大人BEAMS発信。52人の「わたしが愛してやまない服とモノ」 Instagram Facebook Twitter Line

INSTAGRAM

EDITOR三尋木奈保のベーシックノート<br>深まる季節に、『クリームトーン』が気になります
EDITOR三尋木奈保のベーシックノート<br>深まる季節に、『クリームトーン』が気になります

BASIC CLOSET 〜ベーシックスタイル、私の場合〜

EDITOR三尋木奈保のベーシックノート
深まる季節に、『クリームトーン』が気になります

好印象なきれいめスタイルに、働く女性から厚い支持が集まるエディター三尋木奈保。ビームスで見つけた私的好みのアイテムを紹介する人気連載。第3回は、今季注目のまろやかな淡色を軸に、旬の着こなしを考えます。

みなさん、こんにちは。エディターの三尋木奈保です。いよいよ秋冬のおしゃれシーズン到来ですね。私は春よりも秋のほうが断然好きだなぁ。気持ちが落ち着いて、おだやかに日々過ごせます。私たちエディター業界は、夏が一年でいちばんの繁忙期(秋冬ファッションの仕込みを真夏にするからです)。休みなく仕事に追われる夏が終わって、だいぶゆっくりした日常が戻るから、こんなにも秋という季節が好きなんだわ。と、今これを書きながら気づきました(笑)。

さて、秋本番から冬にかけて、私が注目しているのは『クリームトーン』のアイテム。オフホワイトやエクリュ、ライトベージュなど、まろやかで淡いトーンの服が、今季たくさん出ています。ひと昔前まで、こういった「淡くて白っぽい」色味は主に春夏向けで、秋冬はこげ茶やチャコールなどのダークカラーが台頭するのが常でしたが、時代も変わるものですね。ウールやカシミア、コーデュロイetc.……秋冬の温かみのある素材でクリームトーンを取り入れると、自然とおだやかな気持ちになれるもの。今、世の中が不安定だからこそその反動で、おしゃれは優しく、リラクシーなテイストに惹かれるのかもしれません。

Item01:アイボリーのコーデュロイタイトスカート

ほんのりトラッドなニュアンスも温かみを添えて

本来、タイトスカートってキリッとかっこいい性質のものですが、こちらはぐっと品よく優しげ。理由は明快! クリームトーンのコーデュロイだから。真っ白すぎないアイボリーがコーデュロイの質感を温かく引き立てています。クールな印象のタイトは苦手、というかたも、これなら女性らしく着こなせますよ。色味と素材感はウォーミィーですが、シルエットはキレよく今っぽいのが、これまた高得点。長め丈のIラインで、センタースリットが深く入ったデザイン。膨張せずにすっきり見えます。今回はダブルのジャケットを合わせてみましたが、アイボリータイトの効果でフェミニンな雰囲気に仕上がりました。

Item02:ライトベージュのフラッフィニット

クリームトーンが映える、幸せな風合い

今年もこの季節がやってきました! <Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)>の秋冬定番、フラッフィニット。軽く柔らかなラクーンの風合いはそのままに、シルエットや着丈は毎回、その年らしいサイズ感にアップデートされています。毎年人気のボートネックタイプも、今年は袖がリブ、背面が天竺編みの切り替えに。毛足の長いふんわりニットは体が大きく見えちゃうこともありますが、すっきり華奢に見える配慮が利いて。こういう細やかさが、毎年ベストセラーを更新する理由なんだ、と深く納得! 私の個人的なおすすめカラーは、もちろんまろやかなクリームトーン。ふわふわのラクーンの風合いが、甘くリッチに際立ちます。フェミニンなニットのときは、フェイクレザーのボトムを合わせると今っぽいスタイルに着地します。

Item03:エクリュカラーのアランニット

上下クリームトーンでつなげたリラクシースタイル

癒し効果抜群! 働きすぎでストレスを感じても、こんな着こなしで週末を過ごせば優しい気分になれそうです。<Demi-Luxe BEAMS>のアランニットは、シルエットがゆったり今どきなので、「堅苦しいトラッド感」とは無縁。カシミア混のウール素材で、実際に着てみると想像以上にふんわり柔らかな着心地です。今回は、クリームトーンの癒し効果を引き立てたくて、同素材のニットパンツを合わせてみました。私、実はニットパンツってカジュアルなものが多くて苦手意識があったのですが、これなら大丈夫、と思えるものに初めて出合いました♡ セミワイドのシルエットとカシミアウールの風合いが、うんとリッチで大人っぽい。足元はスニーカーでもバランスよく決まりそう。大人の女性にこそ、上下セットアップでぜひ試してほしいです。

こちらもおすすめ! 『クリームトーン』の注目アイテム

オートミールカラーのカシミヤニット

毎日の着こなしに間違いなく活躍する、シンプルなニット。ナチュラルなオートミールベージュは、ボトムが淡い色でも濃い色でも、万能に受け止めてくれます。デイリーニットこそ上質なカシミア100%で心地よく贅沢に、というのも大人の選択。ゆったりした長め丈も合わせやすいです。

ウォーミィベージュのニット小物

温かみがあって、かわいげもリッチ感も……ニット素材の小物はトレンドに関係なく心惹かれてしまいます。柔らかなクリームトーンならなおさらのこと! <ASAUCE MELER(アソースメレ)>と<Johnstons(ジョンストンズ)>、どちらも大好きな、信頼の置けるニットブランドです。



三尋木 実は今回の私の写真、ビームスチームたっての希望で、特別に須藤さんちで撮影させてもらったんだよね。
須藤  まさか本当にうちに来るとは思わなかったよ! ビームス様のおしゃれなサイトに被害を与えてないか心配です……。
三尋木 須藤さんちのあったかい雰囲気が今回のスタイリングにぴったりだったよ。ところで須藤さんちは、顔モチーフのオブジェがあちこちにあるのが興味深い!
須藤  ヨーロッパに行くと顔のオブジェってポピュラーなんだよね。人間の顔がみんな違うように、手づくりのオブジェひとつひとつの表情の違いがおもしろくてコレクションするようになったんだ。
三尋木 こういうオブジェがあると、インテリアにぐっと個性が出るんだね。
須藤 夜中、トイレに行くときに目が合うと怖いって家族からのクレームが絶えないんだけどね(笑)。自分が一重のあっさり顔のせいか、彫りの深い顔に惹かれがち♡
三尋木 花器になってるものもあるんだね。
須藤 そう。顔オブジェに花を生けると一気にユニークになる。基本、間抜けな感じが好きなんです(笑)。左上の花器Birbira中野加奈子さんの作品。イデーで買いました。あとはスウェーデンのガラス作家、エリック・ホグランや、リサ・ラーソンのヴィンテージ、パリのガラスブランド、ラ・スフルリーのものだったり。海外のサイトで探すこともあるけど、今は日本のサイトでもたくさん見つかるよ。
三尋木 眺めていると愛着が湧いてくるね!

 

三尋木奈保

三尋木奈保 Naho Mihirogi

Editor

ファッションエディター。雑誌『Oggi』『Marisol』などを中心に活動。近年はアパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールを公開した著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。

ファッションエディター。雑誌『Oggi』『Marisol』などを中心に活動。近年はアパレルブランドとの商品開発にも多く携わる。自身のおしゃれルールを公開した著書『マイ ベーシック ノート』(小学館刊)は、シリーズ2冊累計18万部を超えるベストセラーに。

Photography_Keiichi Suto
Hair&makeup_Harumi Kanbe
Direction_Miku Nishizawa[LVTN]

新着記事

BASIC CLOSET 〜ベーシックスタイル、私の場合〜
連載記事一覧

TOP