BEAMS

〈天童木工〉の別注リトルチェア

( 天童木工 × fennica )

ロマンたっぷりの一脚は

名門への別注だからこそ

〈天童木工〉の別注リトルチェア

天童木工 × fennica

  • 古くから木工業が盛んな山形県天童市で、名だたるインテリアの巨匠たちをトリコにしてきた老舗、〈天童木工〉。薄い木の板を重ね合わせて作られた成形合板を曲げる=プライウッドの技術を戦後早くから取り入れ、柳宗理や剣持勇といったデザイナーの家具制作を手掛けたことでも知られます。そんな名門にフェニカが別注を依頼したこのチェア。じつは高さ60cmにも満たないキッズサイズ。だけどこの小さなチェアは、子どもがいなくても欲しくなっちゃうロマンが詰まってるんです♪
  • CHECK

    この鮮やかな

    カラーがいいんです

    もともと〈天童木工〉が展開していた「キッズチェア」は、建築家の丹下健三氏が東京・成城の「ゆかり文化幼稚園」の新校舎を建築する際に制作した子どもイスを改良したもの。今も補充されながら使い続けられていることからも、必要十分な機能が満たされ、デザイン的にも優れていることがわかります。それを温かみのある朱色にアップデートしたのがこの別注チェア。際立つ朱色はインテリア的なアクセントに絶好で使わないときさえもサマになる!観葉植物や写真集なんかを置くなど、シェルフやサイドテーブル代わりに使ってもお洒落なんです♪

    釘や接着剤を使わず、時間をかけて一枚の合板を曲げるプライウッド技術が使われている。

  • DETAIL

    世界的な巨匠への

    オマージュでもあるんです

    プライウッドといえばアメリカのおしどりデザイナー、チャールズ&レイ・イームズを想起する方も多いことかと。このチェアのカラーリングは、プライウッド家具を世界的に有名にしたイームズ夫妻への尊敬も込められています。2人が手掛けたプライウッドの「チャイルズチェア」は、背もたれにハートがくり抜かれ、美しい発色の塗装が施されたもの。なかでもインテリアとして映える赤いチェアにインスパイアされ、今回のこのカラーを選んだってわけ。“日本の名門で作られる、世界的デザイナーを彷彿させるチェア”って、なんだかテンション上がりますよね♪

    イスとして、また簡易的な子ども用テーブルとしても使うことが可能。

    背面がくり抜かれているため持ちやすく、ちょっとした持ち運びにも便利。イームズのハートも彷彿とさせる!?

( Staff Snap & Voice )

お部屋の雰囲気をグッと変える、スペシャルな存在感があります。サイドテーブルとして、本や観葉植物を乗せて使用することが多いです。長く使い続けていきたい傑作のひとつです。

芹沢 良輔(ビームス プレス)

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