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plenty of nuance

International gallery BEAMSでは、2017年春夏シーズンのコレクションが続々と入荷しています。



今回の主役は、2017年春夏シーズンも早速人気の<NEHERA(ネヘラ)>デザイナーのサムエル・ドゥリラの選ぶテーマは毎回とても知性に溢れていて、文字で読むと私には少し難しい・・・と感じてしまうほど。しかしその洋服を実際に見ると、感覚的に彼の伝えようとしていることがわかるような気がして、その知性とセンスの良さにいつも感激しています。今シーズンも期待を裏切らない、素晴らしいコレクションが入荷いたしました。


今回のプレコレクションのインスピレーション源は、フランス人アーティストの”セルジュ・ルタンス”です。1960年代からVOGUEやChristian Diorなどでキャリアを重ね、その活動はメイクアップアーティストからフォトグラファーまで多岐に渡り、「フランスの知性・哲人」とも呼ばれているアーティストです。彼を彷彿とさせるカラーパレットは黒・白をベースに、少しオレンジがかったブラウンやネイビー、そしてハッとするような赤やパープルです。

そこに柔道をはじめとする日本の美を取り入れた<NEHERA>のコレクションは、コーディネートすることで深みを増していきます。


さらりと着るだけで存在感のあるトップスは、ツイードの凹凸とフリンジがとても豊かな表情です。左のオフホワイトは春夏シーズンならではの軽やかさがあり、右のミッドナイトブルーはブラックとネイビーの糸をミックスすることでその存在感がより一層引き立ちます。首元が大きく開いたデザインは、クリーンな女性らしさを演出してくれます。


フリンジトップスに合わせたパンツは一見するととてもシンプルなアイテムです。


しかしウエストにはいくつものステッチが施され、柔道着の帯のようなディティールになっています。また、サイドにもステッチでラインが入っているので、さりげなくスポーティーな印象をプラスしてくれます。長めのレングスでルーズに着るのが<NEHERA>らしいスタイリングです。



ワイドなカフが特徴的なブルゾンは、リバーシブルで楽しんでいただけます。こちらのブラウンは、柔らかな印象ながらカフのブラックが全体をきりっと引き締めます。少し広く開いた首元がスポーティーなブルゾンに、エレガントさを加えてくれます。



ブラックはとてもマニッシュな印象です。こちらにはシルバーのジップポケットが付いており、デザインのアクセントになっています。異なる印象がコーディネートのイメージをどんどん広げてくれそうです。



<NEHERA>のアイテムはとてもシンプル。さらっと着るだけで女性を美しく見せてくれる魅力的なものばかりです。そして、スカートにパンツをレイヤードしてみたり、ベルトでウエストを絞ってみたりとアイデアを加えることで<NEHERA>の服はさらに魅力を増します。そろそろシンプルなだけのリラックススタイルでは物足りない方も多いのではないでしょうか。2017年の春夏シーズンは<NEHERA>の提案するように、少しアイデアを加えて新たなファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。


Matsumoto


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掲載アイテム

■65-11-0507 ツイードクロップドトップ ¥59,400(税込)

■65-23-0393 ウエストフォルドパンツ ¥63,720(税込)

■65-18-0169 リバーシブルビッグカフブルゾン ¥124,200(税込)



モダニズムを纏う -NEHERA-

2016年春夏シーズンよりInternational gallery BEAMSで取扱いをスタートした<NEHERA(ネヘラ)>。日本初上陸ながら、そのデザインの美しさやレイヤードのユニークさで、多くの方々を魅了しました。

期待が高まる2016年秋冬シーズン プレコレクションをご紹介いたします。

今回のコレクションは、オーストリアの建築家 アドルフ・ロースからインスパイアされています。彼の提案した建築は、シンプルな建築の中に居心地の良い暖かさを提供するというスタイルでした。インテリアには、トルコのキリム絨毯やイギリスのチッペンデールソファなどを合わせ、このスタイルのパイオニアとなりました。

<NEHERA(ネヘラ)>のコレクションも、彼が提案した建築の様に、シンプルなデザインに暖かみのあるファブリックを用い、着心地の良いオリジナルのスタイルを提案しています。


キリムを彷彿とさせるドレスは、今シーズンの<NEHERA(ネヘラ)>を象徴するアイテムです。シンプルながらも洗練されたドレスは、印象的な柄の生地と太めのベルトが豊かな表情を生み出します。


コットンシルクのホワイトシャツは、フリンジで仕上げた袖と、着丈が前後で異なることで、全体のシルエットを自由に表現します。シルクのプリントスカートと合わせれば、シャツの白さとスカートのプリントが際立ち、異なった素材やピースを合わせるという<NEHERA(ネヘラ)>の提案する新しいスタイルが完成します。


ベージュのベルベットドレスは、袖に表情が異なるウールジャージーを使用したり、シルエットに少しツイストを加えるたりすることで、より大胆な印象になっています。こちらもアドルフ・ロースが使用したソファをイメージさせる、今シーズンを象徴するドレスです。


美しく開いたバックスタイルも魅力的です。


ゆったりとしたシルエットのミニマルドレスは、上質な素材を使用し、カジュアルなスタイルをリュクスな印象に仕上げています。膝下丈なので、1枚で着ても、パンツとのレイヤードで着ても素敵なアイテムです。

アドルフ・ロースが活躍した19世紀末は、新しい時代の建築様式としてアール・ヌーヴォーが登場した時代です。彼は、自宅を隅々までアール・ヌーヴォー様式のインテリアで揃えなければならないという世の中の風潮に、『同じスタイルのインテリアや装飾で固められた建築では、訪れた人々には装飾しか記憶に残らない。そんな空間は白々しくて親しみが持てない。』と異議を唱えたと言います。言い換えれば、同じスタイルに固執することなく、自分たちにとって大切なものや気に入ったものを自由に置いて、居心地の良い空間こそが重要だということです。


<NEHERA(ネヘラ)>の服は異なる素材やピースを合わせることにより、美しいスタイリングのバランスを生み出し、着る人それぞれの個性を引き出します。このシンプルで自由なスタイルは、アドルフ・ロースが目指した建築のように、美しさと共に最高の心地良さを私たちに教えてくれることでしょう。

Matsumoto


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掲載アイテム


■65-26-2530 プリントサッシュベルトドレス ¥16,2000(税込)

■65-01-0435 テールカットシャツ ¥63,720(税込)

■65-27-1442 プリントラップスカート ¥75,600(税込)

■65-26-2532 ベルベット*ウールスリーブドレス ¥124,200(税込)

■65-26-2529 フロントヨークドレス ¥10,5840(税込)