みなさま、こんにちは!
トーキョー カルチャート by ビームスの山本です。
自粛解禁から一週間が経ちましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
お店に遊びにくることは引き続き難しい状況ではあるかと思います。カルチャートを自宅からでも少しでも楽しんでいただけるように、本日は現在カルチャートで開催中のアーカイブポスター展の中からピックアップした展示をご紹介させていただきます!
先ずは、カルチャートでの恒例一大イベントでもある音楽の巨匠ヤン富田さん!

「SPACE PROGRAM Cybernetic Frontiers by ヤン富田」
2017.09.30 - 10.01
プロデューサー/アレンジャー/スティールパン奏者としてなどなど多才なヤン富田さんのトーキョーカルチャートで2日間開催されたライブポスターです! ヤン富田さんが携わってきたアーティストは本当に幅広く(小泉今日子、いとうせいこう、藤原ヒロシ、ピチカート・ファイブ、爆風スランプ、細川ふみえ etc.) 常にその時代の最先端を切り開いてきた方です。 カルチャートではヤン富田さんのライブは幾度となく開催されていますが、毎回研究所のような機材のセットは目を見張ります。 ヤン富田さんの実験的前衛音楽は生で聴いて頂かないと中々伝えづらいのが苦しいです、「聴く」というより最早「感じる」感覚に近いような気もします。 見たこともない「ヤン博士」の「ガジェット」から繰り出される「音」という名のビームを全身に受けてほしい限りです。 2018年8月の暑い日に原美術館で開催された「ヤン富田 パフォーミングアーツ」の際もお手伝いをさせていただきましたが、その公演も自然の風や虫の音とが一体となった至福の空間でした。 ライブの際は基本予約制で承っておりますので今後ライブが開催される時にまたお伝え致しますので是非!(早くライブを観たい!)
関連グッズは店頭のみで販売をしております。気になる方はお問い合わせください!
(過去のヤンさんブログです↓)
https://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/32508/
https://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/34808/
個人的にも大好きな川勝正幸さん!

「WORKS OF POPHOLIC MAN 川勝仕事展」
2013.05.31 - 06.19
編集者・渡辺祐さんを中心としたドゥザモンキーの皆さんのご協力のもと、自らを「ポップ中毒者」と名乗った川勝正幸さんが手掛けた数々の仕事の(本当に)極一部を紹介した展示でした。 カルチャートでイベントを開催してきた方達の中にも川勝さんの影響を受けて育った方は非常に多いです。 ドゥザモンキーの皆さんとは継続的にイベントを開催させていただいており、川勝イズムが途絶えないよう今後も一緒に伝えていきたいです。 2018年には恵比寿リキッドルームにてライブイベントPOPHOLIC NIGHTも開催されました。川勝さんが活躍を期待していたceroがブッキングされた事は時代が受け継がれている感じがして胸が熱くなりました。 カルチャートでイベントを企画する際、「川勝さんの琴線には触れるかな、、」とも思ったりしながら企画を考えることもあります。 この展示に併せて製作した書籍「WORKS OF POPHOLIC MAN」はその後増版され、現在残りわずかですが販売中です。
過去の川勝さんのイベントブログです↓
https://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/19869/
https://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/41273/
今思うとすごい濃いメンバー!想像するだけでわくわくします

「大LB博覧会」
2015. 01.16-02.11
2014年に大阪でスタートし、2015年1月トーキョーカルチャートにて満を辞しての開催! LBメンバーによる貴重なアーカイブ展示や、記念グッズの販売、トークショーやワークショップも行い大変賑わった展示となりました! 1/31には一つ前の投稿でもご紹介した「ポップ中毒者」である川勝正幸さんの命日に川勝さんと親交の深かったスチャダラパー、タケイグッドマン、渡辺佑さんらをお招きし「LBと川勝」と題したトークショーや 他にもロボット映像会議と題しLBのマル秘レア映像を紐解く2時間イベントやナイチョロ亀井さんによる「愛せ(ICE)-T2015 in HARAJUKU」という捨てられないTシャツを額装し、作品に生まれ変わらせるワークショップ、かせきさいだぁさんによる「描いて描いて誰でしょね?」など盛り盛りだくさんの展示となりました!
M1号のおかげでソフビの魅力を知ることができました!


「西村祐次の塗装宇宙」展
2009. 8.22 - 9.08
1970年代『怪獣ブーム』の仕掛け人であったブルマァク、マルサン商店が子供向けに発売していた日本の特撮作品に登場するヒーローや怪獣のソフビ。それを当時の型で復刻させ、ソフビの世界の新たな火付け役となったのが『M1号』です。 M1号の代表である西村祐次さんは一点一点全て手塗りで、当時の配色を一切無視した色彩感覚で唯一無二のソフビを制作しています。2009年の展示では、公害怪獣「ヘドラ」のソフビ100体にそれぞれ手で塗装したもの(圧巻!)を展示と抽選販売しました。展示会場には輪投げスペースがあり、未塗装のソフビなどが当たるという童心を躍らせる企画も設けました。 70年代、白黒の画面越しから現れる怪獣の色は子供たちの想像力そのものであり、それを高度な技術で表現する西村さんのソフビは怪獣の領域を遥かに超えた作品となっています。
作家本人のキャラクター性も愛くるしい『痴虫』

「痴虫ボックス」
2005.9.04-9.23
2004年に松本光弘さんが立ち上げたルアーブランド『痴虫』のエキジビション。まずビジュアルのインパクトがすごい。笑 ルアーだけににとどまらず、パネルにルアーと同手法でペイントしたアート作品の発表をしました。松本さんの顔をデカデカとプリントしたTシャツも好評でした。 痴虫のルアーは木を彫るところから塗装まで全て一人で手作業で作っており、魚からの目線を考え水面から見える色や形を想定して作っていますが人間が見てもカラーリングが美しく綺麗! 作家本人が商品化したくないと思うほど狂獲できてしまう『海馬』を作り、人気に火を付けました。今や入手困難なルアーの展示販売をカルチャートで開催しました。 その後、ビームス 広島でも特別展を開催しワークショップやキャスト大会も行いました。(こちらも大盛況!) カルチャートが出来た当初から今に至るまで、様々なルアー作品を取り扱わせていただいています。現在はイジリーバグ55を販売中!
いくしゅんさんはシュールすぎて普通に声を出して笑ってしまう写真ばかり、、ツボでした

いくしゅん写真展「ですよねー」
2015.12.05 - 12.09
会社員として勤めながら、趣味でカメラを買ったことをきっかけに写真を撮り始める。私たちの日常に突如として現れる面白い瞬間。それをいくしゅんさんは撮り続けました。 幾度となく遭遇するシュールで面白い瞬間の10年分をまとめた写真集『ですよねー』の展示会を開催しました。 帯のゆらゆら帝国の坂本慎太郎さん「この本なんかこわい」とういう言葉もじわじわと笑えます。(面白写真なのですが、不気味さがありちょっと怖くなったそうです(笑))もっと見たくなる写真ばかりでした。
次回も第二弾として引き続き展示をご紹介させてください☆