ピグミー族のタパを展示する『タパ-坂田和實が見つけた94枚-』 をBギャラリーにて開催
2019.08.27
Bギャラリーでは「古道具坂田」の主人・坂田和實が見つけた、アフリカ中央部のコンゴ盆地の熱帯雨林を中心に暮らしているピグミー族のタパを展示する『タパ-坂田和實が見つけた94枚-』 を開催します。
タパとは紐で吊るす前隠しのことで、日本でいう“腰巻き”や“ふんどし”にあたります。樹の皮を剥がし木槌で打つことで繊維と繊維を絡ませて作った樹皮布で、古くから南太平洋諸島の人々の暮らしの中で広く使用されてきました。中でも森で狩猟採取を行いながら移動を繰り返すピグミー族のタパは自然界のモチーフで幾何学的な模様が描かれており、彼らの精神性や美意識の表現とも言われています。本展で紹介するタパは実際に使用されたもので、現在ではあまり見ることができない古く稀少なものとなっています。
ぜひこの貴重な機会にご来場ください。
協力:古道具坂田、DAIWA PRESS
- 開催期間
- 2019年9月14日(土)〜10月6日(日)11:00〜20:00(会期中無休)
- 開催場所
- Bギャラリー(ビームス ジャパン 5F)
- レセプションパーティー
- 2019年9月13日(金)18:30〜20:00
坂田和實(さかた・かずみ)
1945年、福岡生まれ。
1973年、目白に古道具屋をひらく。
1994年、千葉県長生郡に美術館as it isを開館。
主な著書に「ひとりよがりのものさし」(新潮社 / 2003年)がある。
http://sakatakazumi.com
書籍刊行のお知らせ ※本展会場にて先行発売
タイトル:『タパ-坂田和實が見つけた94枚-』
発行:DAIWA PRESS
デザイン:原 耕一
予価:2,500円(+税)