能動的スーチング4

Satoshi Tsuruta 2019.07.08

2019年春夏もいよいよ終盤戦。

今シーズンのイベントも、7/11(木)からのファイナルセールを残すのみとなりました。

Tsurutaです。


で、このブログで過去数回にわたって書いてきたのが「スーチング」の話。今回はその最終回です。



まずはおなじみ、店内のディスプレイコーナーより。



シーズン中に「セットアップ」「スーチング」をテーマにこのコーナーのディスプレイを変え続けてきました。でも、テーマ縛りがあるので終盤になるにつれてコーディネートのネタ切れに?

いえいえ、そんなことはありません。というくらい、今シーズンはホントに多種多様なセットアップを仕入れてきているのです、当レーベルでは。



<NAPA by Martine Rose>マルチストライプカラーデニムのセットアップには<Martine Rose>のフェイクファーベストをイン。



Gジャケットの肩を抜いて、Vゾーンを広げてみました。



ベースボールキャップで少年っぽくふざけながらも、足元はシャープなヒールブーツ<SIMON FOURNIER>を合わせて研ぎ澄ました感受性を表現。




こちらは<International Gallery BEAMS>オリジナル、麻素材4つボタンダブルブレストのスーツ。ざっくりとしたリネンにマッチする<DANIEL w. FLETCHER>のシルクシャツをインナーに。インパクトのあるモチーフのプリント柄と繊細な素材感がVゾーンを飾っています。全体が淡い色調でまとまっている点も新鮮です。



足元は<CHURCH's>のモンクストラップ「MEADWELL」で引き締めます。ブリティッシュ、というよりはロンドンなフィーリングのコーディネート。



インパクト絶大。<HED MAYNER>のアシンメトリーなセットアップ。




アシンメトリー、というか一見「どうなってんの?」という不規則なドレープたっぷりのフォルム。



足元は<ENZO BONAFE>製<NAMACHEKO>のダービーシューズでエレガントに。写真ではやや分かりづらいのですが、緑色です。ちなみにこのコーディネート、僕は「ものすごくクラシックなスタイル」のつもりで組んでいます。本気です。



グレーっぽいブラウンのストライプ生地はヴィンテージタッチで非常に古典的。脱構築的なバランスを第一ボタンまで留めたクレリックシャツで端正に。<MATSUDA>のゴーグル型サングラスもクラシシズムを加速させます。




こちらはもっとコンテンポラリーかつ、アートなマインドで組みました。<RAF SIMONS>のセットアップは春夏コレクションですが秋冬物のようなミドルウェイトのヴィンテージ調ストライプ素材。大きめのターンバックがついたクロップドパンツが絶妙なバランスです。



スーツの上にレイヤードしているのは<PORTVEL>のグラデーションシースルーシャツ。素材のコントラストを現代建築の感覚で楽しむコーディネートです。



足元はやはり<NAMACHEKO>で。もう、これしか合わない、という感じです。


はい、ということで今回の結論。

長々と書かなくてもご覧の通り。

「セットアップ」「スーチング」ってこんなにも自由なんだ!ということです。


2019年秋冬に本格的なスーツ回帰がやって来る前に、古典的な洋書でも久しぶりに読み返してみようかな、なんて思っています。一番美しいマッチング、バランス、セオリーを再確認するために。

勿論、それを自分の中で全部壊すんですけどね。
楽しみです。





Tsuruta