一着で三度おいしい?

IKUO.M 2020.09.16

皆様、こんばんは!


先日、購入したこちら。


“アウトドア スパイス ほりにし”

Instagramなどでちらほら見かけ、気になっていました。以前の同僚が営むショップを訪れた際に試食する機会があり、その痺れる美味さに驚愕し購入に至りました。

なんでも、和歌山のアウトドアショップが発売元でその手のショップにしか並ばないんだとか。


味は、塩や醤油のテイストに、ガーリックや多くのスパイスが調合された食欲をそそる旨味。早速、野菜やお肉にふりかけて食べてみましたがビールが止まりませんでした。笑


食欲の秋、到来です。笑

それでは、今週も張り切って参りましょう!

みたにいくおのAll Night BEAMS PLUS !


ここ最近は、朝晩の涼しさに少し前の猛暑が嘘のような日々。こんな日が続くと、より秋物欲が高まりますね。


本日はそんな物欲にお応えできる、おすすめアイテムをご紹介します。



BEAMS PLUS リバーシブル フードブルゾン
カラー:レッド、ネイビー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥40,000+税
商品番号:11-18-5534-120

まず独特なバティック柄に視線を奪われるBEAMS PLUSのフードブルゾン。


いつもであれば、ヴィンテージの何〜をベースにしてとお伝えするところですが、、このアイテムは違います。


今回の柄のネタは、シンガポール在住の生地コレクター “ピーター・リー”さんからお借りしたリアル バティックファブリックがベースになっています。


では、ここで “ピーター・リー”さんのプロフィールをご覧ください。



シンガポール国立大学が管理する歴史的家屋博物館であるNUSババ・ハウスの名誉館長。

そして、同博物館でオープンした「サロン・ケバヤ」を共同キュレーションしたのを皮切りに、数々の著書を出版。

さらに展覧会のカタログにエッセイを寄稿したり、制作にも携わる。また長年、博物館や美術館のキュレーターも務め名の知れた存在に。

近年では、彼がシリーズの司会者として出演する4部作のドキュメンタリー『The Mark of Empire』がシンガポールのChannel News Asiaで地域別に放送され、Youtubeにもアップロードされました。

気になる方は、是非Youtube検索して見てください!


という偉大なお方から、提供して頂いたファブリック。

順にご説明します。


この生地は、19世紀後半から20世紀始めのものがベースです。


19世紀の伝統的な柄のモチーフの多くは1920年〜1930年に生まれ、デザインの要素はインドネシアのバティック柄がルーツ。


アフリカのモチーフは20世紀の初期になって出始め、イギリスかオランダでローラープリントされていますが、


このバティック柄はアフリカっぽくも見えますが、正真正銘のインドネシアン バティックがベースです。


そして、もう一つの柄です。

こちらはジャワノデザインと言われる1820〜1850年代の生地がベース。

その時代は、東南アジアで抽象的な幾何学模様が好まれていました。

当時、ヨーロッパ、中国と日本では花柄が好まれ幾何学模様も花柄の要素を多く取り入れています。東南アジア的な幾何学模様が現代的で最先端をいっていた時代でした。

その後、このような小紋柄が世界中で流行しイギリスではネクタイの柄、日本では手ぬぐいの柄に発展していきます。


いや〜、ブログを書きながら私も勉強している状態。笑

知らない事がまだまだあります、、




もちろん、博物館級の歴史的資料的ファブリックをそのまま使用しているわけではありません。

BEAMS PLUSのフィルターを通し、小松マテーレのモナリザ®︎でナイロン生地にプリント。そして、特殊加工を施し天然素材らしい雰囲気に仕上げています。


パーカ自体は、1950年代のアウトドアウェアをモデルにし


BEAMS PLUS 解釈でモディファイした

サイドジップポケットに加えて、


裾のドローコードに


少し高めの首元とらしさを十分に表現しています。


フロントジップを開ければ、裏面の単色無地のレッドが目に入ります。



ちなみにジップは、


よりヴィンテージ感を高める為に、ダブルジップではなく当時のオリジンの雰囲気を大切にしたパーツをセレクトしています。


ジップを外し、裏返しました。


オリジン同様のリバーシブル仕様。

どちらが表・裏というわけではなく、両A面の作り。


発色の良いレッドボディのフロントからちらほら覗くバティック柄は、英国の某ブランドのブルゾンを羽織っているかのよう。


さらにフロントには、当時のデザインに忠実なパッチポケットが配されています。

そして、もう一色。
幾何学模様のもう一面は、使い勝手が良さそうなネイビー。


その二色から私が選んだのはレッド。

Mサイズを着用しています。


コーディネートし辛いかもと思わせるレッドを馴染みの良いブラウンとオリーブカラーのアイテムとを組み合わせたアウトドアミックススタイル。レイヤード感強めながら、バンドカラーをインナーに選ぶ事で開放感ある印象に。


スタッフ 小坂は、ネイビーのLサイズを着用。

 IVYを意識したスタイリング。

王道にキメるなら、ネイビーの無地面を無難に選ぶところですが、意外性を求め柄を際立たせました。



色は拾ってなんぼ!と言わせんばかりのネイビー主張。それにベージュのミリタリートラウザースと笑顔がよく合いますね。


リバーシブル仕様で一挙両得。

ファブリックの奥深さも合わせれば、

一着で三度美味しい?笑


それでは今週はこの辺で。


来週もお楽しみに!


See you next week!


三谷


月曜日〜金曜日のAll Night BEAMS PLUS がこちらから一気にご覧頂けます!

↓↓


毎週月曜、水曜、金曜日の朝8:00は、

『GOOD MORNING BEAMS PLUS』

毎回、ホットな情報をお届けします!

↓↓