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2020.08.11

ロンドンを拠点にするプロデューサー/マルチ奏者、ウィルマ・アーチャー(Wilma Archer)のデビュー・アルバムは、フィーチャリング・ゲストの豪華さもさることながら、トータルで質が高く、ぜひフィジカルで手に取っていただきたい作品。優雅なストリングスでうっとりと聴かせるインストゥルメンタルからマッドリブとのコラボレーションでもお馴染みのラッパー、MFドゥームを迎えた「LAST SNIFF」、Future Islandsのフロントマン、サミュエル・T・ヘリングの歌声が沁みるバラード調の「The Boon」、スーダン・アーカイヴスのヴォーカルとバイオリンを見事に活かした「Chater」といったアルバム中盤の流れはハイライトと言えます。そして後半にかけてもドラマチックで、上品なジャズ~室内楽調の楽曲が美しくアルバムを締めくくります。あわせて特筆すべきはウィルマ・アーチャーのマルチ奏者ぶりで、鍵盤、ドラム、ギター、サックスなどオールマイティーに演奏できる事も作品の完成度の高さに影響しているのでしょう。サム・ウィルクス、モッキーやミゲル・アトウッド・ファーガソンあたりにも通じる卓越された世界観、ぜひ耳を傾けてみてください。

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