
今回おすすめしたいのがこちらの
“〈NAGAOKA(ナガオカ)〉アルジャントマイクロWETブラシ”
レコードクリーナーがとても良かったので、私物のレコードとともに紹介させてください。

このWETクリーナーの特長は、約12万本の極細特殊素材ブラシ。
レコードの音溝(0.05~0.1mm)にしっかり入り込み、1溝あたり5~10本の毛先が汚れをかき出してくれます。
さらに、帯電防止機能がホコリの再付着を防ぐため、レコードのコンディションを長く保てるのもポイントです。

NAGAOKAのMP型カートリッジ「MP-110H」を愛用していることもあり、このクリーナーも「間違いないだろう」と即決。結果は大正解!
レコードをクリーニングしながら久しぶりに影響された音楽を聴きながらご紹介したいと思います。
今回はRoots Reggae、DUBをメインにピックアップしてみました。
気分が上がるよう、カラーバイナル多めです♪

007
Desmond Dekker & The Acesのアルバム『007 (Shanty Town)』。
1976年のファーストアルバムで、復刻版ピンクバイナルです。
スカやロックステディの名曲が満載で、お気に入りLPの一つ。
スカといえば陽気なイメージが強いですが、デスモンド・デッカーの楽曲にはどこかミステリアスな雰囲気を感じます。、
映画のワンシーンのような空気感を感じるのも魅力。

次に、Peter Tosh。音楽好きなら一度は通るアーティスト
ルーツレゲエを基盤にロックやブルースを取り入れた独自のスタイルがかっこいい。
個性的でファッショナブルな彼の姿勢にも惹かれます。

特に好きなアルバムは『Equal Rights』。
その中でも「Steppin’ Razor」は今でもたまに聴くと、身が引き締まる一曲です。
この曲、直訳すると「歩くカミソリ」という意味があるそうで、、
ピータートッシュの強気な姿勢や権力に屈しない生き方を象徴していて
自分もこうした芯の強さを持っていたいな、と思わせてくれる一曲です。

ボブマーリーではこの7インチが気に入っています。
ここからは、よりディープなDUBの世界へ
Sherwood & Pinch『THE MUSIC KILLER』。

ON-U Soundの創設者、エイドリアン・シャーウッド。
彼は70年代からUKダブの新境地を切り開いてきた偉大なプロデューサーで、エイドリアン・シャーウッドとピンチによる音楽ユニットは、レゲエやダブを基盤に、エレクトロやヒップホップの要素を加えた革新的なサウンドを生み出しています。
このユニットの音楽は、新しい音の境界を広げてくれた、12インチです。
高校生だった当時衝撃を受けました。

見た目は鮮やかなカラーバイナル。
針を落とせば、ズシンと響くゴリゴリダークなDUBサウンド。
ギャップ萌えです。

最後はCongo Nattyの『Jungle Revolution』LP。(2013)
ダブやレゲエを基盤にしながら、ジャングルやドラムンベースの要素も取り入れて、新しいサウンドを生み出した名盤。10周年記念のカラーバイナルをGET!
このアルバムのプロデュースも、エイドリアン・シャーウッド。
ジャングルの疾走感と、ダブの奥深さが絶妙に混ざり合い最高です。

河村裕介『DUB入門』。
ダブの音楽的特徴や歴史、影響を受けたアーティストを初心者にもわかりやすく解説しています。
キング・タビー、リー・ペリー、エイドリアン・シャーウッドといったダブ界のレジェンドたちが、どのようにシーンを形成してきたのかも学べます。
実際に聴くべきアルバムの紹介も充実しており、DUBの世界に浸れる一冊でおすすめです。

思い出に浸りながらクリーニングができて大満足な休日。
レコードが趣味な友人へのギフトにも喜ばれると思います。
是非チェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。