1976

総数なんと250!
50 周年記念プロダクト
のひみつ。Vol.2

PRODUCT

text: Ryo Sudo(Jeep Creative Department)

コラボに別注、そしてエクスクルーシブ。ビームス50周年がスタートして半年経ちますが、今日もスペシャルプロダクトのラインナップは止まることがありません。というわけで、前回に続き、第二弾。50周年だからこそ実現したスペシャルなプロダクトの中から、今回も5つの注目アイテムをピックアップ。覗き見したのは、ディレクターやバイヤーたちの「こだわり」です。

PUMA × Ray BEAMS
Soccer Collection

– ⟨PUMA⟩とサッカー、最高!

⟨PUMA⟩様は、これまでもさまざまな別注のお取組みをさせていただいている大切なブランドですので、50周年というタイミングで何かスペシャルなコラボレーションがしたいと思いました。あれこれイメージを膨らませたなかから、「今年はFIFA ワールドカップ開催年!!!」ということで、“soccer”をテーマにさせていただきました。

– どこがこだわり??

シューズは気になるモデルをベースに、各パーツのカラーや素材の組み合わせを試行錯誤し、“履きやすいけどどこか奇抜で個性的”な⟨Ray BEAMS⟩らしいデザインに仕上げました。もちろんアパレルも素材、形、デザイン、カラー、サイズ感など細部までこだわっています。1つ1つのアイテムのデザインはもちろん、トータルコーディネートでも可愛い、そんなスタイリングを楽しめるのがこの別注のキモです。

全身サッカースタイルもサイコー!!

– この企画、いつもよりさらにパワーアップ?

はい! これまで別注ではシューズのみのお取組みが多かったのですが、今回は50周年だからできたTOPS・BOTTOM・SHOES・BAGのフルラインナップ!! ⟨PUMA⟩と⟨Ray BEAMS⟩のロゴをさりげなく落とし込んだサッカーシャツは特に注目です!

PROFILE

望月瑛蘭

⟨Ray BEAMS⟩バイヤー

1995年、静岡県生まれ。学生時代は京都で過ごす。大学卒業後、ビームスに入社。渋谷、押上、原宿でショップスタッフを経験し、2024年よりバイヤーを務める。韓国文化に興味を持ち、趣味は旅行。休日には渡韓したり、新しい場所を巡ったりしてリフレッシュしている。

SMITH × BEAMS
Sliders

– ⟨SMITH⟩×BEAMSって珍しい!

そうなんです! ⟨SMITH⟩は現在BEAMSではお取り扱いしていないのですが、過去にはお取り組みをさせていただいていたこともあるんです。そこで、50周年のタイミングで再び新たなコラボレーションができればと考えました! おまけに実は⟨SMITH⟩も今年で60周年。タイミングとしてもぴったりでしたね!!

– 『Sliders』ってベースは『AB3』?

はい、実はBEAMSの25周年の時にスペシャルアイテムのベースとして選んでいた『AB3』というモデルが近年廃盤となっていたのですが、今年になって『Sliders』というラインナップとして復活したというのも大きかったですね。

– いちばんどこを見てほしい?

注目してほしいのはやっぱりカラーリングとレンズです。カラーリングは、過去の別注でも展開していたBLACK × ORANGEを採用しながら、フレームに少し艶を持たせることで、より高級感のある仕上がりにしました。レンズは、付属する3種類すべてを『クロマポップレンズ』に。さらに1枚は調光レンズという、高スペックで利便性の高い組み合わせになっています。

めちゃくちゃ高スペック。
もちろん見た目だって、妥協なし!

今回『Sliders』の復刻というタイミングで、「過去のコラボレーションを越える新しい『Sliders』を作りましょう」とお声がけいただきました。そのこと自体、とてもスペシャルなことだと思っています。インラインの『Sliders』とはひと味違う、最高なスペックとデザインを持った特別な逸品ができたと思っています。

PROFILE

小川涼

⟨BEAMS⟩メンズカジュアルバイヤー

1997年石川県生まれ。19歳より「ビームス メン 渋谷」でショップスタッフとして勤務をスタートし、現在はメンズカジュアルレーベルのバイヤーを担当。ファッションだけでなくバイク好きとしても知られており、愛車は1979年式のHarley-Davidson『Rigid Shovelhead』。

MOSCOT × BEAMS PLUS
LEMTOSH+

– 人気の『LEMTOSH+』をアップデートした理由は?

日本で初めて“型別注”をさせていただいた『LEMTOSH+』をリリースして2年経ちました。その間に、⟨BEAMS PLUS⟩でも定番だった『YUKEL』が廃番となってしまったのですが、今回サーモントブロウが特徴的な『YUKEL』を彷彿とさせるカラーを⟨BEAMS PLUS⟩だけの『LEMTOSH+』に落とし込みたいと考え、本国へプレゼンさせていただいたんです。

– この『LEMTOSH+』で目指したものは?

例えば僕たちなら往年のムービースターのようなCLASSICなメガネの理想像を持っているものですから、なによりも「かけた人の理想のメガネ像」が実現できることを意識していますね。それと、性別や世代を問わず、かけたときに誰もが気分が上がるメガネであることも大切にしています。⟨MOSCOT⟩はブランド自体女性にもとても人気が高いですが、このモデルも女性にも支持されているのも特徴です。

理想の一本、
また更新。

– こだわったディテールは?

例えば、ノーズパッド付きで掛け心地がいいのはもちろん、レンズは2サイズ展開なのですが、大きいサイズでも同じボリューム感になるよう調整しています。フロントリムを、従来のレムトッシュよりも約105%(49サイズに関しては約110%)太いバランスへと変更したりと、どんな方にもフィットすることを心掛けました。

– 数量限定のノベルティも魅力的!

⟨MOSCOT⟩とは、長年のさまざまなお取り組みを通して、歴代のバイヤーやスタッフたちとのコミュニケーションを通し、とても特別な関係を築けていると感じています。今回は⟨MOSCOT⟩購入時のノベルティとして、数量限定のトートバッグも製作させていただきました。⟨MOSCOT⟩チームから「本国でも販売したい」と太鼓判を押していただいたアイテムにもぜひ注目していただきたいです!

詳細はこちら

https://www.beams.co.jp/news/4879/

 

PROFILE

佐久間直樹

⟨BEAMS PLUS⟩バイヤー

1989年横浜出身。2014年にアルバイトとしてビームスへ入社し、「ビームス 横浜東口」「ビームス 大宮」「ビームスプラス 原宿」でショップスタッフを経験。2021年より現職。アメリカ文化が色濃く残る本牧で育ち、現在は拠点を本牧に移し、地元の魅力をあらためて楽しんでいる。

写ルンです™ × BEAMS JAPAN

– どうしても『写ルンです™』のコラボレーションをやりたかった?

10代の頃の僕にとって『写ルンです™』は、今のスマホカメラのように身近で当たり前な存在だったんです。観光地やコンビニで気軽に買って、友達との何気ない時間をパシャパシャ撮っていた記憶があります。よく考えてみると、そんなふうに「日常」に溶け込んでいる日本のプロダクトって、とても貴重な「日本の銘品」なんじゃないかと、改めて強く感じたんです。あの頃の僕らが感じていたエモーショナルな感覚や、「なんでもない瞬間を残したくなる気持ち」をもう一度たくさんの人たちに感じて欲しかったんです。また、別注カラーの“橙(だいだい)”には、そういう気持ちや思い出が代々残っていってほしい、そんな想いも込めています。

– 一番伝えたいことは?

何気ない瞬間を「写真に撮ること」はもちろんですが、撮った後に「現像するまでの時間」も含めて楽しんで欲しいということですね。シャッターを切った場面が、どんなふうに写っているか、実際には何が撮れているのかわからないまま待つ時間って、なんでもすぐに結果がわかる今の時代には、逆にすごく贅沢な時間だと思うんです。

BEAMSは50周年、
⟨BEAMS JAPAN⟩は10周年、
『写ルンです™』は40周年!!

– シリコンカバーや関連アイテムも素敵!

今回シリコンカバーを別注させていただいたことで、「使い切りカメラ」としてただ消費する感覚じゃなくて、自分の生活に「新しく『写ルンです™』を迎え入れる」という気持ちで使ってもらえたら嬉しいです。さらにキャップやバッグ、ストラップ、フォトアルバムなどのアイテムも制作しました。『写ルンです™』を「撮るアイテム」としてだけではなく、持ち歩く、身につける、残す、思い出として楽しむ、といったすべてを含めて、⟨BEAMS JAPAN⟩らしい提案になっていると思っています!

– 合わせ技で、50周年?

そうなんです。BEAMSは50周年ですが、『写ルンです™』が40周年、⟨BEAMS JAPAN⟩は10周年で、「合わせて50周年」という謎のご縁ももちろんありました(笑)。でもそれ以上に、この時代だからこそ、「いまこの瞬間」をデータだけではなく、ちゃんと「写真」として残す価値を伝えたい、という気持ちが強くありました。51年目がスタートする今だからこそ、スマホやデジカメだけではなく、現像されたアナログの写真として残る記憶や時間の価値を伝えられる企画になったと思います。

PROFILE

松井圭太郎

⟨BEAMS JAPAN⟩バイヤー

1984年、京都府生まれ。2006年に「ビームス 京都」でアルバイトをスタートし、2024年より⟨BEAMS JAPAN⟩バイヤーを務める。京都を拠点に、日本各地を飛び回りながら麺を食べ歩くのがライフワーク。

BRIEFING GOLF × BEAMS GOLF
Caddie Bag

– めちゃくちゃこだわってる!!

キャディバッグは、初期コレクションの「ウッドランドカモ」を、BEAMSらしいクレイジーパターンで表現しました。しかも⟨BRIEFING GOLF⟩では展開のなかった細部のパーツまで配色しているところもこだわりですね。また、ゴルフのラウンドに必須のカートバッグは、過去に発売された当時のモデルを再現するために、わざわざUSA製の生地を手配し、生産もアメリカで行いました。まさに真の「Made in USA」プロダクトですね。

– 今回、どうしても復刻したかった理由は?

⟨BRIEFING GOLF⟩とは、⟨BEAMS GOLF⟩がスタートした当初から長くお取り組みを続けてきました。コアなファンも多く、今回も⟨BRIEFING GOLF⟩との取り組みを熱望されるお客様が多かったこともそうですが、このアイテムについては僕がバイヤーとして、過去にお取り組みさせていただいた中で、最も復刻したかったアイテムの一つだったんです。

待ってた人、
お待たせです。

– 熱量、めちゃくちゃ高めですね?

実はキャディバッグの別注は約8年ぶりなんです。僕たちらしいデザインはもちろんですが、「このタイミングだからこそ絶対やるしかない!」という熱い想いでアプローチさせていただいたことで、今回の取り組みを実現することができました。キャディバッグはもちろん、周辺のアイテムたちも、当時の雰囲気を現代的にアップデートしたコレクションになっています。

PROFILE

高橋隼人

⟨BEAMS GOLF⟩バイヤー

アルバイトとしてメンズカジュアルレーベルで経験を積み、2016年に社員としてビームスへ入社。「ビームス ゴルフ有楽町」のショップマネージャーを経て、2024年より⟨BEAMS GOLF⟩バイヤーを務める。日本大学ゴルフ部出身で、現在もアマチュア競技に出場中。

...Sneak

「ルーツ」も「いま」も「あした」のことも。
知れば知るほど、⾯⽩い。
少し未来の「ビームス」のハナシ、
覗き⾒します。