Refine!ふたたび

Satoshi Tsuruta 2018.04.22

こんにちはTsurutaです。

気温も上昇し、20℃超えの暖かい日(もはや、ちょっと暑いくらい)がすっかり当たり前になってきました。GWも間近に迫り、春夏シーズンも佳境を迎えています。


店内には展開商品の9割が入荷済み。ということで、ディスプレイをガラッと作り変えてみました。



今シーズンの気分を随所に盛り込んでみました。以前のブログ(↓)でご紹介したものと是非、見比べてみて下さい。
http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/21578/




ナイロン素材やウエストポーチなどのスポーツテイストはやはり外せません。パステルなもの、ヴィヴィッドなもの…。発色の良いアイテムを差し込むのが今春ならではの楽しさです。



当レーベルの場合、足元のスニーカーもこれくらいデザインコンシャスな物が出ています。こちらはVALENTINO(ヴァレンティノ)のもの。アーティスティックですね。



CEDRIC CHARLIER(セドリック シャルリエ)のコートはトレンチタイプですが、非常に軽いディテール、素材、発色。ロングシャツ気分でEINE(エイン)のプリントTの上にざっくり羽織って。AVOC(アボック)のパンツにも注目カラー「イエロー」が効いています。



SOULLAND(ソウルランド)のベースボールシャツ、プリントTはレギュラー古着タッチのチープな発色。パステルカラーとはまた違った意味で90年代色強めです。M's BRAQUE(エムズ ブラック)のトラックパンツやNICENESS(ナイスネス)のレザーブルゾンで古着屋のお兄さん的なコーディネートですが、TOGA(トーガ)のサンダルが全体をブラッシュアップしてくれます。



カット柄のイージーパンツにパイル生地の半袖ビーチジャケットを羽織ったスタイリングもエクストリームな古着調スタイリング。パンツはSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)、ジャケットはFILL THE BILL(フィル ザ ビル)のもの。どちらも古着に精通したデザイナーですが、ヴィンテージをモチーフにしつつ、それをREFINE(洗練する、上品にする)する形で表現しています。



大きめのバックパックを背負っているので、足元はチロリアン風のPARABOOTを合わせています。春夏秋冬や海千山千がクロスオーバーするのはもはや当たり前。



ハイファッションから降りてきたクリーンなスポーツテイストと、街角から生まれた泥臭いスタイリングが共存する世界観。異なる価値観のデザインを並列に扱ってきた当店ならではの「コントラストがあるようで、実は無い」感じ、とでも言うべきでしょうか?


今シーズン、当レーベルのテーマは「REFINE(リファイン)=洗練させる、上品にする」です。この言葉は「Re=再び」と「Fin=終える」が組み合わさったものです。つまり「洗練させる」にしても「上品にする」にしても、その原型があって初めて「Re:Fine」となるわけです。「90年代」「古着」「スポーツウェア」「カジュアルズ」「70's」…なんでもよいのですが、過去に起こったことを今の時代にそのまま取り入れてもイビツなものがイビツのままであるわけで。イビツとイビツがぶつかり合って変化しながら、角が完全に取れるわけでもなく、それでも「今の時代」に調和していくような過程を経て生み出されるもの。それが「Re」であり「Fin」であるのです。

本当の意味で洗練を目指すならば、自分のすぐ身近にあるものよりも少し遠くにあるものとぶつかり合うことを求めることになるでしょう。似たもの同士で集まって「だよね~」と談合するよりも、僕らはきっともっと刺激を求めています。



Tsuruta