FEATURE A story about the culture.

ビームスTとHIROTTONの、濃密な関係。 ビームスTとHIROTTONの、濃密な関係。
2022.6.28

ビームスTとHIROTTONの、濃密な関係。

The close relationship between BEAMS T and HIROTTON.

2021年のアートショー「PLAYING CARDS」を皮切りに、〈ビームスT(BEAMS T)〉20周年企画、今年の4月に行われた第二弾のアートショー「EYEBEAM」、「GREENROOM FESTIVAL'22」でのコラボレーションTシャツなど、ここ数年で〈ビームスT〉とアーティスト・HIROTTONさんの距離は急接近。これまでも、あらゆるアーティストとものづくりをしてきた〈ビームスT〉においても、ここまで短い期間に何度も共作をした例は多くない。ではなぜ、幾度となくラブコールを送るのか。そして、彼の作品の魅力とは。HIROTTONさんと〈ビームスT〉バイヤーの佐藤に聞いた、濃密な関係。

Starting with the "PLAYING CARDS" art show in 2021, the "BEAMS T" 20th anniversary project, the second "EYEBEAM" art show in April of this year, and the collaboration T-shirts at the "GREENROOM FESTIVAL'22", BEAMS T and artist HIROTTON have grown close over the past few years. Even though BEAMS T has worked with artists of all kinds in the past, there have not been many instances of collaboration over such a short period of time. So, why did we call out to HIROTTON again and again? We asked HIROTTON and "BEAMS T" buyer Sato about their close relationship.

PROFILE

右:HIROTTON
(アーティスト)
1986年生まれ、静岡県出身。美術大学卒業後、英国ロンドンに渡る。ソロアートショー、スケートボード、Tシャツ、CDジャケット、フライヤーのデザインなど約4年間のアート活動を経て、2012年日本に拠点を移し、現在のスタイルを確立する。パンクシーン、スケートボードカルチャーに強い影響を受け、また生物、自然など身の周りの環境や、ポリティカルな内容を独自のフィルターを通し、作品に反映させ国内外問わず活動。スケートボード関係、アパレル、音楽関係のみにとどまらず、「Dover Street Marke GINZA」や「新宿伊勢丹本館」にて装飾を担当するなど活動の幅を広げている。
Official Site

左:佐藤貴史
(ビームスT バイヤー)
1987年生まれ、愛知県出身。新卒で「BEAMS」に入社後、ショップスタッフの経験を経て、2017年より〈ビームスT〉のバイヤーに就任。以後、スケートブランドやHIPHOPアーティストとのコラボレーション、気鋭のアーティストや作家などの企画展制作も担当する。90年代のストリートファッションにも造詣が深い。

その人の背景を見て、アーティストを選定する。

ー ここ数年で度々共演している〈ビームスT〉とHIROTTONさんですが、出会いはいつだったんでしょうか?

佐藤:〈Chaos Fishing Club(以下、カオス)〉が「みどり荘(MIDORI.so)」でポップアップをやったときでしたよね?

HIROTTON:そうですね。何度か〈カオス〉とは仕事をしていて。

佐藤:そのときに〈カオス〉のボスからHIROTTONさんを紹介されて。それが2018年の末くらい。

HIROTTON:そこで「どーも、HIROTTONです」って感じでね。ステッカーを渡して。

ー そのとき、佐藤さんはすでにHIROTTONさんのことを知っていたんですか?

佐藤:もちろん知っていましたし、ちょうど〈カオス〉のポップアップを〈ビームスT〉 でやろうと思っていたときで、たまたまそのタイミングでHIROTTONさんと〈カオス〉のコラボもうちでバイイングさせてもらっていて。

ー そこからコンタクトを取り始めたと。

佐藤:〈ビームスT〉は常に新しい人やブランドを探しているので、上司とも相談して、HIROTTONさんにお話しようと。ぼくから連絡を取りましたね。

ー これまで、あらゆるアーティストたちとものづくりをされてきましたけど、どういう基準でアーティストを選んでるんでしょうか?

HIROTTON:そこ、ぼくもちょっと気になってたんだよね。

佐藤:ぼくと上司であるディレクターの2人で話しあって決めていきます。明確な基準はないんですけど、その人の作品ももちろんあるし、それと同じくらいに、どういう人と繋がっていて、どういう遊びをしているかみたいな背景を気にしています。

ー 〈ビームスT〉と親和性のあるカルチャーの中にいるかどうかですね。

佐藤:そうですね。その点、HIROTTONさんはもう、ど真ん中にいる人だったので。それで、はじめはTシャツを2型リリースしたんです。それが2020年の11月。

HIROTTONさんとの取り組みは、この二つの作品をTシャツにプリントしたことから始まった。

ー どういうオーダーだったんでしょうか?

HIROTTON:佐藤さんが自分の作風を知ってくれていたんで、動物とスカルのモチーフを全面に出して欲しいと。割と自由度は高かったですね。

佐藤:HIROTTONさんがそのときに原画を送ってくれたんですけど、「HIROTTON、やっぱりヤベーな」って(笑)。

ー 最初に話が来たとき、HIROTTONさんはいかがでしたか?

HIROTTON:〈ビームスT〉は何度も行っていたし、オファーがあったときは嬉しかったですね。そこで、いかに自分のスタイルを出すかを考えた結果、やっぱり動物とスカルをモチーフにしたいなと。何度かやらせていただいて気づいたのは、〈ビームスT〉でやるとなるとぼくの作品を知らない人も来るんです。なので回を重ねる度に、ぼくのフィールド外の人も知ってくれて、幅は広がっているなと感じます。

佐藤:結局、ぼくらにとってもそれが一番うれしいですね。ぼくらを介して、もっともっと、HIROTTONさんの作品が広がっていってくれたら。

パンクから得たモチーフと色使い。

ー 2021年には〈ビームス T〉でアートショー「PLAYING CARDS」が開催されました。トランプを題材にしたのはどうしてですか?

HIROTTON:ぼくからの提案でした。ぼくら、スケートをやるときにトランプをめっちゃやってるんですよ。それも大富豪を。だから絵札の文字も、大富豪に則った文字が書かれていたりするんです。8切りとかスペ3とか、11バックとか。ルールを知っている人ならわかるような意味を込めて。

HIROTTONさんのインスタグラムより。「PLAYING CARDS」の店内の様子。

「PLAYING CARDS」の際につくられたトランプ。HIROTTONさんのように、額装して飾るのもカッコいい。

ー いまもやっていますか?

HIROTTON:めっちゃやってます(笑)。道端とかで。

佐藤:カード自体もそうだし、原画も販売したんです。もちろんすぐ売れちゃったんですけど、その初日に、来年もHIROTTONさんにお願いしようと決めてたんです。

ー そして、今年の4月に「EYE BEAM」が開催されたわけですが、2年連続で同じアーティストがアートショーをする例ってあるんですか?

佐藤:あまりないです。というか、ほぼないですね。

〈ビームスT〉のインスタグラムより。「EYE BEAM」の店内の様子。

「EYE BEAM」のアイテムに合わせてつくられたルックでは、バイヤーの佐藤さんがモデルを務めていた。

ー やはり反響がすごかったと。

佐藤:そうですね。今年の「EYE BEAM」も、昨年の「PLAYING CARDS」もですけど、スタートして3日でアートショーの軸となったトランプが完売し、Tシャツもサイズ欠けしてしまったんです。「EYE BEAM」でHIROTTONさんの画集をサイン入りで先行発売したんですけど、それも1日でなくなりました。裏を返せば、どれだけ自分の発注の見積もりが下手くそなんだと思いましたよね。本当にいつも、すみません…。

HIROTTON:全然全然(笑)。ちょうど、絵を描き始めてからの10年間をまとめた初の画集が、「ヒドゥン・チャンピオン(HIDDEN CHAMPION)」から出るタイミングで。

アーティストとして活動を始めた2011年から現在までの約10年間の活動を収めた初の画集『PARADOX』。「ヒドゥン・チャンピオン」から出版され、「ビームスT 原宿」では「EYE BEAM」開催中に先行販売を行った。

佐藤:作品を見るたびに「HIROTTON、またスキル上がってるわ〜」と思うんですけど、画集を見てたら、昔のやつもヤバイんですよね。

ー 画集には鋲ジャンもありますね。

HIROTTON:2000発くらい打っていて、相当重いんですよ。(クローゼットから鋲ジャンを取り出してきて)ちょっと持ってみてください。

佐藤:重たっ!

HIROTTON:これ着て、スケートとかもしてましたよ。

佐藤:もう修行ですね。これ着て「グリーンルーム」に来てほしかったです(笑)。

HIROTTON:いや、暑すぎるから。超重いし(笑)。

ー 「GREENROOM FESTIVAL'22」でも、両者でTシャツをつくったんですよね。

佐藤:オープンからすごい勢いで売れていって、初日の夕方頃には完売しちゃったんです…。

HIROTTONさんのインスタグラムより。「GREENROOM FESTIVAL'22」と〈ビームスT〉の企画で描いた作品。

ー (笑)。こちらに関しては、どういうオーダーだったんでしょうか?

佐藤:横ノリのカルチャーを基盤としながらもハッピーな雰囲気のフェスなので、HIROTTONさんならではのハッピーを描いてもらいました。

HIROTTON:「横浜」というのと「音楽」、「自由」みたいなものを表現しました。カモメで海っぽいイメージを、ミュージシャンがそれに吊られて自由になるみたいな感じで。

ー HIROTTONさんはなぜスカルや動物をモチーフにされているんですか?

HIROTTON:特に深い理由はないんです。単純に描くのが好きで。もともとパンクとかハードコアパンクが好きだから、そうしたものから潜在的な影響を受けているかもしれないですけど。

〈ビームスT〉20周年企画の際に発売した、HIROTTONさんの作品がプリントされたクルーネックスウェット。佐藤さんも思い出深い一品。

ー インスピレーションはどんな時に浮かぶんですか?

HIROTTON:普段の生活からですね。絵を描いてるか、スケートしてるか、お酒飲んでるかですが(笑)。少し前だと旅からも刺激を受けてましたね。ロンドンに住んでいたころはヨーロッパへ。日本に帰ってきてからは、アーティストの友達に会いに行くようになって、毎年のようにアメリカへ行くこともありました。絵柄というよりも、一緒に遊んだ人の影響でモチーフが広がる感じです。

ー 色使いも特徴的ですよね。

佐藤:HIROTTONさんは、自分でもシルクスクリーンをやっているし、そのあたりはとても上手くて。「グリーンルーム」のTシャツも、このカラーリングが外で映えたんですよね。

HIROTTON:やっぱり蛍光色であったり中間色は好きで、よく使います。これもきっと、パンクとかの影響が大きいのかなって思いますね。

画力がすごい、筆も早い、頭もかしこい。

ー ずばり、佐藤さんが思うHIROTTONさんの魅力はなんですか?

佐藤:人気のある方の全員に共通すると思うんですけど、その人たちの作品は一目でわかる。HIROTTONさんもそうで、スタイルが滲み出ていますよね。それと、これはちょっと違うかもしれないですけど、HIROTTONさんは画力もすごい、筆も早い、そして頭もかしこいんですよ。

HIROTTON:(笑)。

佐藤:これは本当に(笑)。だから、こちらの意図を全部汲んでくれるんです。

HIROTTON:ありがとうございます(笑)。佐藤さんは年齢も近いし、打ち合わせもスムーズなんですよね。だから毎回、打ち合わせから絵を描くとこまで、修正もほとんどないんです。

ー それは、〈ビームスT〉がアーティストを尊重していることの現れのような気がしますね。

佐藤:先輩のバイヤーから「アーティスファースト」の思いは脈々と受け継がれているんです。もちろんリクエストは出しますけどね。それと、単純にいち個人として、大ファンです。

ー 今後の両者の関係はどうなっていきそうですか?

佐藤:これまでの取り組みを通して、両者にとっていい関係を構築できていると思います。だから、これからもHIROTTONさんのやりたいことを実現させていきたいし、逆もしかり。ぼくらとアーティストは一回きりで終わってしまうことももちろんあるんですけど、末長くお願いしますって感じですね。

HIROTTON:こちらこそです。

ー いま計画中のことはありますか?

佐藤:いますぐのことではないですが、今後〈ビームスT〉のキュレーションで海外に行けたらいいなと。

HIROTTON:行きたいっすね、海外。

佐藤:行きましょう、ぜひ!

PROFILE

Right: HIROTTON
(Artist)
Born in 1986 in Shizuoka, Japan. After graduating from an art college, he moved to London, England. After about 4 years of art activities including solo art shows, and designing skateboards, T-shirts, CD jackets, and flyers, he moved back to Japan in 2012 and established his current style. Strongly influenced by the punk scene and skateboarding culture, he also reflects the environment around him, such as living things and nature, and political content through his own filter in his works, both in Japan and abroad. His activities are not limited to skateboarding, apparel, and music, but have expanded to include decorations for “Dover Street Market GINZA” and “Shinjuku Isetan Honkan”.
Official Site

Left: Takashi Sato
(Buyer of BEAMS T)
Born in Aichi Prefecture in 1987. After joining BEAMS as a new graduate, he worked as a store staff before becoming a buyer for BEAMS T in 2017. Since then, he has been in charge of collaborations with skate brands and HIP HOP artists, as well as planning and producing exhibitions for up-and-coming artists and writers, etc. He also has a deep knowledge of street fashion of the 90s.

The artist is selected based on the person’s background.

– BEAMS and HIROTTON have been working together frequently over the past few years, but when did you first meet?

Sato: It was when Chaos Fishing Club (hereinafter referred to as “Chaos”) held a pop-up at “MIDORI.so,” wasn’t it?

HIROTTON: That’s right. I had worked with Chaos several times.

Sato: At that time, the boss of Chaos introduced me to HIROTTON. That was around the end of 2018.

HIROTTON: So I was like, “Hello, I’m HIROTTON.” I gave him a sticker.

– At that time, did you already know about HIROTTON?

Sato: Of course I was aware of HIROTTON. I was thinking of doing a pop-up for Chaos at BEAMS T, and I happened to be buying HIROTTON’s collaboration with Chaos at the same time.

– So that’s when you started making contact with him.

Sato: BEAMS T is always looking for new people and brands, so I consulted with my boss and decided to talk to HIROTTON. I was the one who contacted him.

– You have been working with all kinds of artists, but what criteria do you use to select the artists?

HIROTTON: I was wondering about that too.

Sato: My boss, the director, and I discuss and decide on the artists. We don’t have any clear criteria, but of course we look at the artist’s work, and we also pay attention to the background of the artist, such as the kind of people they are connected to and the kind of activities they do in their free time.

– I guess it depends on whether or not the artists are in a culture that has an affiliation with BEAMS T.

Sato: That’s right. In that respect, HIROTTON was already a person right in the middle. So, at first, we released two T-shirts. That was in November 2020.

Our work with HIROTTON began with the printing of these two works on T-shirts.

– What kind of order was it?

HIROTTON: Sato-san knew my style, so I asked him if I could use animal and skull motifs throughout. I had a relatively high degree of freedom.

Sato: HIROTTON sent me the original drawings at that time, and I said to myself, “HIROTTON, you’re wicked just as I had expected!” (Laughs)

– HIROTTON, how did you feel when you were first contacted?

HIROTTON: I had been to BEAMS T many times, so I was happy when I got the offer. Then I thought about how I could express my style, and I knew I wanted to use animals and skulls as motifs. What I realized after doing a few shows is that when I do a show at BEAMS T, people who don’t know my work come to the show. So each time I do it, people outside my field get to know my work, and I feel that the range of my fanbase is expanding.

Sato: In the end, that is the best thing for us. I hope that HIROTTON’s works will spread more and more through us.

Motifs and colors from punk.

– In 2021, the art show “PLAYING CARDS” was held at BEAMS T. Why did you choose playing cards as the subject?

HIROTTON: It was my suggestion. We play a lot of cards when we skate, especially “Daifugo (President)”. So the letters on the cards are written according to the rules of Daifugo such as “8-giri”, “supe-3”, “11-back”, and so on. It has a meaning that only people who know the rules would understand.

From HIROTTON’s Instagram. A view of the interior of the “PLAYING CARDS” show.

Cards made for “PLAYING CARDS”. Looks really cool when framed and displayed like HIROTTON’s.

– Do you still play cards?

HIROTTON: I do it a lot (laughs). I do it on the side of the road and stuff.

Sato: We sold the cards and the original drawings. Of course, they sold out quickly, but on that first day, we decided to ask HIROTTON to do it again next year.

– And “EYE BEAM” was held in April this year. Is there any other example of the same artist doing an art show two years in a row?

Sato: Not very often. I mean, almost never.

From the Instagram of BEAMS T. A view of the interior of the “EYE BEAM” show.

Sato, the buyer, served as the model for the look created to match the “EYE BEAM” items.

– I guess the response was great.

Sato: Yes, it was. For this year’s “EYE BEAM” and last year’s “PLAYING CARDS,” the cards that were the axis of the art show sold out within three days of the start, and the T-shirts were out of sizes. We had a pre-sale of HIROTTON’s art books with his signature at “EYE BEAM”, but that too was gone within a day. I thought about how poorly I always estimate orders. I am so sorry….

HIROTTON: No problem all (laughs). It was just at the time when my first art book, a compilation of the 10 years since I started painting, was to be published by “Hidden Champion”.

“PARADOX” is his first book of artwork, which covers about 10 years from 2011, when he started his career as an artist, to the present. Published by Hidden Champion, the book was first sold at BEAMS T Harajuku during the “EYE BEAM” event.

Sato: Every time I see your work, I think “HIROTTON’s skills are improving again!” But when I look at your art collection, the old ones are also amazing.

– There is also a studded jacket in the book, isn’t there?

HIROTTON: It has about 2,000 studs, and it’s quite heavy. (Pulls out the jacket from the closet.) Take a look at it.

SATO: It’s so heavy!

HIROTTON: I used to wear this and skate around in it.

SATO: It’s almost like training. I wanted you to come to the “GREENROOM FESTIVAL” wearing this (laughs).

HIROTTON: No, it’s too hot. It’s super heavy (laughs).

– Together you made T-shirts for the “GREENROOM FESTIVAL ’22” as well, didn’t you?

Sato: They sold out by the evening of the first day….

From HIROTTON’s Instagram. This is a work drawn as part of the “GREENROOM FESTIVAL’22” and “BEAMS T” collaboration project.

– (laughs). What was your order for this one?

Sato: The festival has a happy atmosphere, so I asked HIROTTON to depict the happy atmosphere that only he can create.

HIROTTON: I expressed “Yokohama,” “music,” and “freedom. I used seagulls to create a nautical image, and the musicians were hung up on them, as if they were going to be free.

– Why do you use skulls and animals as motifs?

HIROTTON: I don’t have any particular reason. I simply like to draw them. I have always liked punk and hardcore punk, so I think I may have been latently influenced by them.

A crew neck sweatshirt with HIROTTON’s artwork printed on it, which was released during the 20th anniversary project of BEAMS T. It is a memorable item for Sato as well.

– When does inspiration come to you?

HIROTTON: It’s from my daily life. I’m either painting, skating, or drinking (laughs). A while ago, I was also inspired by traveling. When I lived in London, I went around Europe. After I came back to Japan, I started going to see my artist friends, and I would go to the U.S. every year. It is more like an expansion of the motif of the picture rather than the pattern, influenced by the people I hung out with.

– Your use of color is also distinctive, isn’t it?

Sato: Hirotton does silk screening himself, and he is very good at it. The “GREENROOM” T-shirts also looked great outside with this coloring, didn’t they?

HIROTTON: I like fluorescent and neutral colors and use them often. I am sure this is also due to the influence of punk.

Great drawing ability, a quick brush, and a smart mind.

– What, in your opinion, is the appeal of HIROTTON?

Sato: I think it’s the same for all popular people, but their works are recognizable at a glance. HIROTTON is the same way, and it exudes style. And, this may be a little different, but HIROTTON’s drawing ability is amazing, his brushwork is quick, and he is also very smart.

HIROTTON: (laughs).

Sato: I’m serious (laughs). So, he takes in all of our intentions.

HIROTTON: Thank you (laughs). Sato-san is close to my age, and our meetings go smoothly. That’s why there are almost no revisions from the meeting to the drawing.

– We feel that is a reflection of the respect that BEAMS T has for artists.

Sato: The “artists first” philosophy has been passed down from our senior buyers. Of course, I do make requests. And, simply as an individual, I am a big fan.

– How do you see the relationship between the two parties developing in the future?

Sato: I think we have built a good relationship for both parties through our past efforts. That is why we would like to continue to help HIROTTON realize what he wants to do, and vice versa. Of course, there are times when our relationship with an artist ends after a one-time event, but we look forward to working with you for many years to come.

HIROTTON: That goes for me too.

– Are there any plans you have in the works right now?

SATO: Not right now, but we would like to go abroad in the future with the curation of BEAMS T.

HIROTTON: I would love to go.

Sato: Let’s go!

  • Photo_Shingo Goya
  • Text _Keisuke Kimura
  • Edit _Shuhei Wakiyama(Rhino inc.)
  • Translation_Yoko Oyabu
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