FUZIO、スパイスに出会う。

藤尾 洸喜 2018.07.06

とある日の夜。

仕事終わりに後輩を集め、某ファストフード店でポテトを食す。

『FUZIO流、仕事論』みたいなことを後輩に説く。「そっすねー、うん、マジ、FUZIOパイセンの言う通りっすねー。パネエっすねー。」と、後輩が至極真面目に話を聞いてくれていたので、気分良く、どんどんと言葉が出て来る。


ふと、ポケットに入れていたiPhoneを見ると、上司からの着信とLINEのメッセージが入っていた。


「FUZIO、これを見たら、直ぐに折り返し電話を下さい。」


いやー、汗かくよね。仕事論を後輩に語ってたから、どっかで見られてんのかと思ったよ。


ひとまず、後輩に「ごめん、ちょっと仕事の電話だわ。」と、さりげなく仕事人間アピールをしながら、席を離れる。


後輩から見えない位置に立ち、上司に電話をかける。

首がもげそうな人形くらいにヘコヘコさせ、腰の骨抜けたんか言うくらいに腰を曲げながら、「お電話に気付かず申し訳ございません。」と繰り返す。

すると、返ってきた言葉は、「FUZIO、カレー作ってくれない?」






え?




気がつくと、スパイスの教科書を置いたテーブルの前にいた。


明日のブログに、続く。

※ほんのちょっと、フィクションなところがありました。