The “Film Por Vida” PRINT EXCHANGE PROGRAM

初沢亜利 写真展 「沖縄のことを教えてください」

Information

Bギャラリーでは、ストリートカルチャーから派生したムーブメント『The “Film Por Vida” PRINT EXCHANGE PROGRAM(以下、P.E.P.)』を紹介します。『P.E.P.』はアメリカの北カリフォルニア・サンノゼのスケートボーダーで写真家、ギャラリーのオーナーでもあるJAI TANJU(ジャイ・タンジュ)が友人やスケートボード仲間との間で写真プリントを郵便で送り合っていた事から始まり、その後、自然発生的に世界中に広がりました。

参加方法は簡単で、フィルムで写真を撮ってプリントし、宛名を書いて切手を貼り、どこかに「FILM POR VIDA」もしくは「P.E.P」と書いて投函するだけ。ムーブメントに共感した誰もが手軽に、自分の感覚をプリントというメディアに変えて交換できるプログラムです。

今回のエキジビションでは、JAI TANJUのもとに世界中から届いた写真プリントを展示します。このアナログな表現と新たなコミュニケーションが融合したフォーマットに共感する、たくさんの表現者(プリントエクスチェンジャー)たちのフィーリングにどうぞご期待ください。

 

「このエキジビションは、写真を撮る多くの人たちに刺激を与え、プリントを送ったり、受け取ったりする楽しさを感じさせることができるでしょう。これは、双方向の体験です。ギャラリーを訪れた人たちは、展示してあるプリントにさわって、裏返し、誰がどこから送ったか見ることもできます。また、そこに描かれたアートワークや美しい切手にふれることもできます。」
― JAI TANJU

 

JAI TANJU(ジャイ・タンジュ)

ニューヨーク州ロングアイランド出身、サンノゼ在住。写真家、アーティストでSEEING THINGS GALLERYのオーナー。祖父からもらったニコンで写真をはじめるが、そのスタートは、ちょっと遅くて、25歳。スケートボード雑誌を中心に活動をはじめ、現在は、ストリートフォトグラファーとしての評価も高い。また、自身が撮影した写真にスケートボードのチップを使用したり、ドローイングを加えるアートワークは、スケートボーダーのみならず、多くのファンから支持されている。「SKATEBOARD JOURNAL」の表紙も手掛ける。

 

P.E.P.

JAI TANJUがニューヨークのアーティストRay Johnsonのメールアートにインスパイアされて始めた、フィルムで撮影した写真をプリントして郵便で送り合うプログラム。当初は仲間内だけの小さなサークルだったが、2006年頃に彼の元に届いたプリントの写真面と宛名面の両方を紹介する「Film Por Vida(生涯撮影)」というブログをスタートさせると、そのブログを発見したスケートボーダー、写真家、アーティストたちがこぞって参加し、今や彼の郵便受けには毎日のように、アメリカ国内はもとよりイギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、ノルウェー、ウクライナ、日本などから写真プリントが届いている。そして同時に、彼を介さずそのブログを見た者同士がプリントを交換し合う動きも広がっており、2010年のニューヨークをかわきりに、ソルトレイクシティ、シカゴ、サンフランシスコ、ロンドン、トロンハイムなどで、この展覧会が開催されている。