1986年よりBEAMSロンドンオフィスとしてバイイングを担当し、類まれな審美眼で<Emilio Pucci>や<Helmut Lang>などのブランドを日本に初めて紹介した。
1995年に立ち上げた家具やテーブルウェアを展開するレーベルでは、北欧家具や柳宗理のバタフライスツールなどに改めて光をあて、現在の日本のインテリア&民藝ブームの先駆けとなった。
1996年にBEAMS入社。現在、マーチャンダイザーとしてレーベルfennicaを担当。レーベルコンセプトに寄り添う商品企画やマネジメントに携わり、国内外のクラフトを取り扱っている。
仙台・宮城で育まれる手仕事を現代のライフスタイルにそった目線で発信するウェブサイト。質の高い映像や写真、あたたかみあるデザインで工芸品の魅力を伝えている。
制作/仙台市
“青”が今までこけしの絵付けで使われていなかったことに着眼。ファッションと密接な関係にあるインディゴを彷彿とさせる青色で絵付けをほどこした。伝統を踏襲しながらも新しい色を纏ったこけしはインテリアにもしっくり馴染む。また、fennica別注(限定販売品)として藍で絵付けしたしたこけしも誕生。
4寸 1,600円~/6寸 2,000円~/8寸 2,900円~ ※税別
遠刈田系こけしをはじめとした木地挽物を製作。今回『Indigo Kokeshi』を担当した佐藤康広氏は黄綬褒章を受章している父・正廣氏に師事する、木地師界期待の若き匠。
名取屋染工場が所蔵する「常盤型」からサンプリングした絣のいかりやつばめ、絞り模様などと、アフリカンバティック(ろうけつ染め)から発想を得た大柄でインパクトのあるモチーフとの柄合わせが楽しい手ぬぐい。柄はいかり&テレビ、つばめ&デジタル時計の2種、各2色。通常サイズのほか2本分で裁断したロングバージョンも展開。
単色染 1,000円(ロング2,000円)/二色染 1,400円(ロング2,400円) ※税別
明治35年創業の染めの老舗。昔ながらの注染で染め上げた味わい深い手ぬぐいや小物の製造・販売をはじめ、かつて仙台で広く愛されていた「常盤型」の保存・復刻につとめている。
※お問い合わせはインターナショナルギャラリー ビームスまで (03-3470-3948)
丈夫な白石和紙にこんにゃく糊を塗ってもみ、乾燥させてから染め、凹凸のある模様を叩き出す「拓本染め」の紙子を使用。このケースのためにユニセックスで楽しめる柄や色合わせをオーダー。紙とは思えない強度とふくよかな紙子の手ざわりが楽しめる。柄は花菱や七宝、亀甲など日本の伝統文様が中心。
各色 10,500円 ※税別
義父が礎を築いた「拓本染め」の技術を佐藤文子さんが今に伝えている。美しい文様や女性らしい色使いの紙子は行灯や和人形の製作などでも重宝されている。
製本、製箱を主として扱う紙加工のスペシャリスト。機械では決して製作することができない、特殊な加工技術、職人技で海外の有名ブランド、大手企業からの仕事も数多く手がける。