仕事が創作への
モチベーションにも繋がっています。
- TOKYO CULTUART by BEAMSのスタッフであり、イラストレーターでもある山本さん。この2つのスタイル、どちらを先に始めたのですか?
- イラストからスタートしています。10代の頃はファッションの専門学校に通っていて、そこでイラストの授業も受けていました。学校を卒業して、はじめはファッションブランドのデザイナーアシスタントとして就職しました。職場ではたくさんの挫折も経験しながら「自分のイメージを直球で表現できるイラストをもっと勉強したい」と思い、働きながらイラストの専門学校に通い始め、2013年に個展を開催しました。コスメやランジェリーの架空の商品ブランドを作って、そのパッケージや広告イラストなどを作りました。その個展をきっかけに、少しずつイラストの仕事を依頼されるようになりました。


- TOKYO CULTUART by BEAMS(以下 カルチャート)の仕事との出会いは?
- もともとカルチャートのギャラリーがすごく好きで。カルチャートの空間や展示している作品、作家さんもすごく好きだったので、求人情報を調べてみたら、タイミングよく募集していたので連絡しました。


- カルチャートでは、どんなお仕事を?
- 基本はお店のスタッフです。でも上司(レーベルのディレクター)はアルバイトの人も関係なく企画案を出してくれていいよ!という方針なので、これまでに2回、私の企画した展示を開催しています。
1回目はイラストレーターの小磯竜也さんの個展。2回目は私が立ち上げたアートマガジンMUEEN(ミューン)の創刊イベントで、マガジンに参加してくださった作家さんたちのグループ展を開催しました。
参加者にネオンアーティストさんや映像作家の方もいたので、ネオン管と植物を絡めたり、映像や音楽をリンクさせたり、空間ごと作品として作り込みました。