スパイス王子、FUZIO

藤尾 洸喜 2018.07.09

※前回のスパイスブログは、こちら。

ほら、最初からちゃんと読まないとダメですよ。






「やっぱり俺はターメリックを主にしてブラックペッパーとチリだね。クミンやカルダモン、フェヌグリーク辺りは何だかオシャレカレーな雰囲気がするんだよね。コリアンダーも好き嫌いが分かれるからね。やっぱり男が考えたカレーは刺激が強くなきゃ。」


この短時間で、スパイス王子と名乗ろうかなと言うくらいの知識を蓄え、やたらと横文字を多用する私。


たっぷりと時間を使い、4人それぞれのオリジナルスパイスが完成した。


みんなのスパイスを順番に匂いを嗅いでいく。


「あっ、これなら子供達にも食べさせられそう。」


ママスタッフ門脇。子供達にも食べやすいようにマイルドなスパイスを調合していた。

「さすが門脇さんの奥さんですなー。」と、大先輩の奥さんを褒める、俺。


「ヘンドリクスに近付けようとしたんだけど、なかなか上手くいかないね。」


おい、梅田。まさか好きなカレー屋のスパイスを味覚だけで見抜こうとし、それを匂いだけで判断して作り出そうとしたのか。何というハイテクニック。スパイスの申し子か。上の写真からも梅田の才能を羨ましそうに見つめる私が、完全にピントがボケて写ってるやないか。


ここから、水野氏の意見を加えながら調整していく。


「男性2人、女性2人のチームに分かれて、男性チームのスパイスは、これ。女性チームは、これ。という風にスパイスを作って、それぞれを同じパッケージにして発売してはどうだろうか。」



発売?

なんの話?

ただ、適当にスパイス作って遊んでるだけじゃないの?

スパイスで遊ぼう!!!みたいな企画じゃないの?


私は、困惑した。


よくよく話を聞くと、どうやら、今回私達が調合したスパイスをビーミング by ビームスだけの特別なスパイスとして発売する企画らしい。

なんだー、はよ言うてよー。


ここから男女で分かれ、スパイスの調合を真剣に悩む。

すると梅田が、「FUZIOさんのスパイス、良いですよね。レッドチリにブラックペッパーが入っていて、男性が好きそうなスパイスが出来そう。フェスとかキャンプとかで食べたくなっちゃいそうなカレーになりそうですよね。」


おい、梅田。良いやつだな。スパイスに全く詳しくない私のスパイスに賛同してくれるなんて。

そこで水野氏が「確かに。FUZIOくん、辛い物苦手って言ってたのに、刺激的なスパイスで攻めてきたよね。うん、面白いんじゃないかな。」


この瞬間、仕事辞めてもうスパイスで生きて行こうかなって思ったよ。「人生にスパイスを求めたくて、退職します。」って、何うまく言うてんねん、みたいな感じで。


女性チームは仲睦まじく、相談し合っていた。


門脇「やっぱり家族みんなで食べたいから、クセの少ない優しい味にしたいよね。」

勝見「ガラムマサラのマサラって、マサラタウンのマサラのことですかね。」


と、お互いの意見を尊重し合いながら、一つのスパイスを作り上げた。


そして、2つのオリジナルスパイスが完成した。


ブログだと時間の流れが分かりにくいが、相当な時間を費やした。鼻おかしくなるんちゃうか言うくらいスパイスも嗅いだ。正直言うと、帰りの電車もスパイスの匂いが残っていて、鼻の下にスパイス付いてんのか思って何回か確認した。そして、何度も何度も考え直して、漸く完成した唯一無二、孤高のスパイスである。


遂に、このスパイスの味を試す。


続きは明日のブログで。