<MASU>

山口 悟史 2020.09.30

こんにちは。




都内はすっかり気温も落ち着き、早くも秋の気配です。




寒がりの僕には朝晩は寒いくらいですが、、、





本日は早速ですが、入荷直後より多くの反響を頂いているブランドのご紹介です。










<MASU(エムエーエスユー)>


初めての取り扱いになるので、ブランド自体のご紹介から、、、


2017年春夏シーズンデビュー。設立時は<MASU(マス)>というブランド名でスタート。


2018年秋冬コレクションより現在の<MASU(エムエーエスユー)>に改名。


ブランドのリブランディングに伴い、デザイナーにインターナショナルギャラリー ビームスでも取り扱いのあった<SEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)>の立ち上げメンバー、1992年生まれの後藤 愼平氏を迎えた。


「マスプロダクション」というブランドコンセプトを引き継ぎながらも、ヴィンテージの要素を現代的に落し込んだアイテムを展開。


ブランド名の「MASU」は、「ます」という丁寧語にも由来している。




「Neo Primitive」をテーマにした2020年秋冬コレクションは、原始的な造形美や創造性に、意外性を加えて再構築したアイテムが揃っています。




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という訳で、入荷直後より多くのお問合せを頂き既に在庫の少なくなっているアイテムも多いブランドですが、個人的に気になるアイテムをご紹介します。





まずはこちら


<MASU(エムエーエスユー)>ボヘミアンコート
カラー:BLACK
サイズ:44 46 48
価格:¥105,000+税
商品番号:23-19-0965-695




今シーズンのインターナショナルギャラリー ビームスのシーズンテーマである「FRENCH AMERIAN」。




それを体現しているかのようなディテール満載のアイテムです。








ネイティブアメリカンの革の衣服に使われる編み込みを、手作業で再現したメルトン地のPコートタイプ。



レザーではなくメルトン地というところがポイントです。



あくまで街着として、リアリティの中に程よく ”匂い” をプラスしてくれます。




STAFF Suzuki



実際に来てみると、Pコート特有の「固い」「重い」の悩みははゼロ。



オーバーデザインに見えて、着てみるとスッと馴染んでくれる。



そんなアイテムです。














バックスタイルもぬかりなく。








極めつけはボタン。





メキシコアワビという珍しい貝を削り出した、一つ一つ個体の異なるアソート仕様。



個体ごとの不均一な輝きが魅力です。



中々画像では伝わりにくく、ぜひ手にとってご覧いただきたい一着。



裏地無しの一枚で仕立てているため、軽アウターとしてすぐにお使いいただけるのもポイントです。







一転してキュートなこちら






<MASU(エムエーエスユー)>フェティッシュ スウェットシャツ
カラー:GREY
サイズ:44 46 48
価格:¥32,000+税
商品番号:23-13-0648-695







ワッペンのような立体的なモチーフが特徴的な、一見同じブランドとは思えないスウェット。




しかしそこは一筋縄ではいきません。




立体感を出すためのそれぞれにステッチングを施しています。



恐らく単純にワッペンのように張り付けただけではのっぺりしてしまったはず。



シンプルに見えて非常に手の込んだアイテムです。






モチーフは「ズニ族」の崇拝対象とされる動物や精霊。




よく見るとただカワイイだけではありません。




ズニ族のジュエリーはビームス ボーイでも取り扱いがあるので、もしかすると馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。









裏起毛の仕様はこれからの季節にピッタリ。






いかがだったでしょうか。



個人的には、コレクションのテーマを明確に決めないブランドが増えてきている中で、自らが掲げたシーズンテーマを咀嚼し、ファッションとして成立させているところに非常に共感を覚えます。



特に今シーズンのテーマ「Neo Primitive




Neo(新しいもの)とPrimitive(原始的、根源的)






相反する言葉の中に見え隠れする ”復活” の二文字。




それが見事に融合したコレクションになっています。



ファッションの中にある想像(ギリギリ妄想にちかい)する事、イメージする事、そしてそれを楽しむことを思い起こさせてくれるアイテムたち。





こうやってつらつらと書いていますが、僕の言っていることも正解かどうか分かりません。







それでも自分の中の想像力、はたまた勘違いから始まる「ファッション」も楽しいかも。




そんなことを続けた先に「スタイル」にたどり着く。






はず。





Yamaguchi





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