Kazuko Hayasaka Vol.1

早坂香須子さん「美しさ」って何ですか?

今、会いたい美容のプロフェッショナルに、ビームス ビューティ部員(以下、bb部員)がインタビューをする対談企画「Hi! Professional!」。毎回独自の視点で、bb部員が本当に知りたい疑問をホンネでぶつけていきます!最初にお迎えするゲストは、メイクアップアーティストの早坂香須子さん。前編では早坂さんが考えるベーシックケアについてうかがいます!

Featuring

早坂香須子

(メイクアップアーティスト Make-up Artist)

看護師として大学病院に勤務後、メイクアップアーティストに転身。数々の雑誌や広告等で、女優、モデルのメイクアップを担当する。アロマや植物療法にも精通し、インナービューティの情報発信やオーガニックプロダクトのコンサルタントなど活躍は多岐にわたる。AMPP認定メディカルフィトテラピスト。オーガニックコスメブランド「NEROLILA Botanica」ブランドディレクター。

bb部員、森田と河江がお話をうかがいます!

Q.

日々のケアで一番気をつけていることはなんですか?
(河江)

A.

 大切なのは、自分自身をよく見ること。私はこの、貝印「KOBAKO」シリーズの「コスメティックミラー」を愛用しています。LED付き等倍鏡と、10倍の拡大鏡の2面がセットになっているんです。

 以前は、拡大鏡って大嫌いだったんです。メイクして、服を着て、靴まで履いてトータルで見るものこそが美しさだと思っていたから。でも、この拡大鏡で自分の肌を観察するようになって、私はこれまでファンタジーの世界で生きてきたんだなって気づかされました(笑)。

 実は、毛穴にもバイオリズムがあって。生理の前後で開き方も変わる。知らない間に小さなできものができていることもあるし、そういう変化をきちんと知ってあげることが、きれいになる第一歩だと思っています。

 何かをプラスすることだけが美容じゃないから、ちょっと肌がオイリーだなって思ったら、いつもの化粧品を何か減らしてみるとか。自分をちゃんと見て、自分とコミュニケーションをとることがすごく大切なんです。

Q.

年齢を重ねていく上で、おすすめのお手入れ方法は? (森田)

A.

「デリケートゾーン」のケアですね。私自身、これでがらりと変わったんです。

 40歳を過ぎたころに、ホルモンバランスが変化して、何をしても疲れやすい、イライラする、人の目もしっかり見ることができないような時期がありました。そんな時、植物療法士の森田敦子さんから、フィトセラピーを学びはじめました。

 彼女がちょうど、デリケートゾーンケアを提唱しはじめていたころだったんです。例えば、膣に入れるオイルがあるんですが、最初は「そんなの無理無理!」って思ったけど、お風呂あがりのきれいな指にとって入れてみると、すごく気づきがありました。毎日感触が変化して、排卵の時はこうなんだな、とか。このケアをはじめたら、スキンケアは何も変えていないのに肌がすごく潤うようになって、メンタル面も改善しましたね。

 女性ホルモンは脳から出て、それが血液にのって子宮に届く。そこで子宮からもホルモンが出て、それが脳に伝わって…。身体は血液でやりとりをしているんですよね。膣は身体のすごく深いところだから、そこをケアすれば冷えも取れて、血液のめぐりもよくなる。ホルモンのバランス改善に効果的なので、何歳からでもはじめてほしいと思います。

 そもそも膣は、身体の他の部位とpHも違う。顔は専用のフェイスウォッシュで洗うのに、デリケートゾーンは普通のボディソープで。しかもにおいを気にして特に入念に洗っちゃって、かゆくなって…なんて本末転倒ですから。このWaphyto(ワフィト)の「インティメイトオイル」や、森田さんのブランド、アンティームの「ホワイトクリーム」など、専用のケアアイテムを使ってほしいですね。

オイル、クリームなど、デリケートゾーンケアのアイテムはどんどん増えている。本で知識を学ぶのもいい。

どんな質問にもまっすぐ答えてくれる早坂さん。

Q.

オンオフの切り替えは、どうしていますか? (森田)

A.

 精油の香りを活用しています。ただし「ラベンダーはリラックスのため」というように効能を決めつけちゃうと、香りの可能性をせばめてしまうことになります。同じ香りでも、体調によってすごく良いにおいと思うときもあれば、くさい!と感じる日もあるので、その日その日の新鮮な気持ちでかぐようにしています。

 ボトルから直接かぐ香りを「高周波」、ティッシュなんかにつけてそれを揺らして香りを楽しむことを「低周波」と呼ぶのですが、それぞれまた感じ方も違うんですよ。

 香りの中には、「催淫系(さいいんけい)」という、「セクシャリティを開く」といわれるカテゴリーがあるんですが、張りつめた神経をぐっとゆるめてくれる効果がある。身体につけるなら、鎖骨とか、胸骨のあたりにのせて、自分を開くようなイメージで。あとは、フェロモンが出るといわれている、指の間もおすすめ。手をつなぐときの「恋人つなぎ」って、そういう意味もあるんだと思います。

 日本では、セクシャリティの話は秘めておくべき、っていう考え方が根強いけれど、官能を感じる神経伝達や、そこで働く香りの作用って、自律神経のバランスを整えてオンオフを切り替えてくれることにすごく有効なんです。なので、睡眠前にもおすすめですよ。

旅先でも気に入った精油があると購入するという早坂さん。同じ植物も、土壌によって香りが変わるという。

Q.

「良い睡眠」のために心がけていることは?(河江)

A.

 まず「今日はちゃんと寝る!」という日を、週に2、3日は作ること。お肌を再生してくれる成長ホルモンをきちんと出すためにも、すごく重要です。

 眠くなる時には身体の中でメラトニンっていう物質が出るんですけど、これを作るのがトリプトファンというアミノ酸。トリプトファンを多く含む食品を夕方にとるのがおすすめです。大豆製品、チーズ、牛すじなんかがそうですね。

 そして、眠る2、3時間前からはスマホを見ないこと。スマホを見て1回ブルーライトを浴びてしまうと、エスプレッソ2杯分に相当するなんて言われています。思い切って違う部屋に置くなどして、スマホと距離を置きましょう。

 身体は、一度あたたまってから、冷えはじめる時に眠気を感じるので、まずはしっかりあたためます。照明は白くて強い光ではなく、キャンドルのようなやわらかい明かりがいいですね。

 CBDオイルを利用するのもおすすめです。舌の下に一滴たらして、そのまま1分間置く。身体のホメオスタシス、恒常性を整えてくれるので、自律神経のバランスを整えて、より深い眠りを助けてくれます。私は最近、このCBDAYS MOMENT(シービーデイズモーメント)の、「CBD DROP OIL『DEEP SILENCE』」を愛用しています。

CBD商品の中にもさまざまなバリエーションが。右は早坂さんのブランド「NEROLILA Botanica」のリップ。

後編に続く!

目からウロコのお話に「すぐに取り入れたい!」とbb部員も大盛り上がり。後編では早坂さんの手放せないアイテムのお話も!

BACK TO Hi! Professional!

Category

  • Hi! Professional!
    Hi! Professional!

    教えて! 美のプロフェッショナル!

  • Brand Tour
    Brand Tour

    注目ビューティブランドのほんとのところ。

  • My Best Beauty Gadget
    My Best Beauty Gadget

    みんなのビューティガジェット。

  • Try!
    Try!

    気になるビューティコンテンツ、やってみた。