スタッフ「Satoshi Tsuruta」の記事

ふらんすかぶれかぶれ

明けましておめでとうございます。

…という言葉もギリギリなくらい、すっかり年が明けてしまいました。Tsurutaです。


せっかく年が明けましたので、今日は2019年の新作を紹介してみたいと思います。
はい、コチラ。



LOAKE
カラー:BLACK
価格:¥43,000+税
商品番号:23-32-0477-242


1970年代初頭にイギリスで大ヒットとなり、現在でも愛され続けている<LOAKE(ローク)>のタッセルローファー。同ブランドが得意とする、独自のグッドイヤーウェルト製法に加え、耐久性と柔軟性に優れた半透明のヒートシールドソールによる伝統的な1足。クラシックで美しいエプロンフロントのビーフ・ロールは、ダブルステッチで施され、LOAKE社の特別な工程でしか実現できない滑らかな仕上がり。天然素材と最高のパーツのみが使用された、正真正銘のメイド・イン・イングランドのシューズです。(ビームスオンラインショップのテキストより)


<LOAKE(ローク)>は1880年に工場を開設して以来ローク家5世代に渡り、洗練されたハンドメイドにより、伝統的なイギリスの靴を作り続けているブランド。最高品質の素材のみが使用され、高い評価を得ている上質なグッドイヤーウェルト製法でものづくりを継承。現在では、50カ国以上でアイテムを展開しており、世界中のファッション上級者にも選ばれています。(ビームスオンラインショップのテキストより)




LOAKE
カラー:BLACK
価格:¥43,000+税
商品番号:23-32-0478-242


こちらはパテント(エナメル)素材。




<LOAKE>と言えばモッズの足元を飾ったシューズブランドとして知られています。中でもキング・オブ・モッズ=「モッドファーザー」こと御大PAUL WELLERのイメージがある、という方も40代以上には多いでしょう。実際にこのタッセルキルト付きローファーのモデル名は「BRIGHTON(ブライトン)」。モッズの聖地から名前をとっています。※まだの方は「さらば青春の光」観て下さいね。

モッズファッション=英国。当レーベルでは英国回帰の流れに沿ってこのシューズに着目したのか?というと。まぁ、それもあるのですが(実際にLOAKEのこの靴はいまだにしぶとくMADE IN ENGLANDを続けています)、ヒントは先述のPAUL WELLER。

THE JAM時代ではなく、THE STYLE COUNCIL時代のWELLER先生の足元が、僕らにとっての<LOAKE>なのです。スタカン時代のPAUL WELLERと言えば、キリキリと性急なビートを刻んでいたTHE JAM時代の音楽性(むしろパンク的)やファッションというよりも、もっと「フレンチの薫り高い洒落たイメージ」に転換した頃、つまりUKっぽいトンガリファッションではなく、パリっぽい洗練された着こなしが際立っていた頃です。街角のカフェが似合う着こなしです。

純白のソックスに黒の「BRIGHTON」を履き、肩から真っ赤なニットをかけたPAUL WELLERの着こなしは40年経った今見ても全く色褪せていません。

THE JAM時代はイタリア物らしきシューズを履いていたイメージですが、服装が洗練されたスタカン時代のPAUL WELLERはこのタッセルキルトローファーをはじめ、少し野暮ったい英国靴が多いような…。バランス感=センスとはそういうことですね。

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ということで、合わせるソックスは勿論「白」。


International Gallery BEAMS
カラー:SNOW WHITE
価格:¥1,800+税
商品番号:23-43-0111-479


もしくはPAUL WELLERのニットの色と引っかけて「赤」。PAULの隣にいるMICK TALBOTは赤いソックスを履いていますね。



International Gallery BEAMS
カラー:SALVIA
価格:¥1,800+税
商品番号:23-43-0111-479


ちなみに、このソックス。ご好評いただいていたエジプシャンコットンシリーズの新色として昨年Tsurutaが企画した色ですが、その際にパリをイメージしながらこの赤を選んでみました。糸帳を見ながら思い描いていたのは実はスタカンの色だった、というのはウラ話的にどうぞ…。

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僕が15年以上履いている「BRIGHTON」は、もはやこんな感じに。魂の結晶です(笑)。




1枚革なので、伸びてボロボロ。ボロボロですが、今は廃版のモデルなので口惜しく。休日にひっそり、しぶとく履いています。

そこへ朗報。


LOAKE
カラー:BLACK SUEDE
価格:¥43,000+税
商品番号:23-32-0479-242

廃版とされていた1枚革のスエードアッパーモデルを、<International Gallery BEAMS>別注アイテムとして復刻。型崩れを起こしにくく、色移りにも配慮されたフルライニング仕様でアップデート。インソールには、ダブルネームのロゴが入るスペシャルな仕上がりです。(ビームスオンラインショップのテキストより)



「ジ、オリジナル」良い響きです。

僕が履いてるブラウンスエードよりも、グッと洗練された見え方のブラックスウェード。色あせてきてもカッコイイんです。

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個人的には2017年の終わりごろからなんとなく気になっていたキルト付きシューズ。Tsurutaは90年代デッドストックで入手したGEORGE COXのビット&キルト付きローファーやキルティタン付PARABOOTなどを履きながら遊んでいました。


2017年のスタイリングより。


2017年のスタイリングより。



が、いよいよ真打登場です。

<LOAKE>のキルト付きタッセルローファー。サブカルチャーが見え隠れする一足。


ただいまオンラインショップで絶賛ご予約受付中。入荷は春ごろの予定です。


これは欲しい。






Tsuruta

SAYONARA Bon-Nou?


こんにちは、Tsurutaです。

いよいよ2018年も本日(大晦日)を残すのみとなりました。皆様にとって2018年はどのような一年でしたか?


インターナショナルギャラリー ビームスは秋に大規模なリニューアルを果たし、メンズ/ウイメンズの合同フロアとして生まれ変わりました。ショップスタッフはようやく新しいフロア構成に慣れてきた、といった感じです。


今回は2018年最後のブログとして当レーベルスタッフのスタイリングを紹介しながら、一年を振り返ってみたいと思います。
各スタッフから一言づつ一年を振り返るコメントも貰っているので、最後まで是非読んでくださいね。


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トップバッターは当レーベルバイヤーの関根。


彼と僕は長い間一緒に働いています。原宿へ僕が異動してきた当時(2004年)は関根もショップスタッフでした。まだ店舗が地下1Fにあったころです。それから15年…と考えると恐ろしいような年月です(笑)。当時から商品企画や店内ディスプレイを担当していた彼を見て、多くの事を学ばせてもらったと思っています。その後バイヤーとしてオフィス勤務になった今も、変わらぬスタンスで接してくれます。




「来年はファッションと音楽についていま一度模索しながら再構築したいと思っています。90年代以降、音楽とファッションの関係性が薄れているのがずっと気になっているので…」

カルチャー好きの彼らしいコメントです。

この日の彼が穿いていたパンツ(m's braque)を見てこんな会話をしました。
Tsuruta「そのパンツ、やっぱイイですね。マルコム マクラレンみたいっす」
関根「だよね、俺もいま全く同じこと思ってた。ウチらも大人になったよね。昔は完全にピストルズ派でマルコム派じゃなかったのに…」


続いて、ディレクターの服部。


僕が入社した19年近く前、服部はビームス 銀座のスタッフでした。ドレスクロージング色がかなり強かった当時の銀座店スタッフの中でも独特の存在感を放っていて、初めて彼に合った時は「この人は何者なんだろう?」と思った事を覚えています。当時はもの凄くブリティッシュなスーツスタイルでキメていましたが、デザイナーズブランドを着ている事もありました。クラシック/モードのどちらにも造詣が深く、彼と洋服の話をするたびに今でも驚かされます。


この日はMaison MargielaのTABIブーツをスタプレに合わせています。今年の春にパリのガリエラ美術館で開催されたマルジェラの回顧展も観に行ったようで、買ってきた図録を僕に見せながら話す様子はかなりの興奮気味。普段は口数が多くないだけに、服の話をする時の熱さが際立ちます。

「今年も一年インターナショナルギャラリー ビームスを愛顧賜り、本当にありがとうございました。お客様そして関わって頂いた全ての方に感謝の意を表し、この場を借りて御礼の挨拶とさせて頂きます」とのコメント。

そして私、Tsuruta。


今年はオリジナルのスーツで新型を企画しました。この日は自分でも着用していますが、直線的なシルエットで癖のあるモデルにも関わらず多くのお客様にお求めいただきました。本当に嬉しい限りです。




この日は珍しくブラック&ホワイトのコーディネート。GIVENCHYのモヘアニットやVERONIQUE BRANQUINHOのレザージャケットは10年前、RAF SIMONSのナロータイは15年前に買ったものですが、好きなアイテムはやはりずっと持っているものですね。PETER LINDBERGHのコラボキャップに引っ張られて、力強いモノトーンタッチの着こなしを久々にやってみました。ルーズフィット、オーバーサイズの流れが頂点を迎えたこの冬。個人的にはジャストサイズや直線的でシャープなシルエットにも惹かれた一年でした。

そしてインターナショナルギャラリー ビームスのショップマネージャー、田村。



今秋から当店の店長を務める彼。その前は銀座店にいました。実は僕と彼とは一緒に働くのが今回で3度目。2002年ごろBEAMS JAPANで初めて、2006年ごろに当店で2度目、そして2018年で3度目です。初めて会った時からメガネはかけていました。この日はNAMACHEKOのベストを中心に得意のレイヤードルックです。手足が細く長いので、何を着ても常人とは少し違うバランスに仕上がる彼。独自の哲学溢れるロジカルな着こなしの謎はスタイリングやブログに記された彼のコメントからお客様自身で解き明かしてみて下さい。かなり難解ですけど(笑)。



この日もパンツはNAMACHEKO。トップスは昔のCLASS、インナーにはボロボロのネルシャツを着ています。ボリューム感、クリーン&ダーティの分量にセンシティブに気を配った彼のナイーブさが窺えます。

「2019年はファッションの転換期。インターナショナルギャラリー ビームスはトレンドと個々のスタイルという相反する双方を刺激的にご提案いたします」と、我らがリーダーは来年も燃えています。二つのスタイリング共通の差し色「赤」は彼の気持ちの表れでしょうか???

そしてプレス安武。



飄々とした性格でフットワーク軽く、インターナショナルギャラリー ビームスを含む当社のドレス部門でマルチに活躍する彼。小柄ですが、全体のバランスを取るのが上手で、それを感じさせません。原宿のプレスルームに異動してくる前、銀座や新宿のドレス店舗で働いているころから顔を知っていましたが「あの子、バランスいいな」と個人的に思っていました(エラそうでスミマセン…)。ベーシックなアイテムを中心に、トレンド要素をうまく組み合わせて着こなします。今シーズンはいつもよりも黒っぽいものを着ている印象でした。



実は安武、2018年は父親になった年でした。今後も家族愛を力に変えて更なる活躍を見せてくれることでしょう!…と思っていたら「年末はインフルエンザにかかり、妻と子供を実家に避難させ一人寂しく年を越します。皆様お体ご自愛くださいませ」とのこと。あららお大事に…。
とは言え「来年は更に面白いイベントやコラボアイテム、書籍発行など控えています。お楽しみに!」とも言っています。乞うご期待、です。

そしてビームス オンラインショップの運営でインターナショナルギャラリー ビームスを担当しているスタッフ樋口。

縁の下の力持ちとしてレーベルを支えてくれています。



MARTINE ROSEの変形ジャケットに癖のある古着のパンツを合わせています。足元は春に開催されたTricker'sのオーダーフェアで作ったルームシューズ。独特の世界観ですがオリジナリティがありますね。彼はオフィス勤務で主にデスクワークをこなしいるのですが、ショップスタッフに比べて人(お客様)に見られる機会が少ないにも関わらず、このファッションで出勤。きっと心から服が好きなんだろうと思います。ショップにもちょくちょく買い物に来ますし「人の為ではなく自分の為に服を着ている」って感じですね。これは今回紹介したスタッフ全員に共通して言える事ですが。


彼は音楽も好きで、時にはDJをやったりもするそうです(Tsurutaは未見)。一度、二人きりの酒席で音楽の話をした記憶がありますが、夜も更けていたので、彼がどのような音楽が好きだと言っていたかは忘れてしまいました(笑)。ともかく、OWEN BARRYのレオパード柄ファーにRAF SIMONSのパンツを合わせたこの日のスタイリングは本人曰く「今年のグラミーでリバイバルしたニュージャックスイング的なムード」とのこと。僕には「ナイト オンザ プラネット」にしか見えません(笑)。「来年もインターナショナルギャラリー ビームスの魅力をどんどん発信していきたいです!」と申しております。

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さて。

そろそろ夜も更けて除夜の鐘の音が聞こえてくる頃です。

人間の煩悩を取り払うために108回つくと言われるこの鐘の音は僕らのファッション欲も滅してしまうでしょうか?
いやいや、きっと2019年もますます貪欲にファッション道を突き進む事でしょう。彼らの顔ぶれを見ていたら、そんな気がしてきました。バラエティー豊かなメンバーで来年も独自のスタンス/視点からファッションを発信していきたいと思っています。

本年はご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
2019年もインターナショナルギャラリー ビームスの提案に是非ご期待ください!



Tsuruta


ギフト問題Q&A


僕はマネキンと話ができます。


こんにちはTsurutaです。

いきなりヤバい奴だと思わないで、最後までお付き合いくださいね(笑)。


インターナショナルギャラリー ビームスの店内にあるマネキンのコーディネートを考えるのは僕の仕事です。その為、ひとりひとり人格があるように思える、というかそもそもキャラクターをイメージしながらコーディネートを組んでいるので「彼がどんな人か」という設定が僕の中にはあるんです…。

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巷はギフトシーズン。
お洒落で、趣味が豊富で、こだわりの強い男性にあげるプレゼントって、女性からするとなかなか手強いですよね?

参考になるかどうか分かりませんが、ウチの子たちがそれぞれどんなことを思っているのか、ちょっと聞いてみましょう。


まずは彼から。



MARNIのナイロンブルゾンとニットベストを着た彼。NICHOLAS DALEYのキャスケットやTACASIのスリット入りフレアパンツにCHURCH'sのRYDERを合わせてレトロスポーツ×英国趣味なテイストをカラフルに着こなしています。

「君は最近どんなことにハマっている?」




「そうだね、最近は1960~70年代のカルチャーに興味があるんだ。その頃に大きく時代が変わったよね?ファッションにおいては色使いとか、素材も自然素材から人工素材に切り替わるタイミングだったし。それもあってナイロンとかチープな発色のスポーツ素材を取り入れる事にはしているんだけど、やっぱり僕にとってのファッションの入口はトラッドだったから、今はそれらをミックスして洋服を着ることを楽しんでいるよ。あと、SF小説を最近は読んでいるんだ」
「クリスマスにはどんなプレゼントが欲しい?」
「いまはnejicommuの時計が欲しい」




nejicommu
カラー:BLACK、DARK BROWN
価格:¥28,000+税
商品番号:23-48-0009-663






「文字盤のデザインやフォルムはミニマルな印象なのに、ナチュラルでクラフト感のある素材とミックスされていてとてもクールだよね?レトロでフューチャリスティックなテイストで、いま一番欲しい時計かな」


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奥の方からはまた、別の会話が聞こえてきました。

「お前、クリスマスプレゼント、何もらうの?」
「いや、まだ決めきれていないんだけど…」




JIL SANDERのコートにMARNIのナイロンパンツ、SALOMONのシューズを合わせた右の彼。インナーにはフランスの高級シャツメーカーTHUILLIERのシャツやSLOANEのニットを着て、シンプル且つ上質なもの好きに見えます…。左の彼はDAMIR DOMA×LOTTOのトラックスーツの外にCLASSのツイードジャケットを羽織り、さらにVALENTINOのナイロンポンチョをレイヤード。足元のファーサンダルを含め、かなり癖の強い着こなしですがカラーリングを統一する生真面目さもあるようです。二人とも見た目のタイプは違いますが、ハイブランド、ハイクオリティ、ハイファッションを求めている共通点で友達になったようです。




「実はJoshua Ellisのカシミアマフラーが欲しいって、彼女には伝えたんだよね」
「えっ?マジ?おれも欲しいと思ってたんだ。いいよね~、あの手触り。ぬめりのある柔らかさの奥にしっかりとコシがある感じで」

「手触りは勿論なんだけど、老舗なのに古臭くないじゃん?色数の少ないシンプルな配色で、モード系のファッションにも難なく取り入れられるっていうか…」
「やっぱ、そうだよね?じゃあ俺もそれにしよっかな!あとは色がカブらないようにお前と事前打ち合わせするか…」




Joshua Ellis
カラー:BROWN/BLACK
価格:¥52,000+税
商品番号:23-45-0190-693



Joshua Ellis
カラー:YELLOW/BROWN
価格:¥52,000+税
商品番号:23-45-0191-693


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店内最前列に座っている彼にも聞いてみました。


赤いチェックがインパクト大なM's BRAQUEのセットアップにTACASIのフェイクファーカーディガンを羽織っています。ミンク付のPARABOOTで足元にボリュームを出しつつもインナーをSUNNNEIのプリントTでヌイているあたり、なかなかの曲者。




「君はどんなプレゼントが欲しい?」

「僕はファッションと同じくらい音楽が好きなんだ」

「見た目の雰囲気もそんな感じだね。パンク/ニューウェーブが好きとか?」

「そうだね、それもあるんだけど意外と最近はパンク以前の音楽にも興味が出てきたんだ。パンクは壊した壊したって言うけれど、何を壊したのか?1977年時点での既成概念とはなんだったのか?とか、色々とね…。今は23歳だけど、ロックには27歳伝説ってのがあるじゃない?そんなことを延々と考えていたら…歳のせいかな?」

「難しく考えたい時期なのさ。そうだ、君にお勧めのプレゼントがあるよ」

「えっ?僕に?」

「CHRISTOPHER BROWNって、イギリスのイラストレーターが描いたロックアイコンを乗せたリストウォッチさ。シンプルで潔いデザインだけど、ロックが本来持っているユーモア感覚は十分伝わるはずだよ。難しく考える時はシンプルな物を選ぶのもいいんじゃない?」



CHRISTOPHER BROWN
カラー:FAB FOUR
価格:¥12,000+税
商品番号:23-48-0010-997



CHRISTOPHER BROWN
価格:¥12,000+税
商品番号:23-48-0011-997


CHRISTOPHER BROWN
価格:¥12,000+税
商品番号:23-48-0014-997

「うわっ、これはクールだね。気に入ったよ!」

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最後はこちらの彼。


ポケットが大量についたAVOCのアイテムをコート→ベストの順にレイヤード、足元はDAMIR DOMA×LOTTOのスウェットパンツ×SALOMON。スポーティで活動的、ユーティリティを意識した着こなしを楽しんでいます。


「僕は最近カメラにハマっているんだ。ポケットがたくさんついているのは替えのレンズとか、機材を詰めるため。バッグ無しで手ぶらの方が被写体に集中できるでしょ?」
「クリスマスプレゼントもカメラがいい?」
「勿論、ライカのM10が欲しい!なんて言いたいところだけど…さすがに高価過ぎて頼めないよ」
「じゃあ、こんなのはどうかな?」


International Gallery BEAMS
カラー:BLACK
価格:¥5,800+税
商品番号:23-41-0444-262


International Gallery BEAMS
カラー:BLACK
価格:¥7,800+税
商品番号:23-04-1161-262



International Gallery BEAMS
カラー:WHITE
価格:¥7,800+税
商品番号:23-04-1160-262

「えっ?ナニこれ?ピーター リンドバーグ?僕、彼の写真大好きなんだ!この前も神保町の古本屋で彼の作品集『Ten Women』を買ったばかりだよ!彼のオフィシャルのプリントTがあるなんて知らなかったな…」

「彼がアパレルブランドと手を組んでTシャツを作るのは初めてだよ」
「やっぱりそうなんだ!これは絶対欲しい!」

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などなど...。

彼らは特別ウルサいような気もしますが(笑)。



ともかく、インターナショナルギャラリー ビームスの店内にはメンズ/ウイメンズともにこだわりのギフトが満載です。皆様のギフト選びにスタッフ一同、心よりご相談に乗らせていただきます。


Tsuruta

秋来たりなば、PARA遠からじ



この顔に、ピンときたならご用心。

五、七、五です。

Tsurutaです。



この顔に

ピンときたなら


ご用心。


PARABOOT
カラー:MARRON
価格:¥72,000+税
商品番号:23-32-0464-099

人気継続中のPARABOOTより、今シーズンのInternational Gallery BEAMS別注モデルはコチラ「MILLY BRIDE」です。

(以下、オフィシャルサイトより転載)
人気モデル、MICHAEL(ミカエル)と同じ木型を用いて作られるブーツ、MILLY(ミリー)をモンクストラップタイプへとモディファイした、「MILLY BRIDE(ミリーブリッド)」。アッパーには、定番で使われているオイルの含有率が高いlisse leather(リス レザー)を使用。ノルウェイジャン・ウェルト製法とクッション性の高いオリジナルソールを組み合わせた抜群の履き心地を堪能できるアイテム。カジュアルからドレスダウンスタイルまで幅広く対応する汎用性の高い1足です。


ということで、今回はイベントの告知です。
毎年、秋の恒例行事。楽しみにされている方も多いはず。


https://www.beams.co.jp/news/587/


詳しくは上(↑)のリンクからご覧ください。

毎年毎年、本当にたくさんのお客様にお買い上げいただいています本イベント。もはや国民靴?一家に1足PARABOOT?というくらいよく売れているのですが、それでも回を重ねるごとに前年のレコードを更新してしまうような勢いは今年も止まらず。緑色の靴箱が全国各地を破竹の快進撃中、といった感じです。長い遠征を経て、いよいよ東京・原宿にトランクショーが凱旋します。今シーズンのラストを飾るインターナショナルギャラリー ビームスでのイベント会期は11/23(金)~12/2(日)までです。







昨夜はせっせと会場作り。


秋色に


染まる店内


緑色。


五、七、五です。

そして、もちろん「あの」男も…。いままでの人生で、彼はいったい何万足のPARABOOTを販売してきたのでしょうか?

日本国内でPARABOOTの輸入販売を一手に担う株式会社アール・ピー・ジェー様からの助っ人、臺田泰祐氏が今年もインターナショナルギャラリー ビームスに登場です。



この顔に




ピンときたなら



ご用心。



氏の接客の虜になれば、思わず買いすぎてしまうかも…。

皆様の御来店をスタッフ一同、お待ちしております。





Tsuruta

さらばBCBG



Comment allez-vous?


こんにちはTsurutaです。
今回は(も?)やや長文です。

インターナショナルギャラリー ビームスで力を入れてバイイングしているジャンルに「フレンチクラシックスタイル」と分類できるものがあります。それらのアイテム(ブランド)群は勿論フランスをベースに展開・生産されているものが多いのですが、なかにはフランス国外にある工場を稼働させて作られているものも…。当然「Made in France」=「フレンチスタイル」というほど単純ではありません。

そもそもレーベル発足以来、インターナショナルギャラリー ビームスとフランスは切っても切れない関係にありました。当時からParisはモードの都でしたから。一方で、兄弟レーベルであるビームスFも1980年代には「フレンチスタイル」とは親和性の高い品揃えをしていました。厳密に言うならば「アメリカンカルチャーの洗礼を受けたフランス人の着こなし」=「フレンチアイビー」ということです。これはイタリアンファッションの大ブーム以前。勿論、1978年生まれの僕は当事者ではありません。


ARTUMES & Co.
カラー:CHECK
価格:¥100,000+税
商品番号:23-16-0423-819


その後、時代とともにロンドンファッションやイタリアンクラシックの大きな波が寄せては返していきました。


大きな流れのなかで時代が変わろうともインターナショナルギャラリー ビームスでは常にフランスを意識した品揃えを店内の一画で続けてきました。パリモードのブランドに限らず、クラシックアイテムも同様に取り扱ってきました。メゾンブランドの下請けとして稼働するフランスのファクトリー製アイテム(パンツ、シャツ、シューズなど)はある意味で、その時代時代のクラシックアイテムよりもむしろ古典的であったと言えます。これは当然といえば当然です。一流モードの根底には必ずクラシックの血が流れているはずなので。



ARTUMES & Co.
カラー:BROWN
価格:¥58,000+税
商品番号:23-32-0323-819



ARTUMES & Co.
カラー:BEIGE/BROWN
価格:¥47,500+税
商品番号:23-06-0096-819

今やフランス人すらも失ってしまった「フランスらしさ」を紹介していくことは、世界中からファッションの粋をキャッチする当レーベルの変わらぬスタンスでもあります。ただ、ここで誤解のないように言わなければならないのは「僕らはフランスらしいアイテムを買い付けてくることはあっても、フレンチスタイルそのものを目指している訳ではない」ということ。

回りくどいですね(笑)。

ここで「じゃあフレンチスタイルって、何?」ということになります。

例えば1980年代に日本人が見た「フレンチスタイル」は映画や音楽、洋雑誌etcもしくは現地へ行って買い付けをしてきた洋服屋の体験談の中にしかなかったはずです。「お洒落なパリジャンはみんな○○なんだよ」「この配色はフランスっぽい(もしくは、ぽくない)」「サン=ジェルマン=デ=プレ辺りでは××が流行っている」など。実際にそんな恰好した人を5人しか見ていなかったとしても、それが見た当人にとって特別カッコよく印象に残ったのであれば「パリではみんな~」ということにしてしまっていただけです。


「フランス人はみんなネイビーの革靴を履いている」
「黒スエードのモンクストラップはフレンチスタイルだ」

そんなワケありません。実際に履いているのはパリ人口の2%以下だと思います。いや、もっと少ないかも(笑)。

「フランス人はネクタイにディンプルを作らない」

これは実際に60%くらいはいそうです。
でもそれは日本人と大差のない割合だと思います。


現在であればインターネットを通じて世界中の情報を駆使して、もう少し精度の高い事実確認ができそうです。しかし。
この時代が間違いだったと言っているわけではありません。むしろ逆です。今の時代から思い返してみたときに「みんな、すごくロマンチックだった」のです。情報が少なかった分だけ遠い異国のファッションに夢を見ていたのだと思います。この幻想を含めてファッションだと僕は思っています。事実確認ばかりが先行し、もはや幻想を許されなくなったファッションは冷え切ったフレンチフライのように味気ないものです。



THUILLIER
カラー:PINK/BLUE
価格:¥32,000+税
商品番号:23-11-0897-815



THUILLIER
価格:¥33,000+税
商品番号:23-11-0899-815


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僕らが想うパリファッションの中には勿論、左岸/右岸があり、エルメスとアルニスがあり、レノマがありケンゾーがありシャルベがありジバンシィがありディオールがありルイヴィトンがありJ.Mウエストンがありオールドイングランドがあります。しかしフレンチスタイルには英国(サヴィルロウ)やアメリカ(アイビー)の様な「典型的な、決定的な何か」がありそうでありません。個別のアイテムというよりも「こなし」や「雰囲気」で語られることの方が多いと思います。「フレンチアイビー」という言葉も、1950~60年代のフランス映画に登場するパリジャンたちが(アメリカ人とも自分たち日本人とも違うムードで)ボタンダウンシャツを着こなす姿に憧れた1980年代の日本人が苦し紛れにつけた名前だったのでしょうか。


先日、ショップの営業時間前にパリブランドEditions M.Rのデザイナー・マシューとミーティングをする機会がありました。

前身ブランドのMELINDA GLOSS時代から数えるとかれこれ8年ほどの間、彼のクリエイションを買い付けていることになります。7年ほど前には彼と共に食事(もんじゃ焼き、お好み焼き!)をする機会もありました。彼はParis生まれのParis育ち、生粋のパリジャンということになります。

Editions M.R
価格:¥104,500+税
商品番号:23-19-0718-402

その朝ショップに現れたマシューの着こなしを見て、その場にいたビームススタッフは皆「チェックのコートが似合ってるなぁ~」と感心しきり。彼が自分のファッションブランドをスタートさせたきっかけは「メゾン○○という名前のブランドを巷では沢山見かけるけど、ほんとに(メゾンという名にふさわしい)フランスらしさを体現しているブランドが殆どない事に気付いたから、じゃあ自分で始めようと思ったんだ」と言っています。

彼の話を聞く中で度々出てくる、あるキーワードがありました。「ノンシャラン(nonchalant)」=無頓着、のんき、投げやりな様を表す言葉です。確かにマシューの着こなしはノンシャランそのもの。黒い丸首のハイゲージニットの上に(まるでガウンを羽織るように)チェックのコートを着て、水色に近いくらい色落ちしたブルーデニムを適当にロールアップ、色褪せた黒スエードのベルジャンシューズを素足でスリッパみたいに履いていました。バサバサの長い髪も無精髭も適当そのもの。無造作に見えるためのロールアップ幅を緻密に研究する真面目な日本人とは正反対の「ノンシャラン」ぶり。


Editions M.R
価格:¥96,500+税
商品番号:23-16-0456-402

なぜ、こんなにも堂々とのんきに肩の力を抜いて自分らしくいられるのか?
マシューは大きな旧家の生まれです。裕福さ、育ちの良さのせいもあるでしょう。また、若いころに哲学に夢中だったという彼は人間の価値が外見よりも内面によって決まる事を知っているでしょう。知性や親切さといった内面に磨きをかけているという自負があるからこそ、堂々とのんきに、無造作に、頓着することなく、下着とガウンを着るかのようにセーターとコートを着る事ができるのでしょう。

Editions M.R
カラー:BURGUNDY
価格:¥32,800+税
商品番号:23-45-0282-402



僕はマシューに質問してみました。


「Editions M.Rの服は、まるで古いフランス映画の登場人物が着ている服のように、なんてことない、だけどカフェでお茶している様子やコートの襟を立てて歩くパリの街並みが見えてくるような魅力があると思うんだけど、東京という街にはEditions M.Rの洋服はどのように映えるかな?」
マシューは答えます。
「パリで僕が作る服を着てくれるのも年配の人からスケボーを担いだ若者まで多種多様なんだ。東京は多種多様なミックス感の強い街なんだから自分らしく自由に着てもらえれば、きっとOKさ。政令があって建物の規格が決まっているパリに比べたら、新しさの隣に古い物が隣接するダイナミックな東京の街並みに、むしろ嫉妬するくらいだよ」

僕の質問の前半は素直な気持ちでした。
後半はカマをかけた感じです。

そう、いまや東京(日本)だって世界中の人が憧れる街のひとつになったのです。1980年代と違って、もはや海外コンプレックスに悩まされる必要はありません。フランス人が作る服を自分らしく素敵に着こなすことができるほど日本人は成熟しています。本を読み、音楽や映画を愉しみ、アートに触れ、よく食べ、笑い、自国の文化に興味を持ち、隣人を愛することが出来るならば、きっと着こなしだって(フランス人から見ても)素敵になるはずです。

日本にも「粋(いき)」や「乙(おつ)」という「chic(シック)」や「nonchalant(ノンシャラン)」に負けないくらい素晴らしい価値観があります。

「僕らはフランスらしいアイテムを買い付けてくることはあっても、フレンチスタイルそのものを目指している訳ではない」

いま、僕が思うのはそういうことです。




Tsuruta

個人的な衣服



こんにちは、Tsurutaです。
今回は久々にスーツの話を。

2年ほど前に、当レーベルからオリジナルの新型スーツがリリースされました。
通称「CONTEMPORARY 2B」と呼ばれるシングルブレスト、2つボタンのスーツです。ご記憶の方もいらっしゃるでしょうか?(2年前のブログはコチラ↓)
https://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/1453/

このときのコンセプトに則り、この2018年秋冬も新しくスーツを企画してみました。



International Gallery BEAMS
カラー:HOMESPAN NEP
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0110-015


スタイルは4つボタンのダブルブレスト、3パッチポケット。

4つボタンのダブル、といえばウインザー公やゲンズブールを思い出す方もいらっしゃるでしょうか。イギリス人にしてはそれほど背が高くなかったウインザー公は、シェイプ位置を高めに設定した4Bダブルを着ていたようです。資料写真で見る限り、ショルダーラインもそれほどガチガチに固くはありません。まぁこれはテーラーのスタイルでもありますが。

一方こちらのスーツ。ウエストのシェイプは鋭く強めに入っています。ショルダーラインはかなりスクエアな印象。シェイプ位置はやや低め、着丈はヒップがきちんと隠れるくらい(いま主流の、お尻が半分見える短めジャケットに比べると)長めです。四角くて細長いフォルムは既出モデル「CONTEMPORARY 2B」と同様です。


International Gallery BEAMS
カラー:NARROW CORD
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0098-015


ダブルブレスト、直線的なショルダーライン、強いシェイプという堅苦しいイメージを緩和するため胸・腰ともに大きめのパッチポケット仕様にしています。また、ラペルは上襟と下襟の段差が少ないピークドスタイルにしています。ピークドラペルの大げさ感が和らぎ、控えめな印象に。ゴージラインの低さ、角度も2年前に提唱した2Bモデルと同じ考え方です。フラワーホールが両襟に開いているところはクラシックへの憧憬です。



また、「CONTEMPORARY 2B」のパンツは細身のストレートでしたが、今回のモデルではワタリ〜すそにかけてややゆったりとしたシルエットを採用しました。股上は深く、久々にしっかりとヘソの位置でパンツを穿く感覚です。フロントはノープリーツなので、股上が深くても大袈裟な印象にはならないと思います。

International Gallery BEAMS
カラー:H/BONE
価格:¥80,000+税
商品番号:23-17-0111-015

生産背景は日本が世界に誇る名ファクトリー、リングヂャケットのマイスターラインです。もともと構築的なショルダーラインを得意とする同社なので、今回のモデルはすべて直線的なカットにも仕立て映えするハリのある英国生地(「MOON」「SCABAL」、コットンですが「brisbane moss」など)を使用しています。

4つボタン/ダブルブレストのこのモデルは、「グレーのヘリンボーンツイード」「カラーネップの入ったブラウンのホームスパン」「ネイビーのコーデュロイ」という3種類の素材でご用意しました。



日本中どこを探しても見つからない雰囲気のスーツになったと自負しております。



世界中のデザイナーズコレクションと比較しても、まったく遜色のない存在感。


このコーディネートでは1930年代から続くパリのオーダーシャツ屋、Thuiller(テュイリエ)のチェックシャツ&ジャカードシルクタイでVゾーンを飾っています。この繊細な色使い、組んだ自分でもなかなか気に入っております(笑)。コーデュロイ素材をあくまでも都会的に、というイメージです。

勿論、シングルブレストの「CONTEMPORARY 2B」も、継続展開中です。



International Gallery BEAMS
カラー:CHALK STRIPE
価格:¥90,000+税
商品番号:23-17-0091-015

こちらも英国生地でのバリエーション。計4種類です。


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トレンドとしての「ルーズシルエット」「オーバーサイズ」がひとつのピークを迎えようとしている2018年秋冬。中綿やダウンをパンパンに詰め込んだボリューム満点のアウターが各ブランドからリリースされています。勿論、このあたりは当レーベルでも猛プッシュ。RAF SIMONSやMAGLIANO、OUR LEGACY、HILFIGAR COLLECTIONあたりのブランドでしっかりバイイングしています。


もうひとつ気になる動きが「タイトフィット」です。エディ スリマンがCELINEで復活した事を受けて「そろそろタイトなシルエットが新鮮だよね」と気にする「早い」方もいらっしゃるはずです。DiorやYSL時代のエディ スリマンを通過していない若い世代の中にはデムナ ヴァザリアの破壊的オーバーサイズからファッションに入った人もいることでしょう。慣れ親しんだシルエットから抜け出す、一歩踏み出すということはファッションの中でもひときわスリリングな瞬間です。


2年前から僕らが提案しているスーツにおいて、非常に重要なポイントがこの「シルエット」です。


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「痩せているけどイカリ肩の人」には「ソフトコンストラクションで肩幅が小さいスーツ」は合いません。

「なで肩で恰幅のよい人」には「肩幅が広くシェイプのキツい上着」は合いません。

すべての体型に合うモデルというものが存在しない既製服でのスーツ選びにおいて「体に合う、合わない」は最も重要な要素です。僕らが企画したスーツは、どちらかというと細身体系の人に合うモデルではあります。パンツのウエスト位置が高い分だけお腹周りはキツく感じる人もいるでしょう。誰にでも合うモデルではないかもしれません、が、逆に言うとシルエットの変化を思う存分感じていただけるものになっています。


自分自身の体型と付き合う、ということは服を着る上で
一生涯の問題です。スーツというアイテムには(よほどのことが無い限り)2サイズアップで着る、といった概念はありません。純然たる「ジャストサイズ」が存在する世界です。がっしり体型の方も、やせ型の人も、みな自分に合うシルエットを探しています。最近では20代前半でオーダースーツに挑む若者が増えてきているようです。これは「着る服はみんなと一緒でいい、どこにでもあるものでいい」という見た目のパーソナリティを早々に放棄した(彼らより5歳年上の)ノームコア世代への反動ではないでしょうか?

エディ スリマンがファッション界に登場した約20年前、ひょろひょろに痩せた若い男の子たちは歓喜しました。「これでコンプレックスから解放される!痩せているならば、むしろ堂々と細い服を着ればいいんだ!」と。結果的に御大カール ラガーフェルドまでもが数10kgのダイエットを敢行し、エディの服を着たがるようになりました。こういった極端な例については勿論、賛否両論あるかとは思いますが…。スーツを着る際に重要なのは流行云々よりもむしろ、「体型とのマッチング」もしくは「このスーツを着たい!という強いあこがれ」であるということは言えそうです。

スーツというアイテムは自分の体に最も近い存在です。スーツというアイテムが衣服の中でもとりわけパーソナルなものである理由はその辺りにあると思います。




当社のドレスクロージングレーベル(BEAMS F、Brilla per il gusto)では、バリエーション豊かにスーツを取り揃えています。どれもみな、ハイクオリティかつコストパフォーマンス高い1着です。これらにインターナショナルギャラリー ビームスのスーツを加えれば更に多くの方に満足して頂けるバリエーションになるはずです。


自分の個性にピッタリの1着を探す。とりわけテーラードアイテムに関しては、体型とのマッチングを含めて、なかなか難しい作業になってきます。フルオーダーまでは、ちょっとできないな…という方もいらっしゃるでしょう。が、ビームスのスタッフはみな優秀です(笑)。モデル選びや補正を含めて何なりとご相談ください。お客様の体型は勿論ですが、意図、意思、感性、TPOを嗅ぎ分けながら、レディメイドでもできることを存分に対応させて頂きますので、ご遠慮なくショップのドアを叩いて頂ければ幸いです。





Tsuruta

スポーツミックス今昔


10月といえば運動会。

スポーツの秋、到来です。


唐突な前フリから、本日のお題はスポーツ(笑)。
こんにちは、Tsurutaです。


スポーツミックス、という言葉がトレンドの表舞台に登場して久しいのですが、これも簡単に言うと90年代リバイバルの流れの中にあります。1990年代は、通り一遍な言葉で語るならば「ストリートファッション隆盛の時代」です。


ストリートファッションにとっての必須条件とも言えるのが「安価なアイテムを使うこと」。比較的簡単に手に入るアイテムに(サイズバランスや着方などで)自分なりの工夫を凝らしオリジナリティを創出する、という行為はいつの時代の若者にとっても「大人に反抗する為の最も代表的な手段」であると言えます。たとえば1950~60年代にロンドンの不良少年たちが好んで身に付けたエドワーディアンジャケットは、ちょうどその当時、古着で安く手に入る前時代的なアイテムだったわけです。彼らはテディボーイと呼ばれました。本来はワークウェアであったはずのジーンズが反抗の象徴になった1950年代アメリカも同様です。


(安価な)スポーツ用のアイテムを着こなしに取り入れることは、DIY精神を根幹に置くストリートファッションの中で何度もリバイバルを果たしてきました。それらはハイファッションにも逆輸入的に影響を与え、1980年代~90年代にはARMANIやRALPH LAURENといった有名デザイナーも「スポーツ」と名前を付けたラインを発表しスウェットパーカやナイロンブルゾンなどを発表しています。


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2018年秋冬。
インターナショナルギャラリー ビームスの店内を見渡してみるとスポーツアイテムをミックスしたスタイリングがあちこちに見受けられます。




ダウンベストにTシャツ、というスポーティーな軽いアイテムを主役にしたスタイリング。




中綿やダウンが入ったボリュームのあるアイテムが今年のトレンドです。



ボトムがスウェットパンツではさすがにスポーティ過ぎるので、ここはあえてウールサキソニー素材のクラシカルなパンツでバランスを取っています。スニーカーもVALENTINOの芸術的な一足。




こちらは少しクラシカルなスポーツアイテム。アワードジャケット=スタジャンを素材使いでアレンジしたkolorのブルゾンを主役にコーディネートしています。




インナーはJOHN SMEDLEYのモックネックでクラシカルに。



足元はBataのハイトップ。アッパーに使われているのは…あの素材。



こちらもダウンベストを着ていますが、ボトムでアクセントをつけています。



安全ピンをあしらったウールパンツとテディボーイによろしく厚底パイピングシューズ。




こちらはチェックツイードのジャケットにフード付のナイロンプルオーバーをイン。ツイードのスモーキーな発色にナイロンの赤がヴィヴィッドに映えています。足元はChurch'sのライダー(スエード素材、クレープソールのチャッカブーツ)でツイードに寄せています。





スポーツアイテムをコーディネートに取り入れる、とは言ってもナイロンやスウェット素材一辺倒では「家着」に見えてしまいます。当レーベルが提案するスポーツミックスはツイードやレザーシューズなど、あくまでクラシックなアイテムとのミックスを規範としています。

注目は「Calvin Klein JEANS」「HILFIGER COLLECTION」など'80~'90年代アメリカで活躍したデザイナーブランドのリニューアル。アメリカらしいスポーツアイテムをベースにコンテンポラリーなミックス感が楽しんで頂けます。


それと同時に「ツイード」「フランネル」「スエード」「乗馬用アイテム」など英国クラシックスタイルをベースとした重衣料的な目線で「スポーティ」とされるものも取り揃えています。「スポーツミックス」も広義で捉える事で、グッと着こなしの幅が広がりそうです。

店内のディスプレイでも多く提案させて頂いております。
是非、店頭にてご覧ください。




Tsuruta

リニューアルイベントのお知らせ


1989年にアメリカで設立された<MATSUDA(マツダ)>は、東京ファッションウィークの創設者として知られる故・松田光弘氏によって設立されたアイウェアブランドです。眼鏡の聖地として知られる福井県鯖江市にて一貫生産を行っているそのプロダクトは、まるで美術品のように繊細な調金が施されたフレームをはじめ、細部にわたり計算し尽されたデザインで世界中のコアなファンを獲得してきました。



鯖江にある幾多の工場の中でも特に技術力の高いファクトリーで生産をおこなっている<MATSUDA>のアイウェア。やはり、フレーム部分に施された芸術的な彫金にまずは目が奪われます。<MATSUDA>のアイウェアを構成するあらゆるパーツは各々のモデルの為だけに開発されており、(パーツを複数のモデルに使いまわす一般的なブランドに比べ)金型の作成にかかる費用が大きいそうです。




ベースとなる金型も職人が手彫りで作成したものを使用しており、現在の鯖江ではこの技術を持った職人が2名しか残っていないとのこと。まさに世界最高峰の技術と感性を結集したアイウェアということになります。




ときにはクラシカルな印象で、ときにはメカニカルなイメージで僕らの脳内に訴えかけてくる<MATSUDA>のアイウェアは「建築」や「スチームパンク」にインスピレーションを得てデザインされています。「スチームパンク」とは蒸気機関が隆盛を誇ったイギリスのヴィクトリア/エドワード朝の時代設定でありながら架空の技術革新をミックスした世界観、SFのサブジャンルのひとつです。日本人にとって最も分かりやすいスチームパンクのイメージは大友克弘監督『スチームボーイ』や宮崎駿監督『ハウルの動く城』の世界観でしょうか。




凝りに凝ったクラシカルな彫金模様や(軽く、錆びにくく、強度が高い)チタンを使用した素材は、古典主義とハイテクノロジーの融合を感じさせます。スポーツウェアが注目を集める2018年時点のファッションシーンにあって、<MATSUDA>のアイウェアは圧倒的なオリジナリティを持っています。

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(以下、ビームスのオフィシャルサイトより)




美術品のような繊細な彫金を施したフレームと、他にはない確固たるデザインでファッションシーンからの評判が高い<MATSUDA(マツダ)>。

この度、インターナショナルギャラリー ビームス (原宿)のリニューアルオープンに合わせ 通常お取り扱いのないアイテムも含めた、多くのバリエーションをご用意するイベント ”MATSUDA EYEWEAR COLLECTION"を開催します。

期間中お買い上げいただいた方には、特製キャンドルとレザートレイのいずれかをノベルティとして差し上げます。 圧倒的な存在感と高いクオリティのアイウエアを、ぜひこの機会に店頭でご覧ください。

開催期間
2018年9月14日(金)〜9月25日(火)
開催店舗
インターナショナルギャラリー ビームス(原宿)

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同時スタートでウイメンズからもイベント開催のお知らせです。




既成概念にとらわれず時代に合ったデザインを提案している<THE RERACS(ザ・リラクス)>。
“MADE IN JAPAN”にこだわり、着る人を美しくするシルエット、またそのシルエットを表現するための上質な素材を追求し続けています。

イベント会期中は、ユニセックスで着用できるデザインを中心に、人気のチェスターコートやモッズコートといった定番コートから新作まで、<THE RERACS>の代名詞的アイテムであるアウターを幅広くご覧いただけます。また期間中にお買い上げいただいた方には、先着順で<THE RERACS>オリジナルハンガーをプレゼント致します。
ハイクオリティと実用性を兼ね備えた、長く愛用したいと思えるアウターに出会えるこの機会にぜひ足をお運びください。

開催期間
2018年9月14日(金)〜9月30日(日)
開催店舗
インターナショナルギャラリー ビームス 2F


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メンズ・ウイメンズが一つになった新しいフロアで、皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。


Tsuruta

リニューアルのお知らせ


2018年9/1(土)。


インターナショナルギャラリー ビームスがリニューアルいたしました。

今まで地下1Fにあったウイメンズフロアが2Fのメンズフロアと統合。ワンフロアでメンズとウイメンズ両方のお買物を楽しんで頂けます。












新生ウイメンズフロアはこんな感じです。あえてチョイ見せにしている点は悪しからず…(笑)。その全貌は、是非ご来店時にお確かめください。

カップルで、ご夫婦で、ギフト探しで…。ワンフロアで全てをご覧いただけますので、様々なシーンでご利用頂きやすくなりました。勿論、品揃えの「濃さ」や「豊富さ」はキープしたまま。メンズフロアも相変わらずの「特濃」です。












新生インターナショナルギャラリー ビームスにて2018年秋冬のお買い物を、是非お楽しみください。


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また、メンズフロアの一角には新しい壁が出現しました。


写真展さながら、圧巻の壁面に飾られたのはロックレジェンドたちの肖像…。


1998年にイギリスで設立されたRockarchive.com社より仕入れた著名フォトグラファーたちによるプリントの数々。当店では2008年から取り扱ってきましたが、今回の店舗リニューアルに際してRockarchiveコーナーも一新。さらに見ごたえのある内容にグレードアップしました。




個性あふれるファッションアイテムとアート写真。


豪華な面々…。


自宅にオフィスに店舗に…アートなロック写真を一枚いかがですか?


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そして来たる9/14(金)。

インターナショナルギャラリー ビームスと同じビルの地下1Fにはウイメンズの新しいお店が誕生します。当店のリニューアルと新店のオープンを記念して、当日から4日間はスペシャルなイベントを開催します。


オープニングキャンペーン

オープンを記念して、BEAMS CLUBダブルポイントキャンペーンを実施いたします。BEAMS CLUBカードをご利用で、通常の2倍のポイントを差し上げます。

開催日程:2018年9月14日(金)~9月17日(月)
開催店舗:インターナショナルギャラリー ビームス、フェルメリスト ビームス、ビームス ウィメン 原宿


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是非、この機会に新しくなった原宿のビームスを覗きにいらしてください。

スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております。


Tsuruta

赤い大地

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、夜には良い風が吹くようになってきました。それでも暑くて寝つけない夜は音楽でも聴いて気分転換をしています。

こんにちは、Tsurutaです。


夏に聴く音楽と言えばレゲエやブラジル音楽、という方もいらっしゃるでしょう。僕の場合は夏の夜になると聴きたくなるのがJAZZです。1958年のニューポートジャズフェスティバルを記録したドキュメンタリー映画「JAZZ On A Summer's Day」=「真夏の夜のジャズ」のサウンドトラックは定番中の定番でしょうか…。


ショップには2018年秋冬の商品が続々入荷中です。


今回はその中から<NICHOLAS DALEY>の新作を紹介してみたいと思います。彼のアイデンティティと言えばジャマイカ系英国人。サブカルチャーを下敷きにしながらも、英国の伝統的なモノ作りに対して熱いリスペクトを捧げていることがひとつひとつのアイテムからも伝わってきます。過去のコレクションでもパンクやダブ、バイクカルチャー、スコットランド、マドラスといった様々な要素をクロスオーバーさせながら熱いコレクションを展開してきました。

2018秋冬は「RED CLAY」をテーマにツイードとジャズカルチャーにフォーカスしたコレクションを展開。




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インターナショナルギャラリー ビームスでは彼のデビューコレクション(セントマーチン卒業直後の)からバイイングしてきたという深い繋がりも手伝って、Nicholas本人が何度もショップに足を運んでくれています。つい、ひと月ほど前にTsurutaがショップに立っていたときのことです。

エントランスの階段から大きなドレッドヘアーの人物が上がってきました。彼の顔を見た瞬間に思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。

「Don Lettsだ!」


2015年には当店のウインドウを飾ったDon。

デビュー直後から<NICHOLAS DALEY>のアイコンでもあり、1980年代UKにおいてパンクとダブを繋ぎ合わせたレジェンドが目の前に…。店内をゆっくりと見渡しているので、こちらから話しかけ、Nicholasの洋服が掛かっている方を指すと「そうそう、これを見に来たんだ」とアイテムを手に取り、チェックしていました。少しだけ会話を交わしましたが、彼の話しぶりはとてもジェントルで、Nicholasのような若いデザイナーが彼を慕っていることも納得できる人間力の持ち主でした。

だいぶ緊張していたので、写真を撮ることなんてすっかり忘れてしまいましたが…。一緒に写っておけばよかった…(笑)。


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<NICHOLAS DALEY>の2018秋冬のルックは以下のような感じ。










スコットランドの農夫やMiles Davisのポートレートからインスパイアされた今回のコレクションには、スコティッシュツイードとジャズマンというすぐには結びつかないふたつのイメージが幾重にも交差しています。


上の写真で見られるオレンジがかったブラウンのコーデュロイは英国の名門「Brisbane Moss」のもの。いわゆるテラコッタ(イタリア語)と呼ばれる焼けた土のようなこの色は、ファッション業界においてここ数年のトレンドカラーです。一方、<NICHOLAS DALEY>の今シーズンのテーマ「RED CLAY」とはすなわち「赤い土」。これはNicholasが長年影響を受けてきたと公言しているFreddie Hubbardが1970年に発表したソウル/ジャズのフュージョンアルバムのタイトル曲でもあります。そもそもジャズ自体がヨーロッパ音楽とアフリカ音楽の融合であること自体、ミックスカルチャーを根底に持つNicholasの心を捕えている一因なのでしょう。Don Lettsがつないだパンクとダブも、それぞれが白人と黒人のものでした。

ミックスカルチャーなんて、今のご時世当たり前でしょ?

たしかに2018年時点ではカルチャーにおいてミックスされていないものを探すこと自体が難しいくらい「すべてが混ざり合って」いるのです。

問題はルーツの話。

ルーツを知りつつも、意識的にエイヤッ!と気合一発、混ぜ合わせることの強靭さ。
ルーツなんか知らないよ、とばかりに目の前にあるものをひたすら貪欲に食い散らかしていく軽やかさ。

どちらが良いのか、優れているのか?なんてことをここで断じるつもりはありませんが。

<NICHOLAS DALEY>は明らかに前者です。



スコットランドの優良ニットメーカー、William Lockieと協業したニットアイテムはBLUE NOTEのレコードスリーブにインスパイアされたカラーパレットで展開されています。

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自らが何者であるかを考え続ける一方で、それを笑いながら壊していく者。
自らが誰であるかに興味を持たず、あっけらかんと壊れ続けていく者。

インターナショナルギャラリー ビームスは前者です。僕らがNicholasと共振する点は、まさにそこにあるのです。

クールネスと情熱が共存する<NICHOLAS DALEY>のコレクションを、是非店頭にてご覧ください。



Tsuruta

ひとあしおさきに


夏のセールも終盤戦。ファイナルセールでは2018年春夏コレクションの中から最終のお買い物を求めて、連日多くのお客様にご来店頂いております。いつもご愛顧いただきありがとうございます。


こんにちは、Tsurutaです。


夏の終わりが近づくと、自然と気になり始めるのが新しい季節の足音。気候の面ではまだまだ猛暑日が続いていますが、2018-19秋冬シーズンの新作を気にしてご来店されるファッション感度の高いお客様も徐々に増えてきました。今回は秋冬の新作の中からTsurutaが気になるアイテムをピンポイントでご紹介します。


まずはコチラ。




寸胴の円柱…。これで分かる方はお目が高い。



もうちょっと引いてみましょう。これは…ハイヒールブーツですね。




そして爪先。


そうです。Maison Margielaのタビ(足袋)シューズです。
ブランド創設者のMartin Margielaが1990年代の初めに発表したこの「爪先が割れた靴」の異様なルックスはファッション界に衝撃を与えました。かくいう僕も当時(学生時代)に初めて見た時は強烈な違和感を覚えました。日本古来の履物をモチーフにしているにも関わらず、同時に「獣の蹄(ひづめ)」のようにも思えたのです。ウイメンズコレクションでは長らく定番モチーフとして人気を得てきた足袋シューズですが、2018年春夏からメンズアイテムとして正式に加わりました。当店でも勿論バイイングしましたが、春夏オーダー分はすでに完売しています。



2018年秋冬の新作では爪先以外にもご注目を。ホックで留める仕様にデザインされた足首周りもまるで足袋(たび)さながら。



ローカットのスリッポンタイプもあります。こちらはヒールなしのフラットソール。




全身をモードブランドでまとめなくても、古着やスポーツウェアにこの足袋シューズを合わせるだけで個性的なスタイルが完成します。




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もうひとつ気になるシューズが。



見るからに上質なカーフを使用したアッパー、流れる様なフォルム。



パイピングがアクセントになったバルモラルプレーントゥ。いったい何者…?



ENZO BONAFE for NAMACHEKO!


ビームスでは20年以上取扱いのあるENZO BONAFEですが、こんなBONAFEは見たことない!9分仕立てのハンドソーングッドイヤーウェルテッド製法を得意とするイタリアシューズ界のマエストロが気鋭の新人デザイナーと異例のタッグを組んでいます。
※NAMACHEKOについて詳しくは過去ブログをご覧ください
https://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/20187/


つい先日、同ブランドのC.E.O、Lezan Lurrがショップを訪ねてくれたので聞いてみました。

「僕ら(BEAMS)にとってBONAFEはとても馴染み深い靴なんだけど、なぜBONAFEと協業で靴を作る事にしたの?」

「BONAFEの靴は完璧なクラフトマンシップを体現していると思ったから。NAMACHEKOはクラフトマンシップを根幹に置いたブランドなの。最初はどこの誰かも分からない若いブランドだから門前払いを食らったわ。でも私たちのコンセプトや情熱を伝え続けた結果、今では家族の様に付き合ってくれているの」

「BONAFEと言えば、2C製法で土踏まずをくびれさせるなどビスポーク靴のようにエレガントなフォルムが思い浮かぶんだけど、なぜわざわざ今回のようなダブルソール/マッケイ式の靴を?」

「すでに存在するものを私たちが作っても仕方がないと思ったから」


イラクのクルド地区に生まれ、幼少期に実兄のDilan(NAMACHEKOデザイナー)と共にスウェーデンへ移住したLezan Lurr。僕の質問に対して簡潔な言葉で真摯に答える彼女からは揺るぎないアイデンティティを感じることができました。






NAMACHEKOのコレクションでは深いスリットが入ったパンツにBONAFEのシューズを合わせています。れっきとしたドレスシューズがデザイナーズコレクションの足元を飾ること自体、非常に新鮮です。


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今回は2018年秋冬の新作の中から、足元に焦点をあててご紹介しました。

靴はシーズンのコレクションの中でもデザイナーの思想や哲学が最も反映されるアイテムのひとつです。この2ブランドの独創的なシューズは早めに入手することをオススメします。クラフトマンシップに下支えされたこれらのシューズたちは、足元から唯一無二の存在感を放ってくれるでしょう。

他にも秋冬の新作が続々と入荷中です。


JIL SANDER


MARTINE ROSE


OUR LEGACY


RAF SIMONS

…and MORE MORE!!!
皆様のご来店をお待ちしております。



Tsuruta



プレイバック part1

いよいよ夏のセールが近づいてきました。


2018年春夏シーズンも終盤戦。今回は店内ディスプレイを見ながら今季の傾向を総ざらい、というブログです。





まずはコチラ。MARNIのジップアップブルゾンをE.Tautzのワイドパンツにインしたコーディネート。高い位置にウエストポーチを合わせ、更にウエストマーキング。




インナーはシンプルな無地Tでクリーンに合わせるのが新鮮です。ベーシックな配色にバッグのイエローがポイント。





こちらは70'sフィーリングを取り入れたコーディネート。RAF SIMONSのシャツや7×7のブーツはモロにウエスタンスタイルですが、Maison Margiellaのショートパンツで意外性のあるバランスに仕上げています。Martin Roseのレザー製ウエストポーチが全体を引き締めています。




赤茶色のシューズも今シーズンの気分です。



足元といえば、スニーカー人気はもちろん継続中。こちらはVALENTINO。



奥にもVALENTINO。




RAF SIMONSの(ノースリーブ)メッシュシャツにサルエル型のショーツを合わせています。メッシュやビニール素材のアイテムが人気だったのは先日のブログでも書いたとおり。夏のレイヤードルックでも大活躍。開放的になり過ぎないようにインナーにはタブカラーシャツをレイヤード。グレンプレイド柄のショーツと少しだけ繋がりを持たせています。




レトロスポーツテイストのトラックパンツやスニーカーもハズせません。ジャケット、パンツ、パッチワークシャツはMARNI、スニーカーはLiam hodgesis×FILA。チョークストライプをクレイジーパターンであしらったジャケットを羽織らせてスポーティになり過ぎないように気を付けました。



ベージュ~オフ白の軽い配色はコロニアルスタイルの流行からクラシック業界でも人気でした。ここではCEDRIC CHARLIERのスウェットにVELENTINOのクロップドパンツでクリーンに合わせながらもJIL SANDERのストラップベストやJOHN MOOREのラバーブーツでパンキッシュに仕上げています。


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全体的に言えるのは「一見アヴァンギャルドに思えるアイテムにも、よく見ればメンズファッションの背骨がきちんと入っている」ということです。世界トップレベルのデザイナーたちが作る服ですから、当たり前なんですけど…。当店のスタイルは、どんなに前衛的な服を見ても「ただの変わったデザイン」だと決めつける前に、その背景にあるものをきちんと見極め、あくまでベーシックなものを扱うつもりで展示・販売することです。

店内ディスプレイは一見変わった組合せに思えるかもしれませんが、その中にベーシックなメンズ服のエッセンスを感じて頂ければ幸いです。

さて…。




当店では、いよいよ6/29(金)より夏のセールスタートです。

しかしその前に…。


絶賛開催中のこちら。
欲しい物を人よりも先に!売り切れてしまう前に!という方は是非、お早めに!




Tsuruta


限りなく透明に近い…

季節が変わり始めました。
日中は夏の一歩手前という陽射しの強さ。

着る服のカタチや素材も変わり始める季節です。

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2018年春夏の注目素材といえばナイロン、シルク、レーヨンといった素材です。ペラペラっとした軽さもそうですが、これらの素材はコットンやウールに比べ発色が良いので、今シーズンはヴィヴィッドカラーやパステルカラーを乗せたアイテムに多用されています。ハイファッションにおいて、従来はレディースアイテムによく見られる素材でしたが、この夏はメンズアイテムでもバリエーション豊かに展開しています。

もうひとつ、レディース発信からメンズに流れてきた素材が「トランスペアレント」です。


えっ?それって何?という方も…?


PVCやビニールなど「TRANSPARENT=透明な」素材で作られた衣服が昨年くらいからよく見られるようになり、2018年に本格的なリバイバルを遂げています。この「スケスケ服」の歴史は1960年代後半にイヴ・サンドーランやアンドレ・クレージュらが提案したトランスペアレントルックまで遡ることができます。アメリカvsソ連の宇宙開発競争が本格化した時代に「近未来的な最新素材」としてパリファッション界での話題をさらいました。

かく言う僕の高校生時代(1990年代中盤)にもトランスペアレントなアイテムはリバイバルしています。ビニール素材のバッグやベルト、メッシュ素材の衣服などが流行していました。当時も1960年代後半~70年代ファッションがリバイバルしていたので、およそ20年周期ということになります。


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ここからは店内にあるスケスケ服をご紹介。


写真はCLASSのブルゾン。キャメルレザーとポリ塩化ビニールという強烈な異素材コンビネーション。





CLASSのデザイナー堀切氏はモード史に非常に造詣が深く、過去の優れたファッションをリスペクトし、オマージュを捧げながらも、必ず「今」という時代に変換する形でコレクションを発表してきました。単なる焼き直しファッションとの決定的な差がここにあります。



フラットに縫合されたPVC素材。



あえて芯地を入れる事で、副資材やそれに施された(ステッチなどの)職人技が透けて見えるように意図されています。無機質な素材と有機的な手仕事をブレンドする、という着眼点は実にCLASSらしいセンスです。



JIL SANDERからは透き通るくらい薄いナイロンのシャツブルゾンがリリース。高度な縫製技術を持つ工場でなければステッチを打つ事すら難しそうな「軽さ」と「薄さ」です。


モード界の異端児、RAF SIMONSからも勿論スケスケアイテムが。一見すると「どこが…?」という感じですが。


近づいてみるとノースリーブのメッシュシャツです。このスタイリングではインナーに同系色のシャツを着せたので、それほど透け感がありませんが…。


光にかざしてみると十分透けています。

メッシュ素材で透け感を出したアイテムも僕の高校生時代にはトレンドでした。18歳の頃、BEAMSオリジナルのメッシュTを着ていた僕。色は鮮やかなパープル、ナイロン混の黒いスリムパンツに合わせてエナメルのモンクストラップを履いていました。いま思えば、けっこー気持ち悪い組合せですね…(笑)。今メッシュ素材を取り入れるなら、ゆったりしたサイジングで選ぶ方が今年らしいと言えそうです。



ポケットにPVC素材を使い透けさせたものも。今回のRAF SIMONSは映画「ブレードランナー」の世界観を盛り込んだコレクションなので、近未来イメージとしてのトランスペアレントです。



衣服が透けてみえるのには抵抗がある、という方にはコチラ。TA CA Siからトランスペアレントなミニバッグがリリースされています。「中に入れる荷物が丸見えじゃないか」なんて言わずに、アクセサリー感覚でどうぞ。夏場の単調になりがちなコーディネートに素材感のポイントを作ってくれます。ナイロン系のアイテムには勿論、リネンのような自然素材に合わせてみるのも面白そう…。人気アイテムのため、残りわずかです。


いかがでしょうか?

薄着になるこれからの季節、メッシュ素材のシャツやビニール素材の小物ならば「涼しげに見せつつレイヤードを楽しむ」ことが出来そうです。

是非、みなさまもトライしてみてください。




Tsuruta


ハイ&ロウ


こんにちは、Tsurutaです。

ここ最近のブログで何度か、今シーズンの店内ディスプレイコーディネートをご紹介してきましたが、その中で「レギュラー古着感」という表現で僕が書いたものがあります。Martine Roseを筆頭に「チープなセコハン感覚の発色や素材加工を得意とするデザイナー」が2018年に台頭し始めている、という話です。ご記憶の方もいらっしゃいますでしょうか?この場合の「レギュラー」とは「ヴィンテージと呼ぶには至らない、まだ比較的浅い年月しか経過していないもの」という意味です。

この「レギュラー」と「ヴィンテージ」の境目は、人によって(時代によって、国によって)マチマチです。

ジーンズに関しては「リーバイスで言うところのビッグEとスモールeの間が境目」という感覚を個人的には持っておりますが…さて?

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ここでイベントのお知らせです。




(以下BEAMSオフィシャルサイトより引用)

ヴィンテージやアンティークからインスピレーションを得て、90年代にまつわるバンドのオフィシャルTシャツを中心に製作するブランド<Insonnia Projects(インソニア プロジェクツ)>。

この度、エクスクルーシブのNIRVANA復刻オフィシャルTシャツを発売するほか、デザイナー志鎌英明氏の私物アーカイブ(Tシャツ、ポスター、ポストカード、カセット、ビデオ、楽譜等)を額装して展示・販売します。 また、商品ご購入者にはシリアルナンバー入りのZINEを50名様限定で差し上げます。

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ここ数年の間に、古着屋の店頭で1990年代のバンドT(オルタナ/グランジ及びUK含む)がビックリするくらいの高値で売られているのを目にするようになりました。

当時(1990年代)に学生時代を過ごしたリアルタイムの世代としては、とにかく驚きのハイプライス。その頃もバンドTの価格が高騰したことはありましたが、それらは主に1970年代までのもので、代表的なところでストーンズ、レッド ツェッペリン、ピンク フロイドなどのレジェンド、他にヘヴィメタル、初期パンクものなど…。

リアルタイムで活動していた90年代バンドのTシャツは当然、現行品=レギュラーだったので、まぁよっぽどレアなものでない限りは普通に毛が生えた程度の値段で取引されていたかと思います。これはバンドT以外の古着全般にも言えることでした。ちなみにカート・コバーンはレギュラー古着の着こなしの達人でした。チープで小汚ない服がなぜ、あんなにカッコよく見えるのか、という。

そして2018年。NIRVANAの大出世作「NEVERMIND」がリリースされたのは今から27年前、来年(2019年)はカート・コバーンの死から25年というメモリアルイヤー。時代の流れるスピードの速さに驚くばかりです…。そりゃ、自分も歳も取りますね、という。

こうなってくると1990年代のバンドTも、もはや「ヴィンテージ」と呼べるほど「古く希少性の高いもの」になってくるわけです。とりわけ、フロントマンが衝撃の死を遂げ、すでに解散済みの伝説的バンドのものとなると尚更のこと。




本イベントでは志鎌氏が蒐集してきた過去の希少なコレクターズアイテムを惜しげもなく放出いたします。ファン垂涎モノ、レアなお宝アイテムを額装されたアートピースとして販売いたします。もちろん全て一点もの。


また、本イベント用に別注したTシャツを会期初日から発売します。






このブランドが作るバンドT、クオリティが物凄いんです。リプロダクトの新品とは思えないほどリアルなダメージ加工。巷に溢れる復刻品とは段違いのハイファイなローファイ感(笑)。一点一点、職人の仕事が光ります。「そうそう!バンドTって色が褪せるとこうなるよね~、ラバープリントがひび割れてくるとこんな感じだよね~」という、驚愕の再現度。生地がヨレた大きめのサイズ感もバンドTの必須項目。もし新品から着込んでいくとしたら、たぶん100回以上は「洗って干して」を繰り返さないとこの仕上がりには持っていけません。
また、今回の別注品はすべてバックプリント入り。この辺りも泣かせます。

マニアならずとも必見の当イベントは5/25(金)スタートです。


ハイとロウがグチャッと混ざった空間をご用意して、皆様のご来店をお待ちしております。




Tsuruta




Refine!ふたたび

こんにちはTsurutaです。

気温も上昇し、20℃超えの暖かい日(もはや、ちょっと暑いくらい)がすっかり当たり前になってきました。GWも間近に迫り、春夏シーズンも佳境を迎えています。


店内には展開商品の9割が入荷済み。ということで、ディスプレイをガラッと作り変えてみました。



今シーズンの気分を随所に盛り込んでみました。以前のブログ(↓)でご紹介したものと是非、見比べてみて下さい。
http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/21578/




ナイロン素材やウエストポーチなどのスポーツテイストはやはり外せません。パステルなもの、ヴィヴィッドなもの…。発色の良いアイテムを差し込むのが今春ならではの楽しさです。



当レーベルの場合、足元のスニーカーもこれくらいデザインコンシャスな物が出ています。こちらはVALENTINO(ヴァレンティノ)のもの。アーティスティックですね。



CEDRIC CHARLIER(セドリック シャルリエ)のコートはトレンチタイプですが、非常に軽いディテール、素材、発色。ロングシャツ気分でEINE(エイン)のプリントTの上にざっくり羽織って。AVOC(アボック)のパンツにも注目カラー「イエロー」が効いています。



SOULLAND(ソウルランド)のベースボールシャツ、プリントTはレギュラー古着タッチのチープな発色。パステルカラーとはまた違った意味で90年代色強めです。M's BRAQUE(エムズ ブラック)のトラックパンツやNICENESS(ナイスネス)のレザーブルゾンで古着屋のお兄さん的なコーディネートですが、TOGA(トーガ)のサンダルが全体をブラッシュアップしてくれます。



カット柄のイージーパンツにパイル生地の半袖ビーチジャケットを羽織ったスタイリングもエクストリームな古着調スタイリング。パンツはSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)、ジャケットはFILL THE BILL(フィル ザ ビル)のもの。どちらも古着に精通したデザイナーですが、ヴィンテージをモチーフにしつつ、それをREFINE(洗練する、上品にする)する形で表現しています。



大きめのバックパックを背負っているので、足元はチロリアン風のPARABOOTを合わせています。春夏秋冬や海千山千がクロスオーバーするのはもはや当たり前。



ハイファッションから降りてきたクリーンなスポーツテイストと、街角から生まれた泥臭いスタイリングが共存する世界観。異なる価値観のデザインを並列に扱ってきた当店ならではの「コントラストがあるようで、実は無い」感じ、とでも言うべきでしょうか?


今シーズン、当レーベルのテーマは「REFINE(リファイン)=洗練させる、上品にする」です。この言葉は「Re=再び」と「Fin=終える」が組み合わさったものです。つまり「洗練させる」にしても「上品にする」にしても、その原型があって初めて「Re:Fine」となるわけです。「90年代」「古着」「スポーツウェア」「カジュアルズ」「70's」…なんでもよいのですが、過去に起こったことを今の時代にそのまま取り入れてもイビツなものがイビツのままであるわけで。イビツとイビツがぶつかり合って変化しながら、角が完全に取れるわけでもなく、それでも「今の時代」に調和していくような過程を経て生み出されるもの。それが「Re」であり「Fin」であるのです。

本当の意味で洗練を目指すならば、自分のすぐ身近にあるものよりも少し遠くにあるものとぶつかり合うことを求めることになるでしょう。似たもの同士で集まって「だよね~」と談合するよりも、僕らはきっともっと刺激を求めています。



Tsuruta


開拓者たち

こんにちは、Tsurutaです。

桜が散り、春の陽気が本格的にやってきました。重い上着を脱ぎ捨てて、アクティブになるにはうってつけの季節です。G.Wも近づき、いよいよ春夏シーズンも本番。

アクティブな洋服の代表と言えば「ジーンズ」ですね。元々がワークウェアということもあり、デニム素材のジーンズは都会でも郊外でも活躍するタフな普段着として、私たちの日常にすっかり溶け込んでいます。

ただし、今書いたように「ジーンズは本来、作業着」なのです。労働の際に着用するモノであったはずのジーンズが今の様な市民権を得るまでには、ファッションの歴史の中で何度かの革新や転機がありました。今回はファッションとしてのジーンズの歴史を切り開いてきたパイオニア的な「あの」ブランドの紹介です。



「Calvin」というロゴを見ただけで、勘の良い方はもうお気づきのはず。


Calvin Klein Jeans(カルバン クライン ジーンズ)です。

以下はビームス オンラインショップのテキストより。

「1978年にローンチされて以降、カルバン クライン ジーンズはメンズ・ウィメンズ共に、オーセンティックなデザイナーズジーンズとして認識されてきました。オメガステッチが施されたアイコニックなポケットの発表から30年経った今日でも、持続性のある素晴らしい履き心地や個性的なディテール、革新的なアイテム使い、そしてパイオニア的な広告キャンペーンなど絶えず注力し続けているアメリカ発の人気ブランド。」



30代後半以上の世代には懐かしいブランド名です。1990年代前半にファッション誌を熱心に読んでいた方は、Calvin Kleinのキャンペーン広告が強く印象に残っていることでしょう。フォトグラファーのブルース・ウェバーや、(被写体としての)ケイト・モスらを一躍スターダムに押し上げた一連の広告写真は、それまでのファッション業界の通例を根底から揺るがすものであったに違いありません。1982年にブルース・ウェバーが撮影したアンダーウェアのキャンペーン写真は「鍛え上げられた肉体美を誇る男性が真っ白なブリーフを一枚身に付けているだけ」のものでした。(こういった手法は)今では当たり前になり過ぎて、言葉ではうまく伝わらないかもしれませんが…。

そもそも、ハイファションのデザイナーがジーンズやアンダーウェアを手掛けるということ自体、殆ど前例がない時代にCalvinはジーンズラインをスタートさせています。



革新的デザイナーとして1980~90年代のファッション界を牽引したCalvin Kleinの現クリエイティブ・ディレクターに就任し、大きなニュースになったのが、ご存じRaf Simons。ニューヨークを舞台にRafが発表したCalvin Kleinのプレタポルテライン「205W39NYC」2017年秋冬コレクションももちろん話題になりました。Calvin Kleinというブランドの歴史とRaf Simonsの才能が化学反応を起こし、21世紀的なアメリカンルックが誕生したのです。



Raf Simonsのディレクター就任を受けて、Calvin Klein Jeansも新たな展開を見せています。「205W39NYC」でも多く見られた「ウエスタンディテール」や「側章」などの1970年代風デザインはCalvin Klein Jeansにも落し込まれていますが、ブルース・ウェバー的マッチョイズムは影を潜め、むしろ繊細でアーティスティックなムードが漂っています。


インターナショナルギャラリー ビームスでは新生・Calvin Klein Jeansコレクションの中からデイリーウェアに新しい感覚を呼び起こしてくれるアイテムを中心にバイイングしています。スウェットシャツ、Gジャケット、ワークシャツ、Tシャツ、そして勿論ジーンズも。





Gジャンにジーンズというユニフォームルックは1990年代のHelmut Langを彷彿とさせます。思えば、Calvin Kleinの存在なしにHelmut Langの成功はありえなかったのかもしれません。Helmut Langから多大な影響を受けたと公言しているRaf Simonsも同様です。



Helmut LangやRaf Simonsといった才能あるデザイナーが、それぞれのキャリアの中で知らず知らずのうちにニューヨークという都市に集まっている事実。1980年代にCalvin Kleinという偉大なデザイナーがワークウェアとアートを繋げたその瞬間から、それは予見された未来であったのかもしれません。

ジーンズという「反抗の象徴」をキャンバスに、アートなグラフィックのプリントTをプラスして、デイリーかつ刺激的なスタイルに身を包み街を歩いてみませんか?


この春の、個人的イチ押しスタイルです。





Tsuruta

ロワイヤルなスリッパ―



いよいよ本日から始まっております!




詳しくはこちら→http://www.beams.co.jp/news/841/




刺繍を選び…



アッパーやライニングの色を決めて…



オーダーフォームに書き込むだけで…




自分だけのルームシューズが出来上がり!


お渡しは2018年の秋ごろ(10月予定)です。
ちょっと気が早いのですが…この秋、自分だけのルームシューズを着こなしに取り入れてみませんか?

とは言え「そもそもは部屋履きでしょ~?ルームシューズを街で履きこなすって、一体どうすればイイの?」そんな疑問にお答えしてInternational Gallery BEAMSチームが一足先に着こなしてみました。まずはご覧ください。






当レーベルディレクターの服部。





同じくバイヤーの関根。






最近、銀座から原宿へ異動してきました、ショップスタッフ田村。





私、Tsuruta。







諸事情あり、も一度Tsuruta。スミマセン。





スタッフ鈴木。





プレス安武。




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Brilla per il gustoバイヤー高田も履いてます。




…と、いった感じ。参考になりましたか?ならないですね(笑)、みんなバラバラすぎて。ともかく、スーツなどのクラシックアイテムは勿論、トラックスーツやガウンコートといったリラックスムードのアイテムにも、なかなか似合います。


ルームシューズは10年ほど前にもちょっとしたトレンドになったアイテムですが、今ならスポーティー/リラックスな要素と掛け合わせてみるのも良さそうです。クラシックスタイルにこだわらず、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?


足元のトレンドはクラシック回帰のドレスシューズとスニーカーブームとに二極化しています。レザーシューズに関しては、ワイドパンツがすっかり浸透したことで「ボリュームのない足元」がここ数年、新鮮に見えています。また、ビットローファーの復活や(GUCCIを筆頭に)刺繍入りのシューズなど、「アッパーに飾りの付いた靴」がピンポイント的に注目されています。


それらのトレンド要素を、あくまで「ベーシックなもの」を通して提案したいと思い、今回のイベント開催となったわけです。グリーンやパープルといったレザーシューズではほとんど存在しない色目を足元に取り入れる事が出来るのもベルベット素材のルームシューズならでは。レディースサイズも(UK4~)オーダーして頂けるまたとない機会です。


Tsurutaが昨年末から始めた「Amvai」と言うサイトでも、このオーダー会を紹介させて頂いています。
https://amvai.com/amvar/30


このサイト、Tsurutaの記事以外にもビームスで取り扱うブランドのデザイナー諸氏による「かな~り濃厚な」ファッションコラムとして楽しめますので是非、あわせて覗いてみて下さい。



会期中にルームシューズをオーダーされた方にはノベルティとして英国製のノートを差し上げております。こちらもなかなか素敵な一品です。
(※数には限りがございますので、お早めに)




会期は4/8(日)までです!

皆様のご来店お待ちしております。




Tsuruta

春の嵐

 

不安定な天候が続いていますが、これは一歩づつ春に近づいている証でもあります。暖かい空気と冷たい空気がぶつかりあい、突然の雨や強風などを伴って崩れる3~4月の空模様。俗に「春の嵐」と呼ばれています。

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ホームページ内の特集サイトはご覧いただけましたか?





このコンテンツは当レーベルの2018春夏シーズンの気分をスタイリングで表現しています。国籍や年齢/ジャンルでは縛りきれない世界観を、是非のぞいてみて下さい。
http://www.beams.co.jp/feature/180223_m/

このページのスタイリングに負けじと(?)ショップでも日々、店内ディスプレイ用コーディネートを組んでいます。アーデモナイ、コーデモナイと思案しながら取り組むこの作業、僕は楽しいんです。自分で着る面白さとはまた違った意味で。

最近、Tsurutaのお気に入りはこんな感じのコーナー。




各アイテムのディテールやシルエットもそうですが、配色に今シーズンらしさが表れているかな、と自分でも思っています。カラフル、ではあるのですがド派手というよりも「くすんだ感じの古着っぽいカラー」が新鮮です。古着、とはいってもヴィンテージ、ヘリテイジといった歴史を感じさせる重厚さではなく、いわゆる「レギュラー古着」のチープな発色です。


MARNIのシャツもMartine RoseのプリントTも古着屋のワゴンセールで売ってありそうな「チープな」カラーリングを絶妙な色出しで表現しています。ひと昔前なら完全に「アウト」なチープさが、いまミョーに新鮮です。特にMartine Rose。発色だけでなく、デニムのウォッシュ具合やサイジング、ステッチの選び方まで「絶妙にダサい」雰囲気を作り出すのがダントツにうまいデザイナーです。


足元はレザーパンツにFoot the Coacher×Inov-8。



トップスの裾をパンツイン。MARNIのビッグザイズトラウザーズのウエストをVaporizeのGベルトでギュッと絞って。トップスにボリュームを出すためにプリントTのインナーにはメッシュ素材のロングスリーブを重ねています。


スニーカーはDAMIR DOMA×LOTTO。表面にはエイジング加工が施されていますが、これもやはり「チープ古着」タッチです。



ナイロンのウエストポーチはMartine Roseのもの。ユルめシルエットで全身コーディネートしても、ウエストポーチをギュッと絞るだけで全体が引き締まるので不思議です。



トラックパンツも引き続きの注目アイテム。写真はDaniel W.Fletcherのもの。コンチョやプンターレで装飾されたTOGA VIRILISのビルケン風サンダルが好相性。出来るだけテーストが違うもの同士で合わせる方がよさそうです。


スウェットやTシャツは無地よりもプリントものに勢いを感じます。



…といったところで、なんとなく感じていただけましたでしょうか?昨日までの自分と今日の気分が絶妙にぶつかり合いながら渦を巻いていく感じ。ファッション版「春の嵐」といったところです。

コーディネートを考える時間は、一体につき5分程度。2分で出来るときもあります。テーブルの上にササッとアイテムを並べていき「うん。これだな」と直感で思えたら、いざ着せ付け。脱がせて着せる、こっちの作業の方が時間はかかります。最後に全体のアレンジを整えて(裾を入れたり出したり、ウエスト位置を変えたり、小物を付け加えたり)できあがり。

朝、出勤前に自宅の衣裳部屋でコーディネートを考える時もそんな感じです。前日の夜に考える事が(僕には)できないんです。朝起きた時の気分というものがあるので。時間をかけずにササッと考えたコーディネートに起こるアクシデントから発見することもありますし。ただ、この「ササッと」が出てこないときがたまにあるんです。そういったときは(洋服屋にとっては)危険信号。自分に対して、刺激のインプットができていないからアウトプットできないんだと。普段から感じる事が少ない(薄い)と、表現もできなくなるんです。それくらい目に見えない「刺激の集積」が目に見えるかたちで「ファッション」に表れるから面白いですよね。これはピアノを弾く人は音に、絵をかく人は筆のタッチに表れるでしょう。


いま、あなたは何が好きで、どんな気分ですか?


春の嵐に身を任せて、自己探求してみる。
そんな季節です。
なにか新しいコト起こるかも。


出会いや発見を求めて、街へ出てみましょう。




Tsuruta

やきなおしぜねれいしょん


ショップには連日のように新商品が入荷しています。店内の一部には秋冬のセール品も置いてありますが、いよいよ2018年春夏シーズンが本格的に幕開けです。


当店ではメンズだけで(規模の大小含め)常時100前後のブランドを取扱いしております。2005年に旧店舗(1FとB1F)から現在の店舗(2F)へリニューアルしたときに掲げたコンセプトは「洗練された混沌」です。まったく異なる価値観を持ったブランド同士が隣り合わせに陳列されることで生まれる刺激を追求したショップというわけです。


クラシックなスーツの隣に破壊的なクリエーション。モノトーンアイテムの隣に極彩色のプリントアイテム。8万円のレザージャケットの隣に13万円のコットンシャツ。

といった具合です。


1981年のレーベル発足以来、インターナショナルな感覚で世界中からトレンドをピックアップしてきた当店ですが「長い間続けているからこそ」出会う刺激があります。それは新たな世代の足音、ニュージェネレーションの気配です。

1995年に衝撃の新世代デザイナーとして登場したRAF SIMONS。そんな彼のキャリアも既に20年超え。JIL SANDERからDior、Calvin Kleinまで幾つものトップブランドで独創的なクリエーションを発揮してきたRAFは今や完全にビッグネームのスターデザイナー。

今回(2018年春夏)のコレクションも最高に刺激的で独自の世界観に溢れた素晴らしい内容です。














ビニール傘、提灯(ちょうちん)といったジャポニズム要素を随所に散りばめながらも、暗い雲に覆われた空から酸性雨が降りしきる退廃的なメトロポリスの世界観は、映画『ブレードランナー』さながら。ごった煮のサイバー・パンク・ワールドを独自のサイズバランスやレイヤードルックで見事に表現しています。変則的なシルエット、意外性のある素材の組合せに伝説のグラフィックデザイナー・Peter Savilleのアートワークがミックスされることで、予想以上の化学反応が生まれました。





店内ではRAF SIMONSのコレクションをジョージ・ナカシマのベンチにレイアウト。RAFもナカシマの家具をいくつも所有しているそうです。ちなみにこのベンチ、通常施される上塗りをせず、無垢のまま仕上げて貰った当店の別注品です。(店内用什器の為、非売品です)13年前、店舗リニューアルの搬入作業中に香川の桜製作所から届いた大きな段ボールを開けてみたら、このベンチが出てきたときの衝撃を今も覚えています。


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そして2018年、衝撃のニューカマーNAMACHEKO(ナマチェコ)の登場です。


NAMACHEKOは、イラクのクルド地区で生まれ、幼少期にスウェーデンに移住した兄妹Dilan LurrとLezan Lurrによって立ち上げられました。実際のデビューシーズンは2017年秋冬ですが、そのデビューコレクションをパリのコンセプトストアThe Broken Armが青田買い。世界エクスクルーシブで展開した為、市場にはほとんど出回ることなく幻に近いコレクションとなりました。

そして2018年春夏、インターナショナルギャラリー ビームスは彼らの2回目のコレクションをバイイングしています。パリの手狭なショウルームは各国のバイヤーやファッション関係者でかなりの盛況ぶりだったようで、彼らの注目度の高さが伺えます。











デビューシーズンからこれほど注目を集めるブランドも珍しいでしょう。ショップに届いたアイテムを見てみると、実にオリジナリティあふれる仕上がり。ロウカット(切りっぱなし)で処理されたエッジ部分やグラデーション状にペイントされたパーツ使い、全体的にはソリッドな印象であるにも関わらずマザー・オブ・パールやリアルホーンといった古典的な素材のボタンが付いていたり…。アイテムの各部分を実際に手に取り、試着したり、チェックしたりするうちに、自分自身が若いころ(20年前とか)に服を見ていた時の感覚が呼び戻されたような気になってきました。つまり、彼らの作る服は「洋服を見慣れた目にも新鮮に映った」のです。






今のファッションなんて過去の焼き直しでしょ?

そんなシラケた声もよく聞こえてきます。半分は正解で半分は的外れだと、僕は思います。トレンドのサイクルを2周、3周と体験しながら歳を重ねるうち、若いころは大好きだったファッションにすっかり心が動かなくなっている自分に気付く人も多いでしょう。ファッションに限らず、音楽でも映画でも全部が同じように感じられてしまう。これは「大人になる」という過程の中でオマケのように必ず付いてくる「変化」です。

確かに焼き直しファッションは溢れています。
しかしそうでないものが確かに存在します。



NAMACHEKOをバックアップするのはRAF SIMONSがデビュー当初のアイテムを生産していた工場だそうです。こういった一流の生産背景でアイテムを作ることができるデザイナーはごく一部に限られています。新人でありながら異例のバックアップを受け、世界の注目を集めるNAMACHEKO。これはアントワープ王立アカデミーのリンダ・ロッパ女史をして「あなたには教えることがなにもない」と言わしめたデビュー前のRAF SIMONSとオーバーラップする部分でもあります。破格の才能や輝きは、自分がそうであると宣言するよりも前に、まずは他人によって発見されるものです。

確かにNAMACHEKOにはRAF SIMONSで働いていたパタンナーやPRスタッフが集まっているそうです。しかし、これはNAMACHEKOのクリエイションがRAFのクリエイションの焼き直しである事を意味するものではありません。

NAMACHEKOにはオリジナリティがあります。初期衝動が感じられます。現在のメンズファッションにおいてシルエットやフォルムの新しさを追求する探究心があります。仮にそれが何周目の体験であろうとも、僕の目にはそう映りました。特定の年代のリバイバルだ、焼き直しだと早合点でトレンドを総括してしまう前に、目の前にある「服」を触って、着て、感じてみるべきです。


人生に於いて同じ日なんて一日たりともない。


あるとしたらそれは錯覚です。

コーヒーの味。通勤路の景色。風の音。
20年前の1日と今日が同じであるはずがありません。

感覚を研ぎ澄ませばファッションはまだまだ面白くなります。混沌の先にある世界に僕らの手は今にも届いてしまいそうです。




Tsuruta

Refine!


こんにちは、Tsurutaです。

ビームス各店ではファイナルセールを絶賛開催中。秋冬のお買い物は今が最後のチャンスです。


その一方で、ショップには春夏の新商品が日々続々と届いています。毎日新入荷の荷物を開けながら、スタッフ同士で「あっ、これいいじゃない」とか「おっ、これはスゴイな」とか来シーズンの傾向について話を弾ませています。先日、店内のレイアウトを大幅に変更して春夏シーズンの雰囲気を感じられるコーナーを作ってみました。


ということで、今回はスタッフMuramatsuのお株を奪う「店内巡回」です。


はい。さっそく参りましょう。まずは2Fのメンズフロアへ続く階段を上っていきます。ちなみにこの階段、けっこう急です。上り終えるころには疲れてしまうお客様もいらっしゃるようです。当店にはエレベーターもございますが、場所が分かりにくいので、エレベーターを必要とされる方は1Fスタッフまでお知らせください。


で、上り終えると…。




すっかり春夏気分のマネキンたちがお出迎え。
もう半袖の子までいるじゃないの~。



左を見るとMaison Flaneur(メゾン フラネール)やKOLOR(カラー)、Sacai(サカイ)といった人気ブランドの新商品に加えて、ロンドンの新星、Daniel W.Fletcher(ダニエル W フレッチャー)のコーディネートが。シースルー素材のアイテムは今期要注目ですよ。



こちらも新星、Martine Rose(マーティン ローズ)。オーバーサイズのレザーブルゾンにチープなレギュラー古着感満点のプリントTがアーリー90's的な最新スタイル。ヴィヴィッドなオレンジが目を引くKOLORのナイロンパンツと合わせています。



座っている彼はMaison Flaneurのシャツ&パンツにrdv O globe(ランデヴー オー グローブ)のベストをレイヤードしています。ベストを使った重ね着は春夏も継続でインな感じ。




Martine Roseのルックを流すMacの傍には、やはりベスト。10exture(テクスチャー)から届いたSEDITIONARIES(セディショナリーズ)の傑作、ボンデージベストとSedsシャツ。パンクムードが本格的に再生する2018年。




アナーキーマークとエリザベス女王。



Maison Margiella(メゾン マルジェラ)の足袋シューズ。メンズモデルはヒールなしのフラット具合が新鮮です。




逆サイドには、Acne Studios(アクネ ストュディオズ)。北欧の静かなモード感がパンクな右サイドと好対照です。



コーナー全景。これでもまだ店内の5分の1程度です。2月に入ると新規商品がさらに続々と入荷してきます。


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当店のレイアウトやディスプレイを自分でイジるようになってから、早10年以上が経ちますが…。このシーズンの変わり目にグイッと大きく舵を切る瞬間はやはり楽しいものです。夜遅くまで悩みながら構成することもしばしばですが、翌日以降に馴染みのお客様が「おっ、店内変わった?」なんて声を掛けて下さると、またアガるんです。モチベーションも。

この時期は日々、新作が入荷してくるので、それに応じて店内のディスプレイやレイアウトも生き物のように変化していきます。秋冬のセール商品をチェックして頂きつつ、店内の変化に少しだけ目を向けていただければ何か新しい発見があるかもしれません。見慣れたはずのものが少しだけ新しく見えたり。嫌いだったものが好きになっていたり。
「へぇ」とか「おー」とか「あれ?」とか「わぁ」とか「すげぇ」とか「素敵」とか「カッコイイ」とか、そんな発見をしていただけるようにお店を作っていくこともまた、僕らスタッフの大事な仕事です。2018年はスタッフ一同、より一層の工夫を凝らして皆様のご来店をお待ちしております。





Tsuruta