『池田晶子の言葉と出会う』

2017.01.23

Bギャラリーでは、2007年に他界した文筆家・池田晶子の言葉を紹介する展覧会を開催します。本展では、没後10年となる池田晶子の全29冊の書籍の販売を始め、壁面に彼女の言葉を展示し、ギャラリー内に本に見立てた空間を作ります。

会期中には、各界の最前線で「言葉」と対峙・格闘されている表現者の方々のトークショーも行います。 “書き手が死んだ後にこそ、言葉は真に読まれる”、そう公言していた池田晶子の言葉に、新たな読者が出会うことを目指します。どうぞご期待ください。

協力: KADOKAWA / 講談社 / 新潮社 / 中央公論新社 / トランスビュー / 本願寺出版社 / 毎日新聞出版 / NPO法人 わたくし、つまりNobody

池田晶子(いけだあきこ) / 文筆家

1960年8月21日、東京の一隅に生を得る。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻を卒業。文筆家と自称する。池田某とも。専門用語による「哲学」から哲学を解放する一方で、驚き、そして知りたいと欲してただひたすら考える、その無私の精神の軌跡をできるだけ正確に表すこと ── すなわち、考えるとはどういうことであるかを、そこに現れてくる果てしない自由の味わいとともに、日常の言葉で美しく語る「哲学エッセイ」を確立し、多くの読者を得る。とくに若い人々に、思い込みを捨てて本質を考えることの面白さと、形而上の切実さを、存在の謎としての生死の大切さを、語り続ける。『14歳からの哲学』などで話題を呼ぶ。著作多数。
新宿御苑と神宮外苑の引き風景を執筆の伴とし、富士山麓の季節の巡りの中に憩いを得て遊ぶ。山を好み、先哲とコリー犬、そして美酒佳肴を生涯の友とした。
2007年2月23日夜、大風の止まない東京に、癌により没す(46年6ヶ月)。さいごまで原稿用紙とボールペンを手放すことなし。いながらにして宇宙旅行。出発にあたり、自らたって銘を記す。「さて死んだのは誰なのか」。
その業績と意思を記念し、精神のリレーに捧げる「わたくし、つまりNobody賞」が創設された。

開催期間
2017年3月5日(日) ~ 26日(日)
会場
Bギャラリー(ビームス ジャパン 5F)
トークショー
日時:3月5日(日) 15:00~16:00
ゲスト:片岡義男(作家)×小池昌代(詩人・作家)

日時:3月11日(土) 15:00~16:00
ゲスト:池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト)

日時:3月18日(土) 16:30~17:30
ゲスト:林家たい平(落語家)

日時:3月25日(土) 15:00~16:00
ゲスト:永沢まこと(イラストレーター)

会場 : Bギャラリー(ビームス ジャパン 5F)
予約定員制 : 先着50名様(着席40名様)※ご予約はBギャラリーまで

本展は、『没後10年記念連続トークイベント「池田晶子の言葉」と出会う』に関連した展覧会となります。本イベントでは、都内書店各所においてもトークショーが開催されます。

『没後10年記念 連続トークイベント 「池田晶子の言葉と出会う」』

●1月16日(月) 19:00 開演 / 八重洲ブックセンター本店 「8階ギャラリー」
ゲスト: 川上未映子(作家)

●2月18日(土) 14:30 開演 / 八重洲ブックセンター本店 「8階ギャラリー」
ゲスト: 小池昌代(詩人・作家)

●4月22日(土) 14:00 開演 / 紀伊國屋書店 新宿本店8階 「イベントスペース」
ゲスト: 武田砂鉄(ライター)

●5月29日(月) 18:30 開演 / 三省堂書店 神田町本店 8階特設会場
ゲスト: 中村桂子(生命誌研究者)

●6月24日(土) 19:00 開演 / 代官山 蔦屋書店1号館2階 「イベントスペース」
ゲスト: ヨシタケシンスケ(絵本作家)

※各会場共、約1ヶ月前から申込み受付開始/開場時刻は会場ごとに異なります。

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