赤木楠平 / あのコノ世
¥8,800(税込)
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アイテム説明
暗中模索的な日本文化への回帰
少年時代をサウジアラビアやシンガポールで過ごし、青年期を東京とロンドンで遊んだ彼は、言うなれば、現代版の遊牧民で、日本に対する愛着や感覚は我々とは大きく異なる。どの国にいながらも、彼は常に異端であり、自らの文化へのオリジナリティーを喪失して育まれた特殊なクリエイティビティーは、漠然とした祖国の文化への憧憬と戸惑いであり、暗中模索的な日本文化への回帰でもある。30歳迄、真剣に死を厭うこともなく遊び呆けることによって形作られていった彼の写真に対する感覚は、現実と幻覚が渾然と交差する、限りなく快楽死に近い映像であり、死の誘惑に似た限りなく透明な色彩である。死の直前に誰もが最後に見る色彩。安息の色。そう思いたくなる吸い込まれそうな細やかな色彩美。肉体と精神の臨界点で経験した魔術的なイマジネーションが、最近の写真界で流行する、単なる抽象画的な写真との凄まじい違いである。
今や東京の街は、一方的に発信される広告ビジュアルの視覚的暴力に犯され、心安らぐ美しい色彩を失った。どこを見ても利潤追求を目的にしただけの、下品な赤、黄、青、ピンクなどの原色で覆われてしまった。しかし、“HANDBAG”は、拝金のバビロンから遮断された別世界だ。万葉集の時代から日本人が愛してやまない繊細な色彩のグラデーションで溢れている。不毛の砂漠の中のオアシスだ。人間は外側に出なければ内側は分からない。真逆の立場に立って初めて自分の本質が分かる。赤木楠平が若き日に選んだ、破滅的な快楽の日々、死が日常のトレインスポッティング的な世界から彼が得もたのは、実はあまりにも日本的な“死にぞこないの美学”だったのではなかろうか。

■赤木楠平
77年生まれ。
帰国子女、巳年、写真家、日本大学芸術学部卒業後渡英。 2008年帰国。The Last Gallery、麹町画廊、combineなど、精力的に展示活動を続けている。独自の手法で光をドキュメントした”Kenko健光”、偶発性をテーマに撮られた多重露光写真”Zenzen”など、ユニークなアイデアのもと冒険的な作品を多く制作している。近日では、初の映像作品”Lights&Music”を”united future organization"矢部直と共同で制作。美しい色彩は彼の特徴であると言えるだろう。
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東京から生み出されるアート、デザイン、カルチャーなど、混沌とした東京らしさを通じて現代の日本文化を世界に発信しています。
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商品番号:58-81-0735-383
アイテム詳細
レーベル TOKYO CULTUART by BEAMS
性別 MEN
カテゴリ 音楽・本
サイズ ONE SIZE
素材
原産国 日本製
商品番号 58-81-0735-383
返品可否 不可
アイテムサイズ
ONE SIZE 大きさ 36.3×25.5/厚み 0.8
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58-81-0735-383
TOKYO CULTUART by BEAMS
赤木楠平 / あのコノ世
¥8,800/商品番号 58-81-0735-383
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