Nishiguchi’s Closet | 西口修平が今季気になるアイテム
西口修平の気になる10のモノ
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
Nishiguchi’s Closet | 西口修平が今季気になるアイテム
ビームス Fのディレクターである西口修平が今季新調したいと心底思うアイテムとは、果たしてどんなものなのか。
今回はこの冬「絶対に買う!」と本人が公言する厳選5アイテムをご紹介します。
「ネイティブアメリカンや南米のアズテック、インカなどの伝統的な民族柄から着想したエスニックパターンは、今季アクセントとして採り入れたい注目柄。その流れからエスニック柄の手編みニットを手頃なプライスで提案できないかと長らく模索し、ようやくカタチにできました。昨今のミックススタイルにならってこれをジャケットや場合によってはスーツなどのドレススタイルに羽織るのがオススメですが、そのままカジュアルに着てもいい。テイストに縛られない自由な着こなしによって、エスニック柄の力強さやハンドニットの味わい深さといった魅力が一層引き立つと思います」
「中世よりスコットランド沖のフェア島に伝わるフェアアイル柄は、いわば英国のエスニックパターン。ペルーのニットブランド<ラッファ モリーナ>には、そんなフェアアイルに通じる、古代インカ帝国の繁栄を支えた舟や錨、波などを象った伝統柄があり、とても魅力的です。今季はこれを2色使いに別注し、ペルー産のアルパカ100%でラグジュアリーに仕上げました。バイカラーによりエスニックテイストを抑えることで、合わせやすく、またモダンで新鮮なラグジュアリーさが生まれています。旬のアクセントとしていろんなアイテムと組み合わせてみてください」
「ビームスではここ数シーズン、クラシックスタイルにモノトーンを採り入れる提案をしています。モダンで都会的な雰囲気が新鮮であり、今季もその流れは継続していますが、そんなモノトーンというキーワードを意識しつつ、英国にこだわったのがこのブルゾンです。英国ブランド<バブアー>の代表作”ビデイル”をベースに、英国生地メーカーのマラリウス社による英国柄グレンプレイドのウール生地で別注と、まさに英国尽くし。ただし、これまでにないほど大柄のグレンプレイドで大胆かつ現代的です。やはりモノトーンで都会的に着こなすのがオススメですね」
「ビームス暦20年以上の方なら、<コーディングス>にはピンとくるはず。ハンティングウェアなどを扱う創業1839年の英国の老舗で、今季約20年ぶりに取り扱います。昨年の冬ロンドンのショップへリサーチに訪れた際に見つけたこのライディングコートと、代名詞のコーデュロイパンツをまずはラインナップ。コートはマッキントッシュと双璧をなすハンコック社製で、ロングシーズン対応のデタッチャブルライナー付きを別注。古き良き英国紳士をイメージし、ベージュを選択しました。汚れたり擦り切れてもさまになるので、ずっと着てもらいたい自信作です」
「カーゴパンツを筆頭に、ここ数年で再び定番化したミリタリーパンツ。なかでも注目しているのが、ウエストバンドが特徴的な英国軍のグルカパンツです。<ジェルマーノ>に別注した新作は、左脚のみにカーゴポケットが付くヴィンテージモデルのデザインを踏襲しつつ、イタリアのトラウザース専業ブランドならではの美しいシルエットを融合。太めの2プリーツで本格派の武骨さが漂いますが、テーパードが絶妙に効いており、いまどきの雰囲気です。ジャケットにも相性がよく、ハードなカーゴとは趣の異なる大人のミリタリーパンツとして楽しみたいですね」
Nishiguchi’s Closet | 西口修平が今季気になるアイテム
西口修平の気になる10のモノ
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西口修平の気になる10のモノ
Nishiguchi’s Closet | 西口修平が今季気になるアイテム
この夏欠かせない、5つのモノとコト