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「BEAMS GOLF CUP 2022」が開催! ゴルフだけでなく、様々なカルチャーをMIXした、音楽あり、フード&ドリンクありという新しいゴルフコンペのスタイルに浸った一日の模様をレポート

2023.01.13

去る12月8日、「BEAMS GOLF CUP 2022」が千葉県の太平洋クラブ八千代コースで開催された。早朝こそ霜が降りたものの、陽が昇るに連れてぽかぽかと暖かくなった絶好のゴルフ日和に、34組/129名の参加者が集結。ゴルフコンペ以外にも盛りだくさんなコンテンツを音楽に乗せて楽しむ、さながらゴルフフェスといった雰囲気のもとに、スペシャルな一日を楽しんだ。今回はその模様を、写真と共にお伝えしていこう。

肩肘張らずに、とにかく楽しもう!

BEAMS GOLFが一貫して目指してきたのは「肩肘張らずに、あれこれ難しいことは考えずに、とにかく打って楽しもう!」というゆるくて楽しいゴルフスタイル。気の合う仲間たちと日常の延長線として気軽に出掛ける、LAのレイドバックスタイルがお手本だから、血眼になってスコアアップを競い合うよりも、ゴルフのあるライフスタイルをファッションから楽しもうよ、といった提案を続けているのだ。

そんなBEAMS GOLFが主催するゴルフイベントだから、今回も遊び心いっぱいのコンテンツが用意された。まずクラブハウスで受付を済ませた参加者たちを待ち受けていたのが、自分専用のネームプレートが取り付けられたロッカー。スタッフ総出で準備したおもてなしだが、ロッカーを開けた瞬間に、今度は嬉しいサプライズの仕掛けが。空っぽのはずのロッカー内には、全員へのプレゼントとしての「BEAMS GOLF」オリジナルスウェットパーカが。さっそく羽織ってみたり、腰に巻いてみたりと、満面に喜びの色を浮かべた参加者たちの笑顔が印象的だった。

ロッカー室を出た彼らを待ち受けていたのが、最初のイベントホール。2階のテラスから18Hのグリーンに打ち下ろす「ニアピン・アプローチチャレンジ」だ。豪華にも堀尾研仁プロのワンポイントレッスン付き、でも1人1チャンスのみというこのイベントホールは、チャレンジを見学する他の参加者たちからの声援&プレッシャー(?)もあって、まさに一喜一憂、笑いあり悔し涙ありの大盛り上がりとなった。

さて、舞台は集合場所でもあるスターターズハウス前に移動となる。参加者たちは、ここでしかもらえないBEAMS GOLFのロゴが入ったマーカー、ティー、グリーンフォーク、鉛筆などのスターターズキットに加え、ラウンド中に温かいコーヒーを楽しむためのオリジナルタンブラーを受け取り、テンションアップ。さらにスターターズハウスに併設されたシミュレーターでは勝又優美プロがワンポイント個人レッスン。

無料で淹れたてのコーヒーを注いでくれるCHUM_COFFEE_BEANのキッチンカーや、DJブース付きのRED BULLカーの出店もあり、ラウンド前からウキウキが止まらない。抜けるような青空の下、曲に合わせて体を揺らしたりステップを踏んだりする参加者たちもいて、フェスのような開放的な雰囲気が場を包む。

すぐそばにある、バナーフラッグの立てられたグリーン上では、プロのカメラマンによるファッションシューティングが!? 実はこのコーナーは、ベストドレッサー賞にエントリーするために参加者全員を撮影する会場となっていて、ポーズをキメれば仲間たちが黄色い声で応援するというなかなかの盛り上がりに。グループ写真の撮影では、なんとなく組ごとの色や雰囲気というものもにじみ出て興味深かった。それにしても、参加者たちの着こなしはまさに十人十色、百人百様。プレーだけじゃなく「ファッションも楽しむ」というBEAMS GOLFならではの世界観に触れる、素敵な場と機会となった。

スターターズハウス前の左右にある1Hと10Hに待ち構えていたのは、諸藤将次プロと中井学プロ。この2ホールは景気付けにぴったりの「ドラコンチャレンジ」の場となっていたのだ。プロのデモンストレーションでまず大きな歓声。次に参加者一人ひとりのショットにも、その出来に合わせた悲喜交々の歓声があがる。その後もプロと一緒の記念撮影を楽しんだり、2打目をプロの打ったボールで続けるか、自分の打ったボールで続けるかで言い合ったりと、現場には弾ける笑い声が絶えない。

今回、イベントホールは他にも2ヵ所設けられた。18Hは「ニアピンチャレンジ」。吉野茜プロとニアピン対決をして、勝ったらサインボールと賞品がもらえるというもの。プロの寄せ技に感嘆の声があがる一方で、参加者が予想以上の健闘を見せるシーンも。それにしても、こうしてプロとアマが一緒に笑い合ってプレーできるというのも、ゴルフの大きな魅力ではないか。

もうひとつ、6Hで実施されたのは「バーディーサービス」。なんと、グリーン上にカップが3つも設置された、その名のとおり「さあ、どうぞバーディーを取ってください!」という大サービスのホールである。ここで人生初のバーディーを取れた参加者もいたのではないだろうか。

楽しいゴルフには、美味しい飲食も不可欠。今回、スターターズハウスに加えて5H、14Hにそれぞれユニークなキッチンカーが登場した。スペシャリティコーヒーや特製レモネード、チョコレートスコーンなどで元気をチャージしてくれる「day1」。そしてほうじ茶や煎茶、玉露までを取り揃えて、目の前で急須で淹れてくれる日本茶専門店の「TeaEra」。ゴルフ場貸切のコンペだからこその、普段のゴルフよりもゆっくりした時間を、参加者たちは美味しいドリンク&フードを片手に、思い思いに楽しんだようだ。

従来のコンペのように授賞式を兼ねたパーティは当日は行われず、後日インスタグラムで発表。各々のペースで、各々のスタイルで“ゴルフのある休日”を楽しんだこの日。プレー後のクラブハウス内に併設されたBEAMS GOLFのSHOP IN SHOPで買い物を楽しんだり、スペシャルアイテムの先行予約会でのオーダーに熱をあげる参加者たちの姿も。

普段ショップで顔を合わせるスタッフとお客様との打ち解けた交流のシーンがあったりと、一日を通して目にしたのは幾つもの笑顔だった。次はぜひ、この記事を読んでくれたあなたにも参加してほしい。これまでのイメージとはまるで違う、もっと気軽でもっとお洒落で、もっと楽しいゴルフスタイルが、ここにはある。

当日ご参加いただいたゴルフスタイリング

Photographs_Jun Miyashita, Yohsuke Hoshikawa
Text_Shigekazu Ohno(lefthands)

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