こんにちは!
本重です!
今日は先日行われたYouTube LIVE のレポートを。

今回はこちらの3名でお届けしました。

〈Brilla per il gusto〉ディレクターの小林に

〈Brilla per il gusto〉バイヤーの無藤

クリエイティブディレクターの中村。
それぞれのこの日の着こなしについてももちろんご紹介しています。
話はさっそくお店に新入荷してきたおすすめのアイテムについて。

「店頭にも最近やっと入荷してきたのがこの〈POLPETTA〉の新作です。まずはこちらのコインローファーから。」
「こちらは春夏シーズンで展開していたコンビローファーをベースに、サドルの部分のカットを微妙に変更して製作しました。そのまま型を使っても良かったのですが、ソリッドのカラーに載せた時に少し味気ない表情になるなと感じたので変えています。」
「ご覧いただくとお分かりいただけるように、サドルの下の方にスリットのようなカットを追加しています。なんとなくフレンチトラッドな空気感がある、そんなラストとステッチの見え方を採用しました。」
「作りはブランドの得意とするボロネーゼ製法。包み込むように仕上げるので、柔らかくしなやかな履き心地が特徴的です。馴染ませる前からこの柔らかさなので、履き始めから快適にこなせますね。」
「アメリカンローファーやフレンチローファーをミックスさせたような、”無国籍感”というのがこのモデルの最大のポイントです。まさにな感じがなく、さらっと見せられるのでミックススタイルが主流となった現代の装いの足もとには非常に使いやすく、しっくりくると思います。また、ボロネーゼ製法でありながら、グッドイヤーのような見え方に仕上げているので、軽快ながらほんのりとクラシックな重厚感というのも出せると思います。」

「続いてこのチャッカブーツです。このモデルを作ろうと思ったのが、秋冬の装いでツイーディなジャケットやコートの足もとにローファーやブーツとはまた違った見せ方をしたいというところからでした。この微妙なニュアンスを出せるアイテムがラインナップにありませんでしたので、一から製作しています。」
「このモデルもかなり苦労しましたね。。トゥシェイプやハトメ、履き口の傾斜、レースとの距離・・・。一切の手抜きなくビームスらしい拘りを盛り込んでいます。」
「今回アウトソールにはダイナイトテイストのソールを使用しています。クレープソールと迷ったのですが、寒い地域では滑るというお声があったのと、よりドレス顔で履きたいというところからこの仕様にしました。ボリュームもしっかり抑えており、レザーソールのような顔つきで上品に足もとに据えていただけると思います。」

「もちろんこれもフレックス。走れるぐらいの質感ですよ。笑」
「最後はこちらのチャッカスニーカー。これも一から型を起こして作ったモデルです。」
「数年前からイタリアブランドやメゾンブランドで提案されていたものを見ていて、気になっていたのがこのチャッカブーツ風のスニーカー。ドローコード付きのスラックスやリラックスパンツの足もとに"レザーシューズよりも軽く、カジュアルなスニーカーよりも上品に見せられる"。それがこのモデルのポイントです。」
「こちらにはイタリアの高級ブランドが使っているアウトソールを探してきて採用しました。軽く、しなやかでいて機能性が高いソールは、普段はもちろん悪天候などのシーンにも対応できます。もちろんこちらも細部まで拘り抜いて作りました。」

「このようにローファーだとパンツとシューズの隙間ができてしまい、合わせるソックスに困りますよね。このスニーカーならその隙間を丁度良く埋めてくれるので、楽にコーディネートできる点も魅力です。」

「お次はコート。〈Brilla per il gusto〉オリジナルのPコートです。これは店舗のスタッフから要望のあった、”上品で幼く見えないPコートが欲しい”というところから生まれた一着。なので所謂直球のアメリカンテイストなものではなく、モダンで品の良い顔つきです。」
「そして生地は〈PIACENZA〉のウールカシミヤ。高級生地を贅沢に使い、綺麗なドレープが出るような雰囲気に仕上げました。Pコートでこれほどの生地を使ったものはあまり見ないですね。大人の色気のあるリッチ感が〈Brilla per il gusto〉らしい一着だと思います。」
「サイズ感はややシャープに作っていますので、ボリュームでダボつくことなくスッキリと着ていただけると思います。ニットの上から着用して私でサイズはL。ジャケットの上からならXLでも良いかもしれません。」

「こちらがSサイズ。私もジャケットの上からならもう一つサイズアップしても良いかなという感じです。ちなみに、Pコートは真面目に着るより少し”こなし”を入れた方が格好良く、大人っぽく見せられます。個人的に好きなのがこのAラインシルエット的な着方。上までボタンを留めて襟を立てる。そしてフロントの下を開けると少し動きを出せてこなれて見えます。あと、暖かいので機能的な面でもおすすめの着こなし方です。」
「ネイビーはおそらくコーディネートに迷われないと思いますが、ベージュならホワイトのパンツなどを合わせると非常に上品です。ウインターホワイトというキーワードがあるように、注目されている色遣いでもあります。」
「インナーはオレンジやブラウン、キャメルのような色がおすすめ。一見派手に見えるかもしれませんが、合わせてみると意外と馴染むんです。温かみのある冬の装いを愉しんでいただけると思います。」
「どんどん行きます。こちらも〈Brilla per il gusto〉オリジナルのフリースカバーオール。昔展開していたモデルをベースに”POLARTEC”のフリース生地を用いてモダンに仕上げた一着です。」
「こちらはリラックススタイルはもちろんですが、ジャケットの上から羽織る着こなしもおすすめです。着丈もやや長めに設定しているので裾もしっかりとカバーしてくれます。M-65のように襟を立てて着ていただくと、より格好良くキマりますね。」
「〈M.I.D.A.〉のM-65。ヴィンテージをベースにシルエット、素材感をリファインして仕上げた別注モデルです。これまで何度かご紹介しているアイテムですが、今この時期に非常に丁度良い羽織りものなので改めておすすめしたいですね。」
「腕の太さやボディ、ポケットの配置など細かく指定して作っていますので、古臭さは全くありません。こちらもジャケットの上から着ていただきたいですね。」
「このM-65ですが、こうやってドローコードをぎゅっと絞って着るスタイルが昔フレンチアイビーの時に流行ったんです。今はあまり見ない着方ですが、また新鮮かもしれませんね。」
「〈GUY ROVER〉のブロックチェックのシャツジャケットです。新鮮なバッファローチェックの配色が気分な一着。ブランドらしいこなれたシルエットで大人っぽく見えるので、インナー使いはもちろん、軽いアウターとしても重宝するアイテムですね。」
「今の時期ならこういったダウンベストを上から羽織っても格好良い。脱ぎ着が楽なコーディネートはこの時期本当に重宝します。」
「〈T-JACKET〉からはまずはグレー無地のニットジャケットを。こちらは無藤さんセレクトの生地ですね。」
「そうです。最近グレーのジャケットが気になっていて、この生地が目に止まりました。柔らかなニットの質感が上品で、そしてなんと言っても着ていて楽。ブランドらしい軽い仕立てとも相まって、コンフォータブルな着心地です。私なら鮮やかなニットを合わせがちなのですが、こういったシックなモノトーンも実は好きなんですよね。アーガイルで微妙に変化をつけると、よりこなれて見えると思います。」
「次に私のセレクト生地です。元々ブランドになかったものをわざわざシュミレーションで起こしてもらって作りました。」
「ベージュをベースとしてブルーとブラックのハウンドトゥース。ハウンドトゥースと言ってもヘリテージな雰囲気はなく、非常に都会的な雰囲気です。コーディネートは私がいつもしているようなブルーのニットを入れた上品な合わせがおすすめです。」
「では最後に、私のセレクト生地です。ナチュラルベースに大柄のブラウンのペーンを入れたなかなかない生地をチョイスしました。実際に私もこのようなパターンのものをよく着ていて、気に入っていますので今回落とし込んでいます。」
「ブラウンはもちろん、パープルも合います。暖色系なら意外となんでも馴染んでくれるジャケットです。シャツのように軽い仕立てなので、少し畏ったところで"ジャケットを着ないといけない、でもテーラードものはちょっと重たい"。そんなシーンに打って付けです。カーディガンのような着用感でいて、きっちりと見えるので一着持っておくと非常に重宝します。」
「この上からダウンベストなどを合わせても良いですよね。ドライブなどのシュチュエーションには間違いないと思います。」
と、ボリュームたっぷりでお届けしたYouTube LIVE。
見逃した!もう一回見たい!!
という方はぜひ↓からご覧ください。
それではまた次回のライブレポートで。。
本重