
今回は下着のお話。
※一部デリケートな部分もございますので、苦手な方は読まずに飛ばしてくださいませ。
「下着/アンダーウェア」
このBLOG内でも読み易さを考慮して「下着」と表記していますが
個人的にはこの「下着/アンダーウェア」って単語や響きもアップデートしたらいいなぁって思っていまして。
アレコレ考えると気づきも多く。
それはきっと私が「下着」をギアとして好きだから。
下着・・・「下」
どうなんだろう・・・
「下」じゃなくて「基」じゃない?
だから
≪ベースウェア≫
基礎となる服。
とかどうでしょう?
・・・・・・・・リアクションに困りますよね。こんな提案。
さて本題
皆様はご自身で下着を選ぶ際に重要視するポイントはどこですか?
「やっぱり肌に直接触れるから素材が大事」
「汗かくから、蒸れたり匂ったりしないか気になる」
「自分好みのフィット感が最優先」
「見えない部分だし消耗品だからコスパが命」
結論:全部正解(笑)
断言します。最終的には【好み】です。
・・・だからと言ってこのブログは終わりませんよ(笑)
その、ひとそれぞれの【好み】に潜む【理由】が大事なんですね。
ネットや通販サイトを見ても、
素材やら
履き心地やら
ブランドのヒストリーやら
そういった「触り」の情報は掲載されているのですが、「なぜなのか?」に言及しているモノって
本当に少ない。
「今、着用しているものに大きな不満はないけれど、更に良いものがあるならチャレンジしてみたい」
そう思っても自分好みのものかどうか、情報が足りずに判断できない。(ましてや試着ができない)
そんな方多いのではないでしょうか?
今回はBEAMS LIGHTSで扱う商品を例に
下着の「なんで?」に触れながら、今後皆様それぞれの好みに合う下着選びができるように
私の視点で解説していきます。
ゼロから話を進めると
そもそも「ボクサー派」か「トランクス派」か。
みたいな源流までの遡りが必要になるので割愛します(笑)
先ず、下着に限った話ではないのですが
≪いいものは高い≫です。
例えば【希少な海島綿を使用】とか【肌当たりを計算しフラットシーマで縫製】とか。
素材が希少であったり、縫製レベルが高度であったり
そういったものは全て「値段」に反映されるのは当たり前のこと。
私が、今一番気に入っている下着は
1枚約6000円。
そりゃいいですよ。だって素材も縫製も拘ってますから。
でも
「1枚6000円」の下着ってかなり高価だと思うんです。
私も購入時は、かなり躊躇しました。。。
加えて、下着って「1枚だけクロゼットにあっても成立しない」もの。
日々の洗濯サイクルを考えたら複数枚ないとダメなものですよね。
そうなってくると
「クロゼットの下着を全て6000円のもので揃える」
なかなか厳しいですよね。
ですので、私は
「コスパ」の部分も重要視して選びます。
(6000円のものは、頑張ったの時の自分へのご褒美ポジションです)
それを踏まえまして
私の下着選びのポイントは
①フィット感(私の場合は特に太腿周りがジャストフィットなもの)
②TPOに沿った素材
③股上バランスのよいもの
④サイレントなデザイン
⑤コスパ
こんな感じ。
【耐久性】というキーワードも浮かんだのですが
これは自身の経験上「他と比較して、各段に耐久性が高いものは存在しない」と学びました。
ボクサーブリーフの場合、劣化するのが早いのはココなんです。

擦れるから。
ものによっては、ここの強度を上げるために「2重フライス」等にしているものもありますが
厚くなっても
・生地の外側自体は擦れる
・着用感に影響が出る(重い/厚い)
・洗濯の渇きが悪くなる
等のデメリットも出てきます。
ということで、今回は「耐久性」は除外した上で
①~⑤を解説
①フィット感(私の場合は特に太腿周りがジャストフィットなもの)
本体の素材によるところも大きいのですが
太腿周りに隙間が生じるのが苦手です。
但し、バインダー処理(※)されている仕様(特に本体が綿100%のものに多い/綿のキックバックの低さをカバーしている)ですと
バインダー分の厚みが出る為、例えば夏場のスラックスやタイトシルエットなものと相性が悪い。
中でゴロつくのと、表地に響くのが私は苦手。(この部分も好みです。バインダー仕様が好きな方も勿論いますので)

※バインダー仕様
となると、「バインダー処理されてはいないが、フィット感の良いもの」になり
ほぼ自動的に「〇〇+ポリウレタン」(生地自体に伸縮性を保有するもの)になります。
②TPOに沿った素材
私の場合は
1.デイリーユース
2.オフタイムのスポーツ(ランニング/サッカー)
の二つ。
日常的には「綿」混率が高くても、そこまで気になりませんが
スポーツ時は命取り。
綿は放湿性が高くなく「濡れたままの状態が長く続く」ので
【汗冷え】【不快感】【匂い】の主因になります。
ですので、スポーツユースの場合は綿よりも放湿性の高い「ポリエステエル」「ウール」主体の混率のものを着用します。
ただ、私は根っからのズボラ人間なので「日常でもスポーツでも着用できるもの」を選びたい。というのが本音。
③股上バランスのよいもの
最近はデザインの多様化が進み、股上の浅いものも増えました。
ローライズジーンズの影響ですね。
ただ、私の場合は
・股上が深いデザインのパンツの割合が多い
・冷え性
ローライズボクサーだと、ハイウエストなパンツと下着の間に生まれる「無防備な下っ腹ゾーン」の面積が増えるのでほぼ瞬殺(笑)
問答無用で腹を下します。
この「股上寸法」が割と大事なんです。
④サイレントなデザイン
これは完全に好みなのですが。
私はウエストゴムにロゴが力強く【△〇◆◇▲△】って見えるのが苦手で(笑)
出来るだけソリッドなものが好み。
白いパンツ(トラウザー)を履くことも多いので、表地への影響を考慮すると、下着本体は無地が絶対条件ですし。
⑤コスパ
で、コレです。
冒頭で触れた、私のお気に入りは高嶺の花。
日常使いで考えると
「2~3000円/1枚」が買いやすいなぁ。と思うんです。
※個人の見解です
新しいものにチャレンジする際も、あまり高価ですと躊躇ってしまいますし。
上記を考慮すると
私のチョイスはこちら


◆BEAMS LIGHTS/RESTERODS GUNNAR BAMBOO 3PACK
カラー:BLACK,BLK/NV/SLATE
サイズ:M,L
価格:¥7,260(税込)
商品番号:51-49-0031-161
3パックでこの値段ですから
1枚当たりの税抜き価格は【¥2,200】
本体素材はレーヨン65%/コットン30%/ポリウレタン5%
レーヨン混率が高く、ドライなタッチ感。
ポリウレタンが伸縮性もキープ。
太腿周りは「2本針ロック」のシンプルな縫製仕様ですのでゴロつかない。

股上も浅すぎず深すぎず。
おまけにウエストベルトのブランドロゴも本体同色でさりげない。
(私にとっては)完璧!!
自分ではなかなか積極的に買い替えない方も多いアイテムですので
男性へのギフトとしてもオススメいたします。
さて、カラーバリエーションは・・・
A:「BLACKのみの3枚組」

B:「3色組の色違い」

迷いますね。
着用の際いちいち選ぶのも面倒くさい。って方もいるでしょう。
ならズボラな私も「黒3枚」?
いや、私のズボラランクは飛びぬけてますから(笑)
黒3枚にすると、恐らく着用頻度に偏りが出る(クロゼットの手前側から使う)ので
劣化バランスが悪くなるので、3色の方にしますww
≪素朴な疑問≫
私は使用しないので、気にしない箇所ですが
「前開き」の有無を選定時のポイントにする方もいらっしゃるかと。

※ココ
用を足す際に「ベルトを外す必要がない」ための窓。
特にビジネスウェア等、トップスをタックインするスタイルの方は重要視する箇所かもしれません。
・・・でもこれ、「必ず」と言って良いほど
【本体に向かって左側】なんですよ。
なんでだ??
メンズのパンツ(トラウザー)の前開きは、左足側が上にくる構造なわけで。。。
(画像の青線がトラウザー、黄色がファスナーとして見てください)

こうなります。
・・・とするとですよ?
リリース時のベクトルはこうならない???

これが凄く気になっています。
「前開きを使うけど、気になっている」
「もっとベストな構造があるはず」
そんな方も多いかもしれません。
ごく一部、前開き部分が「両開き」のものも存在しますが、稀有ですし。
もしかしたら、新たなビジネスチャンスが生まれるかも!!(笑)
どこかでアンダーウェアの企画があったら全力で挙手してみようと思います。
長々と(主に主観の羅列を)書きましたが
「ボクサーブリーフ」と言えど、素材や仕様は多岐に渡ります。
これを機会に皆様それぞれの【好み】と【体】にジャストフィットするデザインが選びやすくなれば幸いです☆
伊藤
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