
Regular Collar
Shirt
- BRAND
- BEAMS LIGHTS
- COLOR
- White, Brown, Stripe
- MATERIAL
- Cotton 100%
- PRICE
- ¥16,800 +tax
いまの時代の新たな定番
この春、生まれ変わったBEAMS LIGHTS。
ラグジュアリーとカジュアルを掛け合わせた
“LUXUAL(ラグジュアル)”をキーワードに
大人が素直に良いと思える“手の届く
ラグジュアリー”アイテムを展開しています。
そのなかでも、よりクオリティコンシャスな
アイテムを取り揃えたのが
“ESSENTIAL(エッセンシャル)”ライン。
いま一度定番とされているアイテムの素材、
縫製を見直し、
さらに時代性を加えることで、
いまの時代の新たな定番を誕生させました。
ここではその拘りが詰まった
ラインナップをご紹介します。
上質な生地で
カジュアルシャツを作る贅沢
「若い頃はファッションオタクでしたが、ファッション以外の様々なことを経験し、年齢を重ねたこともあって、最近ではきれいめのシャツやニットも好んで着るように。ただ、そのシャツも普通そうに見えて実はこだわりが詰まっている。という違った目線でモノを選ぶようになりました。」ESSENTIALラインはディレクター村口良が考える、いまの時代の新しい定番。<BEAMS LIGHTS>のなかでも、クオリティコンシャスなアイテムが揃います。「実は各アイテムの企画がスタートした段階から、作りたいデザインや使いたい素材などが、すでに自分のなかで決まっていました。イギリスの高級生地をドレスダウンした、このカジュアルシャツも然り。」
主役にも名アシストにもなりうる
「イギリスの老舗<トーマス・メイソン>のコットンを使用したシャツは、ストライプの他には、無地のホワイトとブラウンがラインアップ。コーディネートの主役になることはもちろん、パンツを引き立てる脇役としても成立する、使い勝手のいい色柄を揃えています。」
ロックミシンを裏表にする遊び心も
「リラックス感のあるボックスシルエットに対して、小ぶりなレギュラーカラーをあしらい、バランスよく仕上げたのもポイント。単に大きいサイズを着ている人に見えないように、細部までこだわりました。また、ロックミシンで始末した縫い代を表に出したのも、ちょっとした遊び心。仕立てはドレスシャツを得意とする、国内工房に依頼しました。大人になるほど、ベーシックアイテムに求める基準は高くなるものだと思います。それは質であったり、遊び心であったりしますが、だからこそESSENTIALラインではニュアンスを汲み取って期待以上に仕上げてくれる、メイド・イン・ジャパンにこだわっています。」
脱アメカジな大人のロンTを
作りたくて
ディレクター村口のこだわりの強さは、社内でもトップクラス。妥協なきものづくりはESSENTIALラインにも生かされています。「<BEAMS LIGHTS>のディレクターになったとき、チーム全員にこんなことを伝えました。『品質には徹底的にこだわるけれど、価格はお客様がお求めやすいものにしたい』。みんなの顔がみるみる青ざめていったのを、今も鮮明に覚えています(笑)。ESSENTIALラインに加えた、クルーネックのロングTシャツもそんなアイテムの一つ。アメカジ的なロンTではなく、大人に似合う品のあるロンTを徹底的に追求しています。」
細部にも手間を惜しまず作り込む
「質の良さで知られる、カリフォルニア州サンホーキンバレー産の原綿を丁寧に紡績。さらに毛羽をガス焼きすることでシルクのように美しい表情にした、ウルティマ天竺というジャージー素材を使用しています。手間をかけた上質なジャージーは、<BEAMS LIGHTS>が理想とするラグジュアルそのもの。洗濯を繰り返しても型崩れしにくいメリットもあります。メゾンブランドのTシャツを思わせる美しい生地や絶妙なリブを気に入って、4枚まとめ買いしたスタッフもいました。」
一枚で決まるアウトシームデザイン
「少し肩の落ちたリラックスシルエットは、シンプルながらモダンな印象。あえて縫い目を表に出したデザインもさりげないアクセントになるので、大人が一枚で着てもゆるく見えず、しっかり様になります。<BEAMS LIGHTS>のコンセプトは"手の届くラグジュアリー”。手が届くこととラグジュアリーという、一見相反するようなものを両立させるのは、とてもハードルの高いことだと自分自身でも思います。だからこそ、採算度外視でできる限りこだわりたいと考えているんです」
スラックスのエッセンスを
加えた5ポケット
「このESSENTIALラインの中でも特に思い入れがあるのが、男性の定番であるデニム。デニムは昔から変わらず好きですが、アメリカンな5ポケットよりも少し上品なものが気分だったりします。普遍的な5ポケットのデニムは、大人にとっては少し無骨すぎたり、カジュアル色が強すぎたりする。そこで目指したのは、デニムらしさを残しながらも、スラックスのような品のよさも兼ね備えたパンツでした。シルエットだけでなく、見えないところで高級な生地を使うという遊び心は、ファッションを強く感じられるアイテムだと思いませんか。様々なファッションを経験してきた方なら、きっと共感していただけるはずです」
デニムは本場・岡山産の
セルビッジを厳選
「生地は岡山県倉敷産のきれいめなセルビッジデニムを選びました。ポケットの裏地には、イギリスの生地メーカー<トーマス・メイソン>のブロード生地を採用。本来粗野な生地で済ませるところを、ドレスシャツレベルの上質な生地を使うことで “ラグジュアル”な着心地にしています。 “ラグジュアル”とはラグジュアリーとカジュアルを組み合わせた<BEAMS LIGHTS>を象徴する造語で、洗練されているけれど肩の力が抜けた心地いい装いを意味します。上質な裏地使いは、人からどう見えるかよりも自分がいかに心地よく感じられるかにこだわる、このレーベルらしいディテールともいえます」
ドレス仕立てだから
ジャケットにも合います
「シルエットはテーパード。それも内股のみをカーブさせることで、裾に向かって細くなるようにしました。こうすることでセルビッジデニムの赤耳を切り落とすことなく生かし、ロールアップしたときにも赤耳を楽しめるようにしています。これはデニムの概念を覆す高難度な作り。また、ウエストボタンをスラックス仕様にすることでベルトレスでも決まるようにしたり、クリースや同色ステッチを取り入れたりすることで品よくアレンジ。デニムであることを主張しすぎないので、ジャケットスタイルにもよく馴染みます」
一度聞いたら忘れられない
ハイゲージニット
アンサンブルとしても着られる、カーディガンとクルーネックニット。最大の特徴は肩線から脇線にかけて施した“ハマグリステッチ”です。「ちょっとユーモラスな名前のステッチは、実はかなり高度なテクニック。手間がかかるため、ショップのオリジナルレーベルなどではあまり目にすることはありません。ESSENTIALラインでは、ハイゲージニットというシックなアイテムに、さりげないデザイン性を利かせたくて取り入れました。上質さとファッション性のバランスを取るのにとても気を使い、色々試行錯誤した末にできたアイテムです。」
実力派メーカーのさじ加減が
生きています
「素材はポリエステルコットン。薄手ながらしっかりした風合いで、肌ざわりが良く、速乾性や防シワ性、イージーケアにも優れています。ハマグリステッチの色はブラックのニットにはライトブラウンを、キャメルのニットにはブラックを選び、シックなコントラストを利かせることで上品かつモードな佇まいに。ドレスライクなので、オンスタイルにも活用できます。成型は新潟県五泉市の<ウメダニット>にお願いしました。良質で高級感のあるハイゲージニットを得意とし、<ラッピンノット>という名のファクトリーブランドでも知られるメーカーです」
つい手に取ってしまう着回しやすさ
「この14ゲージは厳密にいうとハイゲージとミドルゲージの中間で、ドレッシーさとカジュアルさを併せ持つ適度な品のよさが絶妙。それを少しゆとりのあるシルエットにすることで、美しいドレープが生まれるように計算しています。また、見た目シャープで着心地にも優れたスプリットラグランを採用したのもこだわり。手前味噌ではありますが、このシリーズはスタッフ間での着用率が高く、毎日のようにオフィスで見かけます。カジュアル派からデザイナーズブランド好きまで、若手からキャリアのあるスタッフまで幅広く支持。見るからに上質な素材とさりげないデザイン性、一枚でもインナーとしても様になるところが、受けているのかもしれません」
甘くなりすぎない大人の
辛口シャツ
ESSENTIALラインを手掛けるにあたり、イメージに近い写真を探すなかで、ウィメンズプロダクトマネージャー米山真弓の目に留まった大人カジュアルスタイルがありました。「あらためて素敵だなと思ったのが、白シャツにデニムという何気ない組み合わせ。この二つはぜひESSENTIALラインのアイテムとしてウィメンズに加えたいと思いました。
当初シャツの生地には薄くて柔らかいシルクコットンを選びましたが、フェミニンになりすぎたため、最終的にタイプライターというハリとコシのあるコットン生地に着地しました。こんなふうにESSENTIALラインでは、素材選びに最も時間をかけています。それはトレンドというよりも、これを着たときに自分がいかに心地よく過ごせるかを大切にしているから。特に素材は着心地に繋がるため、チームみんなで、ああでもない、こうでもないと、納得がいくまでじっくり話し合います。」
澄み切った白を目指して
ふりだしに戻る
「このシャツは素材の他に譲れないポイントが色でして、この部分には徹底的にこだわりました。最も難航したのは、意外かもしれませんが白のトーン。まずはスワッチとよばれる小さなピースで生地を選んだところ、サンプルとしてあがってきたのは黄みがかったオフホワイトのシャツ。イメージと違っていたため、また真っ白な生地を選び直して一から作り直しました。微細かもしれませんがこの部分は決して妥協できない大切なことなのでじっくり吟味して選びました」
見えない部分にも
思いやりを忍ばせて
「今のトレンドにも通じるリラクシングなシルエットは、ともするとだらしない感じに見えてもしまうので細心の注意を払い、BEAMS LIGHTSの大切にしている上質さという部分を実現できるように心掛けました。そしてぜひ見ていただきたいのが、サイドに施した巻き縫い。これは肌に触れたときに縫い目がゴロゴロしないようにと、デザイナーが取り入れたナイスアイデア。手間のかかる縫製ですが、着心地を最優先した思いやりの深いディテールです。様々な経験をしてきた大人の方は、デザインだけでなく着ていて心地良い。ということもとても重要視されると思って採用しました」
インナーのように優しく
丁寧に作りました
夏のマストアイテムであるTシャツ。ただ、カジュアルなTシャツは年齢を重ねるにつれて、体型や肌質の変化によって着こなしが難しくなるアイテムの一つではないでしょうか。そんなTシャツ迷子を救う一枚が、ESSENTIALラインにはあります。
「カジュアルなTシャツは、<BEAMS LIGHTS>の通常ラインで作ることが決まっていたので、ESSENTIALラインではきれいめなTシャツを作りたいと考えました。ただ、通勤用のスーツに合わせるカットソーのような、コンサバなものにはしたくなかった。そこでまずこだわったのが生地選びです」
大人を美しく見せるギザコットン
「多くの生地見本から最終的に選んだのは、きめが細かくて上品な艶がある高級綿のギザコットンでした。そしてなるべく継ぎ目や縫い目をなくし、無縫製に近づけることで、肌当たりをよくしたのもこだわりです。自分のなかでは直接肌に触れるインナーを作るような、優しい気持ちで丁寧に作りました。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。Tシャツの定番カラーホワイトはもちろん、重く見えがちなブラックでもこちらのギザコットンは艶があるため、顔色が明るく見えます」
気になるボディラインも
さりげなくカバー
「このTシャツよく見るといつものTシャツと違って見えませんか。そうなんです、アームホールの袖付けをなくして少しゆとりのあるフォルムにしているんです。そうすることでカジュアルすぎず、コンサバすぎず、一枚でも着用映えするアイテムに仕上げました。そして身体のラインをうまくカモフラージュしてくれる嬉しい効果も。ほかにも袖口を無縫製にして着た際の肌触りにもこだわりました。素材、縫製、フィット感、気の利いたデザインと、すべてにおいてバランスが取れたありそうでなかったTシャツが完成しました」
目で追いたくなる
オーラのあるデニム
メンズ同様、永遠の定番とされるデニムパンツ、だからこそ細部へのこだわりが新たな定番へと導いてくれると考えています。
「私もディレクターの村口同様、昔からデニムが好きだったので白シャツと同じく、ESSENTIALラインにどうしても加えたかったアイテム。イメージしたのはパンプスにも合い、ラフなビーチサンダルにもよく似合う、まさに王道デニムのようなアイテム。かっこよくて女性らしさも感じられる、普遍的なストレートデニムです。トレンドではなく、長く付き合っていけるパートナーのようなデニムを作りたかった。格好良く言い過ぎですかね。笑」
何気ないデザインが
いちばん難しい
「デニム作りで最も重要な生地を吟味するなかで出合ったのが、広島にある日本を代表するメーカー<カイハラ>でした。<カイハラ>のデニムは世界中の名だたるブランドが指名をしてくることでも有名なメーカーで、その確かな技術とノウハウにより、私の頭の中で思い描いていたデニムを作り上げることができました。デニムは色落ちやヒゲを、いかにわざとらしくなく自然に見せられるかがとても難しいポイントなのですが、やりとりを重ね、細かく修正を加えることで理想を形にしていきました」
気持ちを代弁してくれる
バックスタイル
「女性ならではなのかもしれませんが、特にこだわったのが、ウエストからヒップにかけてのシルエット。体型の異なる女性スタッフが集まり、何度も試着を繰り返しては、どんなお尻もかっこよく見えるシルエットを追求しました。みなさんも試着したらぜひ、後ろを振り返ってバックスタイルを確かめてみてください。いつものデニムスタイルが少し違って見えるかもしれません」
きれいな風合いがずっと続きます
「定番とよばれるものは世の中にたくさん存在するからこそ、ESSENTIALラインではここでしか手に入らない定番を作りたいと考えました。ハイゲージカーディガンも『こういうのほしい』といった声をよくいただくアイテム。ニットは着ているうちに毛羽立ったり、よれたりするのが個人的に苦手だったので、まずは毛羽立ちにくい素材探しから始めました。こうして出合ったのがインド長綿の中でも最高級品のコットン。こちらは、3本の糸をねじりあわせることで糸が丸くなり、より表面がきれいに仕上がった素材です。また撚りを強くいれているためシャリ感があり、通常の綿素材よりもタッチが涼しく着ていただけます。製作は、<BEAMS LIGHTS>とおつきあいの長い新潟県五泉市の<ウメダニット>にお願いしました」
カーディガンはこれ一枚あればいい
「こちらのカーディガン、サイドに変わり編みを施しているのがおわかりでしょうか。 こうしてさりげなく縦のラインを強調することで、体型を拾いにくい少しリラックスしたデザインでありながらシャープに見えるという、女性にうれしいシルエットにしているんです。登場回数の多くなるベーシックなアイテムこそ、女性を美しく見せてくれる。それが私の理想のひとつでもあります」
気持ちを上向きにする
ベーシックが揃います
「このように一見シンプルなようで、細かなギミックやサイズ感で遊んでいるのがESSENTIALラインの特徴。素材やデザインはもちろんのことボタン選びのひとつをとっても妥協せずにこだわり抜いています。今までに目にしたことがあるような定番アイテムでも、実際着てみるといつも以上にバランスがよかったり、お洒落に見えたりします。そんなふうに袖を通すだけでテンションの上がるアイテムが、ここには揃っています。今まで色々な洋服に触れ、身につけてきた大人の方は、きっとどこかに自分らしいこだわりを持っているはず。そんな大人の方にこそESSENTIALラインを手に取って頂きたいです。きっと気に入っていただけると思いますので」
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