“LIDE”STYLE -日々のノリモノ- vol.15
ビームスに関連のあるヒトたちの「ノリモノ」と、そこにまつわる「ライフスタイル」を覗き見る連載「RIDE ON!」。登場人物たちの個性豊かな“LIDE”STYLEを紹介します。
今回は番外編。〈HAPPY OUTSIDE BEAMS〉が監修するYAMAHA 「XSR155」カスタムモデルに乗って、外遊び好きスタッフがソロキャンプツーリングを楽しんできました。
【ノルヒト】中川 裕希(ビームス 新宿 STAFF)

2018年に入社。学生アルバイトを経てビームスへ。川崎、銀座の店舗を経験し、現在は「ビームス 新宿」店の店頭に立ちながら、休日はアウトドアフィールドへ足を運ぶライフスタイルを送っています。
そんな中川さんのプライベートでの愛車は「SR400」。言わずと知れたYAMAHAが誇る名車とともに、普段はツーリングやキャンプを楽しんでいます。
今回は同じYAMAHAの注目モデル「XSR155」に乗り換え、ソロキャンプツーリングへ。しかも〈HAPPY OUTSIDE BEAMS〉が監修の特別仕様車です!

「父の影響はかなり大きいと思います。子どもの頃から身の回りには、洋服やキャンプギアなど、感性を揺さぶられるようなものがあって、そのひとつがバイクでした」
中川さんのお父さんは、ドゥカティを“持っていた”そう。しかし、実際に乗っている姿はほとんど見たことがないといいます。それだけではなく、多くのキャンプギアを持っていたものの、一緒にキャンプに出かけた記憶もないそうです。
「父はいわゆるコレクター気質で、実用というよりは収集に近い感覚だったんだと思います(笑)」
そんな環境で育った中川さんは、自然とモノへの興味を深め、現在はビームスのスタッフに。

「父に似ているところがあるからこそ、自分でちゃんと使ってみたいと思うんです」
コロナ禍をきっかけにバイクに乗り始め、それに伴って自然とキャンプにも足を運ぶようになりました。過去の延長にありながらも、それは確実に自分自身のライフスタイルとして更新されています。
【ノリモノ】YAMAHA「XSR155」


今回、中川さんツーリングパートナーとなる「XSR155」は、もともとタイやインドネシアで2019年から展開されていたグローバルモデルです。国内では並行輸入車でありながら登録台数ランキングに登場するなど、“静かなブーム”を生んできました。
その流れを受けて国内でも125ccモデルが登場。さらに約2年半の時を経て今年、ついに155ccモデルが国内導入されました。


今回のカスタムで目指したのは、クラシックに寄りすぎない“いまの感性”の表現です。
乗り物としての主張を強めるのではなく、あくまで乗り手のファッションやライフスタイルを引き立てる存在であること。そのために、全体のデザインはミニマルに抑えながら、細部で個性を表現しています。

メインのカラーリングには、アウトドアの風景に馴染む「シダーグリーン」と、全体を引き締める「ブラック」を採用しています。いずれもマット仕上げとすることで、重厚感とクリーンな印象を両立。2トーンでありながらも落ち着いた佇まいを実現しています。

またリア周りはフェンダーレス仕様とし、軽快でアクティブな印象に仕上げています。
機能性とデザイン性の両立を図ったディテールです。


ロゴレイアウトには、ビームスのコーポレートカラーであるオレンジを差し色とし、あえて非対称な意匠に。左右で異なる表情を持たせることで、視覚的なリズムと軽やかさを演出。“抜け感”のある仕上がりになっています。
どんなスタイリングにも馴染み、街とフィールドをシームレスに移行できる、日常の延長として使えるバイク。それがこのカスタムの大きな魅力です。
【ノルモノ】キャンプ&バイクパッキングギア

大容量リアボックスを〈Helinox〉のストレージアイテムで拡張し、さらにサイドバッグも装着するなど、車体そのものの積載量だけでもかなりの容量に。

積み込みを終えた車体を横から見ると、不思議と重たさは感じません。
ボックスやギアも含めてひとつのシルエットとして成立していて、どこか完成された“道具”のような佇まいです。積載することまで含めて、デザインされている。そんな印象を受けます。

「寸法的に収まらないテントなどの袋物だけバックパックに入れて、それ以外の小物類はほとんどバイクの収納に積載できてしまいました。ネットを使えばリアボックスの上にテント類も積むことができます」


【RIDE ON】To Be Continued

父から受け取った価値観や道具を、自分自身の体験として更新していく。
バイクに乗り、道具を使い、自然の中へ出ていく。
そのすべてが、過去と現在を静かにつないでいます。
今回乗った「XSR155」もまた、そんな時間を後押しする存在でした。
「父からもらった感性で、服が好きになり、バイクに乗ったりキャンプをしたりするようにもなりました。なので恩返しじゃないですが、近い将来、今度は父をバイクキャンプツーリングに連れ出したいですね」
これから先、一人で、または父と二人で、どんな景色に出会うのか。
その続きもまた、この“LIDE”STYLEの中にあります。
次回の「“LIDE”STYLE -日々のノリモノ-」もお楽しみに。

See You Again!
車両概要
ベースモデル:YAMAHA XSR155
カスタムテーマ:Boundless Everyday
主なカスタム箇所:オリジナルカラーペイント(マットシダーグリーン × マットブラック)、左右非対称ロゴデザイン、45Lリアボックス & サイドプレート、フェンダーレスキット、グラブバーキャリア(最大積載重量:6kg)、バッグサポート
※本車両は発表会用のコンセプト車両のため一般販売はございません
※カスタムは法令、使用規定遵守で行ってください。
XSR 製品ホームページ
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr155/
取材 / 文:岡本546
写真:井戸健介
撮影協力:宮ヶ瀬ヴィレッジ