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1980年代のストリートアートを代表するキース・ヘリングとのコラボが実現

2021.10.28

「ORANGE LABEL」のこの秋のテーマ“BARELY LEGAL(べアリー・リーガル)”。1980年代〜1990年代のストリートアートにインスピレーションを受けた、「ギリギリ合法」という意味を持つテーマだ。そのストリートアートのひとつがグラフィティ。NYのダウンタウンに生まれ世界へと伝播したこの“落書き”は、当たり前だが今も昔もイリーガルなアートである。ところがこのグラフィティを合法なポップアートへと昇華させ、当時の現代美術シーンを席巻した人物がいた。それがキース・ヘリング。今回、そのキース・ヘリングの作品をさまざまなアイテムに落とし込んでいる。そう、“BARELY LEGAL”というテーマに最もふさわしいアーティストとのコラボレーションが実現したのだ。今なお新しさを感じさせるキース・ヘリングのポップアート。ぜひ実際に袖を通して、そのセンスを実感していただきたい。

キース・ヘリング(1958-1990)は世界的に有名なアーティスト、フィルムメーカー、パフォーマー、ミュージシャンの一人。彼の作品は1980年代のアーバンストリートカルチャーを代表する。地下鉄の車両に描かれたグラフィティアーティストの表現に影響を受け、ヘリングは使用されていない広告板を覆う為に使われていた黒い紙に白いチョークで絵を描き始めた。地下鉄に絵を描いたことで、彼の作品が様々な人々の目に留まっただけでなく、そこはやがて彼のアイデアを試す「研究所」となった。
1980年という早い時期から、ヘリングは世界中のギャラリーや美術館で展示を始めるが、識字率向上キャンペーンやエイズ対策を含む公共のプロジェクトにも参加し続けた。生前、キース・ヘリングは、子供達やエイズ関連団体に寄付する資産の維持・強化の為に、彼自身の名前で財団を設立。彼は生涯を通して、病院や恵まれない子供達のグループ、様々な地区衛生組織活動をサポートするために壁画・彫刻・絵画を制作し続けた。
誰もが直感的に「楽しい!」と感じるポップアートを、NYから世界に伝えたキース・ヘリング。31歳の若さで突然この世を去ったのは’90年のこと。まさに’80〜90年代を駆け抜けたアーティストだったのである。

左/身頃がフリースで袖をジャージ素材に切り替えたアワードジャケット、つまりスタジャンである。通常レタードなどが施される胸元にキース・ヘリングの作品を大胆に刺繍。もともとスポーツ由来のアイテムであるが、素材の使い方とデザインによってポップな感覚を見事に表現した一着に。その軽快な着心地もシティゴルファーには打ってつけ。

右/襟と胸にキース・ヘリング作品をあしらったフリースブルゾン。NYのストリート感覚がいつものゴルフスタイルをリフレッシュしてくれるはず。寒くなるこの時季にはありがたい、防風仕様の裏地を採用。

左/バックプリントがインパクト抜群のスウェットシャツ。袖と裾にラインを入れることで、スポーティな雰囲気も醸し出している。

右/胸に1点プリントを施したシンプルなスウェットもおすすめ。ゴルフ場はもちろん、街でも着たくなる実に楽しいデザインだ。スウェットと同じデザインのキャップも、ホワイトとブラックの2色で展開する。

<BEAMS GOLF>のロゴマークが胸に刺繍された、シンプルなモックネックのカットソー。だが近づいてよく見ると、凹凸のあるジャカード編みでキース・ヘリング作品が全面に。一見普通で実は派手。今季のテーマである“BARELY LEGAL(べアリー・リーガル)”を具現したデザインなのである。メンズ、レディスともに共通のデザイン。ジェンダーレスな服が注目される昨今の流れにもマッチする、新しい視点のゴルフウェアだ。

キース・ヘリングのさまざまな作品を総柄で表現したジャカード編みのニット。メンズ、レディス共通のデザインなのは上のモックネックと同じ。今のファッションアイテムと同様に、若干オーバーサイズで着こなすのもアリだ。

左/キース・ヘリングのアートワークをジャカードの総柄で表現したニットスカート。シンプルなトップスとの相性は抜群。またあえて柄もののトップスを合わせても“BARELY LEGAL(べアリー・リーガル)”な着こなしを表現できるはず。

右/ポケット切り替え部分にアートワークをプリント。ワンポイントでアクセントを利かせたパンツである。ボア素材を使用し保温性にも優れる一本だ。

裏ボアフリース素材「KARUISHI®」を使用したボタンダウンシャツ。右袖にラインで施されたキース・ヘリングのアートがストリートテイストを漂わせる。ロングスリーブTシャツのようにぜひ気軽な感覚で。胸のアートワークと同じ作品をあしらったキャップをコーディネートするのも楽しい。

レジバッグ風デザインのトートはパッカブルでコンパクトに収納可能。カートバッグとして使ってもいいし、プレー後に濡れた服を入れるのにもいい。そして保温ボトルもまたシティゴルファー必携のアイテム。プレー後の冷えた身体に温かい飲みものはありがたいし、ペットボトルに頼らないサステナブルな感覚も大事にしたい。

Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands

 

All Keith Haring Artwork © Keith Haring Foundation. Licensed by Artestar, New York.