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寒くなる時季に快適なラウンドを約束する『ミドラー』を使いこなせ

2021.11.22

コーディネイトを構成するアイテムとして、ポロシャツやモックタートルネックなどを「インナー」、ダウンジャケットやブルゾン類を「アウター」と呼ぶ。加えてこの秋冬に注目したいのが、動きやすく快適なラウンドを約束してくれる「ミドラー」という存在である。いったいどんなアイテムなのか? <BEAMS GOLF>のオリジナル商品の企画に携わる阿久澤卓也の解説とともに、その実力を詳かにしていこう。

阿久澤卓也

<BEAMS GOLF>の企画に携わる。ゴルフ歴は5年でベストスコアは92。プレーに集中できる2サムでのラウンドを好む。

「ミドラーとはずばり中間着のこと。ニットやスウェットシャツ、フリースのようなアイテムと言えばわかりやすいと思います」

そんなふうに阿久澤は説明するが、ある意味馴染みのあるアイテムばかり。なぜ今改めてミドラーに注目すべきなのだろうか。

「理由のひとつは動きやすさです。この時季はアウターを着込んでラウンドするゴルファーが多いと思いますが、どうしても肩や腕、背中の可動域が制限されていしまいます。でもニットやフリースであれば、格段に動きやすくなる。ミドラーというアイテムが、よりアクティブなプレーをサポートしてくれるんですよ」

確かにそのとおりだが、この時季気になるのはやはり寒さだ。ニットやフリース素材のミドラーだけは、風を通して体温が奪われてしまうのでは?

「厚めの生地や、裏地付きのミドラーを選べば大丈夫。保温性や防風性を十分に考慮した機能的なものが揃っています。もちろん極度に気温が低い日や雨天の場合はダウンジャケットやウインドブレーカーなどのアウターが必要。でもそこまでの厳しい天気って、日中は意外に少ないものですよ」

軽く、動きやすく、十分な暖かさを保証してくれるミドラーというアイテム。この時季積極的に取り入れて、快適でアクティブなラウンドを楽しんでもらいたい。

“本当に使えるタートル”を追求した一枚

<BEAMS GOLF>のポップなロゴを立体シリコンでプリントしたタートルネックシャツ。シンプルなミドラーだが、実はきわめて活用度が高いと阿久澤は言う。

「ベースレイヤーとしても使えて、一枚でも着られる絶妙な肉感の生地を使用。Tシャツとスウェットの中間のようなイメージです。高いストレッチ性を備えているのでとても動きやすく、裏起毛で肌触りも抜群なんですよ」

寒くなる時季もアクティブなプレーを信条とするシティゴルファーには打ってつけのミドラーだ。写真のグレーとネイビーに加えて、ブラックとオリーブの全4色を用意する。

「ピタピタにフィットするタイプではないので身体のラインが目立ちにくい。この絶妙な厚さの生地が、体型カバーにも一役買ってくれるというわけです」

保温性&防風性に優れた裏地付きニット

「プロゴルファーの中にもアウターを着たがらない選手がいます。少しでも動きを妨げるウェアは避けたいというのがその理由。そんな彼らがこの時季好んで着るのが裏地付きニットなんです」

動きやすさという点で屈指のミドラーといえるニット。そこでおすすめしたいのが、<BEAMS GOLF>のロゴを総柄ジャカードで表現したポップなニットだ。

「デザインも楽しいのですが、機能的にもとても優れています。防風ストレッチ素材の『エアシャットR』 によって風をシャットダウン。インナーにモックタートルネックなどを着れば、十分な暖かさを発揮してくれますよ」

ボタンダウンシャツなどを合わせればトラディショナルなテイストを漂わせることもできるジャカードニット。装いの楽しさという面でも注目したいミドラーなのである。

首元を保護するフリースのプルオーバー

肉厚で暖かく、軽量なフリースのプルオーバー。「ファンネルネック」と呼ばれる幅広で高い襟が最大の特徴だ。

「ネックウォーマーのように顎まで覆う高さなので、寒い時季にとても重宝します。首元が暖かいと体感的にとても楽なんですよね」

アウトドアものではお馴染みの<ポーラテック>社のフリースを使用。耐摩耗性も兼ね備えた、ミドラーとして打ってつけの高機能素材である。

「フロントのカンガルーポケットがデザイン的なアクセント。ティーグラウンドでの順番待ちのときなど手指の冷えを防止してくれる、実用的なディテールでもあります」

Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands