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『BEAMS ON LIFE』発売記念!

BEAMS 2017-2018 BEAMS made in JAPAN CRAFT, FOOD, FASHION, CULTURE & LIFE

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BEAMS “TEAM JAPAN”メンバーが愛する、生活を豊かにする「日本アイテム」

2014年の発行より大変ご好評いただき、シリーズ世界累計20万部を数える書籍『BEAMS AT HOME』。
BEAMSで働くスタッフの暮らしにフォーカスした同シリーズに、“日本”をキーワードにした最新作『BEAMS ON LIFE』が登場!

発売を記念してBEAMS “TEAM JAPAN”メンバーが、お気に入りの「日本アイテム」を紹介します。

SELECTOR from BEAMS TEAM JAPAN

  • 石川 顯 Akira Ishikawa
  • 片岡 鶴太郎 Kataoka Tsurutaro
  • 片山 正通 Masamichi Katayama
  • 後藤 豊 Yutaka Goto
  • 小山 薫堂 Kundo Koyama
  • 豊田 弘治 Koji Toyoda
  • 中村 貞裕 Sadahiro Nakamura
  • 前川 拓史 Takuji Maekawa
  • 米原 康正 Yasumasa Yonehara

BEAMS made in JAPAN

no. 1 / 9

Akira Ishikawa

WOOD BEAR undefined

石川 顯

スタイリスト

歴史とかそういうものじゃなくあまりに普通なのです
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
ランドスケーププロダクツの中原慎一郎くんが僕の旭川の実家にきた時、近所の町工場みつけてきたものです。ご飯食べに行った隙に(笑)
愛用してからどのくらい経ちますか?
もう10年以上でしょうか、、、これと同じものなら40年前から家にありました。
このアイテムの魅力は?
仕上げする寸前の素朴さです。というより荒削り。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
ごく普通にお土産物屋さんやファンシーショップでも売っているものです。特別なものではありません、歴史とかそいうものじゃなくあまりに普通なものです。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
シメのラーメンが美味しい焼肉屋さん(教えませんけど)で会計していたら、中原くんがスッーと消えました(笑)しばらくしたら可愛い熊の木彫りをいくつか手に持っていたんです。
隣が工場だったんです。地元の人も知らないし、今でもそんなとこないと言ってる人もいます。その仕上げ前の段階の荒削りを売ってもらったみたいです。
つまり、本当はこれから何度か手作業で塗装され、くるくる回る目もつくはずのものです。彼の嗅覚にはびっくりしますし、仕上がり寸前のままというディレクションもできていました。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
身近ということです。当たり前のもの。偉そうにしていないもの。可愛いもの。

熊の置物
(本人私物)

熊

BEAMS made in JAPAN

no. 2 / 9

Kataoka Tsurutaro

WRITING BRUSH undefined

片岡 鶴太郎

有限会社オギノマネージメント
コーポレーション

筆の匠の方が、私用に作ってくれました。
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
私が絵を描く様になり、広島の筆の里工房で特別に作って頂いた筆です。
愛用してからどのくらい経ちますか?
15~16年経ちます。
このアイテムの魅力は?
とても描き易い、使い易いです。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
江戸時代末期頃、広島の熊野村で農閑散期を利用して、奈良地方から筆や墨を仕入れ、それを売りさばいていたことがきっかけとなり、筆と熊野村の結びつきが生まれました。そして今から約180年前、広島藩の工芸の推奨により本格的に筆づくりが始まりました
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
筆の匠の方が、私用に作ってくれました。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
職人の繊細で丁寧な仕事。

筆の里工房 心筆
(本人私物)

書

BEAMS made in JAPAN

no. 3 / 9

Masamichi Katayama

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片山 正通

インテリアデザイナー
株式会社 ワンダーウォール代表
武蔵野美術大学
空間演出デザイン学科 教授

とても大切なことを教えてくれる先生のような存在です。
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
タミゼ(antiques tamiser)の吉田昌太郎さんに紹介していただき、見に行ったのがきっかけです。
愛用してからどのくらい経ちますか?
5年位です。
このアイテムの魅力は?
座った瞬間にふぁん、ふぁんと揺れる不思議な座り心地のこの椅子は、西洋には見られない竹という素材を使いつつ、竹の特性を生かしてカンティレバー構造を実現した、日本のオリジナリティと西洋のテクニックが融合したとてもアバンギャルドな作品です。作られたのはだいぶ前ですが、新しい考えに挑んだことがとても新しく感じます。古いものが古いんじゃない。大事なのは考え方だと、クリエイティブな仕事をする上でとても大切なことを教えてくれる先生のような存在です。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
第二次世界大戦前の1937年に三越家具設計室に所属していた城所右文次がデザインしたものです。山口・萩の竹が使われていますが、当時としては初の成形竹製家具だったそうです。城所は、フランスのデザイナー、シャルロット・ペリアンと交流があったというエピソードもあり、多かれ少なかれ西洋に影響を受けた人物。西と東が出会って生まれたというミステリアスさは、民芸的なたたずまいと合わせて大きな魅力です。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
上で答えた通り僕の先生のような存在なので、折に触れて目に入るようオフィスのいろんなところに場所を変えながら置いているのですが、これを見たお客さんから「これどうなってるの?」とよく聞かれます。カンティレバーが目を引くようで、よく話題に上ります。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
繊細さだったり、見えない部分までこだわりが行き届いているのがメイドインジャパンの素晴らしいところではないでしょうか。「商品だからこれでいいや」ではなく、自分のプライドのために「いいものを作ろう」とする。商品だけど、作品レベルで勝負する。そんな職人気質が魅力だと思います。

椅子
(本人私物)

座

BEAMS made in JAPAN

no. 4 / 9

Yutaka Goto

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後藤 豊

株式会社REMI 代表取締役兼、
REMI RELIEFデザイナー

シンプルなのに力強い魅力に感銘したことを覚えています。
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
ゴローズのタタキはまだ吾郎氏が現役の頃で雑誌で知りお店で手にして、シンプルなのに力強い魅力に感銘したことを覚えています。
愛用してからどのくらい経ちますか?
ゴローズのタタキは25年です。
このアイテムの魅力は?
ゴローズのタタキは究極にシンプルなのにこれ以上ない存在感。
今のキャスト制作ではなく、吾郎氏の手彫りというところです。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
ゴローズと言えば語る必要が無いです。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
このゴローズを手に入れたのは19歳くらいでした。
当時地元の名古屋に住んでいたので、わざわざ原宿まで行き並んで、お店の中で緊張のなか購入したことは覚えています。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
僕が惹かれるメイドインジャパンは、繊細な作り、丁重な出来栄え、と言いたいところですが最近は海外製品の品質も上がり、日本製だけがそうだとは言えなくなってきました。特に作り続ける、売れなくても継続し続けるという部分は日本製品には少なくなり、結果、そういう作り続けた海外製品の完成度が上がり、車やカメラ、電化製品については海外製品も魅力的です。もう製品自体の出来が良いというのは日本製、海外製ともに基本で当たり前の上で、日本人特有の発想や遊び心がないといけないと感じています。僕自身海外で展示会をしていていつも思うのはメイドインジャパンだけではもう通用しない、技術だけでは魅力がないという現実です。そこに日本人特有の発想と遊び心が入ると魅力的になり外国の方にも認めていただける日本独特の製品が出来上がると感じています。

これからのメイドインジャパンの魅力は日本特有の発想力かなと思います。

ゴローズのタタキ
(本人私物)

銀

BEAMS made in JAPAN

no. 5 / 9

Kundo Koyama

LACQUER BOWL undefined

小山 薫堂

放送作家・脚本家

これを手に入れたことで、毎食の楽しさが倍増!
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
室瀬和美さんのアトリエに遊びに行った際に見せていただき、一目惚れしました。
愛用してからどのくらい経ちますか?
およそ1年です。
このアイテムの魅力は?
ご飯の美味しさを倍増させる!
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
室瀬和美作「ちょもらんま椀」と言います。
2013年、三浦雄一郎さんの登頂隊がエベレスト(チョモランマ)に挑みました。その際に室瀬さんが相談を持ち掛けられ漆椀を人数分つくり、登頂隊が持って行ったというエピソードがあります。この登頂隊が持って行った漆椀と同じものになります。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
これを手に入れたことで、毎食の楽しさが倍増!白米を噛みしめるごとに、日本人であることの喜びを痛感しています。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
「用の美」ただ見て美しいだけでなく、使っていて心が満たされる点が魅力だと思います。

お椀
(本人私物)

椀

BEAMS made in JAPAN

no. 6 / 9

Koji Toyoda

PAINT BRUSH undefined

豊田 弘治

パームグラフィックス

アクリルボディの重さが自分には、しっくりきます
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
子どもの頃から通っている画材店で筆を物色中に出会いました。
愛用してからどのくらい経ちますか?
25年くらい前から・・・
このアイテムの魅力は?
毛先が固く、僕の表現するラフなタッチにピッタリだったこととアクリルボディの重さが自分には、しっくりきます
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
地元大阪の会社が大阪の工場で作っています。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
四半世紀で多分1000本近くは使っています。(笑)
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
道具として日本の温度や湿度に適していることといつも販売している安心感があります。

絵筆
(本人私物)

描

BEAMS made in JAPAN

no. 7 / 9

Sadahiro Nakamura

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中村 貞裕

株式会社トランジット
ジェネラルオフィス
代表取締役社長

バリスタにハンドドリップの入れ方を習ったことがきっかけで
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
バリスタにハンドドリップの入れ方を習ったことがきっかけで、道具を一式買った時におすすめしてもらった電気ポット。
愛用してからどのくらい経ちますか?
1年くらい。
このアイテムの魅力は?
男性でも持ちやすい、モダンなデザインが気に入っています。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
コーヒーを淹れるのにサイズが良い。ノズルの形がコーヒーを淹れるのに適しています。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
最近毎日コーヒーを淹れるのが日課になってます。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
シンプルなデザインと機能。

ポット
(本人私物)

沸

BEAMS made in JAPAN

no. 8 / 9

Takuji Maekawa

TANBAFU undefined

前川 拓史

乱痴気
じばさん ele 代表

当てもなく兵庫県の丹波方面へ行った折、ふらりと立ち寄った道の駅で
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
民藝に興味を持ち、丹波布が欲しいと思って色々探していたのですが、呉服店で反物としてしか取り扱いがなく、高額で手にすることが出来ませんでした。何とか手に入れたいと、当てもなく兵庫県の丹波方面へ行った折、ふらりと立ち寄った道の駅で手に取ることができしました。
愛用してからどのくらい経ちますか?
約6年使用しています。
このアイテムの魅力は?
手織物に良くある”和”に特化し過ぎず、カジュアルなファッションにも合い、季節を通して使用できるところ。そして何よりも質感。使い込んでいくうちに、柔らかく馴染んできますが、いつまでも程よいざっくり感のある素材です。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
国指定選択無形文化財 / 兵庫県伝統的工芸品指定の丹波布は、丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣地域)に伝承される織物です。こちらは、“手紡ぎ”“手織り”“草木染”“絹のつまみ糸”の4条件を踏まえた認定グループ“あおがき丹波布工房”に別注したストールです。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
最初に丹波布を手にしてから、丹波布は高価であるが故に商品化が難しかったです。織り上がった反物を裁断し小物や雑貨を作ればコストは抑えられますが、職人さんが丁寧に織られた丹波布を切って小物にするのは忍びなかったので、一枚の布をシンプルにストールを織ってもらいました。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
モノづくりの背景、現場から色々なエピソードが垣間見えてくるところ。

丹波布
(本人私物)

織

BEAMS made in JAPAN

no. 9 / 9

Yasumasa Yonehara

SAKE undefined

米原 康正

有限会社オフィス・サマサマ
編集者・フォトグラファー・DJ

日本酒は苦手だったんですが、驚いたのを覚えています
談 INTERVIEW Q&A
このアイテムに出会ったきっかけは何ですか?
「山梨県へのインバウンド」の相談を受けた時、「いかに外国人が好きな日本をそのまま紹介するか?」という話になった。そこで例話として「現在の海外での日本酒ブーム」をしました。「美味しい日本酒をそのまま紹介すればいい」という僕の考えを伝えると、紹介してもらったのがこの「サクラサクラ」を作る谷桜酒造でした。それからというもの、パーティがあれば必ずこのお酒を振る舞わさせていただいています。
愛用してからどのくらい経ちますか?
出会ったのが3年前の出来事で、もう3年間飲み続けているんだなぁ。
このアイテムの魅力は?
美味しい、につきます。
アイテムの歴史や詳細を教えてください。
35%まで精米した滋賀県産の有機栽培認証米「玉栄」を100%使用し、気品のある味と芳醇な香りに仕上げられた純米大吟醸。2016年に開催されたアジア最大級のお酒のコンテスト「香港 インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション」にエントリーし、日本酒部門にて最高賞である金賞を受賞しています。
アイテムにまつわる個人的なエピソードを教えてください。
美味しい日本酒はまるで白ワインのように軽い。だけど、アルコール度数は高い。最初陽気になり、そのまま撃沈、という夜を何度反省しても繰り返してしまいます。
ずばり、“メイドインジャパン”の魅力とは?
より高みを求める職人気質から生まれるメイドインジャパンは、常に成長し続けています。

日本酒 谷桜
「サクラ サクラ」
(本人私物)

呑

ABOUT BEAMS TEAM JAPAN

これまで、世界中の良いモノ・コトを提案してきたBEAMSが、今度は“日本”を切り口に、
ファッション、プロダクツ、カルチャー、飲食までを紹介するBEAMS “TEAM JAPAN”プロジェクト。
これまでの経験や独自の価値観を日本に向け、物作りの確かさ、日本人ならではのセンスやウイットなどに光をあてることで、
新しいBEAMSの姿、新たなカルチャーショップの形を作りあげ、世界に“JAPAN”を発信していきます。

SERIES vol.4 BEAMS on LIFE

人気シリーズ第4弾

BEAMSスタッフのライフスタイルブック最新作
『BEAMS ON LIFE』好評発売中!

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全世界累計20万部を誇るライフスタイルブック『BEAMS AT HOME』シリーズの最新作、『BEAMS ON LIFE』。
“日本”をテーマにした本作は、BEAMSスタッフが47都道府県にまつわるアイテムをライフスタイルに取り入れた風景を切り取りました。さらに生活の中の“オン”にフィーチャーした新企画も登場。BEAMSが提案する、日本にまつわるライフスタイルを是非ご覧ください。

中身を動画でチェック!

TOKYO CULTUART by BEAMS
『BEAMS ON LIFE』
~日本を代表するおしゃれクリエイター集団
ビームススタッフの「暮らし」と「服」~
1,500円+税

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