INTRODUCTION
外遊びにまつわる様々な情報を発信するコンテンツ“HAPPY OUTSIDE BEAMS”。
今回はランニングをフィーチャーします。
外遊びと聞くとキャンプやトレッキングといったアウトドアをイメージしがちですが、
みんなで楽しく、かつスタイリッシュに街を疾走するランニングは、立派な外遊び。
それを体現しているストリートランニングチーム『AFE』を通し、ランニングの新しい楽しさをご紹介します!
日本でのランニング人口は増加の一途をたどっている。
健康のため、自分と向き合う時間を作るため、そして気分転換や走った後の一杯のためなど、ランナーによって走る理由は実に様々。
同様に、走り方も人それぞれ。ゆっくりと自分のペースで走る人もいれば、タイムを計測し自分を追い込むランナーも。
一人でも走る人もいれば、みんなで走る人たちもいます。団体スポーツや球技のようなルールがないスポーツ、それがランニング。
もしルールがあるとするならば、それは“楽しむ”ということ。
AFEというランニングチームがある。その名を耳にしたことのある人も少なくないだろう。
『ATHLETICS FAR EAST(アスレティック・ファー・イースト)』の略で、5年ほど前に誕生したランニングチームです。
「元々は一人で走っていたんですが、1人、2人と徐々に増え始め、じゃぁチームを作ろうと」
そう話すのはAFEの発起人であり、アパレルブランド<BALABUSHKA REMNANTS(バラブシュカ レムナンツ)>を手掛けるDKJ(デカジュン)氏。
今では東京のみならず、大阪と福岡にも同名のチームが存在し、メンバーは総勢100名という大所帯。
活動日は週1回で毎週水曜日の夜。ランニングをしている人であれば、週1回というペースが少ないことはお気づきのはず。
この週1というペースにAFEというチームの特徴を垣間見ることができる。
AFEのメンバーは実に様々。業種が違えば、年齢層も幅広く、そして男女も混在する。
色々な人がいればランニングに対する考え方も異なる。だからこそAFEには漠然としたチームコンセプトが存在する。
“みんなで楽しく走る”ということだ。
みんなと一緒に走ることで一体感を持ち、喜びや楽しさを共有する。
AFEの特徴でもあるが、彼らは公園や競技場ではなく、街中を走る。
普段車や電車で目にする景色も走っているとまた違った光景に見えるだけでなく、気づかなかった景色を目にすることができる。そんな楽しみ方ができるのもランニングの醍醐味だろう。
週1回というペースも、楽しくランニングをしたいから。週1回で物足りない人は、各々で走ればいい。シリアスなランナーは別の日にストイックなランをすればいいし、自分と向き合う時間が必要であれば、自分のペースで走ればいい。それが彼らの考えだ。
ランニングを通して、色々な出会いが生まれる。これは、チームで走ることの特権だ。
この日はAFEメンバーだけでなく、BEAMSからランニング好きのメンバーも急遽参加した。またAFEの存在を知り、海外から参加したランナーもいた。
そんな彼らが和気あいあいと楽しみながらランニングをする。ランニングについての話をしたり、着ているウェアのことを聞いたり、そして片言の英語で気持ちを伝えようとしたり…。
つまり、みんなで楽しく走るということは、コミュニケーションツールとしても大きな役割を担っているのだ。
DKJ氏がこんなことを言っていた。
「AFEは週1の活動なので、一人でも走ったりするんですが、一人の時は何かと言い訳を探して休んだりもしています(笑)。でもAFEのある日は重い腰も簡単に上がるんですよね(笑)。みんなで走るのが楽しいから」
ATHLETICS FAR EAST - AFE -
1977年にアメリカ西海岸で設立された伝説の陸上競技クラブ「ATHLETICS WEST」にインスピレーションを受け発足。極東(FAR EAST)の日本、東京で「ランニング×ライフスタイル」をテーマに活動している。
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