DATE 2022.07.29 FRI - 07.31 SUN PLACE: YUZAWA NAEBA
FUJI ROCK FESTIVAL 2022
HAPPY OUTSIDE BEAMS at
いつものフジロックが帰ってきた!!

2020年の延期から2021年の特別なフジロックを経て、“いつものフジロック”を目指しての開催となった「FUJI ROCK FESTIVAL ’22」は、アーティストも来場者もまさにワールドワイド。そして、今年もBEAMSは、会場のスタッフ用Tシャツや旬なアーティストや人気ブランドを起用したオフィシャルTシャツの制作の他、多方面でサポートしました。というわけで、昨年は“フジロックを支える人たち”に焦点を当てましたが、今年は賑わいを見せる会場、そして思い思いのファッションやギアを持ち込んで楽しんでいる来場者にフォーカス。その模様をレポートしていきます。

INDEX

‘いつものフジロック’が帰ってきた!!

FUJIROCK FESTIVAL 2022 STAFF T-SHIRTS

フジロックの運営スタッフが着用しているスタッフTシャツはBEAMSがプロデュースしています。前回同様、一部、BEAMSがお付き合いのある複数のメーカーから、さまざまな理由で廃棄予定だったTシャツを集めてアップサイクル(※不足分はすべて新品を使用)。デザインはRyusuke Eda(BAL)さんが手がけています。白地にグリーンの文字が映えるデザインは会場でも一目瞭然。スタッフのみなさんも、“デザインがかっこよくて気に入っている”と一様に話していました。

Ryusuke Eda (BAL) / Mayumi Yamase/ Koichi Yairi/ Shiomi Wada / Kazuma Ogata / ZUCK / The Wonderful!Design works.

毎回注目を集める「FUJI ROCK FESTIVAL × BEAMS」のコラボレーションTシャツ。今年は7組のアーティストとタッグを組み制作しました。迎えたのは、Ryusuke Eda(BAL)、Mayumi Yamase、Koichi Yairi、Shiomi Wada、Kazuma Ogata、ZUCK、The Wonderful!Design works.と、BEAMSに所縁のあるアーティストや若手アーティストの面々。個性豊かなTシャツは、会場内でも一際存在感を放っていました。

前夜祭を合わせて4日間あるフジロック。苗場という立地柄、来場者の半数はキャンプ泊になります。その形態は、ソロからファミリーと多岐にわたり、どのサイトを見ても、趣向を凝らしたものばかり。じゃあ、実際どんなスタイルなのか。ここでは、そんなキャンプ泊の来場者にフォーカスし、突撃取材を敢行。各々のマイ・フジロック・キャンプスタイルについて聞きました。早速、覗いてみましょう!

  • case1
    FAMILY
    初めてのオートキャンプ

    住まい:神奈川県

    フジロック歴:8年

    「これまでは普通のキャンプ泊でしたが、子供も一緒に行くことになって初めてオートキャンプにしました。ギア選びに関してはすべて嫁の好きなもの。セレクトのセンスは敵わないですね(笑)。テントはアメリカの〈KODIAK〉にしましたが、それ以外はデザインやカラーリング重視で生産国はそこまで気にしてません。子供がいるので、手軽で使い勝手が良くてシンプルなのが一番ですよ。」(ご主人)
  • case2
    FRIENDS
    まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)
    まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)

    住まい:神奈川県

    フジロック歴:約20年

    ムーンキャラバン(オートキャンプ専用エリア)に泊まりたくて、初めてオートキャンプにしました。メンバーは大学の同期なんですが、一緒に来るのは初。ギア選びのポイントは、プライス、使いやすさ、カラーリングを優先してます。テントは〈One Tigris〉っていう中国のブランドで、風通しが良くて涼しい上、コスパが高くておすすめです。あとこのクルマ、まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)。
  • case3
    SOLO
    ベストアクトはHiatus Kaiyote

    住まい:神奈川県

    フジロック歴:8年

    フジロック歴:2009年から毎年(1度だけ来なかった)

    ベストアクトはHiatus Kaiyote。やっぱり知らないアーティストを発掘するのが好きですね。お気に入りのギアは〈Snow Peak〉のハンマーで、重さがあって女性でも力を入れずに使えるのが◎。ギア選びのポイントは、テントを含め一人で扱えるものがベースで、あとは可愛さ重視! この〈NORDISK〉のテントは全面コットンで実は冬向きなんですが、ティピーみたいな形が好きで気にせず使ってます(笑)。
  • case4
    FAMILY
    ギアはコンパクトで機能性に優れたもので。
    ギアはコンパクトで機能性に優れたもので。

    住まい:東京都

    フジロック歴:6〜7年

    姉妹家族で参加しました。ベストアクトはHALSEY。今回は5人ということで、テントは〈Snow Peak〉の「アメニティドーム」に。立てやすくて、タープみたいにフロントパネルを上げられるのがいいですよね。キャンプサイトエリアも女性専用なので安心ですし。あとは、子供が喜ぶような装飾を室内に施しています。ギアは、人数が増えるだけ荷物も増えるので、とにかくコンパクトで機能性に優れたものであれば良し。
  • case5
    PARTNERS
    キャンプ沼にハマっていますね。

    住まい:山梨県

    フジロック歴:5〜6回目

    昨夜のPYRAMID GRADENでの清春のライブが良くて、今日は昼までずっと余韻に浸ってました(笑)。今回のテントサイトは、フジロックということで天候が荒れるかもしれないので、極力コンパクトがテーマ。モノ選びは、登山もするので、軽くて頑丈なこと。あとは家でも使えるデザインがベストですね。実際にテーブルや椅子なんかは自分の部屋でも使ってますよ。最近は古いモノにも手を出し始めて……あぁ、完全にキャンプ沼にハマってますね。
  • case6
    SOLO
    Jack White 最高だったよ!

    住まい:東京都

    フジロック歴:1回目

    Jack White最高だったよ! 彼は僕と同じミシガン出身なんだ。このテント〈REI〉は昨年購入したもの。一人にしては大きいけど、広く使えるし、アメリカ製で耐久性もあるから気に入ってるよ。ギア選びのマイルールは、とにかく長く使えることとミリタリーの要素を感じること。日本のブランドだと、〈mont-bell〉や〈Snow Peak〉が好きでよくチェックしてるかな。あっ、もうすぐDinosaur Jr.が始まるから行かないと!またね!
  • case2
    FRIENDS
    まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)
    まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)

    住まい:神奈川県

    フジロック歴:約20年

    ムーンキャラバン(オートキャンプ専用エリア)に泊まりたくて、初めてオートキャンプにしました。メンバーは大学の同期なんですが、一緒に来るのは初。ギア選びのポイントは、プライス、使いやすさ、カラーリングを優先してます。テントは〈One Tigris〉っていう中国のブランドで、風通しが良くて涼しい上、コスパが高くておすすめです。あとこのクルマ、まだカスタムの途中なので、来年また撮ってください(笑)。
  • case4
    FAMILY
    ギアはコンパクトで機能性に優れたもので。
    ギアはコンパクトで機能性に優れたもので。

    住まい:東京都

    フジロック歴:6〜7年

    姉妹家族で参加しました。ベストアクトはHALSEY。今回は5人ということで、テントは〈Snow Peak〉の「アメニティドーム」に。立てやすくて、タープみたいにフロントパネルを上げられるのがいいですよね。キャンプサイトエリアも女性専用なので安心ですし。あとは、子供が喜ぶような装飾を室内に施しています。ギアは、人数が増えるだけ荷物も増えるので、とにかくコンパクトで機能性に優れたものであれば良し。
  • case6
    SOLO
    Jack White 最高だったよ!

    住まい:東京都

    フジロック歴:1回目

    Jack White最高だったよ! 彼は僕と同じミシガン出身なんだ。このテント〈REI〉は昨年購入したもの。一人にしては大きいけど、広く使えるし、アメリカ製で耐久性もあるから気に入ってるよ。ギア選びのマイルールは、とにかく長く使えることとミリタリーの要素を感じること。日本のブランドだと、〈mont-bell〉や〈Snow Peak〉が好きでよくチェックしてるかな。あっ、もうすぐDinosaur Jr.が始まるから行かないと!またね!
HAPPY OUTSIDE BEAMS at FUJI ROCK FESTIVAL 2022

あとがき

新型コロナウィルスの影響により2020年は開催延期、2021年はさまざまな制限付きの“特別なフジロック”として開催され、そして今年は遂に海外アーティストも招聘するとともに場内でのアルコール販売も解禁。“いつものフジロック”を目指しての開催となった「FUJI ROCK FESTIVAL ’22」。前夜祭を含む4日間での“延べ”来場者数は69,000人。開催期間中の天候は、初日は猛暑かと思えば小雨がパラついたりと山特有の天気でしたが、4日間通して概ね良好で、まとまった雨は最終日のヘッドライナー後のみ降られた程度。日中は日差しの厳しさもありましたが久しぶりに過ごしやすかった今回。

来場者は会場内に設置された手洗いや消毒の場を積極的に活用し、人が交差する場でのマスク着用は守られ、ひどい酔っ払いや大騒ぎをするような人に遭遇することはありませんでした。加えて、昨年のような異常な緊張感はなく、感染防止対策ガイドラインに則った行動をしながらもリラックスした様子で思い思いに楽しむ姿が印象的でした。

どこからともなく聞こえてくる、いつものフジロックが帰ってきたね!という言葉。マスク越しからでも見て取れるように分かる、アーティスト、スタッフ、来場者の溢れんばかりの笑顔。 それもこれも、すべては音楽の力のおかげ。 会場にいたすべての人たちが同じ気持ちを共有していたはずです。

残念ながら、出演アーティストのキャンセルと同様に来場予定者の中にも参加できなかった人が多くいたことと思います。来年こそみんなが健やかに参加できる、完全復活の「フジロック」が開催されることを心から願いつつ、次回「FUJI ROCK FESTIVAL ’23」の会場でお会いしましょう!

SEE YOU IN 2023!

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