Collection

<BEAMS GOLF>のスタッフが惚れ込む <JONES Sports>のゴルフバッグと<SEAMUS GOLF>のヘッドカバー

2021.12.07

世界中のシティゴルファーたちが厚く支持するゴルフバッグといえば、やはり<JONES Sports>(ジョーンズ スポーツ)がその筆頭。そして遊び心溢れるヘッドカバーの最人気ブランドが<SEAMUS GOLF>(シェイマス ゴルフ)だ。今回は<BEAMS GOLF>のスタッフ3名が、このキャディバッグ&ヘッドカバーを使った“極私的”コーディネイトを披露。カジュアルで気の利いたゴルフスタイルのヒントになれば幸いである。

JONES Sports

タイガー・ウッズが学生時代に愛用した温故知新のゴルフバッグブランド

 

1971年創業、アメリカ・オレゴン州ポートランドを拠点とする<JONES Sports>。古き良きノスタルジックなスタイルを踏襲しつつ、現代的なスポーティさとストリート感を兼ね備えるゴルフバッグを生産している。多くの伝統的なカレッジゴルフチームにも採用されており、スタンフォード大学時代のタイガー・ウッズが愛用していたことでも知られているブランドだ。その美しいデザインと優れた機能性は、ベテランゴルファーから新世代ゴルファーたちまで幅広い層が支持。近年はコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、アメリカ発のゴルフアパレルから日本の<BEAMS GOLF>にいたるまで、さまざまなブランドとの別注モデルにも注目を。

SEAMUS GOLF

服のコーディネイトを楽しむように遊び心溢れるヘッドカバーで装う

 

オレゴン州ビーバートンに創業した<SEAMUS GOLF>。最高級のウール生地を始めとして、レザーや高密度ナイロンなどさまざまなファブリックのヘッドカバーを製作している。伝統的なタータンチェックからハワイアン柄までそのデザインは実に多彩。同じオレゴン州のブランケットメーカー<ペンドルトン>とコラボレーションしたシリーズも高い人気を誇っている。耐久性に優れ、クラシックな味わいを醸し出し、楽しい雰囲気を演出してくれるヘッドカバーは、いずれも熟練した職人の手作業により裁断、縫製される。シティゴルファーの遊び心を表現する小物として、ぜひとも積極的に取り入れてほしい。

西脇 哲のゴルフバッグ&ヘッドカバー

“本物の迷彩柄”でトータルコーディネイト

「どこにでもあるような迷彩柄じゃないんです。USアーミーが実際に使っているという本物のカモフラージュ柄にこだわりました」。

<BEAMS GOLF>のバイイングとプロ選手サポートを担当している西脇 哲。彼が愛用しているバッグおよびヘッドカバーには、“ウッドランドカモ”と呼ばれる王道のカモフラージュ柄が採用されている。

「ゴルフバッグとドライバー用ヘッドカバーの素材は同じで、コーデュラ500と呼ばれる極めて耐久性の高い生地です。実はこの生地、自分で探して調達したものなんです。それを<JONES Sports>と<SEAMUS GOLF>にそれぞれに持ち込んで、特別に作ってもらったんですよ」。

迷彩柄自体に統一感があり、その統一感がある種の迫力を生んでいるコーディネイト。ストリートのカジュアルな感覚とヘビーデューティな雰囲気を併せ持つ、シティゴルファー必見のスタイリングである。

インスタグラムのゴルフチャンネル<HⅡT>(エイチトゥーティー)が手掛けるネームプレート。 “HELLO my name is”と書かれたこのプレートは、アメリカで一般的に使われるネームラベルのデザインをモチーフとしている。子供が学校に上がるときに自分の持ち物やノートに貼ったりして使うラベルである。「初めまして」のメンバーとプレーすることも少なくないゴルフというスポーツには、ある意味打ってつけのネームプレートかもしれない。

サンドスルーウェッジ、穴あきウェッジなどの名前で呼ばれる特殊なクラブ。正式ルールには不適合だが、仲間うちのラウンドで楽しむ分にはまったく問題ないだろう。「何よりこういうクラブを1本入れておくと、それだけで場が和むじゃないですか(笑)。コミュニケーションツールとしての役割も果たしてくれるというわけです」と西脇は言う。ヴィンテージクラブらしい味わい深いデザインも魅力だ。

左はコーデュラナイロン製のドライバー用ヘッドカバー。コットン×ペンドルトンのブランケット素材の3番ウッド用、ナイロン×オイルドレザー素材のユーティリティ用のいずれも<SEAMUS GOLF>のもの。「右はナイキのベビーシューズですが、パター用ヘッドカバーとして使っています。ちゃんと迷彩柄で揃えてみました(笑)」。

「ウッドもアイアンも、2010年代に販売されていた<NIKE GOLF>のヴェイパーシリーズで揃えました。もちろん機能的にもまったく問題ありません」。中古クラブだがこの当時のハイテク感が今逆に新鮮な印象。西脇のようにここまでこだわらなくとも、ウッドやユーティリティ、ウェッジやパターのうちの1本をヴィンテージに変えるだけで、その見た目はぐっと楽しくなるはず。ゴルフクラブそのものも、実は遊び心溢れる道具のひとつなのだ。

遠藤秀幸のゴルフバッグ&ヘッドカバー

自分なりの遊び心をバッグのカラーリングで表現

<BEAMS GOLF>のマーケティングとPRを務める遠藤秀幸。彼が使っている<JONES Sports>は、ベストセラーツアーバッグの「ライダー」である。オールレザーで重厚なイメージのバッグだが、そのカラーリングに遊び心を忍ばせている。

「<BEAMS GOLF>の別注カラーです。赤×白×黒のボディカラーが何を表していると思いますか? 実はこのカラーリング、往年の名作バスケットシューズのカラーリングをオマージュしたものなんです」。

またロイヤルブルーのネームは東京下町でプロゴルファーのオウンネームを手掛ける某工房に持ち込んで施してもらったのだとか。素材にこだわってもいいし、色にこだわってもいい。洋服のコーディネイトと同じように、バッグ&ヘッドカバーの遊び心の表現方法は、まさに人それぞれというわけだ。

「サングラスやグローブホルダーといった小物類は、フックなどを使ってバッグに掛けておくと楽しいです。ごちゃっとした見た目が逆にかわいいですし、『どこのポケットに入れたっけ?』と小物が迷子になることもありません」

「子供がプールに持っていくようなデザインの<JONES Sports>の巾着式バッグです。どこか懐かしい感じがいいですよね」と遠藤。<BEAMS GOLF>ではカートバッグとしての使用を勧めているそうだ。「防水機能とちょっとした保冷機能があるので、財布やスマートフォン、飲み物など身の回りの品を入れるのに打ってつけなんです」。

アメリカで大人気のグローブブランド<ASHER GOLF>(アッシャー ゴルフ)。高品質で柔らかい羊革を用いたグローブが人気を博すブランドだ。そしてグローブをひっかけているのが、手の形をしたグローブラスト。「このグローブラストに被せておけばシワにならず、汗に濡れたグローブもすぐに乾きます。こういう面白い形の小物は、ゴルフバッグのコーディネイトにちょっとしたスパイスを効かせてくれるんです」。

<ELECTRIC GOLF>(エレクトリック ゴルフ)、大阪のゴルフセレクトショップ<CLUBHAUS>(クラブハウス)、そして<BEAMS GOLF>の3者コラボによるサングラス。「レンズのサイドに付いたブリンカーによって、横からの光をシャットアウト。軽量で使い勝手のいいサングラスです、季節を問わず活躍してくれる小物ですね」

「クラブを購入したときに付属するカバーや、クラブメーカーが作っているカバーも決して悪くありません。でも自分好みのヘッドカバーが見つかったときって、すごく気分が上がるんですよね」。左はカリフォルニアベアの刺繍が愛らしい<MALBON GOLF>(マルボン ゴルフ)×<SEAMUS GOLF>のヘッドカバー。その隣の2つはどちらも<SEAMUS GOLF>のもので、星条旗柄とネイティブ柄である。「いちばん右は<TAYLOR MADE>(テーラーメイド)。パター用カバーを人工芝のような素材で製作するという、わかりやすいユーモアがいいんです」。

岡 誠のゴルフバッグ&ヘッドカバー

「自立しないゴルフバッグ」は1本しか存在しない希少モデル!?

「ゴルフバッグは<JONES Sports>のセルフ用モデル「ユーティリティー ローバー」です。スタンドは付属せず自立すらしませんが、軽くてとてもコンパクト。セルフで歩いてのラウンドが多いアメリカでは、こんなシンプルなバッグも求められているんですよ」。

<BEAMS GOLF>のディレクターを務める岡 誠は、このバッグに8本に絞ったクラブを入れ、文字通りフットワークの軽いゴルフを楽しんでいるという。ちなみにオールブラックのPVC素材は、日本にはこの1本しか入荷していないのだとか。

「仕事終わりに電車に乗って、気軽に河川敷のコースへ。そんなシティゴルファーにぜひおすすめしたい、機動力に優れたゴルフバッグです。バッグがシンプルなだけに、ヘッドカバーや小物はひと癖あるものをチョイスすると楽しいと思います」。

必要十分なクラブでよりフィジカルなプレーを実践する。そうすることで改めて、ゴルフの豊かな魅力に気づかされるのではないだろうか。

「この『ユーティリティー ローバー』の唯一の弱点は、バッグ自体のカバーが付いていないこと。つまり雨が降るとクラブが濡れてしまうんです」という岡。軽量さ、コンパクトさを追求したからこその仕様だが、実際雨が降ったときにはどうするのか。「<Callaway>(キャロウェイ)の大判タオルが役に立ちます。フード型に縫製されているので、クラブ全体をすっぽりと覆うことができる。表面がウォータープルーフナイロンなので雨具的に、裏面はコットンなのでゴルフタオルとして機能する優れものです」。

冷たい飲み物を冷たいまま楽しむことができる、缶に被せるだけでOKの断熱アイテム。<Rumpl>(ランプル)というアメリカのブランケットメーカーによる技あり小物だ。「パッカブルでコンパクトに持ち運べるのがありがたい。ゴルフバッグに幾つか忍ばせておき、ホールアウトしたら同伴プレーヤーにプレゼント。そんなふうにちょっとしたギフトとして使うのもアリだと思います」。

小物に対するこだわりが偲ばれる、大人っぽいデザインのヘッドカバーがずらり。「いちばん左の<RPG>のパター用カバー以外は、3点とも<SEAMUS GOLF>と<LINKSOUL>(リンクソウル)のコラボもの。特にネイビーのナイロン地×レザーのドライバー用カバーは長年使用しているお気に入りです。どれもLAの<LINKSOUL>の直営店で購入しました」。ヘッドカバーは実際にクラブに被せてみたときの、色や柄のバランスも重要。服のコーディネイトと同じように、いろいろと試してみるのが楽しい。

「音楽をかけながらプレーできるコースが、少しずつですが増えています。そのとき絶対に必要なのがBluetoothスピーカー。コンパクトでパワーのあるものが使いやすいですよ」。<JBL>の定番モデル「GO 3」を愛用。カラビナやクリップでバッグにぶら下げるのが岡流だ。

現在、ビームス&ウィンズ 有楽町とビームスゴルフ神戸では、ギフトシーズンに向けて<JONES Sports>と<SEAMUS GOLF>をモアバリエーションで販売中。

Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands