「エナメルなどのフォーマル素材」
「暗めのコーデユロイ(黒・紺など)を選ぶ」
などなど…ちょっと田舎から遠い要素と
合わせてみると良さそうです。


ともかく久々に流行している
「野暮ったい」素材、コーデュロイ。
これは楽しまなければ損、という位
今シーズンはコーデュロイが百花繚乱。

S.E.H KELLYやM's BRAQUEといった
素材フェチなブランドからは勿論の事
MARNIやAndrea Pomlilioなどの
デザイナーズブランドからも
多くリリースされています。


ワイン色のコーデュロイを使った
レーベルオリジナルのスーツまであります。
(これはまた別の機会にご紹介)


デパートのおもちゃ売り場で
買ってくれる人をずっと待っていた
くまのコールテンくん。
この秋はひっぱりだこの人気者になりそうです。




Tsuruta



知らないところへ -CLAUDIA LI-


先シーズンよりInternational Gallery BEAMSでの取扱いをスタートした<CLAUDIA LI(クラウディア リー)>。才能溢れる彼女は、美術やデザイン、ファッションを学んだ後、J.W.Andersonにて様々な創作過程に携わっていました。とりわけ立体裁断の評価が高く、その技術を活かした自身のブランドを、2015年秋冬コレクションよりスタートしました。軽快で流動性のある立体的なシルエットによって生まれる、モダンでいて着心地の良い服が大きな注目を集めています。


こちらのドレスは肩から袖に掛けて調整できるドローストリングがついており、ギャザーから生まれるドレープによって立体的なシルエットを見せます。重厚な風合いの生地ながら、着用した時の柔らかで軽い着心地の良さに驚きます。また、たっぷりとした裾の動きが女性らしくエレガントです。


伝統的なテキスタイルや裾にかけての女性らしいフレアーのラインは、クラシックかつヴィンテージライクな印象を受けます。しかし、クリアー×シルバーのボタンや誇張された長さのドローストリングなど、現代的なディテールやフレッシュな感覚をミックスすることで、ヴィンテージにはないモードな雰囲気を感じさせます。


シェイプされたウエストと女性らしいバストやヒップのラインがバージャケットを思わせるジャケット。女性的なボディに対してハウンドトゥースの男性的なテキスタイル、さらにラペルやショルダーなどオーバーなシルエットという現代的なムードを掛けあわせ、複数の要素をバランス良く融合させています。


グリーン×レッドのチェック柄はスカートをご用意。ノスタルジックな雰囲気に対して、凝ったディテールによりモードな印象が加えられます。計算された美しいウエストからの緩やかな流れが品良く、裾へのたっぷりとしたドレープが豊かな動きを生みだし、エレガントな印象を与えます。


<トライアングル>から着想を得た今シーズンのコレクション。それはラペル、スリーブ、カフス、レイヤリングのディテールなどに現れてきます。こちらのベストも前合わせに三角のシルエットが組み込まれ、新鮮な表情を見せます。また素材には、同ブランドでは初めてコーデュロイを使用しています。


爽やかなブルーのカラーは、どこかレトロな印象を受けます。目を惹く色味ながら、他のカラーとの相性が良く、ネイビーやブラックはもちろん、ブラウンとの組み合わせは今シーズンらしくお勧めです。ジャケットやコートとのコーディネートですと、レイヤードに複雑な線を加えてくれるのが面白いです。


同じくコーデュロイのアイテムは、こちらのパンツをご用意しております。膝のスナップボタンを開閉することで太さを調整できるギミックの効いたアイテムです。


左右で違う幅で着用すると印象的なコーディネートを楽しんでいただけます。


今シーズンらしいスリーブコンシャスなシャツは3型ご用意しております。スリーブのシルエットはもちろん、カラーやボタンなど細部へこだわりの宿ったアイテム達が揃います。スパイスの効いたディテールは、日々のコーディネートを楽しくしてくれるはずです。


「Take me away to a different place and time」

「私を知らない場所と時間へ連れて行って」と語りかける、今シーズンのCLAUDIA LIのテーマ。どこかノスタルジーなムードを現代的なエッセンスで仕上げた洋服達は、自身のワードローブに変化を加えながらも不思議とフィットします。日々に新たな輝きを静かに灯すことで、少しなんだか楽しかったり、少しだけ背筋がぴんっと伸びたり、少し知らない自分になれたりするのではないでしょうか。
歳を重ねると多くの経験と共に、心と身体が重たくなり「行動に移す勢いがなくなってきているのでは・・・」と不安になることがあります。時間がない、余裕がない、他に優先事項が、と言い訳が上手くなる自分。そんな時、いつだって新たな輝きとトキメキが私の背中を押してくれるのです。「私を知らないところへ」と囁く洋服達が、私を次のステージへ、未開の地へ導いてくれる気がする・・・

そんなアクティブな気持ちにしてくれるCLAUDIA LIの洋服達。触発された私は、とりあえず悩んでいたロンドン旅行に向けてコツコツ貯蓄を行いたいと存じます。


Shimazu


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掲載アイテム

■65-26-2708 ハンドトゥース ワンピース ¥216,000(税込)

■65-16-0184 ハンドトゥース ジャケット ¥237,600(税込)

■65-27-1566 チェック スカート ¥118,800(税込)

■65-06-0058 コーデュロイ ベスト ¥124,200(税込)

■65-23-0452   コーデュロイ パンツ   ¥106,920(税込)

■65-11-0600 シャツ(左) ¥93,960(税込)

■65-11-0601 シャツ(中央) ¥87,480(税込

■65-11-0591  シャツ(右)   ¥96,120(税込)

モノ/コト


20年近く前に
国境は越えても盛者必衰、と歌った
女性シンガーがいたっけ。


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こんにちは、Tsurutaです。
いよいよ秋冬シーズンも佳境に入りました。

インターナショナルギャラリー ビームスの
2017-18秋冬シーズンを象徴する
スタイリングコンテンツが
オフィシャルサイト内にUPされています。


※リンクはコチラ
http://www.beams.co.jp/feature/171006-m/

ロケ地はニューヨーク。

1980年代までは
夜中にひとりで地下鉄に乗るなんて
とんでもない、というほどに治安が悪く
荒れていたこの街も
1990年代に
マフィアのトップを次々に摘発し
犯罪率を激減させた
ルドルフ・ジュリアーニ市長の政策のおかげで
すっかりクリーンになったそうです。
少なくとも10年近く前に
初めてこの街を訪れた僕の目には
そう映りました。

昔、ウディ・アレンの「マンハッタン」で観た
“あの”ニューヨークとも
ポール・オースターが「スモーク」で描いた
“あの”ブルックリンとも違う景色が
いまは広がってます。

これはおそらく
ニューヨークに限った事ではなく
世界の主要都市はこの20年くらいで
劇的に安全で暮らしやすくなり
それと同時に
大幅に均質化してきたはずです。

どこにいっても同じレベルの暮らしが出来る。
どこにいっても同じレベルの買い物が出来る。
どこにいっても同じレベルの食事が出来る。

12年前に行ったベルリンは暗く寂しく
20年前に行ったロンドンは食事がマズかった。
少なくとも現在よりは。



グローバリズムの名のもとに
世界中の都市や文化は
インターネットを通じて
信じられないほど身近になりました。

物事には必ず両面があり
僕らはグローバリズムと引き換えに
受け取ったものと失ったものがあります。

ことファッションに関しては
イギリスの靴メーカーが
アメリカ風のシューズを生産し
フランスのハイメゾンは
アメリカンストリートブランドの
ロゴを拝借する現在(いま)という時代。

あらかじめミックスされた時代。

この根底には
日本人の功罪があると
個人的にはそう思っています。

日本人はもともと
「洋服」という文化を持っていなかった。
つい最近までは和服文化でしたので。

で、持っていなかったので
勝手にアレンジすることに抵抗が無かった。
カリフォルニアロールに対して
日本の職人が
「あんなものは寿司じゃねぇ!」
と怒ったとしても
寿司文化のないアメリカ人は平気である様に。



日本のセレクトショップは
海外の文化や衣服を輸入販売するのと同時に
オリジナル企画の製品を生み出しました。
その時点では世界中のどこにも存在しない
日本的な洋服を。

欧米には
この「セレクトショップオリジナル的」な
服はほとんど存在しませんでした。
確かにBrooks Brothersは
アメリカ版イギリス服でしたし
Marcel Lassanceはフランス版アメリカ服でした。

しかし日本のセレクトショップのオリジナルは
(例えば)アメリカとイギリスの良い所を取って
日本的に(フィット感などを)アレンジし
ハイブランドとロウカルチャーの良い所を絡めて
(中間的な)心地よさを提案してきました。

日本人は単一民族で皆が中流階級だったので。

そして、それらの折衷手法が
欧米に逆輸入された結果として
現在のファッション界は
日本的な編集型デザインやショップが
大流行している、という感じです。

世界は日本化しました。




97年にスタートし
セレクトショップの最新形態として
当時のファッション界を席巻した
パリの編集型ショップ、コレットですが
コレットオープンの一年前(1996年)には
渋谷にBEAMS TIMEが既にオープンしています。

BEAMS TIMEは20年前当時としては前例のない
コンテンツ(カフェ、雑貨、インテリア、
デザイナーズブランド、スーツスタイル)
が組み込まれた編集型のショップで
日本人のEdit能力が世界を捉えた瞬間でした。

それから20年が経ち
コレットが年内いっぱいで閉店することを
発表した2017年。

巷に溢れる編集型ショップや
日本的アレンジ型ブランドの時代は
次のタームを迎えようとしているのでしょうか。



今シーズン
インターナショナルギャラリー ビームスでは
幾つかの新しいブランドを仕入れ始めました。

パリにあるハンティング(狩り)専門店の衣類。
フランスの政府要人も信頼を寄せる
1930年創業の老舗シャツメーカー。

いずれも、グローバルに
ファッションナイズドされていないという意味で
地場の味がしっかりと残っています。



唯一無二のクリエイションを持った
コレクションブランドのアイテムと
ガラパゴス島のイグアナのように
時代の外を歩いてきたシャツ屋からは
ある意味で同じ「強さ」を
感じる事が出来ます。



当店では以前からその二つ
(伝統と前衛)を
並列に取り扱ってきました。

過去100年間作り方が変わらないものと
過去100年間誰も作らなかったもの。

それらは「相反するもの」ではなく
「同じもの」です。
ありふれたものではない、という点で
「同じ強さ」を持っているのです。

オリジナリティという「強さ」を。

例えばHEINRICH DINKELACKERの靴と
RAF SIMONSのコレクションピースを
天秤の両極に乗せると
ちょうど釣り合うような感覚です。



世界は急速に
変わりつつあります。
国境を越えても越えなくても
いずれは時代に追いつかれ追い抜かれる。
盛者必衰の理を超えてなお
永遠なのはスタイルです。

モノから(編集する、国境を越える)コトへ
というひとつの時代が過ぎ去り
僕らは再びモノへと回帰します。
スタイルのあるモノへと。

服屋で食事をするのが当たり前の時代。
当店にレストランは併設されていません。

強さとスタイルを備えた洋服が並ぶのみです。




Tsuruta

本日9/29発売開始

こんにちは、MURAMATSUです。
今回は“BASSCOUTUR NIUKU”
(バスクチュール ニウク)のご紹介です。


約7か月前の2/17(土)、
NIUKUの拠点となるフランス・パリで解体、再構築された
アイコニックなトラックジャージの別注コレクションが発売、
多数のお問い合わせを頂き、見事に完売でした。



第2弾となる今回は、
「カレッジスウェットシャツ」を
解体、再構築したコレクション。
もちろん全てインターナショナルギャラリー ビームスのために
製作してもらい、それぞれが1点モノ。

本日、9/29(金)より当店にて発売スタートとなります。
それでは発売される商品をチラッとお見せします。




















前回のように瞬く間に無くなってしまうかもしれません、、、。
ぜひ店頭でご確認ください。

MURAMATSU




店内巡回

こんにちは、MURAMATSUです。
店舗には秋冬シーズン向けにオーダーしている
商品の約8割以上が入荷しています。
今回、そんな当店の様子をお伝えします。



インターナショナルギャラリー ビームスの入口です。
早速階段を上がり2階へ向かいます。



だんだんと店内が見えてきました。
上がってすぐにマネキンがお出迎えです。



さて階段を右手側にしながら
店内をぐるっと一周してみましょう。





スポーツテイストをコーディネートに
取り入れたい方は必見のコーナーです。
MURAMTSUのお気に入り“VEILANCE”をはじめ
当ブログでもご紹介した
“KAPPA KONTROLL”や“REEBOK KOTWILLER”、
そしてデザイナー交代後の初コレクションとなる
新生“MARNI”も要チェックです。



“COMME des GARCON”
のPALFUMやWALLETなども
不定期ですが入荷しています。
店内を進んでいきましょう。







“RIMOWA”コーナーです。
生産数・入荷数が少ないため

常に品薄状態のCLASSIC FLIGHTが
今でしたら豊富に揃っています。



RIMOWAコーナーの端から
更に奥へと進んでいきます。



SHABBY SNAPPYコーナーをチェックして、、、



店内の最奥部です。MURAMATSUが1年前に購入、
気に入って毎日のように着用していたスーツ
“CONTEMPORARY 2B”の新作や
フランスのハンティングウエア“ARTUMES&Co”
などドレスアップしたくなるようなウエアが充実しています。













ガラスのショーケースの前にある
白いボックスの上にあるものは、、、



“F.LLI.Giacometti”オーダーフェアーのご案内でした。
少し先の日程ですが
10/20(金)より10/29(日)までの期間、
ダブルモンクストラップサンダル、
グルカサンダル、ローファーの3型から
自身の気に入った素材を選んでオーダー頂けます。







さて店内巡回が終わりました。
先ほど上がってきた階段の頭上にもご注目。



Rockarchive社の作品が近いうちに入荷予定です。
気になる作品があればスタッフまでお知らせください。

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今回は久しぶりに店内の様子を
お伝えしました。
また近いうちにお見せできたらと考えていますが
ぜひご来店ください。

MURAMATSU


~New Arrivals~ Maison Michel ’17 Autumn&Winter Collection

1936年創業の老舗ハットメーカー、Maison Michel(メゾン ミシェル)。

パリのアトリエで伝統的な手法を用い、丁寧に作られたスペシャルな帽子の秋冬コレクションが入荷致しました。

まずは定番のハット、Virginie(ヴィルジニー)とThadee(タデー)。


Virginie(ヴィルジニー) 

今シーズンのVirginie(ヴィルジニー)は甘めなベビーピンクカラーが特徴。上品な色合いのベルベットリボンとのコントラストが高貴でロマンティックな印象。トップクラウンの高さやブリムの長さがバランス良くデザインされており、帽子を被った時、顔と帽子のバランスを気にされる方でも取り入れやすい、ロングセラーの帽子です。


Thadee(タデー)

Thadee(タデー)は、今シーズンのプレコレクションのテーマであるスポーツから着想を得たデザイン。秋らしい落ち着いたモノトーンカラーをベースに、ペイントが施されたブルーのグログランリボンがメンズライクな印象。グログランテープのペイントは、スポーツ競技場のトラックに引かれている「ライン」を表現しています。クラシカルなハットにスポーツの要素をミックスした新しいコレクションアイテムです。


Reese(リース)

フランス語でCanotier(キャノチエ)と言われるクラシカルな婦人帽を、現代的にアップデートした老舗帽子メゾンらしいデザインのReese(リース)。肌触りのよい艶のあるウールをベースに、やや平たいクラウンとロールブリムはクラフトマンシップを感じる一点です。カジュアルなお洋服とのコーディネートもお勧めです。


Hailey(ヘイリー)

コーデュロイ素材のベースボールキャップ、Hailey(ヘイリー)。一見ミニマルなデザインのキャップですが、こちらの帽子も前述のThadee(タデ―)と同様に今期のプレコレクションのテーマであるスポーツの要素の他、70'sのエッセンスを取り入れたアイテム。コーデュロイは70'sに親しまれた素材の一つ。デザイナーのPriscilla Royer (プリシラ・ロイヤー)が、帽子に取り入れたかった素材の一つです。ユニセックスでご愛用頂ける点も魅力です。


Billy(ビリー)

パリシックなベレー帽、Billy(ビリー)。フェイクファー素材のボリューム感が特徴のベーシックなアイテム。スタイルを引き立てるワンポイントとしてもお勧めです。


ベースとなる帽子の型に大きな変化はなくとも、シーズンテーマのエッセンスが帽子の一点一点に落とし込まれており、毎シーズンあらたな魅力を感じることができるのも、Maison Michel(メゾン ミシェル)の大きな魅力です。

今シーズンも特別な一点をお探しに店頭にお越し下さい。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。


Katagiri

村松解放宣言


日頃より当ブログをご愛読いただき
まことにありがとうございます。


このブログは私、Tsurutaと
もう一人のブロガーMuramatsuが
中心となって更新しています。

このMuramatsuという男。

彼のブログをお読みになったことのある方は
お分かりかと思いますが
に「悩める男」なのです。

あらゆることに
「あーでもない、こーでもない」と
悩み続ける男、Muramatsu。

ブログの中でも
「今シーズンは何を買おうか」
「どんなスタイルに挑戦してみたいか」など
「あーでもない、こーでもない」と
呟きながら文章にしています。

もし、まだの方は
是非、彼の過去ブログをご一読ください。



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で、そのMuramatsu。
この日も悩んでいました。


店頭には今シーズンのアイテムが
所狭しと並んでいます。
そろそろこの秋のスタイルを決定づけるような
「コレ!」というアイテムを購入
→自らのスタイリングで表現、
いきたいところですが…。


何を買おうか未だ思案中、といったご様子。


後輩の悩める姿に
ここはいっちょ、先輩Tsurutaが
ひと肌ぬぎまっせ!ということで
Muramatsuを半ば無理矢理
フィッティングルームに押し込み…。

(パワハラではありません)




とりあえずこんな感じで着てみて、と
Tsurutaチョイスのアイテム群を
いくつか試着してもらいました。



ハイ、ということで
本日はTsurutaスタイリングによる
「まぁまぁ劇的!ビフォー&アフター!」を
Featuring Toshiya Muramatsuでお送りします。
あ、彼、Toshiyaといいます。


ちなみにその日のMuramatsuの
自前服はこんな感じ。




OUR LEGACYのジャカードブルゾンに
TACASIのナイロンパンツを合わせ
オレンジやイエローといった
今年らしいカラーリングを表現しています。
インナーにプリントアイテムを合わせている点も
足元のVANSとマッチしていますね。


これはこれで、と言いたいトコロですが…。
Tsurutaはもっと上を目指します(笑)。

ということで出来上がったのが…。





















はい、こちら。別&人。
ヴィヴィッドなイエローのニットと
ルーズなイージーチェックパンツは
注目ブランドSUNNEIのもの。
アウターはARK AIR、
ハットはKIJIMA TAKAYUKIです。


全体的にはアーリー90'sのマッドチェスター的な
ズルズルにルーズなシルエット。




ハットやパンツにチェックを使う事で
ルーズな中にもトラッドマインドが見え隠れ。
32歳のMuramatsuが着ても
子供っぽくなり過ぎないように気を配りました。
なんとデキた先輩でしょうか(笑)。



足元はコチラ。
スニーカー好きのMuramatsuも気になる様子。



後ほどご紹介します。


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もう一体
プレゼンさせてもらいました。



はい、こちら。
E.Tautzのセットアップは
ドロップ気味のショルダーや
低いゴージ位置、長い着丈など
まさに今の気分をすべて具現化したような
完璧なバランスmeets上質感。
インナーは同ブランドのシャツを
あえてノータイ&第一釦まで留めて。



新入荷ホヤホヤ、
Master&CoのラメGベルトを垂らして…。



足元はやはりこのスニーカー。





Muramatsuも段々と「その気」になってきたのか
目つきがトロンとした感じで
モデル顔負けのアンニュイな表情。
ちなみにキャップはamiのものです。


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さぁ、いかがでしたでしょうか?
とりあえずこの日は試着のみ。
ただ、彼の中では今シーズンのヴィジョンが
だいぶクリアになってきたようで。


もはや顔つきが違います。ほら。




ビフォー。



アフター。

全然違いますよね?

洋服の持つ力ってやっぱり凄いですね。


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そして告知です。




先ほどのスタイリングでも登場した
こちらのスニーカー。
ロンドンを拠点に活動する
ブランドCOTTWEILER(コットワイラー)と
REEBOKのコラボレーションモデルです。
スポーツウェアに尖鋭性を持ち込み
独自のアバンギャルドな世界観を展開する
彼らにとってスニーカーというフォーマットは
まさに得意中の得意。
かなりカッコイイ仕上りになっています。








Muramatsuもビビっときたらしい
このスニーカーは
9/20(水)にリリース予定です。

その頃には
悩みを振り切って
秋冬の気分で一新した
ニューMuramatsuもリリース予定です。

どちらも是非、店頭にてご確認下さい(笑)。





Tsuruta

記憶

"nostalgia"


日本語に訳すと”過去を懐かしむ心”。
時間の流れと共に色褪せていく懐かしい記憶は、なんだかとても愛おしいものです。


インターナショナルギャラリー ビームスでは、9/9(土)から”nostalgia Vintage button jewelry by AKANE UTSUNOMIYA”を開催しております。



大小様々なボタンがイヤリングやピアスに生まれ変わり、新たな魅力が吹き込まれています。



中にはボタンには見えないような個性的なものも・・・!



子供の頃を思い出すような小さなテーブルやぬいぐるみはデザイナーの蓮井さんの私物です。後姿が愛らしいぬいぐるみは、ここ最近の展示会にいつも登場しているそうです。


今回特別に作っていただいたジュエリーに使われているボタンは、今シーズンのコレクションにも登場しています。


存在感のあるブルーのファーコートには、印象的なのゴールドのビッグボタン。


どこかノスタルジックな雰囲気のチェックスカートのウエストにはネイビーのボタン。


洋服に使われることで、ジュエリーとしてリメイクされたボタンとは異なる表情を見せてくれることに驚きます。


この特別な空間を楽しんでいただけるのは9/24(日)までです。またどのジュエリーも数に限りがございますので、早めのご来店がお勧めです。皆様のご来店をお待ちしております。


Matsumoto



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掲載アイテム

■65-15-0713 ラメタートルニット ¥41,040-

■65-27-1587 チェックハイウエストスカート ¥41,040-

■65-19-0599 ファーPコート ¥73,440-

シルエット解放宣言



待ちに待っていた9月の到来。


いよいよ
本格的にお洒落を楽しもうかな、
という季節がやってきました。

いや、最近の日本の気候を考えると
やっぱり夏は蒸し暑過ぎて
お洒落どころではないですよね、正直。

からの、秋。
テンションも自然と上がる、というものです。




レーベルページのトップ(↑)も一新。
秋冬モード全開でブログをお送りいたします。


今回は秋冬の傾向、
ということでまずはスタッフのスナップから
いってみまショー!(妙にハイテンション…)




トップバッターは勿論この人、
当レーベルディレクターの服部。
オレンジ×グリーン、という
独特のカラーリングで登場。
しかし「グリーン」「オレンジ」ともに
シッカリ今期のトレンドカラーだったりします。


常人ならばワイドなボトムを合わせたくなる
ASHLEY LOWEのショート&ワイドなトップスに
VALENTINOのスリムなパンツをコーディネート。


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続いて当レーベルバイヤーの関根。
こちらもトップスはASHLEY LOWE。
全体をサンドベージュでまとめ
足元に効かせているのは
やっぱり「グリーン」のSOLOVIERE。



首元にもさりげなく「グリーン」が。

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私、Tsuruta。
7×7のチェックパンツに
ブライトなイエロー×オレンジのニットを
コーディネート。



ニットは社外品(Fabrizio Del Carlo)ですが
TACASIのコーデュロイシャツや
PB0110のミニバッグ(ユニセックス)で
レトロなムードのスタイリング。


さぁ、ここまでで
何かお気づきになりましたでしょうか?


イエロー、オレンジ、グリーン…。
ヴィヴィッドカラー…。
それもそうなのですが…。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


もう少しいってみましょう。




EMILIANO RINARDIのカラーレスジャケットに
RAF SIMONSのボトムを合わせた服部。
このパンツは先ほど関根が穿いていたものと
同型の色違いです。



スリムなシルエットですが
膝から下が緩やかにフレアしたシューカット。



別の日のTsuruta。
ボトムは先程と同じ7×7ですが
Fanni Lemmermayerのカーディガンを
パンツインしたスタイリング。

もうお分かりですね?
これらのスタイリングの共通点。

「膝下がフレアしたシルエット」です。



思えば7~8年前に
UMIT BENANが登場したタイミングで
「股上が深く」「2プリーツの入った」
「ワタリが太くテーパードのきつい」
「ベルトレスパンツ」を穿くという、言わば
「誇張したクラシック感」的なものが
流行の先端に躍り出たことを
覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
その当時の足元はALDENのような
ボリューム靴でした。

一点突破的なTHOM BROWNEや
BAND OF OUTSIDERSのような
アメトラ再興の動きが
ワンクッション入っているとは言え
シルエット的にはまだまだ
「スキニー全盛」だったことを考えると
大きな変化です。

このあたりの流れは
7~8年遅れて
現在のピッティ周辺の
クラシック事情と
シンクロしている感じですね。

やがて、過剰クラシックな
プリーツ入りテーパードパンツに
慣れてきた人々の中から
裾まで太い「ワイドパンツ」が
注目されるようになります。

プリーツ入りテーパード→ワイド。
つまり
クラシック→リラックス
と変わっていった感じです。
当然、足元はスニーカーになっていきます。
それが、ここ3、4年の話です。

で。

最近なんだか新鮮だなと
個人的に感じるものが
この「フレアパンツ」。
無論、全力でフレアしたベル状のものではなく
よく見ると薄~く広がっている、くらいのもの。

レングスも「くるぶし丈」から
「少し長め」に気分が移りつつあります。

この変化を
「70'sスタイルのリバイバル」とか
「70'sがリバイバルした90'sのリバイバル」とか
「また流行の繰り返しかよ」とか
想いは色々あるでしょう。

ただ、人は飽きるんですね。
絶対的に。

飽き性という言葉には
ちょっとネガティブなムードがありますが
言うなれば「前向きに飽きる」、
つまり、明日も楽しく生きるために
気分転換をしているだけかもしれません。

ファッションの根源です。

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シルエットの変化ということになると
日本人は過敏になりがちです。
欧米人に対してコンプレックスがあるとされる
「体型」と密接に関係してくるので。

しかし、そこは2017年。
個人の時代を経た今、
1970年代のシルエットを再現する
必要なんかどこにもないのです。


RAF SIMONS2017秋冬コレクションより

VALENTINOではセミフレアしたパンツに
ジャストフィットのジャケットを合わせて、
RAF SIMONSはシューカットのパンツに
脱構築的ルーズなトップスを合わせて
提案していました。

どちらでもかまわないし
どちらでもなくてもかまわない。
そんな自由を手に入れた今、
前向きにチョイスしてみませんか?
フレアパンツ。



厚底靴や
ナローなレザーシューズなど
素直な70'sタッチで合わせてもよいのですが
意外にプレーンなアイテムとも合います。
服部とTsurutaがフレアパンツに
ALDENを合わせていたシンクロ感。

今回スタイリングに登場した
RAF SIMONS、VALENTINO、7×7以外に
TACASIやJ.W ANDERSONなどでも
フレアシルエットを提案してしています。

これは
「ワイドが古い」とか
「テーパードはダサい」とか
そういうことではなく
「選べる種類が増えた」という
僕らにとって望ましい変化なのです。
一辺倒ではつまらないし
息苦しい。

なぜって、
人の数だけ
好みや気分があるのですから!

いよいよ
本格的にお洒落を楽しもうかな、
という季節がやってきました。


Tsuruta

VOGUE FASHION’S NIGHT OUT


少しずつ涼しい日が増え、店内は新作の洋服達ですっかり秋らしい雰囲気です。そんな心地の良い季節に、ぴったりなイベントのご紹介です。9月9日(土)に開催される「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」に原宿エリアのBEAMSも参加いたします。

当日は各店舗で様々なイベントを行います。また、各店舗のインスタグラムのアカウントをフォローされている方に先着でアイシングクッキーやキャンディをプレゼントいたします。その他、ドリンクのサービスなどもございますので是非お越し下さい。

インターナショナルギャラリー ビームスでは、下記イベントを開催いたします。


思わず目を惹くこちらのアイテムは9日より店頭に並びます。AKANE UTSUNOMIYAのデザイナー蓮井 茜さんの審美眼によって集められたヴィンテージのボタンを、今回特別にイヤリングやピアスにリメイクして頂きました。古い時代ならではの細やかな細工や色使いは、決して色あせることのない華やかさとモダンさがあります。


アイキャッチなアクセサリーはもちろん、さり気なくワンポイントで使えるアイテムもございます。AKANE UTSUNOMIYAらしい可愛いファブリックの巾着が付くのも嬉しいです。イベントは9月24日まで続きますが、1点1点個性の異なるアイテム達ですので是非お早目に!!


ご好評頂いておりますleur logette POP UP STOREは、開催期間が10日までと残り僅かです。イベント限定の豊富なラインナップに加え、別注のチョーカーとカフスもまだ少しご用意がございます。



「彼女たちの小さな部屋」という名前に相応しい空間となっております。花柄やレース、ツィードなど華やかなファブリックに加えて、leur logette がご用意下さったお花や植物も彩りを添えてくれています。(Special Thanks leur logette ♪)



Vermeerist BEAMS 店内では、イラストレーター 永井博氏のエキシビションを開催しております。原画を間近で見ることのできる大変貴重な機会、こちらも10日までのイベントですので是非ご覧下さい。そして、FASHION’S NIGHT OUT当日は永井氏がDJで登場くださいます(17:00-18:30予定)。夏の終わりに相応しい、爽やかなムードを盛り上げてくれるのではないでしょうか。


天気も良さそうな土曜日、是非賑わう原宿に遊びにいらして下さい。楽しいイベントと素敵なアイテムを揃えお待ちしておりますので、素敵なショッピングタイムをお過ごし下さいませ。


詳細や各店舗のイベント情報は下記リンクをご確認下さい。

http://www.beams.co.jp/news/588/


Shimazu

9/2発売開始です

こんにちは、MURAMATSUです。
今回はイタリアのスポーツブランド
「KAPPA」が手掛ける
“KAPPA KONTROLL”
(カッパコントロール)のご紹介です。

「KAPPA」(カッパ)とは
1916年頃、イタリアで設立された
スポーツウエアブランドです。
そんな老舗メーカーが

1年毎にクリエイティブディレクターを迎える
新たなラインを開始しました。
そして、2017年春夏シーズンより
スタートした“KAPPA KONTROLL”が
今秋冬に日本初上陸となりました。

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ハーフ スウェット フーディ¥18,000(+TAX)

KAPPAを代表するマーク「OMINI」(オモニ)と
ブランドロゴのボディが大胆に中央で
組み合わされたパーカです。
コーディネートの主役はもちろん
肌寒くなってからも
インナー使いにも活躍してくれます。




ベンチジャケット ¥32,000(+TAX)

フード付のジャケットで
着丈が長く中綿入りのため
保温性に優れています。
写真では見えませんが、
背中の腰あたりには80~90年代
同ブランドの広告に採用されていた
「LIKE NO OTHER」(他にはない・人と違った)
というワードを記しています。




ラインフーディ ¥18,000(+TAX)

トラックジャケットを思わせるライン入りのフーディは、
フランネルスーツのインナーに合わせて
カジュアルダウンしたスーツスタイルを楽しめそうです。



タートルネック ロングスリーブシャツ ¥13,000(+TAX)

ネック部分に「OMINI」ロゴが入った
サーマルカットソーです。
やや肩が落ちるバランスながらも
シルエットはルーズすぎないので、
ワイドパンツなどパンツを主役にした
コーディネートに活躍してくれます。



トラックジャケット ¥21,000(+TAX)
トラックパンツ  ¥17.000(+TAX)

グラフィックを思わせる切り替えしが特徴のトップスは、
どこか懐かしさを感じます。
個人的に今シーズン挑戦したいアイテムのひとつです。




ハーフ プリント Tシャツ  ¥8.800(+TAX)

「OMINI」とロゴが組み合わされたTシャツです。
写真ですとワントーンに見えますが
オフホワイトとホワイトの組み合わせです。



コーチジャケット ¥22.000(+TAX)

スーパーワイドなパンツの
ボリュームに負けないくらい
ジャケットの肩から袖口まで記された
「OMINI」ロゴのインパクトが目を惹きます。



トラックパンツ ¥18.000(+TAX)

サイド部分の「OMINI」ロゴとラインが
スポーティー気分を盛り上げてくれます。
絶妙なトーンのグリーンを活かして
ワントーンのコーディネートに
チャレンジしたいパンツです。

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今回ご紹介しました
“KAPPA KONTROLL”のアイテムは
9/2(土)より当店、
インターナショナルギャラリー ビームスと
ビームス名古屋店にて発売されます。

ぜひ店頭でご確認ください。

MURAMATSU



モードな女性が森を探検する

先日のブログで少しお話ししたキャンプ、
とても楽しんで帰ってきました。
外で作って食べるごはんやささやかな花火大会、
輪になってのカードゲームや消灯後の怖い話も、
楽しくて楽しくて。
童心に帰ってはしゃいでしまいました。

ちなみに今回宿泊したキャンプ場は、
森の中にあったのですが…。

当店にてPOP UP STOREを開催中の
<leur logette(ルール ロジェット)>では、
「見果てぬ森の中をモードな女性が探検する。」
というテーマで、コレクションを創り上げました。
そこには、女性の冒険心をくすぐって
わくわくさせるような魅力が詰まっています。



<leur logette>が得意とする
美しいツイードやレースはもちろん、

どこか懐かしげなフラワープリントや、

色々な種類のファーやジャカードなど、
ラグジュアリーな素材を組み合わせたアイテムは
<leur logette>らしいロマンティックな雰囲気。
でも、可愛いだけではなくて
揺るぎないブランドのアイデンティティを
感じられるものだからこそ、
私たち女性の心を惹きつけるのだと思います。



こちらは今回のイベント開催に合わせて
作って頂いたスペシャルなアイテムたち。
チョーカーは、長めのリボンを結ぶデザインなので
ベルトやヘッドアクセサリーとしても使えます。
カフスは複数点ご用意がありますが、
それぞれ素材やディティールの違う一点物。
どちらも可憐で、溜め息ものの美しさです。


<leur logette>POP UP STOREは、
9/10(日)まで。
ご来店心よりお待ちしてます。


Takeuchi

nostalgia

2017年秋冬シーズン、インターナショナルギャラリービームスが注目するキーワードのひとつが「VINTAGE INSPIRED」。レトロさを感じるような独特な配色や細やかで美しいシルエットのアイテムが揃う予定です。


そして秋を感じられるようになる9月、当店でもファンの方が多い<AKANE UTSUNOMIYA>のスペシャルなイベントを開催します。


nostalgia -Vintage Button jewelry by AKANE UTSUNOMIYA-

9.9(sat)~24(sun)


デザイナー蓮井茜さんの審美眼で選ばれたヴィンテージボタン。古い時代ならではのデザインや色使いのパーツはどれもとても個性的で、魅力に溢れています。細やかな細工は昔のものづくりへのこだわりが感じられます。今回のイベントでは、フランスやイタリアなどヨーロッパから買い付けたボタンをイヤリングやピアスにリメイクした、他にはないスペシャルなコレクションが揃います。


このコレクションは、「VINTAGE INSPIRED」のエッセンスを加えるにはぴったり!さりげなく身に付けるだけで存在感があり、レトロだけれど今っぽいスタイルにもすっと溶け込みます。ヴィンテージが好きな人はもちろん、これまであまりヴィンテージには興味がなかったという方にも是非身に付けていただきたいジュエリーです。実は私もヴィンテージにはこれまであまり縁がなかったので、<AKANE UTSUNOMIYA>のヴィンテージジュエリーで、新たなファッションにトライしてみようと思っています!


是非皆様もこの機会に素敵なジュエリーをご覧にいらしてください。

皆様のご来店をお待ちしております。


Matsumoto





解体新書・改


残暑が厳しく
夜も寝苦しい日々が続いていますが
皆様いかがお過ごしですか?

もうひと月ばかりすると
少しは秋めいた風が吹き始め
夜更かしでもしてみようかな?
という気になるというもの。


そういえば4~5年前のある夜。
僕は自宅で夜更かしをしていました。

何をしていたかというと…。










もう着なくなった昔のスーツを
リッパ―片手に解体して遊んでいたのです。
(上は当時、記念に撮影した写真)
ふと、ジャケットの内側(材料やテクニック)を
覗いてみたい気持ちにかられ
ついつい3時間くらい夜更かししてしまいました。
ひとり解体ショー。
くっ、暗い…(笑)。


覗いてみた感想は
「ビームスのスーツはちゃんとした作りだなぁ」
というもの(笑)。
ちなみにこのスーツはリングヂャケット謹製。
今も当レーベルのスーツを制作してもらっている
超一流ファクトリーです。

で。

それから数年経って、2017年春。
ふと思い出したかのように
「昔解体したあのスーツ、着てみよっかな」と、
思い立ったが吉日。

上着だけですがスタイリングに取り入れてみました。




意外と大丈夫ですよね(笑)。



解体したまま再構築せずに着用した感じ。
肩からはずした袖なんて文字通り
「腕に通した」だけです。

この日のスタイリング、
同僚たちに鼻で笑われたり
冷ややかな目で見られたり
「アイツは阿呆や」と陰口を叩かれたような
そんな気もしますが大丈夫です。

終わったことは気にしない事にします。

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で、本題。
















これらは何を解体したものでしょうか?
勘の良い方は
もうお気づきのはず。

そして、これらを材料にして
何が出来上がったかというと…。
















衝撃の転生。
このブランドの卓越したセンスと
職人の皆様のタグイマレナル根気とが
結晶化したかのような、この完成度。

Tsurutaのように
「壊しっぱなし、組み立て放棄」の
ヤワなやつではありません。

実物を是非ご覧になってみて下さい。
ホントにビックリしますよ。



…という事で只今搬入終了。
インターナショナルギャラリー ビームスでは
明日(8/25)から大々的に発売です。


WACCOWACCO(ワッコワッコ)のバッグ全5型。





「解体」から「買いたい!」に
なること必至(笑)。

ともあれ、皆様のご来店お待ちしております。
見逃すと後悔しますよ。



Tsuruta

パンク再生?


伝統と破壊。

メンズファッションの源流である
英国の長い歴史の中で
幾度となく繰り返されてきたこの二極の対立。

インターナショナルギャラリー ビームスが
当初からその才能に惚れ込み
日本国内エクスクルーシブ(当時)で
バイイングを続けてきたデザイナー
NICHOLAS DALEYもまた
伝統と破壊の間を自由に往来しながら
自らのアイデンティティを探求する
若き表現者のひとりです。

ショップには
彼の最新コレクションが届きました。



ファクトリージャケット ¥77,000(+tax)
2プリーツトラウザーズ ¥63,000(+tax)

シェットランドウールを使用したツイードは
英国の老舗「MOON」社のもの。
表情豊かなサージグリーンが印象的です。




チュニックジャケット ¥87,500(+tax)
プルコードトラウザーズ ¥82,000(+tax)
ジュートベレー ¥36,000(+tax)

ダークトーンのチェック柄セットアップ。
この生地はヨークシャーにある
1931年創業の「MARTON MILLS」で
織られたものです。



ハイランドポンチョ ¥108,000(+tax)
ハイランドキルト ¥124,000(+tax)

フード付きのポンチョと
キルトを組み合わせたスタイル。
1864年創業、スコットランドの老舗
「HALLY STEVENSONS」が生産する
ヘビーなワックスコットンを使用しています。

特に、このキルト。
BARBOUR×1.5着分位あるんじゃないの?
というほどの重さ。
気合の一着です。




ハイランドジャケット ¥115,000(+tax)
3ポケットウエストコート ¥50,000(+tax)
フロントシンチトラウザーズ \85,000(+tax)
ジュートベレー ¥36,000(+tax)

再び「MARTON MILLS」製の
生地を使った3ピーススタイル。
ポケットのフラップなど
一部は
ワックスコットン素材です。

NICHOLAS DALEYの
2017年秋冬コレクションのテーマは
「BLACKWATCH」。


スコットランドのなかでも
高地地方(ハイランド)の民族文化と
密接に関係するタータン(チェック)に
焦点を当てたコレクションです。

ちなみに「ブラックウォッチ」とは
タータンの一種であり
上の写真の3ピースに見られる柄
(緑×紺)を指しています。

用途や目的によって細かく分類され
呼称が登録されているタータンですが
(数年前に日本の百貨店がオリジナルタータンを
制作、登録したことも記憶に新しいですね)
ブラックウォッチと言えば
代表的なミリタリータータン。
つまり軍用としても使われるタータンです。

そして、タータンと言えば…。





今シーズンのNICHOLAS DALEYの
コラージュによるイメージを見ると
伝統的なスコティッシュの肖像の中に
混じって
「PUNK」の影がちらちらと。


そもそもNICHOLASと言えば
2015-16の秋冬シーズンには
パンクレジェンド、ドン・レッツを召喚し
皆の度肝を抜くコレクションを発表しました。

※ビームスが初めて買い付けた
彼のデビューコレクションにも
レッツはモデルとして登場しました。



2015-16秋冬のショップウインドウ。

NICHOLASとカウンターカルチャーは
切っても切れない関係にあるようです。


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ジャマイカ系英国人という
移民の血を継ぐ彼が
熱い想いを寄せるPUNKカルチャー。

上のコラージュにも登場する
ご存じジョニー・ロットン。
彼はアイルランド系の移民という
ロンドンにおいてのマイノリティでした。

故アレキサンダー・マックイーンにも
スコットランド系の血が流れていたと言います。
彼も自身のコレクションの中で
独自の配色のタータンを多用した一人です。

英国に於いて影の歴史を歩んできた
スコットランドのタータンに
彼らが身を包むとき
そこにはマイノリティに対する
共感と鼓舞の気持ちがあったのでしょうか?


・・・・・・・・・・・・・・・


そういえば、この秋冬。
当レーベル別注のアイテムで
こんなものがあります。






GEORGE COX 「EVERTON」 ¥45,000(+tax)
※こちらは11月入荷予定のご予約商品です。


数々のパンクスの足元を飾ってきた
GEORGE COXが
当レーベルのために
製作したこのシューズ。
EVERTON(エバートン)というモデル名も
同社の副社長が直々に命名したものだとか。


1971年、ヴィヴィアン・ウエストウッドと
マルコム・マクラレンが
キングスロードにオープンさせた
ブティック「Let It Rock」で人気を博していた
GEORGE COXのシューズ。


「クリーパー」と呼ばれる
ゴム底のコンビ靴が当時のテディボーイたちの
足元を飾っていた時代。
GEORGE COXのシューズも
また伝説です。


ファッション・パンクがリバイバルする、
とは言いませんが情報化社会に揉まれて
知らず知らず、すっかり白けてしまった心に
う一度火を灯すガソリン的な存在として
パンクが見直されることはあり得るでしょう。

パンクとは放送禁止用語を連呼することでも
体中に安全ピンを付けることでもありません。
その行為自体ではないのです。

破壊する相手は「体制」ではなく、自分自身。

自らを壊して終えて
チリや芥しか残っていない
もはや残骸ですらないようなものをかき集め
「これが俺なんだよね、へへへ」
笑ってみせるような感覚。


セックス・ピストルズ解散後、
ジャマイカへ飛んだジョニー・ロットンは
ドン・レッツらに注入された
強靭なダブビートとともにカムバック。


世間に押されたパンクロッカーとしての
烙印をあざ笑うかのように
結成したバンド名は
P.I.L(Public Image Ltd)
=公共イメージ会社。

ピストルズ時代とは全く異なる音楽性で
サウンドとしてのパンクを期待していたファンを
見事に、軽やかに裏切ってみせました。


Rockarchive.comより


期待はずれ上等。

タータンを身に付けて
開き直った笑みを浮かべている
この時代の彼のポートレートは
清々しさに満ちています。


自らのアイデンティティを
ふてぶてしく宣言した男が着る
タータンのかっこよさといったら。

ファッションが手軽な時代。
異常な服好きはもはやマイノリティ。

開き直りも必要です。

勝手にしやがれ、ですよ、ホント。




Tsuruta



leur logetto POP UP STORE

お盆連休を迎え、今年の夏も早くも折り返し地点を過ぎました。私事ですが、近々十数年ぶりのキャンプに出かける予定です。と言ってもキャンプ場のコテージを借りての簡単なものですが、自然いっぱいの山奥だと聞いて少々ドキドキしています。そんな夏らしい思い出作りも良いですが、そろそろファッションの秋支度を始められた方も多いのではないでしょうか。本日のブログは、そんな皆様へのお知らせです。

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<leur logette POP UP STORE>

8/25(金)~9/10(日)

International Gallery BEAMS B1F


<leur logette(ルール ロジェット)>のポップアップストアを開催致します。2002年にデザイナー井本雅子氏によって立ち上げられた同ブランドのポップアップストアは、ブランド設立から15年もの歴史の中で今回が初めて。カッティングや縫製の工夫、デザイナー自らの目で厳選された素材のこだわりがディティールに詰め込まれた、可憐でどこか懐かしく温かみを感じられるアイテムは世界中のファンに愛されています。今回のポップアップストアでは、別注アイテムであるチョーカーとカフスや、会期中のみご覧いただけるモアバリエーションアイテムなど、多数のアイテムをご用意致します。

 

ブランド名である<leur logette>は”彼女たちの小さな部屋”という意味。<leur logette>では、その名前から感じられる親しみやすさのように、ワードローブに加えた瞬間にそのアイテムを昔から愛用していたかのように感じられ、まるで自分の人生の一部になったかのように共に時間を重ねてゆけるウェアを目指した服作りをされています。そんな想いが込められたアイテム達が一堂に会するこの機会、ブランドの世界観を色濃く楽しんで頂ける、またとないイベントになりそうです。貴重なこの機会に、ぜひ足をお運び下さい。皆様のご来店をお待ちしております。



Takeuchi

オクトパスーA.W.A.K.Eー

セレクトショップのスタッフとして働いていて楽しいこと。

沢山の出会いがあること。毎日好きな物に囲まれて過ごせること。美しいや可愛いやカッコ良いを誰かと共有出来ること。いつも目の前に旬があること。

…新作をいち早く手に取れること。

新作のデリバリーはいつも特別なお楽しみ。当店にはここのところ毎日のように、秋冬コレクションの新作が到着しています。中でもワクワクするのは初めて取り扱うブランドのアイテムが到着した瞬間。ということで、本日はインターナショナル ギャラリー ビームスでは初の取り扱いとなる<A.W.A.K.E(アウェイク)>のご紹介です。

 

2017 PRE FALL COLLECTION

ロシア生まれベルギー育ちの女性デザイナー、ナタリア・アラヴァーディアンが手掛ける同ブランド。歴史、芸術、映画、動物等様々なものをテーマにしたコレクションには、パワフルでユニークな魅力が光っています。デザイナー自身の経歴もとてもパワフルでユニークなもの。2012年に<A.W.A.K.E>始動しデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた他には、ファッションスタイリスト、フォトグラファー、アートディレクター等としても活躍してきました。ブランドのルックブックは彼女自らが撮影やディレクションを手掛けているのだとか。ファッションスナップの常連として雑誌やウェブで見る彼女は、笑顔が素敵で小柄な体型のキュートな女性という印象。その見た目との間にはギャップすら感じさせられる程の力強さに圧倒されつつも、彼女の生み出す独特な世界観に惹きつけられます。

 

2017PRE FALL COLLECTION

今季のコレクションはプレ・メインを通して「オクトパス(蛸)」をテーマに挙げています。蛸とファッションが頭の中でリンクしなかった私は、このテーマを初めて聞いた時には少し驚いてしまいました。<A.W.A.K.E>が着目したのは、軟らかく流れる様に形を変えていく蛸のフォルムや動きです。不規則な曲線が連なる様に仕立てられた前合わせのトップスやコート、蛸の足をイメージしたかの様なバルーンスカート等でそのテーマを見事に表現しました。独創的なアイディアによって作り上げられたアイテムの数々には、思わず手に取りたくなるような不思議な魅力が漂っています。

 

2017PRE FALL COLLECTION

そして<A.W.A.K.E>のインスピレーション源として過去のコレクションでも度々登場しているのが日本の文化。デザイナーのナタリアは、自他共に認める日本好きなのだそうです。今回のコレクションでも、甚平を彷彿とさせるようなカシュクールトップスや、阿波踊りに使われるおけさ笠の様なヘッドドレス、浮世絵風のイラストのオリジナルプリント等ジャポニズムを感じさせるアイテムが登場しました。どこか茶目っ気を感じられる様な<A.W.A.K.E>らしいユニークなジャポニズムの解釈は、何とも斬新で見る者を楽しませてくれます。

 

 

2017 PRE FALL COLLECTION

加えて注目したいのはオリジナルで作られた個性たっぷりのビジューや木のボタン達。大ぶりのボタンは大きさやデザインが違うものを並べたり、不規則な向きに縫いとめたりされています。その一見無造作にも見える配置は、洋服の上に流れや動きを生んで一着一着をより印象深いアイテムに仕上げてくれます。


 

 

2017-18 FALL WINTER MAIN COLLECTION

こちらはメインコレクションのルックの一部。9割程のデリバリーが完了したプレコレクションに対し、こちらのデリバリーはまだもう少し先のお楽しみとなります。店頭では未入荷品の予約も承っておりますのでお気軽に問い合わせ下さいね。


Takeuchi

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掲載アイテム

写真1枚目■65-11-0548 ラップ オーバーシャツ(WHITE)¥54,000(税込)

写真2枚目■65-19-0513 ビッグポケット Wコート(BLACK)¥140,400(税込)■65-23-0428 エプロン ラップトラウザー(BLACK)¥72,360(税込)

写真3枚目左側モデル■65-19-0515 ウッドボタン 中綿オーバーコート(BLACK)¥90,720(税込、予価)

写真3枚目 右側モデル■65-19-0514 ビッグカラー トレンチコート(BEIGE)¥154,440(税込)

写真4枚目■65-15-0705 ミックスループ トップス(WHITE MIX)¥79,920(税込)■65-23-429 コーデュロイ フレアトラウザー(BEIGE)¥62,640(税込)

写真5枚目■65-01-0546 ストライプ ラップ ドレープブラウス(WHITE*NAVY*RED)¥54,000(税込)

写真6枚目 右側モデル■65-18-0175 プレイド ブルゾン(NAVY*WHITE*RED)¥111,240(税込)

写真7・8枚目■65-11-0549 ビジューボタンシャツ(BLACK)¥49,680(税込)

写真9・10枚目■65-06-0054 ウッドボタン フェルトジレ(BLACK)¥106,920(税込)

写真11枚目■65-23-0446 ビッグカフ トラウザー(BLACK)¥60,480(税込、予価)

写真12枚目■65-11-0592 バリモアカラーシャツ(MINT)¥47,520(税込、予価)

写真13枚目■65-23-0447 コーデュロイ フォールドウエスト ワイドパンツ(RUST)¥74,520(税込、予価)

写真14枚目■65-14-0105 ダブルフェイス タートルネック トップス(RED)¥37,800(税込、予価)■65-27-1562 コーデュロイ バルーンスカート(BEIGE)¥62,640(税込、予価)


※予価と記載のあるアイテムは、今後入荷予定のアイテムです。価格・仕様等の変更やオーダーキャンセルの可能性がございます。詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さいませ。



フェイシズ


いよいよ7月も終わり
一年の中で最も暑い季節(8月)が
やってきました。


皆様、夏本番にむけた準備は
お済みですか?

ということで
先日より好評開催中のイベントが…。




Tomas Maier EYEWEAR COLLECTIONです。
※詳しくはhttp://www.beams.co.jp/news/513/←コチラ

当店スタッフのスタイリングにも
たびたび登場するTomas Maierのアイウェア。

以下、スタッフ着用画像を
ダイジェストでお送りいたします。

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ド派手なプリントのシャツにも。



アフリカンなヴィヴィッドカラーにも。




知的なRAF SIMONSのシャツにも。



ワーク×スポーツのミニマルスタイルにも。



バランスコンシャスな白無地Tにも。



男っぽいスタンドカラーのブルゾンにも。



デニムのテーラードジャケットにも。




コンテンポラリーなスーツにも。




英国ビスポークのブレザーにも。




クラシックなハットにも。




流行のワイン色にも。



ショートカットの女性にも。


ブロンドの女の子にも。


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PINK、RED、TAUPEといった
流行色もきっちり押さえつつ、
それでもサングラスだけが
独り歩きするようなことが決してない
完成度の高いコレクションです。

「アイウェアデザイナー」ではなく
「ファッションディレクター」が
手掛けるだけあって
どのようなスタイルにも
適度なファッション性を加えてくれる
Tomas Maierのアイウェア。


パーツ使いの洗練や
かけ心地の軽さという
ミニマルな要素は
ドイツ出身という
彼自身のアイデンティティに
根ざしたものでしょうか?


いよいよ本イベントは今週末8/6(日)まで!
圧倒的なバリエーションが
一堂に会する
この機会を皆様、お見逃しなく!




Tsuruta