Style

冬の天候3パターンから考えた超実践的コーディネートとは?

2021.11.05

北風が強い日もあれば小春日和の暖かい日もある。そう、ひと口に冬のコーディネートといっても、実際のゴルフコースの天気が毎日同じであるはずがない。ならば天候別のケーススタディが必要。冬にありがちな3つの天候パターンを設定し、それぞれにマッチするコーディネートをビームス ゴルフのスタッフとともに考えていきたい。

遠藤秀幸

<ビームス ゴルフ>マーケティング・PR。近場でよく行く赤羽ゴルフ倶楽部やKOSHIGAYA GOLF CLUBなど、これからの季節寒さ増す河川敷コースにも対応可能なカジュアルで機能的なスタイリングをチョイス。

上田実生子

<ビームス ゴルフ>PR担当。寒さに弱い女性のための徹底的な対策と、コーディネートの可愛さの両立を目指す。ベストスコアは非公開。

「毎週コースに出ているような人なら、寒さが増していくこの時季にどんな服でプレーすべきか感覚的に分かります。でも、ビギナーやたまにしかプレーしない人は、コースの寒さを具体的に想像するのが難しいと思います。」

せっかくの楽しいゴルフでつらい思いをしてほしくない。それが遠藤と上田の、冬のコーディネートに対する考え方の基本である。

そこで2人の経験則から、冬にありがちなゴルフコースの天候パターンをピックアップ。「朝は寒いけれど午後から暖かくなる日」「太陽が出てはいるが寒さが厳しい日」「気温が低いうえに雨や雪もちらつく日」の3パターンだ。

「動きやすさと快適な温かさを備えたうえで、気持ちを上げてくれるようなデザインのウェアがいいですよね。1980年代を彷彿させるメンフィス柄のアイテムを取り入れたり、明るいカラーやロゴで遊んだり。冬のゴルフがさらに楽しくなるコーディネートをお見せします」

Case 1.「朝は寒いけれど午後から暖かくなる日」

<上田流コーディネート> 小物で保温力をアップし冬でもアクティブなイメージを

「午前中、特にまだ身体が温まっていないスタート時の防寒対策が大事です。といってもわりと手軽な対策でOKなんです。例えばこんなファーのネックウォーマーを着用するだけで全然違いますよ」

首回りを保温すれば体感的にも温かくなるのはご存じのとおり。寒さに慣れてきたら、さっと外せるというのが小物の便利なところである。

トップスは、モックネック付きのニットにカラーレスブルゾン。日中は暖かさを見込んでコーデュロイのスカートをチョイスすれば、軽快な雰囲気を醸し出すこともできる。

「着丈の短いブルゾンが、さらにスポーティな雰囲気を演出してくれます。暖かい日であれば、冬でもこんなアクティブなコーディネートがおすすめです」

<遠藤流コーディネート> 袖の取り外しが可能な2-WAYブルゾンが大活躍

超軽量なナイロン生地「パーテックス®」を使用した中綿ブルゾンが主役のコーディネート。写真で分かるとおり、袖を取り外せばベストとしても着用できるという優れものだ。

「体感温度に合わせて使い分けできる点も便利なのですが、両脇をストレッチ素材に切り替えているので動きやすさも抜群なんです」

<ビームス ゴルフ>のブランドロゴを全面に配したファニーなデザインもいい。合わせるボトムスは、やはり卓越した動きやすさを誇る<グラミチ>の別注モデルが気分だ。

「ベストでも温かすぎると感じたら、モックネック1枚でプレーしてもいいですよね。寒暖差がある日は、着脱が容易なアイテムのレイヤードスタイルを基本に考えるといいと思いますよ」

Case 2.「太陽が出てはいるが寒さが厳しい日」

<上田流コーディネート> 保温力と可愛らしさを両立する考え抜かれたアイテム選び

ワンピースのような長い着丈を持つ、動きやすさと保温力を兼ね備えた中綿入りベスト。冬のラウンドにはぜひ試してほしいアイテムだ。

「腰回りまで温かいのが嬉しいですよね。天気が良いのに寒い日は、キュロットという選択肢もぜひ。スカートよりも安心感があって、可愛らしさも楽しめます」

それでもゴルフは自然の中でプレーするスポーツ。足元からの冷え対策として、こんなケーブル編みのレッグウォーマーを着用すれば万全だ。裏地にフリースを貼ることで防寒効果を高め、肌触りの良さをアップしている。

「ファーのキャップやレッグウォーマーといった“もこもこ感”のある小物が楽しめるのは、雨の心配がない日だからこそ。機能性だけにこだわらず、ファッションとしてのコーディネートもぜひ楽しんでください」

<遠藤流コーディネート> 街とコースをシームレスに遊ぶシティゴルファー的アプローチで

「晴れているけど寒い日。これってまさに、街での冬の着こなしがヒントになると思うんですよ」

その言葉どおりの、シティゴルファーらしい洗練されたコーディネートがこちら。柄もののトップスに無地のボトムスというメリハリの利いた合わせも、街着コーディネートのアプローチに通じるものがある。

「1980年代のポップな空気感を纏った中綿入りブルゾンに、肉厚なポーラテックフリースを使用したジャスト丈のパンツ。軽さと温かさを備えた、この冬イチ押しのコーディネートです」

シューズはブルゾンのテイストに合わせて、1980年代の人気モデル「スターテック」をベースにアレンジした<コンバース>の別注モデルをチョイス。またインナーのタートルネックの胸ロゴとニットキャップのロゴを合わせるなど、随所に遊び心をしのばせたコーディネートでもあるのだ。

Case 3.「気温が低いうえに雨や雪もちらつく日」

<上田流コーディネート> 撥水性、保温力、動きやすさを兼ね備える高スペックなアウターを

「冷たい雨や雪が降るような日は、撥水性、防風性を備えたアウター選びがポイントになります」

フード部分に大きく<ビームス ゴルフ>のロゴが入った中綿ブルゾンは、ストレッチ性と撥水機能に優れたハイスペック素材「レオフィール®」を表生地に使用。インナーは保温素材「プレミアムウォーム」のタートルネックにメンフィス柄ニットという、計3枚のレイヤードだ。

ロゴ入りのサイドラインパンツも高い機能性を誇る。防風、撥水機能を備えた生地「エアシャット」を使用し、裏地には起毛素材をボンディング。このコーディネートであれば、真冬の厳しい寒さの中でもきっちりとプレーに集中できるはず。

「アウターやボトムスは機能性を重視して、インナーは色や柄で遊ぶのがいいですよね。クラブハウスに戻ってきて、アウターを脱いでほっとしたとき、気分まで明るくしてくれますから」

<遠藤流コーディネート> 3-WAYブルゾンと中綿パンツで冬の最強コーディネートが完成

優れた防水性と透湿性を発揮する素材「レオフィール®」を使用した中綿ブルゾンが、雨や雪の日のラウンドの強い味方となってくれるはず。

「中綿のプルオーバーとして、またはインナーのジップアップブルゾンのみで、あるいはその両方でという3-WAYで使えるブルゾンです。インナーに保温性のあるカットソーを着用すれば、抜群の温かさ。また、感じる寒さにより適宜着脱して、細かい温度調整ができるという点も◎です」

パンツはウィメンズ同様、防風性、撥水性、伸縮性に優れた「エアシャット」素材を表地に使用。中綿入りで保温力も高い。コーディネートしやすいシンプルなデザインもまた、このパンツの特長といえるだろう。

「どこかアウトドアのテイストを感じさせるコーディネートでもあります。小物もそんな気分にマッチする、ドローコード付きのハットを合わせてみてはいかがでしょうか」

Photographs_Chifuyu Aizawa
Text_Tomoshige Kase
Edit_lefthands