見た目だけじゃないですよ?

上川路 俊輔 2018.04.15

昨晩は風が凄かったですね。皆様無事ご帰宅されましたでしょうか?昨日に続きレインファブスのご紹介です。


(偶然こちらを見ていただいた方は、昨日のブログからご覧頂いた方が分かりやすいかもしれません。http://www.beams.co.jp/blog/syl/23206/よろしければこちらからご覧ください)




本日は見た目では分かりにくいところのお話です。



レインブーツの素材ってどんな素材があるかご存知ですか?

普段、店頭でお客様に伺ってみたりする事が有るのですが、割と皆さん「ゴム」を使っていると思われている様です。



確かにゴムを使った製品は非常に多いですが、実は他にも合成皮革(生地に塩化ビニルやポリウレタンを塗布したもの)や

塩化ビニル樹脂(PVC素材などと呼ばれます)を使ったものもございます。

それぞれの特性についてご説明させて頂きます。


ゴムの良さはまず何と言っても伸びの良さですね。素材としても防水性が非常に高いですし、レインブーツの代表的素材になるのも頷けます。

弱点を上げるとすれば経年劣化してしまう事でしょうか。お惣菜買った時の輪ゴムとか家で再利用してると伸びにくくなって切れちゃいますよね。あんな感じのイメージです。そんなケチくさいことしないから分からないとかは言わないでくださいね(笑)


続いて合成皮革です。合皮はとにかくデザインの自由度の高さが抜群です。かつフィット感もあるので非常に履き易いと思います。

弱点は防水性がこの三つの素材の中では最も低くなってしまいます。ですのでちょっと雨が心配だな、くらいの時は便利だと思います。


そして塩化ビニル樹脂です。他の素材と比較してキズや汚れが付きにくいです。また素材自体が丈夫で経年変化は多少しますが半永久的に劣化しないというのもポイントですね。また、デザインやカラーの自由度も高いです。

弱点は低温時に固くなってしまう事。雪の時にも履けますが、素材が若干固くなる分履きづらく感じる事があるかもしれません。また収縮性が他の二つに劣ります。



と、こんな感じの3種類がありますが、レインファブスは塩化ビニル樹脂を採用しています。

ですのでデザインの自由度の高さからレザーの様な風合いを作れているんですね。

ただ、先程お伝えしたように、塩化ビニル樹脂には収縮性がやや劣るという弱点があります。とはいっても実際製品を触って頂くと、大体のお客様は「持ってるゴム靴より柔らかい」と言って頂けるんですけどね。ただレインファブスは固いとしても履き易く感じて頂ける工夫を施しています。


こんな感じです。






お分かりになりますか?ふっかふかのインソールが入っています。そして写真だとかなり分かりにくいですが、このインソール、足の甲や踵、ブーツタイプの足首の部分まで繋がった裏地として内側すべてについているんです。ブーツの中に底がふかふかの靴下が入っている様なイメージでしょうか。足をしっかり包んでくれます。僕自身幾つかのレインブーツを持っているのですが、厚めのソックスも履けるように大体少し多き目に買います。その為、薄い靴下の時など若干靴擦れしちゃうことが有るのですが、こんなに全体にクッションがあれば擦れも軽減されますよね。

更にこの素材、抗菌防臭素材を使用しています。レインブーツは蒸れるという宿命には逆らえません。ただ抗菌防臭機能がある事で他のレインブーツに比べると格段にストレスを感じにくいと思います。

更に更に、裏地と別で吐き口にはフェイクスェードまで貼って足入れも良くしてあります。


改めてラインナップを…


こんなに工夫が施された靴、他にあまり見ないですよね。個人的には固くて重くてごつごつした作りの物を我慢して履くのも楽しいんですが、こんなに履く人に優しい靴ってあんまりないなって、ビームスライツで扱い始めた当初感動したんですよね。デザイナーさん凄いなぁって。

「あーこれだったら2.3万円はするよなー。一体型のブーツに裏地つけるの大変そうだし、色付け手作業でしたらコスト高そうだしそん位するよなー」なんて思っていたんです。


で、店頭に出そうとプライス見たら1万円でした。「ぜいこみいちまんはっぴゃくえん」でした。


…。


試してみたくなりませんか?WEBでお気軽にも良いですし店頭でじっくり見るのもオススメです。

なお、ローファータイプはビームスライツ別注デザインなのでより特別感ですよ!


店頭に来て頂ける方は良かったらお声を掛けて下さいね。こういうところには書けない、デザイナーから伺った製作裏話とかこっそりお話します。

お待ちしております。



                                 ※



本日もまたまた長くなりました。纏まらない文章を最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

店頭でのご案内ですとお客様の興味やニーズ、お時間に合わせてお伝えする内容やボリュームを調整しますので、ここまで自由にお伝えする機会はなかなかございません。


販売員よがりなご案内にお付き合いいただきありがとうございます。

今後も是非ご贔屓の程、宜しくお願い致します。


上川路(カミカワジ)