MUSIC LIFE PHOTO EXHIBITION 〜長谷部宏の写真で綴る洋楽ロックの肖像〜

MUSIC LIFE PHOTO EXHIBITION 〜長谷部宏の写真で綴る洋楽ロックの肖像〜

Information

音楽雑誌「MUSIC LIFE」専属カメラマンとして日本で初めてザ・ビートルズを撮影した長谷部宏による、60年代から90年代にいたるまで誌面を飾ってきたロックミュージシャンたちの写真を展示、一部販売します。

「MUSIC LIFE」はロック史を語る上でも貴重な写真も多く、1964年4月号に初めてザ・ビートルズを取り上げて以来、独占取材や来日時の特集号など、ザ・ビートルズを筆頭に洋楽全般を日本に紹介してきました。そのほかにも70年代初頭ジャマイカでのレコーディング中のザ・ローリング・ストーンズ、広島でのチャリティーコンサートの合間にジミー・ペイジとロバート・プラントがカメラを手にして歩く姿、その他キッス、クイーン、エアロスミスなどの来日時、デビュー間もないピンク・フロイドのシド・バレットやザ・フーの現地英国での取材など、盛りだくさんの内容となるでしょう。どうぞご期待ください。

*本展は、iPadおよびKindle用電子マガジンとして復刊した『MUSIC LIFE plus』を記念した写真展です。

協力:SHINKO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD、OUTSIDE DIRECTORS CO.,LTD

長谷部宏(はせべこう)

1930年東京生まれ。1951年、東京写真専門学校(現東京工芸大学)卒業。近代映画社でカメラマンとしてのキャリアをスタートさせ、64年秋には『スクリーン』誌の特派員として渡仏。このフランス滞在中に、故・草野昌一(シンコーミュージック・エンタテイメント)と偶然再会したことで、同社ミュージック・ライフ誌の取材でビートルズの撮影を依頼される。65年、アビー・ロード・スタジオでザ・ビートルズを撮影。帰国後はザ・ビートルズの来日はもちろんのこと、90年代終わりまで主に洋楽アーティストを撮り続けた。写真集に、『小さな世界の大きな巨人たち』(1975年)、『ロック・ショット』(1984年)、 『ロック50の肖像』(1995年)、単行本『ロックンロール・フォトグラフィティ 長谷部宏の仕事(赤尾美香著)』(2013年)がある。